霊烏路空のヒーローアカデミア   作:シド・ブランドーMk-Ⅳ(地底の住人)

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お気に入りが100件越えててびっくりしました。お気に入り登録してくださった方ありがとうございます。それにしてもやっぱ眠い‼なんなんでしょうかね?この眠気は。眠気が収まる気配が全くない。徹夜した時や夜遅くバイトから帰った次の日は当たり前に眠いとして、8~9時間寝ても眠い。最近とうとう夢の中でも眠いって連呼し始めたり寝始めた。
当然これ書いてる時も本編書いてる時も眠かった。


USJ襲撃 その②

◈出久side◈

 

僕達は水難ゾーンを突破した後、遠くから広場の真ん中がどうなっているのか偵察していた。

 

出久「危険と感じたらすぐ逃げよう。」

 

その瞬間だった。相澤先生が手をいっぱい付けた敵に肘の皮を剥がされていた。

 

「「「「…ッ!!」」」」

 

僕達は声も出なかった。負傷した手を庇いながら相澤先生は戦っていたが、脳がむき出しの敵に圧倒されてしまった。敵、プロの世界、僕達は何も見えちゃいなかったんだ。ただ僕らは押さえつけられている相澤先生を見ていることしか出来なかった。

 

峰田「な、なぁ。なんかさっきより熱くなってねぇか?」

 

梅雨「ケロッ。確かにさっきより熱いわね。」

 

出久「ま、まさか…お空ちゃん…怒ってる?」

 

お空の方を見てみるととてつもなく怒っているのが目に見えた。

 

峰田「お、おい!まさかあそこに行くなんて言わねぇだろうな!いくらなんでも無謀すぎるって!」

 

梅雨「そうよお空ちゃん。いくら強くてもあそこに行くのは危険だわ」

 

お空は答えなかった。ブツブツと何かを呟いていた。

 

お空「…融合、分解、融合、分解、融合、分解」

 

手には小さな火の玉のようなものが浮かんでいて僕らの声を聞かずに飛んでいってしまった。

 

 

◈死柄木side◈

 

死柄木「脳無、肘を折れ」

 

お空「光熱『ハイテンションブレード』!」

 

脳無が肘を折ろうとした途端、死柄木は何が起こったのか分からなかった。イレイザーヘッドの上に乗っていた脳無は腕だけになっていて、そこには小さな太陽のような物を手に浮かせた羽を持った生徒が空を飛んでいた。

 

死柄木「は?」

 

黒霧「死柄木弔。」

 

死柄木「なんだ黒霧、あの飛んでるガキに脳無ぶっ飛ばされてイライラしてんだ。ところで黒霧、13号はやったのか?」

 

黒霧「それが、行動不能にはできたんですが、飛ばし損ねた生徒に逃げられました…」

 

死柄木「はぁ?…はぁ」

 

死柄木は今最高にイライラしていた。

 

死柄木「あのな黒霧…お前がワープゲートじゃなかったら粉々にしてたよ…」

 

お空「貴方、駄々を捏ねてる子供みたいね。」

 

死柄木「アァッ!調子乗ってんじゃねぇぞクソガキ!…こい!脳無!」

 

死柄木のところに戻ってきた脳無は片腕が斬られたままだった。

 

死柄木「ア?なんで斬られたままなんだよ!再生しろよ!…どうなってんだよ黒霧!再生付きなんじゃねぇのかよ!」

 

脳無の腕が再生しないことにまたもやイライラして首を掻きむしっていた。

 

お空「私の能力は核融合。つまり核エネルギーで斬られたってことだよ?そんななかで再生できる生物なんて居るのかな?」

 

黒霧「彼女がこの街のエネルギー源である霊烏路空ですね。」

 

死柄木「チートがッ!」

 

黒霧「こんな話を聞いたことがあります…」

 

◈出久side◈

 

出久「だいぶ前だからうる覚えだけどニュースかなんかで見たことがある。なんでも溶かして突き進む溶岩が千度ちょっと。たいする核エネルギーの場合が水素爆弾の中心部が4億度。核融合炉の中が5億度もあるんだって」

 

峰田「ご、5億!!どんだけ桁違いなんだよ!ていうか俺らよく生きてたな!!」

 

出久「太陽の中心部でも1500万度。どっちの核の温度でも生物が生きれるような温度じゃない。それこそそんな温度の中再生できるとしたら…」

 

梅雨「オールマイトでも勝てない…という事ね。緑谷ちゃん。」

 

出久「…うん。」

 

◈死柄木side◈

 

死柄木も黒霧から同じような説明を受けていた。

 

