霊烏路空のヒーローアカデミア   作:シド・ブランドーMk-Ⅳ(地底の住人)

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なんだこのサブタイトル。もうちょっといいの無かったのか?と自分でも思います。小説書くのって難しい。


この世界に慣れました。

霊烏路空「やっほー!私は霊烏路空!皆からはお空って呼ばれてる。この世界に転生してから1週間くらい経った。神様がこっちでの世界の出来事を日記みたいにして置いといてくれた。でも何回読んでも全く覚えれない!!お空になったからかな?覚えやすいようにもっと分かりやすくして置いとこう。」

 

1つ目

10月26日、私は幼い頃さとり様に拾って貰った。そして10月15日にお燐も拾ってもらった。

 

2つ目

私には緑谷出久と爆豪勝己という幼馴染みがいる。幼稚園が一緒だった。小学校はかっちゃんが違うところに行ったが中学校になってからまた一緒になった。中学校になってからかっちゃんの出久くんへのいじめがひどくなっていた。」

 

 

3つ目

間欠地下センターがある。この街の電力と地霊殿の電力はここで作られているんだって。

 

お空「あれ?それって私の仕事責任重大ってこと?」

コンコン(ドアのノック音)

???「入るよお空。もうすぐ夕飯だってー。一緒に行こう。」

 

お空「あ、お燐。分かった。いいよ、一緒に行こう。」

 

━━キング・クリムゾン━━

食後!!

 

お空「はぁー、美味しかった。ご馳走様でした。」

 

お燐「ご馳走様でした。」

 

さとり「お粗末さまでした。」

 

お空「さとり様、明日遊びに行っても良いですか?もちろん学校が終わってからですけど。」

 

さとり「ええ、かまわないわよ。でも、外出先で問題を起こさないでね。私達は『個性』ってことになってるけど、立派な妖怪なんだから。」

 

お空「分かりました!ありがとうございます。ではお部屋に戻りますね。おやすみなさい。」

 

さとり「はい。おやすみなさい。」

 

お燐「お空おやすみー。」

 

お空「うん。おやすみー。」

 

お燐「どこに行くんでしょうかね?」

 

さとり「さあね。でも、大丈夫かしら。」

 

お燐「そんなフラグ建てないでくださいよぉ。」

この時のフラグが回収されようとは、まだこの2人には知る由もなかった。

 

━━キング・クリムゾン━━

次の日の放課後!!

 

お空「さあてと、どこに行こうかなー。あれ?なんだろ?人がいっぱい集まってる!!なんか面白そう!!行ってみよー。」

お空「ヒーローさん達もいっぱい居る。敵が居るのかな?」

 

お空「スイませェん。ここで何かあったんですか?」

 

通行人A「あぁ、敵が暴れててね。ヒーロー達も戦おうとしてるみたいだけど相性がいい人居ないみたいだし、それに人質もとられてるからね。出るに出れない状況なんだよ。」

 

お空「教えていただきありがとうございます。それにしても、人質とられているうえに相性が悪いなんて理由をこじつけに戦いにいかないなんて。これだったら私の友達の方がまだヒーローしてますよ。」

 

通行人A「あははは、まあ仕方ないよ。大人には大人の事情でやつがあるからね。」

そういうもんなんだろうか

お空「ありがとうございました。もうちょっと前に行ってみようかな。」

(ってあれは!?あの人質の髪型は!!かっちゃん!!)

お空「え!?なんで!?なんでかっちゃん捕まってるの!?」

なんと、事件の中心に幼馴染みが居たのだ!!

 

勝己(ッ!!なんであの鳥頭がこんな所にいんだよ!!)

 

ヒーロー「おい、ばかやろう、行くんじゃあない!!止まれ!」

 

ヘドロ敵「なんだあのガキ!!」

勝己(ッ!デク・・・)

 

出久「ゔぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙(なんで出たんだ、なにしてんだ!?)」

なんと、その場にたまたま出くわした出久は敵と勝己に向かって走り出した!!

出久自身はなんで出たのか分からなかった!それは!その答えは!出久のヒーローになりたいという意思が、出久の肉体を本能的に動かしたのだった!

 

出久「うおー!」

出久は、持っていた鞄をヘドロ敵の目ん玉に投げつけた!少しは時間を稼げるだろうと考えたのだ!!しかし、その考えは甘かった!!

 

ヘドロ敵「こんのクソガキがぁー!!何してくれとんじゃあー!」

出久は、蹴られた。殴られた。しかしヒーロー達は助けに来なかった。勝つ自信がない、と。

 

だがいた!動いた人が1人!なんと、それはお空だった!!

 

お空「私の大事な友達に、何してるの?」 ???「あら、お空出ちゃったか。」

1歩1歩、殺気を隠さずに近づいた。自分の身体を太陽並みに暑くしながら。

 

ヒーロー「おい!お前も止まれ!これ以上犠牲者を増やしても仕方がない!」

 

お空「え?犠牲者?私は大丈夫よ。それとも、犠牲者ってあの敵のこと?それとも囚われてる2人のこと?それとも、あなた達ヒーローのこと?」

 

お空「もういい!!私が2人を助ける!!そして、あのクズ野郎をぶっ飛ばす!!」

その瞬間、お空自身がもっと暑くなった。そして、近くの温度計を見てみると

ここの気温だけ40度を上回っていた。よく見てみるとお空の歩いた後が溶けていた。

 

お空「このヴィラン野郎!2人を離せ!今離したら命だけは助けてあげる!!」

 

ヘドロ敵「なんだその脅しぃ!そんな脅しが聞くと思ってんのかぁ?!」

 

お空「ふん!あっそ、忠告はしたからね。あ、そうだ。あんたさ、この県のエネルギーが地下で作られてる核エネルギーっていう噂、知ってる?」

 

ヘドロ敵「はぁ?知ってるけどそれとこれとは関係ねぇだろ!!」

 

お空「それがあるんだよねぇ。その核エネルギー動かしてるの、私だから。」

 

ヘドロ敵「何!!・・・いや、んなわけねぇだろ。てめぇまだ中学生だろ?」

勝己(ッ!?・・・)

ヤタガラス

お空「じゃあ、証拠見せてあげる。私の個性は『八咫烏』。太陽の化身と言われてるカラスのことよ。」

お空は翼の中から制御棒を取り出しながらそういった。

 

ヘドロ敵「なんだこの暑さは!(やばい・・・あの暑さでこっちこられるのはすげえまずい)

 

お空は1歩1歩着実に近づいて行った。

 

お空「私の個性をゆっくりと味わいな。」

 

???「ちょっと待ちな!!」

 

お空「あ、貴方は!」

???「あのお方はまさか!!」

そこに1人の女性が現れた!




【次回予告】
プチフレアを爆発させようとした時に現れた女性!一体何者なのか!
次回、《師匠と弟子の再開》

お空「さらに向こうへ!・・・・えっと、何だっけ?」
お燐「Plus ultra!!でしょ!」
プルスウルトラ

お空「あ、そうそう。それそれ。では改めましてもう1回。」

お空「さらに向こうへ!」
お燐・お空「「Plus ultra!!」」

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