相棒~杉下右京の幻想怪奇録~   作:初代シロネコアイルー

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第21話 名女優 その2

「彼との最初の出会いは三年前。あの酒場で飲んでいる時だったわ。あの時は舞花ちゃんのお父様が店を切り盛りしていて、彼女は店の手伝いをしていたの。私は劇の公演を終えて、一人お酒を飲んでいた。そこに勝次さんが現れたのよ」

 

 当時、私はそこそこ人気が出てきたばかりの女優だった。

 町を歩けば声をかけてくれる人もちらほら。皆、良い演技だったと褒めてくれるけど、私は物足りなさを感じていた。

 劇団を立ち上げた外来人の座長には本当に感謝している。私に表のことを色々と教えてくれたのだから。オペラ、ミュージカル、ブロードウェイや四季を巡る劇団とか色々ね。

 でも、同時に嫉妬したわ。私がその世界に足を踏み入れることなどないのだから。この人間の里は妖怪たちに囲まれた世界にポツンと存在する場所。

 

 皆、里から出ることはない。里の中で生まれ、里の中で一生を終える。それが運命。

 そりゃあ、目の前の黒い魔女や赤い巫女なんかは強力な力を持っているから妖怪相手に戦える。私のような一般人には無理。私たちは一生、里で暮らすしかない哀れな生き物。

 自分の非力さを嘆いたわ。

 そこに現れたのが新井勝次。易書を持った冴えない男。最初はそう思った。けど、彼は私の隣の席に着くと。

 

 ――その、今日の演技、最高でした……。これからもがんばって下さい。

 

 ――ありがとうございます。

 

 どうやら、私のファンだったようで、私を見るなり顔を赤くした。その姿に少しだけ可愛さを覚えた。まるで子供のようで。

 私は折角だから彼と一緒にお酒を飲んだ。彼は緊張しているのか自分からあまり話さない。

 もっとグイっと来なさいよと言ってやりたかったけど、可愛そうだと思って止めたわ。そんな時、彼は言った。

 

 ――俺、占いやってます。見習いですけど……。

 

 ――まあ、その本を見ればわかるわね。

 

 ――よかったら、俺にあなたを占わせて下さい。

 

 ――いくらで?

 

 ――タダですよ! 決まっているじゃないですか!?

 

 ――なら占って貰おうかしら。

 

 私が頼むと彼は私を占った。「これからもっと人気が出ます。特に女性に」と言った。私は「ありきたりね」と茶化したが、彼の行為に感謝してお礼を述べた。

 

「それから、程なくて王子様役を演じたらヒットしたのよ。自分でも驚くくらいにね」

 

「なるほど、それから男装してお会いするようになった訳ですか」

 

「そうです」

 

 杉下さんの言う通り、私は男装して彼と会うようになった。理由は交際禁止だから。周りの女の子達はファンと仲良くなったりするそうだけど、バレるから途中で止めるらしい。

 だけど、私は男装には自信があるので乱暴されない限りはバレれない。

 意外とスリルがあって楽しいわ。こんな緊張感もたまには悪くない。

 彼と会う理由は占って欲しいからもあったけど、自分でも占術を学びたいと思ったからね。こう見えて、色々な方面に手を出しているから、彼の学ぶ占術にも関心があった。

 

 彼は私が男装で訪ねると最初は正体がわからず、困惑するんだけど、私が人目に付かないところで声色を戻すとびっくりした顔で私を見たの。

 その時顔ったら間抜けだったわ。私は彼に正体を明かし、それからたまに会う関係になった。

 最初は占いの話だけだったけど、彼の技量が上がるにつれ、外の世界が見えるようになったの。それで私も外の世界に興味があったから、色々と見えたものを教えて貰ったわ。その度、感動して喜んだものよ。

 

 時には占い、時には表の話、時にはデート、時には―――。などまぁ、男女の関係を満喫していたわ。楽しい日々だった。

 私も彼から話を聞いたおかげで簡単な占術を使えるようになり、劇団の女の子たちに教えて回ってたっけ。それがきっかけでこの紳士さんに関係がバレるとは思わなかったけどね……。

 

「そんなこんなで人生を謳歌していた訳です」

 

「男装しながらの関係を続けるとは大した演技力ですね」

 

「あなたにバレてしまいましたけどね」

 

 どんな関係にも終わりは訪れる。彼は次第に魔術へのめり込んで行った。私も途中までは付き合ったんだけど、怖くなって会いに行くのを止めたの。

 自分の力を高めるために暴走しつつあった彼を止めればよかったのだけど、そんな勇気もなかったわ。それくらい彼は狂気じみていた。

 そして彼は破門されて自殺した。その頃には関係は消滅していたけど、私にはどこか罪悪感があった。

 何故なら彼にもっと表の世界を見て欲しいと頼んだのは私だからね。つまり、私がきっかけであの人は破滅した。悪い女よねぇ。自分でもうんざりしちゃう。

 それを教えると黒い魔女が私をまるで化け物を見るかのような目で見てきた。私からすればあなたのほうが化け物なのにね。中身は子供って奴ね。

 