死柄木「はぁ?マジでクソチートじゃねぇか。…はぁあ。今回はゲームオーバーだ。帰ろっか。…まぁその前に、平和の象徴としての威厳を少しでも、へし折って帰ろう!」

 

梅雨ちゃんのかおに触れようとした瞬間、僕らに絶望・恐怖が走った。

 

お空「させると思う?鴉符『八咫烏ダイブ!』」

 

お空のダイブが死柄木を吹っ飛ばして僕たちは少し安堵した。

 

死柄木「ぐはッ!」

 

死柄木はそのまま水難ゾーンに着水した。

 

死柄木「クソっ!あぢぃ!痛てぇ!…脳無!そのクソガキを殺っちまえ!」

 

死柄木が脳無に命令を出したと同時にお空も行動を起こしていた。

 

お空「遮光『核熱バイザー』!」

 

青い光のたてのようなものが出てきて脳無のパンチを受け止めただけでなく、脳無にダメージが入っていた。

 

死柄木「チッ!…おい、黒霧!」

 

黒霧と呼ばれたワープの個性の敵が何をするのか警戒した。しかし僕達は予想外の行動に唖然としてしまった。

 

黒霧「脳無!」

 

なんとワープの個性でお空の攻撃を受けたところを切断し、再生できるようにしたのだ!!

 

出久「なっ!」

 

峰田「はァァァ!」

 

梅雨「ケロッ!?」

 

お空「うにゅッ!?…ハッ!」

 

びっくりしすぎて周りが見えなくなったお空は脳無によって飛ばされてしまった。

 

今の一撃でくたばったとは思っていない死柄木だったが、吹っ飛んで多少スッキリしたのか冷静に脳無に指示を出す。

 

死柄木「おい脳無、イレイザーヘッドを押さえておけ。おれはこいつらを片付ける」

 

お空「そんなことさせるわけない!…爆符『プチフレア』!」

 

弾幕が大量に発射され器用にイレイザーヘッドを避け死柄木たちに当たりに行く。

 

死柄木「脳無!!俺らを守れ!」

 

威力はまだ小さいが、少しずつダメージが入ってきている。

 

死柄木「クソっ!このままじゃジリ貧だ!」

 

死柄木が策を考えていると

 

ドン!

 

という大きな音が聞こえてきた。

 

オールマイト「もう大丈夫!…私がきた!」

 

死柄木「クソっ!こんな時に限って…!」

 

◈出久side◈

 

とうとうオールマイトが来てくれた。一瞬のうちに僕達と相澤先生を助け出し主犯格の死柄木を殴った。

 

オールマイト「お待たせみんな!ここからは私の出番だ。相澤君の意識が危ない。早くここから避難するんだ!お空少女もはやく!」

 

お空「嫌だ!私はみんなにこんなことをしたあいつらが許せない!」

 

オールマイト「もう充分だお空少女。あとは私に任せなさい!」

 

お空「分かった。貴方がそういうならここは引く。でも負けたりしたら許さないよ?」

 

オールマイト「あぁ!」

 

◈オールマイトside◈

 

それからしばらくオールマイトと脳無の攻防が続いた。お空によってダメージが蓄積されているはずの脳無がオールマイトとやりあえてる事にお空も含めて驚愕していた。

 

オールマイト「クソっ!全くダメージが通らない!お空少女はどうやってダメージを与えたんだ?」

 

死柄木「こいつはショック吸収の個性を持ってるんだぜ。オールマイト。」

 

オールマイト「なるほど、それならやりやすい!」

 

土煙と騒音と共にA組のみんなは喜んだ。誰もがオールマイトの勝利を確信したからだ。煙が晴れると黒霧と脳無によって押さえつけられたオールマイトの姿があった。現実はそんなに甘くはなかったようだ。

 

オールマイト「そ、そういう感じかぁ。」

 

死柄木「コンクリートに深く突き立てて動きを封じ込めようとしたのか?それじゃあ封じれないぜ?…脳無はオールマイト並のパワーになってるんだから。良いねぇ、黒霧。チャンス到来だ。」

 

オールマイト「(そ、そこは弱いんだ。やめてくれ。)」

 

脳無が指を突き立てたところは5年前、敵によって負傷したオールマイトの弱点だった。

 

オールマイト「君ら、初犯でこれとは…覚悟しとけよ…ハァ…ハァ…」

 

死柄木「やれ、黒霧。」

 

黒霧「私の中に血や臓物が溢れるので嫌なのですが…貴方ほどのものなら喜んで受け入れる。…あなたのスピードを拘束するのが脳無の役目…そしてあなたの体が半端になった状態でゲートを閉じ、引きちぎるのが私の役目。」

