霊烏路空のヒーローアカデミア 作:シド・ブランドーMk-Ⅳ(地底の住人)
お空「筆記試験全く分からなかったなぁ。ねぇ、出久は全部解けた?」
出久「まあまあかな。それより次の実技試験頑張らないと。」
お空「そうだね。もうそろそろ説明会はじまるからちょっと急ごうか」
出久「そうだね。」
━━━5分後━━━
プレゼントマイク『受験生のリスナー!アーユーレディー!?』
みんな静まっていた。ヒーローオタクの出久さえうずうずさせながら我慢していた。
お空「いぇーい!!」
いたよ。空気を読まないこの馬鹿な娘が。生前なら絶対にしていなかっただろう。
プレゼントマイク『ガールのリスナーセンキューな。では今から実技試験の概要を説明するぜぇー!!準備はいいかー!』
お空「いぇーい!!」
プレゼントマイク『またまたサンキュー!!各自配られたプリントを見てくれ。』
━━━説明後━━━
プレゼントマイク『これで終わりだ。なんか質問はないか?』
お空「ねぇ出久。」
出久「何?お空ちゃん。」
お空「もっかい説明して?」
出久「えぇ(困惑)、仕方ないから紙に書いてあげるよ。」
お空「ありがとう出久。」
出久「別に大丈夫だよ。」
━━━数分後━━━
出久「はい。お空ちゃん。」
お空「ありがとう。出久。」
出久「いえいえ、どういたしまして。」
出久が書いてくれた紙にはこう書いてあった。
①各自受験票に書かれた演習場に向かう
②ポイントがついた仮想敵を壊してポイントを取っていく。(ポイントは配られた紙に書いてるよ)
③アンチヒーローな行為は厳禁
④試験時間10分
お空「おぉ、分かりやすい。」
??「質問よろしいでしょうか」
プレゼントマイク『あぁ、いいぜ』
??「先程の説明では仮想敵は三体と仰っていましたがこのプリントには4体記入されています。もし、間違いだとしたら日本一の高校として、沽券に関わるかと思うのですが?それと緑色のパーマの髪の君!さっきからうるさいぞ。」
お空「怒られてるー。プークスクス」
??「君もだぞ。茶化しているのならここから立ち去りたまえ!」
お空「えー?なんでよー!あの人は私たちの気分を軽くしてくれようとしただけじゃない!それに答えて何がいけなかったの?ねぇ何がいけなかったの?」
??「うっ、そ、それは」
プレゼントマイク『オーケー、オーケー。ナイスなお便りサンキューな。この4体目は記入ミスとかじゃなくてゼロポイント敵だ。スーパーマリオでいうドッスン。いわゆるおじゃま虫ってやつだ。戦うんじゃなくて逃げることをおすすめするぜぇー!!他に質問はないかー!・・・ないな。じゃあ各自着替えてそれぞれの演習場に向かってくれ』
━━━━数分後━━━━
??「ねぇねぇ、服に付いてるその赤色の綺麗だねぇ。」
お空「そう?ありがとう。私霊烏路空。みんな私の事お空って読んでるの。君の名は?」
三奈「私は芦戸三奈。よろしくね。」
お空「こちらこそよろしくね。頑張って合格して雄英で頑張ろうね。三奈」
三奈「うん。」
『レディー、スタートー!!』
お空「へ?」
お空がぽかんとしていると
三奈はスケートのように足を滑らせながら
三奈「じゃあお先にー!健闘を祈るよ」
お空「何あの個性。カッコイイ。・・・( ゚∀ ゚)ハッ!」
お空はここで気づいた。もう試験が始まっていることに。
『どうしたどうした?実践ではカウントなんてないんだぜー?』
お空は敵へと飛んでいく。
そりゃあ! とおっ!
お空は自分の手を熱くして焼いていってどんどんポイントを稼いでいった。
三奈「やぁ、また会ったね。こっちは順調。そっちは?」
お空「順調だよ。」
ドン! ドン!と大きな音と振動がやってきた。
お空「うわー!かっこいい!」
三奈「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!!(怒)ほら、早く逃げるよ」
お空「嫌だ。」
三奈「こんな時に何言ってんの?いくら君のその焼く?みたいな個性だって君ごと踏み潰されるよ」
お空「私はそんな能力じゃないけど。でも、いくら敵が大きいからって、強そうだからって、それがヒーローが逃げていい理由にはならないよ。」
三奈「ハッ! そうだね。」
お空「三奈は周りに取り残された人が居ないか確認してね。それからすぐここから離れて。私もちょっと本気を出すから。」
そう言うとお空は羽の中から1本の棒を取り出した。そう、制御棒である。
三奈「エッ!?どうなってんの?じゃあ逃げるあいまに人がいななくなったこと報告するね。」
お空「うん。ありがとう。・・・さあおいで、仮想敵。私が相手になってあげる。」
その瞬間そのお空の周りがとてつもなく熱くなってきている。
三奈「うわっ!!あっつ!ていうか暑すぎてアスファルトが溶けてきちゃってんじゃん!?・・・あ、お空居た。おーいお空ちゃーん!みんな逃げてたよー!・・・後ろ見て!危ない!!」
お空「はーい・・・へ?」
後ろを向いた瞬間に巨大な仮想敵の手がすぐそこまでやって来ていた。
三奈は思わず目を瞑ってしまった。誰もがお空が吹っ飛んだと思っただろう!!しかし、次の瞬間!!お空が吹っ飛ぶことは無く、逆に、仮想敵の手が溶けて無くなっていた!!
