霊烏路空のヒーローアカデミア 作:シド・ブランドーMk-Ⅳ(地底の住人)
ごめんね切島くん。
半分寝ながら書いてたからねぇ。なんか分からんけど鉄哲君と混じっちゃたのかな?
まぁ、書いてる本人もお空化が進んでるってことで勘弁して貰えませんかね?
あ、ご指摘くださった方ありがとうございます。
あと、すごい字数になっちゃった。
相澤「動くな!…あれは、敵だ!」
前回お空を含んだ全員に緊張が走ったって言ったな。
すまん。ありゃあ嘘だった。その理由は単純。お空には圧倒的な火力があると自負しているし、何せあの人を呼べるボタンを渡されていたからだ。当の本人は忘れてるかもしれないが…。
黒霧「13号にイレイザーヘッドですか。先日いただいた教師側のカリキュラムにはオールマイトがここにいるはずなのですが…。」
相澤「やはり先日のはクソどもの仕業だったのか。」
死柄木「どこだよ…せっかくこんなに大勢引き連れて来たのにさぁ。…オールマイト、平和の象徴が居ないなんて…」
死柄木「子供を殺せば来るのかなぁ?(ニタァ)」
底が知れぬ悪意。1-Aはこの日、プロヒーロー達が何と戦っているのかを理解した!
お空「なんであの人身体中に手をつけてるんだろう?ファッションセンスが独特なのかなぁ?」ただ1人、お空を除いて。
((((((((((違うそこじゃない!))))))))))
お空に対するツッコミは全員同じだったが誰も発する余裕が…
爆豪「そこじゃねぇわ!鳥女!!」
いや、いたわ1人。さすがかっちゃん。
誰も言えないことを平然と言ってのける!そこに痺れる憧れるぅ!
…だが、余裕がないのはかっちゃんも他の人と同じだった。
1-Aと敵連合の戦いが今、始まる!
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切島「はァっ!敵!?馬鹿だろ。ヒーローの学校に乗り込んでくるなんてアホすぎだろ!」
冷静に今の状況を判断・分析してる人が居た。推薦組の轟と八百万だ。
八百万「先生!侵入者用センサーは?」
13号「もちろんありますが…。」
轟「侵入してきているのは、ここだけか…あるいは学校全体か…なんにせよセンサーが反応しねぇなら向こうにそういうことが出来るやつがいるってことだ。…校舎と離れた隔離空間…そこにクラスが入る時間割…馬鹿だがアホじゃねぇ。これは何らかの目的があって用意周到に画策された奇襲だ。」
この轟の発言により、さらに緊張感が高まった。
お空「馬鹿なのにアホじゃない?…どいうこと?」
…いや、訂正しよう。未だに理解出来てないやつが1人居たようだ。
((((((((((…はぁ))))))))))
全員が半ば呆れており、今度はかっちゃんも怒鳴らなかった。
相澤「13号、避難開始!学校に電話試せ。センサーの対策も頭に入ってる敵だ。電波系の個性持ちが妨害してる可能性がある…上鳴!お前も個性で連絡試せ!」
上鳴「っす!」
相澤「あと霊烏路、お前もボタン押してあの人呼べるか試せ。」
お空「ボタン?」
相澤「古明地さんからボタン預かってるだろ。」
お空「あぁ!そうだそうだボタン預かってたんだ!」
相澤「全く呑気なやつだ。…誰に似たんだか。」
ご最もである。
緑谷「先生は!?1人で戦うんですか!あの数じゃ個性を消すと言っても、イレイザーヘッドの戦闘スタイルは敵の個性を消してからの捕縛だ!正面戦闘は…。」
相澤「緑谷、一芸だけじゃヒーローは務まらん。…任せた13号!」
そういうと相澤はゴーグルをしてマフラーを手に取り戦闘状態に移行して、敵の中に突っ込んで行った。
敵1「射撃隊!行くぞ!」
敵2「情報じゃあ、オールマイトと13号だけじゃなかった? 誰よ!?」
