秀知院学園は偏差値77を誇るエリート校である。
授業のレベルは高い。その辺の大学入試より難しい。トップクラスは東大京大を通り越し、国外に出ていく程に優秀だ。
第二外国語の授業は無いが、趣味で勉強している、と言う人も多い。
フランス語(使用率世界第二位)、ドイツ語(各種学問に幅広く応用が利く)、スペイン語(中南米諸国での主要言語)、アラビア語(使用率第三位、中東諸国及びアフリカでの主要言語)、中国語(言わずもがな)辺りが最近の主流である。
「でも僕はフランス語、喋れないんだよね……」
「読めるじゃないですか。というか読解力に限定すれば凄いじゃないですかー」
「聞き取れなくて、発音が出来ないなら、使えないのと一緒だと思ってる」
無事に社交界が開始されたのを確認。生徒会員は全員大きく安堵の息を吐いた。
あとは会を最後までやりきればお終いだ。校長に「楽しんできてください」と送り出される。
とはいえ、僕はフランス語が話せない。何を言ってるか全然、分からない。
読むのは簡単なのだ。応用で書くのもいける。
日本語に限らず、言語には法則性がある。日本語で言うならば
必須科目の英語はこの順番が変化しSVO・SVC・またはSVOCと言う語順を取る。
このパターンを各言語で押さえておくと「誰が」「何をする」かが把握できる。
そして言語と言うのは、共通のルーツである程度、分類することが出来る。極論を言えば、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語は全部ラテン語が起源にある。まあラテン語はSOV型で、英語を始めフランス語(略)はSVO型という食い違いがあったりもするけど……ともあれ同じ起源を持つ言語では、一つの単語を表す
日本人なら、中国語を話せなくても、漢字で大体の意味を察せるのと同様だ。
そこからは単語力の勝負だ。直接フランス語を習得するのではなく、フランス語 → 英語 → 日本語と言う感じで頭の中で処理をする。そうすれば大体の意味は掴める。
とはいえ先も言ったが、これは所詮、読むための技だ。発音には全然使えない。
「……僕は英語で会話させて貰うよ。向こうも使えるでしょ」
「そですねえ。じゃあ偶には別行動と行きますか。後で打ち合わせ通りにやりましょー」
藤原千花。五か国語が話せるマルチリンガル。外交官だった万穂さんから幾つもの言語を叩き込まれ、その代わりに日本語の成績は悪い。
最近は僕が国語の勉強に付き合っているので、段々成績は伸びてきているが、得意ではない。
国語のテストとか問題文に全部答えが書かれているから簡単なのだが……。
この辺の得意不得意は、人に左右されるという事か。
猫耳を付けてふわふわしながら歩いて行き、そのまま笑顔で、するりと会話の輪に加わった。
会の開始時、全員には耳付きのカチューシャをプレゼントしてある。猫、犬、ウサギ、うまるちゃんと様々だ。それでも突如として出現した天然猫耳娘は殊更可憐に映るらしく、あっという間に会話が盛り上がって行った。才能だな。
とか思っていたら、何やら挙動不審な御行氏を見つけた。
何やらフランス側の女生徒に話しかけられ、腕組みしながら頷いている。あれ理解してない顔だよね。ああ、でも必死に聞き取る努力しているか。
見ていたら手早く、テーブルの上にあったナプキンを降り畳む。折り紙の要領で、薔薇のコサージュを作って女性の胸にそっと指し
女生徒が感動した眼差しで見ている中、そっと立ち去って、壁際で見えないように大きく息を吐いた。僕は其処に寄って行った。