三奈「はー!?どんだけ熱いの!!」 ご最もな感想である。
お空「消えてなくなりなさい。プチフレア!・・・それ!」
そう言うと同時に、半径5cm、直径10cmの炎の塊のようなものがお空の手のひらに浮かんでいた。その小さな球が仮想敵に当たった瞬間に大爆発が起きた。
三奈「どんだけ火力高いのよ!!ここから40メートルは離れてるのに!!衝撃波がここまで来る!!」
しばらくの間、演習場は煙に包まれた。煙が晴れた時、皆は開いた口が塞がらなかった。理由はでかい仮想敵の上半身と下半身半分以上がなくなっていたから。
『おっとっと、試験、終了!!』
プレゼントマイクもビックリしすぎて状況が追いつけなかったようだ。
━━━後日、雄英高校の会議にて━━━
校長「今年も活きのいい生徒が沢山いたね。みんなは誰が気になった?」
「私は救助ポイントゼロで一位通過した子と、逆に救助ポイントだけで8位通過した子が気になりました。」
「確かに救助ポイントだげで通過は凄いなぁ。その子確かゼロポイント敵をぶっ飛ばしたんだって?」
プレゼントマイク「あれは痺れてなぁ!!」
ミッドナイト「私は周りの子に的確に指示をして、救助していたこかしらねぇ。あの子はもっと凄かったじゃない。あの、仮想敵を一撃で、しかも八割くらいを消滅させたなんて。きっとエンデバーでも無理なんじゃないかしら?」
校長「あの子の名前は霊烏路空。この子の家はかなり有名なヒーロー事務所だね。」
「え?どこなんですか?」
校長「ヒーロー事務所、『地霊殿』。それと、この街のエネルギーを作っている子だよ。」
ミッドナイト「あ、どうりで見たことのある子だと思ったのよ。え?この街のエネルギー資源で中学生の子が作ってたの?!」
校長「あの子の個性が分かる人は居るかい?」
「烏とか鳥系じゃあないんですか?羽生えてましたし。」
オールマイト「でも、それだったら、あんなにでかい爆発を起こせる理由にはならない。」
「じゃあ、2つ個性を持っているとか?」
校長「残念。個性はひとつだよ。・・・彼女の個性。その答えは『八咫烏』!」
ミッドナイト「ヤタ・ガラス?なんか聞いたことはありますね。」
校長「誰でも見たことはあるんじゃないかな?サッカー日本代表のエンブレム、3つの足がある烏を。」
「あ、あります。その烏を八咫烏って言うんですか?」
校長「そうだよ。八咫烏というのは太陽の化身と言われているんだ。」
ミッドナイト「あぁ、なるほど。だから、あんなに火力が高かったんですね。」
校長「あんな火力止めれる人はそうそういない。ヒーローになればかなり優位に立てるんじゃないかな。」
プレゼントマイク「でも校長。あの娘、筆記試験はボロッボロでしたよ。」
校長「それでもだよ。入れない理由が起きた見つからないね。」
━━━数週間後━━━
お燐「お空ー!雄英高校から封筒が来てたって勇儀姐さんが持ってきてくれたよ?お礼言っときなよぉー!お空の部屋に置いとくからねぇ」
お空「わかったー!報告ありがとうお燐!」
━━━数分後━━━
お空「さてと、結果はどうだったかな?」
封筒を開けると、そこには真ん丸な機械が入っていた。
お空「何だこれ?・・・あ、スイッチ発見。ポチッ」
オールマイト『私が投影された!!』
お空「うわびっくりした。ていうかなんでオールマイト?」
オールマイト『久しぶりだね。霊烏路少女。私も今年から雄英高校で働くことになったんだ。結果の方だが実技試験は2位通過で良かったんだが筆記試験がボロボロすぎた。しかし、我々は考えた!ちょっと点数が悪かったからと言って、強い敵に立ち向かい、救助をしていた子を落とすのはいささかいただけないとおもってね。君は・・・合格だ!!こいよ、ここが君のヒーローアカデミアだ!!』
お空「焦ったー!不合格と思ったー!これはさとり様や他のみんなにも報告しないとね!」
その日の夜、見張りなども含めた地霊殿メンバーでパーティーが行われた
【次回予告】
やっとこの日がやってきた!そう、入学式!!・・・かと思いきや入学式じゃないの!?どいうこと先生!!
次回『入学式じゃない!?』 デ〇エルスタンバイ!!
次回も読んでってくれよな。
お空「あれ?じゃあ何するの?」