霊烏路空のヒーローアカデミア   作:シド・ブランドーMk-Ⅳ(地底の住人)

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入学式じゃない!?

雄英高校から合格通知が来てから数週間がたった今日、明日の入学式の準備をしていた。

 

お空「これで全部かな?準備も終わったし、寝る準備も出来た。明日寝坊しないようにもう寝ようかな。」

 

 

━━次の日━━

 

お燐「起きなよお空、遅刻しちゃうよ?」

 

お空「いやだ〜、あと五分だけでいいから寝かせて〜」

 

お燐「だーめ、朝食もできてるから早く来て」

 

お空「は〜い。」

 

━━朝食後━━

 

お空「行ってきまーす!」

 

お燐「行ってらっしゃーい!気を付けてねぇー」

 

お空「はーい!」

 

━━数十分後━━

 

お空「やっと着いたぁ〜。2回目だけど苦労したなぁ〜。」

 

??「おや、君は確か入学試験の時にプレゼントマイクに返事してたこじゃないか?」

 

お空「そういう君は、·····えっと、誰だっけ?」

 

飯田「忘れてたのか、ショックだ。・・・気を取り直して、ぼ...俺の名前は飯田天哉だ。」

 

お空「ごめんね。私ってちょっと忘れっぽくって。私の名前は霊烏路空。みんなは私の事お空って呼んでるよ。どう呼ぶかは君次第でいいけど。」

 

飯田「分かった。よろしく頼む。霊烏路さん。ところで霊烏路さん、君はなんで制服じゃあないんだい?」

 

お空「個性とかの関係上これじゃないとダメなんだ。」

 

飯田「そうなのか。すまなかった。··········おい君!机の上に足をかけるな!先輩方に失礼だとは思わないのかね!」

 

勝己「思わねぇよ!!うっせぇこの端役が!!ていうかお前どこ中だよ!?」

 

飯田「私立聡明中学校出身だ!!」

 

勝己「聡明!?くそエリートじゃねぇか!!ぶっ殺しがいがあんなぁ!!」

 

飯田「ぶっ殺す!?君酷いな。本当にヒーロー志望か?」

 

 

━━━数分後━━━

 

出久「あ、おはようお空ちゃん。」

 

お空「おはよう。あれ?出久、もう友達できたの?」

 

出久「うん。こちらは麗日お茶子さん。それでこちらは僕の昔からの幼馴染みの霊烏路空ちゃん。周りの子はお空って呼んでるよ。」

 

麗日「よろしくね。お空ちゃん。私のこともお茶子って呼んでよ。」

 

お空「分かった。よろしくお茶子ちゃん。」

 

出久「・・・ねぇ、2人とも、入口になんか居るんだけど。」

 

麗日・お空「「わぁ!!」」

 

 

??「友達ごっこがしたいのなら他所にいけ。.....ここはヒーロー科だぞ。」

 

 

相澤「皆さんが静かになるまで⑨秒かかりました。君たちは合理性にかけるね。僕は担任の相澤消太。よろしくね。早速だけど配られた体操服来てグラウンドに集合して。」

 

お空「私は許可書出したからこのままでいいですよね?」

 

相澤「ああ。」

 

━━数分後━━

 

生徒達「個性把握テストォー!!」

 

上鳴「入学式は!?ガイダンスは!?」

 

相澤「ヒーローになるためにはそんな悠長に行事出てる暇なんてないよ。話を戻すけど、みんなやったことあるだろ?個性禁止の体力テスト。今から個性アリでやってもらう。爆豪、お前中学の時ボール投げ何メートルだった?」

 

勝己「87メートル」

 

相澤「じゃあ、個性アリでやってみろ。」

 

勝己「はい。」

 

相澤「円からでなけりゃあ何をしても構わない。」

 

勝己「うっす。(爆風にボールを乗せてぶっ飛ばす!!)んじゃあ、まぁ、死ねぇ!!」

 

記録 : 845メートル

 

切島「すげえ。800メートル越えかよ!!」

 

芦戸「何これ楽しそぅ!」

 

相澤「( ´-ω- )フッ.....楽しそう、か。そんな腹積もりで3年間過ごそうと思ってたのか?じゃあ、成績最下位は見込み無しとして除籍処分としよう。」

 

芦戸「ゲッ!(やば。もしかしなくても私やっちゃった?)」

 

上鳴「はぁ!理不尽だろ!?入学初日だぜ!?」

 

峰田「入学初日じゃなくても理不尽だろ!?」

 

相澤「自然災害もだし、身勝手な敵たちもこっちのことなんて待ってくれないんだぜ?プルスウルトラだ!全力で乗り越えてこい!!」

 

━━第1種目、50メートル走━━

 

お空「飛んじゃえ!!」

 

記録 : 3.14秒

 

飯田「エンジン全開!!」

 

記録 : 3.04秒

 

出久...7秒 勝己...4.13秒 青山...5.51秒・・・etc

 