 

その瞬間、出久がこちらに走ってくるのが見えた。

 

出久「オールマイトォ!」

 

オールマイト「君ってやつは…」

 

黒霧「浅はか」

 

勝己「どけぇ!くそデク!」

 

黒霧が出久を飛ばそうとした時、横からかっちゃんが黒霧を爆破して押さえつけ、轟が脳無を凍らしてオールマイトを助け出した。

 

轟「お前らに平和の象徴はやれねぇぞ。」

 

 

 

死柄木「黒霧は…ハァ…出入口が押さえつけられた。こりゃあピンチだなぁ。」

 

勝己「ヘッ!このうっかり野郎め。…やっぱり思った通りだ。モヤ状のワープゲートになれる箇所は限られてんだ。そのモヤで実態化してる部分を覆ってたんだ。そうだろ?俺らが最初に攻撃した時、完全物理無効のやつなら危ないなんて発想は出てこねぇよな!動くな、怪しい動きと俺が判断したら即爆破する。」

 

切島「…ヒーローらしからぬ言動だな」

 

死柄木「攻略されたうえに全員ほぼ無傷。最近の子供は凄いなぁ。…恥ずかしくなってくるぜ。敵連合。……脳無」

 

死柄木の言葉に反応し、半分氷漬けにされてるのにも関わらず、ゲートから氷の部分を壊しながら出てきた。

 

出久「体が割れてるのに、動いてる!」

 

出久はもちろん、凍らせた轟自身も驚いていた。

 

オールマイト「みんな下がるんだ!…超再生もあるのか!」

 

脳無は体を再生しながら命令を待ったが、そこで邪魔が入った。そう、お空である。

 

お空「みんながやってるんだから私もいいよね!!核熱『核反応制御不能ダイブ』!」 DON!

 

脳無に超高温の蹴りを叩きつけた瞬間、お空はそれと同時にミニフレアを脳無にぶつけて吹っ飛ばした。

 

死柄木「クソっ!…脳無!!」

 

死柄木の言葉に答えるかのように復活した脳無は黒霧を回収せんとばかりに勝己に殴りかかった!

 

お空「うにゅっ!まだ動けるの!?」

 

出久「かっちゃん!!」

 

爆風が起きた瞬間、何故かかっちゃんが隣にいた。

 

出久「かっちゃん!?なんで隣に居るの!あれ避けれたの!?」

 

勝己「違ぇよ、クソが(何も見えなかった。)」

 

切島「じゃあどうやって!」

 

轟「ならあれは…」

 

脳無に殴り飛ばされたのはオールマイトだった。…あの一瞬でかっちゃんの身代わりになったのか

 

死柄木「子供を庇ったな…」

 

オールマイト「全く…加減を知らんのか…」

 

死柄木「仲間を助けるためさ。仕方ないだろ。」

 

 

 

 

轟「3対6だ」

 

出久「モヤの弱点はかっちゃんが暴いた!」

 

切島「とんでもねぇ奴らだが俺らがサポートに入ったら勝てる!!」

 

お空「私の火力で薙ぎ払ってあげる」

 

オールマイト「ダメだ。逃げなさい。」

 

みんなはやる気だったがオールマイトはそれを拒んだ。

 

オールマイト「大丈夫!プロの本気を見ておきなさい。」

 

 

そこからは脳無とオールマイトの壮絶な殴り合いだけだった。木々は揺れ、コンクリートは剥がれ、ラッシュの速さで風が生まれ、ドームの中はすごいことになっていた。この戦闘に誰もが呆気に取られ動くことが出来なかった。

 

オールマイト「君の個性がショック無効ではなく吸収ならば限度があるんじゃないか?私対策…私の100%を耐えるなら!さらに上からねじ伏せよう!」

 

出久「(やたらに打ち込んでるんじゃない。1発1発が全部…100%以上の力で放っている!)」

 

オールマイト「ヒーローとは常にピンチを切り開いていくもの!敵よ!こんな言葉を知ってるか!」

 

少しずつ脳無がオールマイトに押されている中オールマイトは最後の一撃を放とうとしていた。

 

オールマイト「さらに向こうへ!プルスウルトラ!」

 

その言葉と同時に放たれた一撃は脳無のど真ん中に直撃し、ドームの天井を突き破り、脳無は空の彼方へ消えていった。

 

切島「コミックかよ。ショック吸収を無効にしちまった。」

 

勝己「でたらめな力だ。…再生も間に合わねぇほどのラッシュってことか…これが、プロの世界か!」

 