 しんみりしている私に杉下さんが質問した。

 

「あなたは暴走した勝次さんと別れた。ですが、今現在、妖怪の力を持っている。何があったのですか?」

 

 私は聞かれたので素直に答えることにした。

 

「彼が死ぬ直前に私のところを訪れて一冊の本を置いて行ったんです。『数か月したら貸本屋にでも忍ばせておいてくれ』と。今、思えば遺言だったのでしょうね。それで半年くらい経ってから鈴奈庵に本を借りるフリをしてこっそりと本を混ぜました」

 

 それから程なくして鈴奈庵の娘さんが占いをやり始めたわ。しかも、それは彼の使う技術そのもの。私は何か違和感を覚えて娘さんを観察した。

 数日後、事件が起こった。

 何気なく遠くから観察していると急に客が飛び出し「出た!」と騒いでいた。

 私は彼の祟りでも出たのかと思ってたけど、直後、正面上空をこの巫女が飛んでいくのを見かけた。

 

 いつもはのんびりしているけど、その時の雰囲気は少し違った。さっき私に迫った勢いそのものだった。私は陰に隠れながら様子を見ていた。しばらくすると巫女が帰ってきて、娘さんたちに「復活した人間は退治した」と語った。

 

 そこで私は彼が何らかの方法で蘇り、この巫女に倒されたと知った。それから彼女たちは勝次さんの本を燃やし始めた。娘さんは「落書きが多いから――」とか言っていたけど、私にとっては思い出深い物だった。積もった雪の里でその光景を見ながら、私は泣いたわ。

 

 忘れていた感情が蘇ったのかもね。都合が良いように聞こえるかも知れないけれど。

 

 その後、私はまるで彼の意思を引き継ぐかのように研究を始めた。彼から教わった占術や表の知識、魔術を駆使して劇場に立つ傍ら、実験をしていた。

 最初は上手くいかなかったけど、結果が出せるようになると嬉しくなってさらにのめり込んだ。

 そうしていく内に止まらなくなった。だから、劇団に迷惑をかけないために訳も言わず辞めた。巻き添えにしたくなかったの。そこから狂ったように実験を行ったわ。幾度の失敗を経て、ついに独自の降霊術を完成させた私は本格的な実験に手を出した。

 

 それがあの日の夜だった――。

 

 月が綺麗なあの日、私は里人が寝静まったのを見計らって、里の外へ出て実験を開始した。

 呪文を唱え、自分が従えられる程度の悪霊(恐らく人外の霊魂)を身体に降ろすことに成功した。

 けれど、そいつが中々、言う事を聞かない奴で私の身体を乗っ取ろうとした。私は予め男装して買っておいた〝博麗神社の魔よけのお札〟を使って払おうと思ったのだけど、そいつは抵抗した。

 

 その話をし出すと赤い巫女は「は!?」と叫びながら、信じられないといった顔で私を見た。そうよねえ、自分のお札が逆に私の研究を手助けしていたんですからねえ。

 この娘の呆気に取られた顔を見て非常に満足した私は「あなたのおかげで研究が捗ったわ」とお礼を告げて彼女の顔を引きつらせた。

 抵抗する悪霊に苦戦する私は乗っ取られかけた。

 その時、あの子が現れた。

 

 ――あの、七瀬さん、大丈夫ですか!?

 

 そう、お人よしの敦君。彼は私を見かけて付いて来たのよ。もう家で休んでいると思ったけど、違ったみたい。

 私は叫んだわ。

 

 ――来ないで!

 

 でも敦君は私を心配して近寄って来た。それに反応した悪霊が懐に忍ばせたナイフを勝手に取り出して敦君を攻撃。逃げようとする彼を執拗に追い回し、揉み合いの末、彼は転倒して頭を石にぶつけてもがいた。

 

 彼が倒れた際、私も身体を木に打ち付け、一瞬だけ悪霊の力が弱まった。その間にお札を使って悪霊を浄化した。

 正気を取り戻した私の目に飛び込んできたのは敦君が頭を打ち付け、身体をビクンビクンと痙攣させている姿。

 なんてことをしてしまったんだと後悔したけど、気が動転した私は降霊に使ったアイテムを抱えてその場を離脱した。後は杉下さんの言う通り。

 

 これが事件の真相――。

 

「――ということです」

 