「そんなに緊張しないでも良いと思うんだがな」
「岩傘か。まさかとは思うがお前までフランス語を話せたりは……!」
「話せないよ。英語で良いじゃん英語で。国際会議の舞台でフランス語を使って会話をしてるとでも? 向こうだって秀知院の姉妹校、フランストップクラスのエリート校なんだから通じるよ」
「……言われてみればそうだな」
白い猫耳を再び付けた御行氏は、頷いた。
相変わらず似合っていない。かぐや嬢は夢中なようだけど。
幸い、此処はパーティ会場。互いが互いを目に入れないようにするのは簡単だ。
二人が、生徒会室であったような、メンチを切る事態にはなっていない。
日本で英語の授業があるように、他国でも外国語の授業はあるに決まっている。
肩の力が抜けた御行氏は、英語を使ってコミュニケーションを開始していく。良い感じだ。
覗いていた校長が、何やら御行氏に、フランス校側の生徒会? か何かの役職にある人間を派遣していたが、あの様子なら大丈夫だろう。
御行氏に悪い虫が付かないようにかぐや嬢が見張っているしね。
出来る限り全員に楽しんで貰うように気を配るのも生徒会の仕事だ。ぐるっと室内を見回すと、テーブルから少し離れ、壁際で静かにグラスを傾ける女生徒が居た。
周囲には誰もいない。年齢不詳で、制服も違う。
それに誰も気付いた様子は無い。
「……ん?」
◆
頭の猫耳がバチッという音を立てて、それを打ち消した。
◆
「――ん??」
僕は
なんか一瞬だけ意識が飛んでいた気がするが……きっと気のせいだな?
時間を確認すると、17時20分。そろそろ会場が温まってくる頃だ。此処2~3分の記憶が曖昧だが、多分疲れてぼーっとしていたんだろう。
「レディース・アンド・ジェントルメンー、注目ですよー!」
丁度、千花がステージの上に立っていた。催し物の時間であるっ!
ステージの上に乗った千花は、マイクを使って流暢なクイーンズ・イングリッシュで話す!
「ビンゴゲーム! 開始っ!! さあ皆さん準備は良いですねー!」
「良いぞー! 全員準備終わっているぞー!」
僕が確認をして回り、ステージ上の千花に返事を投げた。
石上が準備してくれたBGMが流れると会場の空気が一変した。
スローからアップテンポに。
即座、ヒューヒューワーワーと歓声が上がるっ! 流石、ヨーロッパの人はノリが良い。
全員に配布されたビンゴカード。日本では5×5を使って行われるが、今回は英国等で広く親しまれるハウジー式だ。縦3×横9の中に数字が、5個3列で割り振られている。後は日本式と同じで、数字を読み上げ、該当する数字があったらチェックを付ける。
一列が埋まる――この場合、横9列に書かれた数字5個が的中するとクリアだ。
「さあさあさあ、皆さんカードは確認しましたね? そしてですね、今回、勝ったとしても商品が手に入るとは限りません! 此処に! 籤がありますので! 揃った人はここから籤を引く! その商品をゲットです!」
どーん! と置かれたボックスには10本の紐が括り付けられている。
この中から1つを選ぶ形だ。
「尚商品は、各種お土産が5つ、罰ゲームが3つ、特賞が2つ入ってます! 罰ゲームを引いた時は、皆さんに盛大に自慢して笑って下さい。それがルール。特別賞は――これです!」
ドドン、と表示されたのは二つだ。
一つは日本滞在中に使用できる、京都観光7日間の旅。宿も完備済み。
もう一つは、四宮かぐや手ずからによる
発表と同時、着物姿のかぐや嬢が登場し、同時にバババッと会場の一室に畳、茶道具が用意される。其処に置かれる座布団は一つだけ。座れるのは、一人だけ!