敵3「知らねぇ。が!1人で正面突っ込んでくるとは…」
敵1.2.3「大間抜け!」
相澤「ツ!」
敵1「こ、個性がでねえ!」
これを合図にイレイザーヘッドは3人の個性を消し、3人まとめて再起不能にしたのだ。それを見た敵達はたじろいでいる。
敵4「バカヤロウ!あいつは見ただけで個性を消すっつうイレイザーヘッドだっ!」
敵5「消すぅ?俺らみたいな異形型の個性も消してくれるのかぁ?」
相澤「いや、無理だ!…だがお前らみたいな異形型の奴らは、統計的に近接戦闘で発揮されることが多い!…だからその辺の対策もしてる。」
イレイザーヘッドは1人でも敵達をバッタバッタとなぎ倒していく。寄せ集めと分かっていても、やられてるヤツらをみて気に食わないやつが1人居た。主犯格の男、死柄木弔だ。
死柄木弔「肉弾戦も強く、この上ゴーグルで目を隠されては、誰が個性を消されたのか分からない。集団戦ではそのせいで連携が取りにくく、後れを取る。…なるほど、嫌だなプロヒーローは。有象無象じゃ歯が立たない。」
お空「かっこいいねぇ。」
緑谷「す、凄い!…多対1こそ先生の得意分野だったんだ。」
飯田「2人とも!分析してる場合じゃない!早く避難を!」
お空・緑谷「はぁい。(うん!)」
出口までもう少しのところで敵に追いつかれた。
黒霧「させませんよ。」
相澤「しまった!一瞬の瞬きで1番厄介そうなやつを!」
みんなを助けに行こうとするが敵達にはばかれるのだった。
相澤「チッ!」
黒霧「はじめまして。我々は敵連合。」
周囲に絶望感が漂ってくるのをみんな感じた。
お空「…あっれぇ?ボタンどこやったかなぁ。…おかしいなぁ。」
やっぱり読めてなかった。空気読んでお空ちゃん!
黒霧「…(コホン)せ、せん越ながら、ヒーローの巣窟である雄英高校に入らせて頂いたのは、平和の象徴、オールマイトに息絶えて頂こうと思ったのと、この街の重要な原子力である霊烏路空を誘拐しようと思いまして」
お空「うにゅ?」
当の本人は聞いていなかったようだ。
緑谷「は?」
「本来なら、ここにオールマイトがいらっしゃるはずなのですが。…何か変更があったのでしょうか」
みんながその敵の言葉に息を呑む。
お空「あ!あったあった!ポチッ!」
見つかったんだね良かったね!
黒霧「まぁ、それとは関係なく、私の役目はこれ…」
爆豪・切島「オラァっ!」
敵が行動する前に畳み掛けた2人。
切島「その前に俺たちにやられるとは考えなかったか!」
お空「ポチッ!…あれぇ?来ないなぁ。ポチッ!ポチポチポチポチ…!」
すごい爆風が来ても動じないお空。ここまで来ると褒めるしかない。その頃地霊殿ではさとり様が困っていると同時に、何故勇儀が行かないのかと不思議がっていた。
───────その頃勇儀は───────
勇儀「おばあちゃん振動とか大丈夫かい?」
おばあちゃん「えぇ。大丈夫よ。ありがとうねぇ。最近のヒーローは目立つことがしたい人ばっかでこういうことしてくれてる人あんまり見ないからねぇ。勇儀ちゃんみたいなヒーローが居てくれて安心なんだよ。」
勇儀「照れくさいねぇ。でも、ヒーローの本分て敵をたおすことだけじゃないからね。」
おばあちゃんをおぶって坂を上がっていた。
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黒霧「危ない危ない。生徒とはいえ、優秀な金の卵。」
13号「ダメだ!どきなさい2人とも!」
黒霧「私の役は、あなたたちを散らしてなぶり殺すこと!」
突如として黒いもやもやに包まれたみんなは各ゾーンに飛ばされた。
───水難ゾーン───
緑谷「うわぁぁぁぁぁ!」