 私が話を終えると辺りが静まり返っていた。

 どうやら結構、堪えたみたいね。私自身は妙に落ち着いているのに。

 私も外道に落ちたってことか……。あの人と同じく……。けれど、案外よいものだったわ。禁忌に触れながら好きだった人のことを思い出してる時が一番幸せだった。

 私はふと赤い巫女に視線を移すと、どこか怯えていた。

 彼女は自分が退治した相手を愛する者がいて、その者が起こした一連の騒動にショックを覚えているみたいね。

 なら、もう少し、いじわるしましょうか。あの人を殺したんだしねぇ。

 私は右手で瞼を抑えながら、涙を堪えるフリをした。

 すすり泣く姿に意識が集中したところで私は切り出す。

 

「馬鹿よね私って。別れた男のことを思い出して禁忌に手を染めるんですもの……。自分でも呆れるわ。でも、幸せだった……。自分の専門分野以外まるで喋れない人だったけど、それが余計に愛おしさを掻きたてたわ。暴走を止められず、彼の復活に協力しちゃったけどね……」

 

 皆が私の演技に引き寄せらている。杉下さんさえも聞き入っている。

 黒い魔女は目を背けているけど、赤い巫女は少しだけ手を震えさせている。

 このタイミングで一撃お見舞いしてやりましょうかね――

 

「ねえ、お巫女さん……?」

 

「――ッ!」

 

 顔は幽霊のように顔面蒼白っぽくして、首を斜めに構えて、力なさを表現。

 脱力している状況から自身の目を見開き彼女の顔を覗き込むようにしてから――

 

「私の〝カレ〟どんな死に方したの?」

 

 巫女は後ずさりを始めた。

 

「どうせ、呆気のない最後だったと思うけど、教えて貰えないかしら……私の愛した人の最後を……ねぇ? ねぇ? ねぇ? ねぇ? お願いだから教えて……ねえ!?」

 

 まるで怪談話に出てくる女の怨霊みたいな演技で私は巫女を威圧した。

 すると――

 

 ――ドン!

 

「おい、霊夢!?」

 

 後ずさりした巫女は足を絡ませてその場に尻もちを突いた。

 その瞬間、私はこう言い放った。

 

「ふふ、冗談よぉ、冗談! 本気にしたのぉ? クスクス♪」

 

 飛びっきりの笑顔を作りながら彼女に語りかけた。

 彼女は身体を抑えながら、恐怖を覚えていた。

 黒い魔女が心配して身体を揺さぶるが、反応はイマイチ。

 その光景を見た杉下さんがため息交じりに言った。

 

「さすがは〝名女優〟ですね……」

 

「それほどでも。うふふふ!」

 

 私と杉下さんの会話に二人は得体の知れない恐怖を抱いていた。

 

 まぁ、ざまあ見ろって奴ね。クスクス♪

 

 

 春儚の話が終わると同時に右京は言った。

 

「敦君殺害をお認めになりますね?」

 

「はい」

 

 春儚は全てを認めた。しかし右京からすればあまりに呆気なかった。抵抗されると身構えていたが、そうでもなかったからだ。刑事が問う。

 

「しかし、随分と簡単にお認めになりましたね? 僕はもう少し時間が掛かると思っていましたが?」

 

 その疑問に春儚が答える。

 

「身体の妖気を故意に隠していたのがバレた時点でこの里にはいられませんから。隠す必要がなくなっただけです」

 

 この里では妖怪に関する研究はご法度。無意識ならまだしも、わかってやっていたのならバレた瞬間、追放されるだろう。すなわち、妖怪の餌食だ。友人に権力者でもいれば多少は変わってくるが、彼女は後ろ盾を持たない。

 おまけに右京の卓越した推理力の前には隠し通せる気がせず、色々しつこく調べられ、劇団にも迷惑がかかるかも知れないとの危惧もあった。

 また、彼の追求を逃れたとしても博麗の巫女が自分を許さない。先程の殺意を抱いた目が春儚に与えた影響も大きかった。

 事実、霊夢は容赦しない。易者が関わっていると知れば直のこと。

 そういった要因が自白へと繋がったのだろう。

 

 右京は「なるほど」と頷いた。その隣では力が抜けて座り込む巫女とそれをなだめる魔女がいた。霊夢は女優の話術と演技にほぼノックアウトされていた。

 しばらくは役に立たないだろう。魔理沙も霊夢を宥めてはいるが、どこか身体が震えている。真夜中に怪談を聞かされて恐怖する子供のようだ。

 その情けない姿を見た右京は彼女たちに「大丈夫ですか?」と気遣う。

 霊夢は返事をしなかったが、魔理沙は強がった。

 

「だ、大丈夫に決まってんだろ!? て、てかさ、いつから気が付いていたんだ? この人が犯人だって」

 

「最初から疑ってました」

 

 魔理沙は目を点にする。「なんだそれ?」と呟く。

 春儚も右京の発言が気になったらしく、訊ねてきた。

 