轟「これがNO1の実力…」

 

お空「やっぱり凄いなぁ。」

 

オールマイト「やはり衰えたか。全盛期なら5発も打てば充分だったのに…300発も打ってしまった。……さて、どうする敵連合。お互いはやめに決着をつけた方が良いよな。」

 

死柄木「…驚いた。…嘘だろ。…よくも俺の脳無を!!…チートがっ!全く弱ってないじゃないか。…あいつ、俺に嘘を教えたのか?」

 

オールマイト「どうした?来ないのか?クリアとかなんとか言ってたな!できるものならしてみろよ!」

 

勝己「オールマイト。」

 

轟「さすがだな俺たちの出番はもうねぇみてぇだな。」

 

お空「もう終わりなの?」

 

切島「かえって俺らが人質にされてもダメだろ?…ほら、緑谷も下がろうぜ。」

 

出久「(違う。あれは虚勢だ。で土ぼこりに紛れてるけど変身する時の蒸気みたいなものが出てる。)」

 

出久だけが知っていた。オールマイトの活動時間を…オールマイトの限界を…。

 

オールマイト「(脳無とやらは強かったがお空少女のおかげでまだ少し動けるが歩くのが精一杯だ。…あと少し)さぁ!どうした!」

 

死柄木「ッ!」

 

オールマイト「(迷え。迷うんだ。少しでも時間が稼ぐことが出来れば…)」

 

死柄木「う〜っ!脳無さえ、脳無さえいれば!奴ならなんの迷いもなく立ち向かえるのに!」

 

黒霧「死柄木弔。落ち着いてください。よく見たら脳無に受けたダメージが確実に現れている。…それに、子供らは棒立ちの様子ですし、まだ使える手下も残っています。あと数分で増援が来てしまうでしょう。私たちが協力すればまだチャンスはあるかと…。」

 

死柄木「はぁ…そうだな。そうだよ。やるっきゃないぜ。…目の前にラスボスが居るんだもの。」

 

切島「モヤの奴らはオールマイトが何とかしてくれる!俺たちは他の奴らを助けに行こうぜ!」

 

◈出久side◈

 

轟「おい、緑谷?」

 

出久「(僕だけが知っている。危険度で考えればモヤの方だ。恐らくオールマイトは限界を超えてしまっている。モヤに翻弄されたらきっと…)」

 

そう思った矢先に死柄木弔と呼ばれていた男がオールマイトに向かって走り出した。

 

オールマイト「(来るんかい。)」

 

死柄木「何より脳無の仇だー!死ねぇ!」

 

オールマイト「(ったく!Holy shitだ!…はやく!みんなはやく!)」

 

オールマイトが覚悟を決めようとした瞬間、出久が敵の前に飛び出した。

 

死柄木「は、速い!」

 

オールマイト「(緑谷少年!)」

 

切島「緑谷!!」

 

出久「(僕だけが知ってるピンチ!…くっ!足が折れた!さっきは上手くいったのに!…でも届いた!隠してる体の部分、そこを狙えば飛ばせる!!)ウォォォオ…

オールマイトから離れろぉ!」

 

殴りかかろうとした瞬間モヤの中から死柄木弔の手が現れた。

 

出久「この手はあの時の!」

 

黒霧「2度目はありませんよ!」

 

出久「(や、やばい!)」

 

死柄木「いってぇ!」

 

出久「何が起こったんだ!」

 

出久が掴まれそうになった時、死柄木弔の手が何者かに撃たれたのだった。

 

オールマイト「来たか!」

 

校長「みんな待たせてごめんね!すぐ動ける人をかき集めてたんだ」

 

麗日「飯田君!」

 

飯田「1-A クラス委員長 飯田天哉!ただいま戻りました!!」

 

そこからはヒーロー達による一方的な制圧が行われた。

 

死柄木「あーあ、来ちゃった…帰ろっか。…グハッ!」

 

黒霧「死柄木弔!」

 

スナイプの狙撃により撃ち抜かれた死柄木を庇う黒霧。

 

スナイプ「この距離で捕まえられるやつは…」

 

13号「僕です!」

 

黒霧「13号!」

 

死柄木「オールマイト…今回は失敗だったけど次は殺すからな。」

 

そう言った死柄木達は吸い込まれる直前にワープをし、上手く逃げていった。

 

 

プロが相手にしているもの・プロが戦っているもの・悪の世界、それは僕たちには早すぎる経験だった。

 

出久「何も出来なかった…」

 

オールマイト「そんなことは無いさ。あの数秒がなければわたしは死んでいたんだ。…また助けられちゃったな。」

 

