ラクエンロジックisフォーエバーfeat比企谷八幡 作:リコルト
八幡side
俺と玉姫とクロエがヴェロニカ局長に指示された場所に向かうとそこではフォーリナーが暴れていた。
クロエ「あれって狼だよね?」
クロエが言うように暴れていたフォーリナーは狼なのだが、二足歩行で武闘家のような格好だった。
比企谷「ああ、ということは『モノリウム』か。」
今、『セプトピア』で確認されている異世界は5つである。その中で動物型のフォーリナーの姿が見られるのは『モノリウム』ただ一つである。
玉姫「それより早くあのフォーリナーにトランスジャックされた人を助けないと!」
比企谷「ああ、勿論だ。」
俺達は腰に付けられた盟約者達を呼ぶフォーリナーカードをしまうケースに手をかける。すると、クロエがある提案をする。
クロエ「ねぇねぇ、久し振りにこの三人なんだから昔のあの感じで行かない?」
比企谷「久し振り……そう言えば俺達三人でチームを組んで初めて倒したのも『モノリウム』のフォーリナーだったな。」
玉姫「そうね。ならあの頃のように行こうかしら。」
玉姫がそう言うと、俺達のフォーリナーカードをしまうケースから一枚ずつフォーリナーカードが出てくる。
小玲『なら、わらわ達の出番じゃな。お主ら腕は鈍っていないだろうな?』
タイガ『当たり前だ。クロウ、ぬかるなよ。』
クロウ『当然です。行きますよ!』
俺達はそれぞれ最初の頃のように俺達の最初の盟約者のフォーリナーカードを手に持った。
クロエ・比企谷「「ゲートアクセス・モノリウム!」」
玉姫「ゲートアクセス・ジスフィア!」
するとフォーリナーカードが輝き、それぞれの異世界から盟約者が『セプトピア』にやって来る。
「「「
そう言うと、俺達は召喚した盟約者に応じた姿へと変える。俺とクロウが合体した姿、合理体は口を布で覆った忍び装束のような格好である。
玉姫と小玲の合理体は巫女装束のような着物を着た姿で、クロエはビキニアーマーのような露出が激しく、彼女の盟約者であるタイガの特徴的な虎の耳と尻尾と手を着けた所謂、ケモナーみたいな姿だ。昔から思うが、何故女性の合理体は露出が激しいのだろうか。玉姫のもクロエよりは露出は少ないが、胸辺りの露出が色々とヤバイ。今はもう慣れたが、昔は非常に目のやり場に困る時期が有った。
クロエ「よし、行っくよー!」
クロエはそう言って、盟約者であるタイガのスピードを生かして狼のフォーリナーに鋭い蹴りを入れる。
だが、その攻撃は狼のフォーリナーに防がれる。まぁ、そんな簡単にいくわけがないか。
ジェイク「ほぉ、お前らがロジカリストか!この狼族のジェイクに一撃を入れるとはなかなかだ!この世界に来ただけの価値はある。さぁ、本気で来るがいい!」
狼のフォーリナー、ジェイクは俺達を標的にし、戦意を剥き出しにする。
ジェイク「行くぞっ!」
そう言ってジェイクはビルの高いところを有効に活用して動き回り、素早い動きで俺達を翻弄する。
玉姫「クロエ、追いかけて!」
クロエ「了解!」
クロエもジェイクに負けないような速さでジェイクに追い付こうとする。おそらく、あの狼のスピードに対応出来るのはクロエぐらいしか居ないだろう。
ジェイクとクロエの追いかけっこで、俺と玉姫からは彼女らの残像しか見えない中、クロエの声がした。
クロエ「タマヒメ!後ろ!」
クロエの声で俺と玉姫が後ろを振り返ると、そこには爪を構えてこちらに急接近するジェイクが居た。
ジェイク「まずは二人だ!」
そう言って爪で引っ掻くように攻撃をしようと、凄い速さで腕を大きく振りかぶろうとすると、動きが突然止まる。
ジェイク「なっ!?これは!?」
比企谷「カラス流忍術、影縛りの術。」
その原因は俺である。まさか、クロエだけにまかせて俺達が何もしないわけがないだろう。反応出来ない俺と玉姫を狙ったと思うが、俺と玉姫の思うツボなんだよな。
クロエ「ナイス!ハチハチ!」
比企谷「今だ、二人とも!動けない内に。」
玉姫「ええ、クロエ行くわよ!」
クロエ「OK、タマヒメ!」
クロエ、玉姫「「ロジックドライブ!」」
玉姫「天竜凛雷陣!!」
クロエ「クロエ必殺ソニックパーンチ!」
二人はロジカリストの必殺技であるロジックドライブを発動させる。玉姫が雷を操って雷をジェイクに直撃する中、クロエが力を込めた一撃がジェイクの顔に当たる。
ジェイク「グフッ……見事。」
そう小さく呟いてジェイクが床に倒れ込むと、トランスジャックされた人間とフォーリナーに分離した。
クロエ「いえーい!大勝利!」
比企谷「腕を上げたな、二人とも。」
玉姫「八幡もね。」
そう言って俺達は三人でハイタッチをした。
しばらくすると、ALCAの輸送車が現場に到着して倒したフォーリナーを捕まえる。どうやらあのジェイクという狼は昔にあった『力の祭典』と呼ばれる事件でロジカリストの事を知ったらしく今は禁止なのだが、俺達に力試しの意味でこのような事件を起こしたらしい。悪気はなかったそうだから、しばらく拘留するだけですぐに『モノリウム』に帰れるだろう。
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数日後……
比企谷「失礼します。」
そこには言って俺はナイエン支部の局長室に入る。部屋の中には玉姫、クロエ、美親、オルガ、七星、学、ジークとナイエン支部のロジカリスト全員が集まっていた。
昨日の夜にヴェロニカ局長から集合するように言われたのだが、まさか全員呼ばれているとは思わなかった。それにしても全員を呼ぶとはどんな緊急事態だろうか。
ヴェロニカ「これで全員揃ったな。今日君達を呼んだのは他でもない。ある意味……君達の未来に関わる事だ。」
それを聞いて部屋の中にいる俺を含めた全員は息を呑む。まさか……本当に緊急事態なのか。
ヴェロニカ「君達には学校に行ってもらう。」
………………………はあ!?