『おお……』と会場が唸った気がした。容姿端麗で大和撫子を絵に描いたような、かぐや嬢だ。その和服姿と白い肌、美少女からの作法体験会となれば誰でもやる気が出る。
因みにかぐや嬢も猫耳である。似合っている。
「さあやる気が出たところで――レッツビンゴ! 行きますよっ!!」
掛け声に合わせてビンゴゥっ!と声援が飛ぶ。
勢いよくドラムが回転し、ガラガラの中から数字が転がり出た。
「四宮からの茶道、四宮からの茶道、着物の四宮から直接、受け取って飲む……!」
「気勢を上げてるけど、運営側が引き当てるのはちょっと露骨で盛り下がるだろうから、無理だと思うよ、御行氏。大体、君は何時も、紅茶を入れて貰ってるじゃん」
聞こえない程度にブツブツ言ってた御行氏の言葉に、聞かないふりをして一般論を語る。
僕の台詞に「むむ」と呻き声をあげた御行氏は、そうだなと諦めるように息を吐いた。
「ま、その辺は後で考えがあるから楽しみにしてると良いよ。……お、揃ったわ。よしよし」
「おい」
お前こそ景品を狙っているじゃないか……と言いかけ、直ぐに狙いを悟ったのだろう。
流石じゃないか。その通り、これは仕込みだ。
会を盛り上げるのも僕らの仕事だろう?
◆
「と言う訳で僕が一番です。自己紹介をした方が良さそうですね? 岩傘調、学園生徒会で広報をしています。よろしく。――さて、皆さんご注目。僕が引く……籤の結果は……!」
「はい、罰ゲームでーすYo!」
「外れですね! 参りましたねっ!」
堂々と壇上に上がってさっさと籤を引いて、皆に見せる。
そこまでやったらフランス校の生徒の皆は『そういう事か!』と理解してくれた。
即座に口笛混じりの喝采が上がる。受けた声援の元、僕は大きく手を上げて一礼。歓迎の挨拶をした。
そう、これは仕込みだ。しかし大事な仕込みである。
いの一番に罰ゲームが履行されれば、他の皆のやる気も上がる。
その罰ゲームを受ける人間が、運営側なら更に良い。罰ゲームがどの程度の難易度なのかを把握できる。引く確率も減る。加えて「被害者を買って出てくれたぞ!」と盛り上がる。
「と言う訳で、広報にはこれをお願いしましょう! 特製ジュースです!」
「……おおう、これはまた毒々しい色……!」
渡されたのは、緑色でありながらも、香りは酸っぱく、ドロッとした感じの何かだった。
近くにあったグラスに、ほんの僅かだけを注いで、最前列のフランス男子に渡す。味見をどうぞ、と言う事だ。果たして彼は慎重にそれを舐め――「うわっ」という顔をした。
これで内容物がかなりヤバイとは明らかになった。
さて覚悟を決めますか。特製ジュースで、飲める味で、健康に悪い奴は止めてね、と伝えてあるが。それが何味かまでは指定してない。
僕は並々とグラスに注がれたそれを、皆に乾杯するように掲げて――。
覚悟と共に、口を付ける……!!
途端に広がる、グロテスクな味……! 暴力……!
(……うわ、これやっばい。味凄いな……!? ベースは青汁。しかもかなり濃い。そこに柑橘系の酸味を追加して、砂糖……いや、味醂みたいな系統の甘さをプラス。そしてそこに多分、これ……納豆を混ぜている……! ……フランス人にはキツイ味だぞ!?)
味わったら死ぬ。舌に触れないように、出来る限り喉奥に流し込む。
一気に飲み干して、グラスが空になった――と逆さにして頑張った! アピール!
溢れる再びの拍手! 最前列の男子に「ご協力ありがとう」と和三盆糖の飴をお詫びに渡す。
ふう、これで一仕事終わりだ。
「と言う訳で広報、何か一言!」
「えー、味は凄く不味かったです。ですが頑張って飲み干しました。やはり――」
あ、そうそう、これだけは言っておかないとね。
「好きな人の作った物は全部食べたいので!」
フランス人は日本人より洒落ている。キザったらしいと表現しても良い。自信満々にアピールすることを恥ずかしいとは思わないのが、西洋の文化だ。
かくして僕はさらなる喝采と拍手を浴びて、降壇したのであった。
「ここでやって来ますかーっ! おのれ……! 良いですか皆さん! あの男はあーやって毎回不意打ちをするんです! 余裕がある男子の人、その男をもみくちゃにして良いですからね! 私が許可します!」
「あ、おい、待て! グラスにドリンクが延々と注がれてになって勿体な――!」
交流会は続くっ!