 

━━第2種目、立ち幅跳び━━

 

お空「せんせー!飛べる人もするんですかー?」

 

相澤「霊烏路、お前いつまで飛べる?」

 

お空「やろうと思えば少なくとも一日は飛んだまま居れますよ?」

 

相澤「じゃあ、∞だ。たしか、麗日も無重力で飛べるんだよな?」

 

麗日「はい。」

 

相澤「じゃあ、お前も∞だ。」

 

 

━━第3種目、ボール投げ━━

 

お空「妖怪の力舐めんなよぉ!!そーれ!!」

 

1回目の記録 : 999メートル

 

お空「せんせー!何度もスイませェん。武器って使っても大丈夫ですか?個性の制御装置なんですけど?」

 

相澤「構わないから早くやれ。」

 

お空「はーい!!」

 

切島「あれ?あいつの個性って鳥じゃねぇの?」

 

梅雨ちゃん「さあ?」

 

お空「よいしょっと。制御装置の中にボールを突っ込んで、最小火力で発射!!」

 

2回目の記録 : 1200メートル

 

切島「結局個性は分からなかったけど1000メートル越えすげぇ!!」

 

勝己「チッ。」

 

相澤「次緑谷。」

 

出久「はい!!(ここで使わなきゃ後がない!)ウォォォ!!」

 

記録 :30メートル

 

出久「あれ?今確かに使おうと。」

 

相澤「個性を消した。また入試の時みたいにするのか?1発打って終わりじゃ何も救えんぞ。こんなやつでも入学できるからあの入試は合理性に欠けてるんだ。」

 

飯田「何を話してるんだろうか」

 

勝己「処分宣告だろ」

 

出久「はい.....分かった!!ひとつ良いですか?相澤先生、あなた抹消ヒーローイレイザーヘッドですよね?」

 

「イレイザーヘッド?誰それ?」

 

「聞いたことない。」

 

「たしかメディア嫌いのアングラ系ヒーローだよね?」

 

相澤「あと1発残ってるはやくしろ。」

 

出久「あ、す、すいません。.....どうしたら。そうだ!!指先に力を貯めて、それ!!」

 

記録 : 650メートル

 

麗日「やったね。出久くん!やっとヒーローらしい記録でたよォ!!」

 

飯田「指が腫れ上がっているぞ!!入試といいこれといい、おかしな個性だ。」

 

青山「スマートじゃあないね。」

 

勝己「(なんだあのパワー)どういうことだ、出久!無個性のてめぇがなんで個性使ってんだよ、訳を言え!!」

 

飯田「無個性!!何を言っているんだ君は!!彼が入試でやったことを知らないのか?」

 

勝己「あぁ!.....うわっ!」

 

相澤「何度も個性を使わすんじゃない。俺はドライアイなんだ!!」

 

みんな(個性凄いのにもったいな!!)

 

━━第4種目、持久走━━

 

お空「飛ぶから疲れないもんねぇだ。」

 

お茶子「いいなぁ。疲れないって。私はやりすぎたら疲れちゃうし何より酔っちゃう。」

 

お空「あはははは(笑)。これから慣れてったらいいじゃん。」

 

お茶子「そうだね。」

 

お空「.....うわぁ!!桃の人せこーい!!バイク乗ってる!しかも速いなぁ!!」

 

お茶子「あはは。お空ちゃん。桃じゃなくて百ね。確かに速いね。」

 

 

 

その後も、握力が600の人がいたり、反復横跳びが何百回とかいう凄いちっちゃい子がいた。

 

 

━━テスト終わり━━

 

相澤「はい。これが結果ね。」

 

出久「最下位だ。僕のヒーローへの夢は絶たれたんだ。」

 

相澤「ちなみに除籍は嘘ね。君たちが本気を出すための合理的虚偽。」

 

出久「まじで!!」

 

八百万「当たり前でしょ?少し考えたら分かりますわ。」

 

上鳴(気づかなかった)

 

お空「良かったね出久くん。みんな認められて。...多分あの人なら最下位じゃなくても見込み無しと判断したら除籍処分してたと思うよ?」

 

出久「え?そうなの?ていうかなんですけど?分かるの?」

 

お空「ほら、私の家ってヒーロー事務所でしょ?いろんなヒーローと会うことが多いの。」

出久「なるほど。」

 

相澤「ようこそ。ここが雄英高校、ヒーロー科だ。」




【次回予告】

ついにオールマイトの授業が始まった。オールマイトの授業はどんたのだろうか。また、相澤先生みたく除籍処分とか、あるのか!

次回、「オールマイトの授業」
次回もみんなのハートに〜、ラブ注入♡

次回も読んでってくれよな。

勝己「気持ち悪ッ!!しかもネタ古すぎるだろ!?もっと分かりやすいのあったのになんでよりによってコレなんだよ!?絶対分かるやつ少ねぇぞ!?」

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