「あら? そうだったんですか? 私――演技は完璧のつもりだったのですけど?」

 

「だからこそ違和感を覚えました。あなたの演技は完璧すぎた。僕が来る前に部屋の掃除を徹底して余計な情報を与えないように繕った。しかし霊夢さんに腕を触られそうになった際、あなたはついつい目を鋭くしてしまった。そこがマイナスでしたね――それとあなたは僕を〝表の紳士〟と言いました。あの時点で僕は表から来たとは一言も喋っていません。気を回し過ぎですよ。

 他の方は皆、警戒していたのにも関わらず、あなただけ対応が完璧とあっては疑うなというのが無理な話です」

 

「とんでもないお人ですね。杉下さんは……」

 

「全くだ。人外なんじゃないかって思うぜ……」

 

「ごく普通のことですよ。表の刑事なら誰でもできます」

 

 春儚と魔理沙は右京の観察力に呆れていた。

 だが、魔女がある疑問を口にする。

 

「てか、狩人のおじさんも怪しかったと思うんだが? それにおばさんの証言も気になったぜ」

 

「幸之助氏は左指には大きなタコがあり、右指にはそれがありません。その時点で左利きだと判断し、候補から外れつつありました」

 

「あのおじさん、左利きだったのかよ!」

 

「そうだと思いました」

 

「じゃあ――おばさんの正面道路から二回物音がしたって話はどうなるんだ!?」

 

「恐らく寝相が極端に悪かったのでしょうねえ。奥様に睡眠の話を振られた幸之助氏が『だからお前と付き合えるんだ』と呆れたように言っておられましたし、そういう意味も含まれているのではないかと僕は捉えました。月明かりがあっても室内は暗く――おまけに寝ぼけているので、寝相の悪さと相まって自分がどこにいるかわからなくなったのでしょう……。

 行き詰まったらもう一度訪ねようかと考えていましたが、その前に証言が集まったので、その必要もなくなったという訳です」

 

「なんじゃそりゃ……」

 

 右京は一目見ただけで幸之助が左利きと見抜き、恵理子の寝相の悪さを感じ取ったのだ。

 ちなみに信介と会った時も目を擦った際、咄嗟に左手を使ったので、左利きの可能性を疑っていた。

 つまり、幸之助と信介が左利きだと初見で見抜いた訳だ。

 魔理沙が右京を人外認定するのも頷ける。

 春儚も苦笑いを浮かべながら、視線を台所に移した。

 

「実は血の付いた衣服がまだ残っているのですが、持ってきてもよろしいでしょうか? そのほうが信憑性が増すでしょうし」

 

「ええ、是非」

 

 春儚は笑顔で頷いてから台所へと向かう。

 

 右京はその後ろに付いていく。春儚は床下から血の付いた衣服と降霊術に使用したアイテムを差し出した。

 彼がその品を確認するために目を離した隙に春儚は戸棚から深い青色の花びらを数枚ほど、隠れて取り出してポケットに忍ばせた。

 

 女優は言った。

 

「少しやりすぎたわね――捕まる前にあの子達に謝って来ます」

 

 先ほどとは打って変わった態度に右京は違和感を覚える。

 右京が視線を床に移すと花びらが散らかっていた。

 その瞬間、刑事が叫んだ。

 

「僕としたことが――」

 

 ――ドタン!

 

 叫んだ瞬間、居間で何かが倒れた音がした。

 右京が駆けつけると春儚はもがきながら苦しんでいた。

 その姿に何が起きたのかわからず、少女たちは戸惑っている。

 刑事が声を張り上げた。

 

「彼女はトリカブトの花びらを摂取しました!! 吐き出させて下さい!! 今すぐ!!」

 

 トリカブトは猛毒である。摂取すれば呼吸困難に陥り、数十秒で死亡に至る。彼女が呑み込んだのはその花びら。しかも状況から見て、複数の花びらを口に含んだと推測できる。もはや手遅れだ。

 痙攣する春儚は震える身体で最後の力を振り絞る。

 

「敦……君……舞……花ちゃん……勝次……さん。ごめん……なさ……い」

 

「それは死んで償えるものではなりません! 死んではいけません! あなたはッ!!」

 

 右京の必死の健闘むなしく、春儚は数十秒後に息を引き取った。

 遺言は自身が不幸にした人々への謝罪であった。

 杉下右京は七瀬春儚の遺体を前に項垂れる。

 

 その姿を霧雨魔理沙も博麗霊夢も呆然としながら眺めているしかなかった。

 三人の猛者を手玉に取った七瀬春儚とは一体、なんだったのだろうか。今わかるのはただ一つ。

 この瞬間、杉下右京と霧雨魔理沙と博麗霊夢は《名女優》の前に敗北したという事実だけだった。

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