水難ゾーンに落とされた出久は浮上しながら敵のことについて考えていた。
緑谷「(ここは水難ゾーン!ワープの個性か!)」
敵「おめぇに恨みはねぇが、さよなら!」
緑谷「(ま、まずい!)」
襲いかかってきたサメ型の敵は梅雨ちゃんによって再起不能にされた。
梅雨「緑谷ちゃん!」
下に巻かれた出久は梅雨ちゃんによって船の上に引き上げられた。
緑谷「ありがとう梅雨ちゃん!」
梅雨「ケロケロッ(にっこり)!どういたしまして。」
峰田「カエルなのに、なかなか、どうして…、」
梅雨ちゃんに助けられてる途中でもブレないようだ。そんな峰田に対して怒ったのか照れたのか、乱暴に船の上に放り投げられた。
峰田「ブヘッ!」
お空「あれぇ?おかしいなぁ?出口の前に居たはずなのにいつの間に落ちたんだけど。なんでだろう?…あ!出久に梅雨ちゃん!あなた達もここに来たの?」
勇儀が反応しないことに不思議がっていたお空は何が起こったのか全く理解してなかった。なぜこんなんで雄英に合格出来たのだろう…。全くもって不思議である。
緑谷「あ、お空ちゃん!お空ちゃんもこっちに飛ばされたんだね。」
梅雨「お空ちゃんも無事なのね。良かったわ。」
峰田「なぁ、俺は!?」
お空「あ、葡萄くんもいたんだ。」
峰田「誰が葡萄だ!?俺の名前は峰田実だ!クラスメイトくらい名前で覚えろよ!」
梅雨「こんな人覚えなくていいわよ。お空ちゃん。そんなことよりも大変なことになったわね。」
緑谷「うん。さっきの敵が[ここにオールマイトがいらっしゃるはず。ですが、なにか変更があったのでしょう。]って。…雄英のカリキュラムを知ってた!簡単な推測だけど、この前のマスコミの件は情報を得るために仕組んだってことだ。…轟くんが言ったように、敵は虎視眈々と計画を進めてたんだ!」
お空「ふぅ〜ん。」
そんなことよりも勇儀が反応しないことの方が気がかりなお空であった。
峰田「でもよでもよ!オールマイトを殺すなんて出きっこねぇさ!オールマイトならあんな奴らけちょんけちょんだぜ!」
ポジティブに考える峰田だったが、梅雨ちゃんと出久はそうでもないようだった。
梅雨「峰田ちゃん。殺せるさんだんがあるから連中こんな無茶してるんじゃないの?…そこまでできる連中に、私たちはなぶり殺すって言われたのよ?」
峰田「へ?」
梅雨「オールマイトが来るまで持ちこたえられるのかしら?…オールマイトが来たとして、無事で済むのかしら。」
この言葉で状況を理解したのか、だんだんと焦りが見えてくる峰田。
峰田「み、み、緑谷ぁ、なんだよあいつぅ!」
お空「大丈夫だよ!勇儀姐さんが来てくれるから!」
梅雨「勇儀さんは雄英高校の教師じゃないわよ。お空ちゃん。」
お空「それくらいは分かってるよ。…このボタン押したらいつもは来てくれるんだけどなぁ。」
梅雨「なるほど、さっきから押してたそのボタンはそういうことなのね。…ケロっ!」
いち早く気付いたのは梅雨ちゃんだ。その声に反応して峰田もビビりまくった。
峰田「アアァァァァ!大量だぁー!」
緑谷「奴らに、オールマイトを倒すさんだんがあるのなら、僕らが今すべきことは!その企みを阻止すること!戦って、勝つこと!」
峰田「はぁ!何が戦うだよ!オールマイトぶっ倒せるかもしれねぇ奴らなんだろ!?矛盾が生じてんぞ緑谷!雄英ヒーローや勇儀が助けに来てくれるのを待とうぜ!」
緑谷「峰田くん。下にいるヤツら、明らかに水中戦を想定してるよね。」
峰田「無視かよ!」
梅雨「この施設を把握しきったわけで人員を集めたってわけね。」
緑谷「そこまで入念に情報を仕入れておいて、準備してくる連中にしちゃ、おかしな点がある。この水難ゾーンに、お空ちゃんはともかく、梅雨ちゃんが移動させられてるってこと。」