出久「無事で…良かったです。(T-T)」

 

 

◈お空side◈

 

勇儀「お待たせお空!いやぁ〜おばあさんにつかまっててねぇー。あとからコールが来てることに気付いてさぁ〜。何があったんだい?」

 

お空「敵連合って人達に襲われてたんだよ。もう終わったけど。」

 

勇儀「オールマイトはどこにいるんだい?ちょっくら挨拶してくるよ。あとついでに根津にもね。」

 

お空「オールマイトなら広場の真ん中に居るはずだよ。」

 

勇儀「ありがとう。また後でね。」

 

お空「うん、ばいばーい。」

 

 

◈出久side◈

 

勇儀「やぁやぁ、オールマイトに出久じゃないか。…うわ、2人ともボロッボロだねぇ。」

 

オールマイト「今来たんですか?」

 

勇儀「いやぁ、おばあさんにつかまっててねぇ。なかなか解放してくれなかったんだよ。お空からの連絡も開放された後に気付いたし。」

 

勇儀「2人でやれてたらもうちょっと楽に終わったかもね。…まぁ、終わったことを嘆いても仕方ないけどさ。」

 

切島「おーい!緑谷ー!大丈夫かぁ?…うわぁ!」

 

ドン!

 

いきなり切島の前に壁が出来た。

 

 

セメントス「けが人はこちらで対処する。みんなの安否を確認したいから入口前に集合してくれ。」

 

切島「っす!分かりました!…おーい!とどろきー!バクゴー!入口前に集合だってさー!」

 

オールマイト「ありがとう。セメントス。」

 

セメントス「いえいえ、私はあなたのファンなので。」

 

 

─────────▎

 

それからしばらくだったあと、警察による安否確認が行われた。

 

刑事「16.17.18 両足が重症のあの子以外全員無事みたいだね。生徒のみんなには教室に戻ってもらおう。すぐ事情聴取って訳にもいかんだろう。」

 

梅雨「刑事さん。相澤先生は?」

 

医者『両腕粉砕骨折・顔面骨折、幸い脳系の損傷は見受けられません。ただ…眼窩底骨が粉々になってまして、目に何かしらの後遺症が残る可能性もあります。』

 

刑事「だそうだ。」

 

芦戸「13号先生は?」

 

刑事「治療は終わってる。オールマイトと少年は保健室でリカバリーガールの治癒で間に合うそうだ。」

 

「「「「「良かったぁ」」」」」

 

刑事「さあ、教室へ戻って。」

 

 

◈とあるバーにて◈

 

死柄木「クソっ!両手両足撃たれた!完敗だ!脳無もやられた!手下共は瞬殺だ!…子供も強かった!…平和の象徴は健在だった!…話が違うぞ先生!!」

 

先生『違わないよ。ただ見通しが甘かったね。』

 

??『うむ、舐めすぎたな。』

 

サウンドオンリーと書かれたテレビから2人の声がする。

 

??『敵連合なんていうチープな団体名で良かったわい。…ところで先生とわしの合作はどうした?』

 

先生『回収しなかったのかい?』

 

黒霧『吹き飛ばされました。』

 

??『なに!?』

 

黒霧「正確な位置でもわからなければいくらワープでも探せないのです。…そのような時間は取れなかった」

 

??『せっかくオールマイト並みのパワーにしたのに!!』

 

先生『まぁ、仕方ないか。ところで…霊烏路空の誘拐も出来なかったみたいだね。』

 

黒霧「えぇ。彼女の熱さは脳無でも再生できないほどの火力でして。下手に近づけませんでした。」

 

先生『まぁ、それも今度でいいよ。またいくらでも機会はあるからね。』

 

死柄木「パワーと言えば、オールマイト並みのパワーとスピードを持った子供がいたな」

 

先生『へぇ。』

 

死柄木「あの邪魔が入らなければオールマイトを殺せたかもしれないのに。…ガキが…ガキィ」

 

先生『悔やんでも仕方ないさ。今回だってけして無駄ではなかったはずだ。…精鋭を集めよう。ゆっくり時間をかけて…我々は動けないから、君らのようなシンボルが必要なんだ。死柄木弔、次こそは君という恐怖を世に知ら締めろ。』

 

 

 




やぁみんな!星熊勇儀だ!いやぁ反応できなくてごめんね。まぁでもお空たちなら本気を出せばそんな奴らに負けることなんて無いだろうさ。

[次回]
「雄英体育祭 その①」


すいません。今回でUSJ編終わらせようと思ったら7000字こえてしまった。ほんと申し訳ない。


やっぱり眠い。
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