峰田「だからなんなんだよ!」
緑谷「つまり、向こうは僕達の個性をわかってないんじゃない?」
梅雨「ケロっ!確かに。…カエルの私を知っていたらあっちの火災ゾーンに放り込むわよね。」
緑谷「僕らの個性が分からないからこそ、僕達をバラバラにして数で攻め落とすって作戦にしたんだよ。数も経験も劣る。僕らの有利な点は向こうに個性がバレてない。その証拠に、敵達は船の上に上がってこようとしない。でもそれは、こちらを舐めていないってことにもなる。」
梅雨「私の個性説明するわね。壁に張り付いたり、跳躍したり、体調が良ければ20メートルくらい舌を伸ばせるわ。あとは口から胃袋を取り出して洗ったり、毒性の粘液を分泌できるわ。と言っても、多少ピリッとする程度だけど。後半2つは役に立たないし、忘れていいかも。」
分泌というワードに興奮する峰田は無視しよう。
緑谷「薄々思ってたけど強いね。僕のは超パワーだけど使った先からボロボロになっていく、諸刃の剣みたいなあれだよ。」
お空「何何!?個性の説明してるの?私はねぇ。八咫烏だよ!原子を融合させて核エネルギーを使うことができるんだよ!火力が大きすぎて制御棒が必須だけどね。」
梅雨「なんで原子を融合させたりできるのにそんな頭なの?それはともかく八咫烏ってあれよね?日本の神話に出てくる太陽の化身。」
お空「そうそう!」
緑谷「ほんと強いよね。」
峰田「オイラの個性は超くっつく、体調によっちゃあ1日以上くっついたまま。とったそばから生えてくるけど、ちぎりすぎると血が出る。オイラにはくっつかずに、ぶにぶにはねる。」
梅雨・出久・お空「…」
峰田「…」
しばらくの間、静寂な時間が続いた。
峰田「うわぁぁぁぁぁ!だから言ったんだよ!大人しく待っとこうって言ったんだよ!オイラの個性ばりばり戦闘に不向きだァ!」
緑谷「ち、違うよ!すごい個性だから活用法を考えていたんだ、。」
いじける峰田と慰める緑谷。
緑谷「(ここを突破するには)…あ、そうだ!お空ちゃん、水中に向かって小さいエネルギー放ってもらっていい?」
お空「いいよ!」
お空は羽から制御棒を取り出して空を飛ぶ。
敵4「くっそ!飛行能力持ってんのかよ!」
敵5「俺の個性で落としゃあ関係ねぇ!行くぜ!」
お空「私にそんなのは通用しないわよ!」
大きな手の形をした水はお空の手前で蒸発した。
敵5「なんだよあいつの個性!鳥かなんかじゃないのかよ!」
敵6「あ!もしかしてあいつが死柄木さんが誘拐するっていってたやつか?」
そんな中、お空は遠慮無しに個性を発動させた。
お空「プチフレア!」
敵6「やっぱガキだな!そんなんで倒せると思ってんのかよ!」
お空「何言ってんの?小さくても核エネルギーだよ?」
敵達「「「「「「「「へ?」」」」」」」」
次の瞬間、
〚ドガーン!〛
と大きな音を立ててその場の水を熱湯に変えた。
敵「あちぃ!あちぃよ!」
敵「た、助けてくれぇ!」
水は広がったら元に戻るという習性を生かし、峰田に指示を出す。
緑谷「峰田くん!水辺に君の個性をばら撒くんだ!」
峰田「わ、分かった!」
峰田のもぎもぎにくっついて行った敵たちは沈んで行ったのだった。
峰田「すげぇ!すげぇよ緑谷!ほんとに撃退出来たよ!」
梅雨「すごいわ!3人とも!」
【次回予告】
こんにちはみなさん。僕は雄英高校ヒーロー科、1年A組の緑谷出久です。敵連合と名乗る敵達に襲撃を受けています。お空ちゃんの火力凄かったなぁ。エンデヴァーよりあるんじゃないのかな?
相澤先生の所に向かったらまさかの大ピンチ!?
あ、あの人は!ま、まさか!
[次回]
『USJ襲撃 その②』