◆
「いやあさっきのパフォーマンスには感動したよ。君は彼女と恋人なのかい?」
「婚約者だね。普段はあんな料理なんか出さないんだ。もうちょっと家庭的なんだよ」
「気分が悪くなったりしないか? 水を飲めよ」
「ありがとう。頂くよ。――彼女には内緒にしてくれよ? 今も喉の奥がドロドロしている」
ビンゴゲームは恙なく進行した。
罰ゲームを引いたのは二人。日本人の学生が一人。彼は好きなカチューシャにウィッグまで付けてポーズを取り、それを撮影されるという罰ゲームだった。ノリノリだった。
会が盛り上がれば会話が増える。一番に罰ゲームを受けた僕は、すんなりと交流することに成功していた。何れも英語だが、専門用語が混ざっていないならそんなに難しくもない。
「それにしても頭のカチューシャは良いな。生真面目な顔が出来なくなってしまう。僕は堅物で有名なんだが、これでは笑ってしまうな」
「だろう。これも彼女が提案したんだ。僕も賛成した」
「良い催しだ。やはり日本のオタクカルチャーは強いね。と、耳の部分が取れかけているぞ?」
「うん? ああ、本当だ。はしゃいでしまったからかもしれないね」
罰ゲームを受けた最後の一人は、なんと校長である。
参加していたペスカロロ校長である。何やってるんだあの人は。
ちょっとだけ躊躇されたが、本人がノリノリで『罰ゲームはオールオッケーデスヨー』みたいな顔をしていたので実行に相成った。
同じ毒ドリンクを飲むという奴だったが、僕のと違って激辛になった。
そもそもあの校長、元々はフランス姉妹校の校長をしていた過去を持つ。当時からユーモア溢れる人だったらしく、今回来日した生徒達の中には、彼を知っている人物も多かった。そうした生徒が「じゃあこれ入れようぜ」とタバスコをぶちまけたのだ。
日本校の生徒がやったらヤバかったが、フランス校の生徒がやった物ならしょうがない。
歓迎の気持ちを受け取りましょうと笑顔で飲み干した。
次の瞬間、校長は顔を真っ赤にして、水! 水が欲しいネ! と叫んだので、生徒達は笑いの渦に包まれた。
「猫の扱いを見ると文化の違いを感じるね。こちらでは猫は魔女の遣いで不吉なんだ」
「そうらしいね。日本だと招き猫、と言って幸福を呼ぶとされているよ」
「だけど女の子の頭に猫耳が乗ったら正義になるね」
「……君とはいい友人になれそうだ!」
そういえばと思い出す。九郎氏、ではなく奥方が語っていたな。魔除けにもなっていると。
クトゥルフ神話において猫が最強生物なのは有名な話だ。ニャルラトホテプも猫が嫌いと言う。猫耳が魔除け効果というのはそういう事なんだろう。
しかし猫耳が壊れてしまうほどの邪悪な何かに触れた経験は無いのだが……。
「お、ベツィーが当たりを引いたぞ。どうやら、サドーを受けるのは彼女になりそうだ」
「制服が少し違うね。彼女はリーダーなのかい?」
「僕らの学校の副会長だね。ディベート大会で優勝するくらい優秀なんだ」
「それは凄いな。こちらの副会長も、よく会長と舌戦を繰り広げているよ。二人の会話が楽しみだ。……顔色悪くないかい? 大丈夫かい? 彼女」
「ああ、少し顔色が悪いな。ひょっとしたら長旅で疲れたのかもしれない。責任感が強いからね。重圧も相当だと思う。此処に来て噴き出たのかもしれないな」
それじゃあ猶更、心を穏やかに落ち着けて貰わないとな。
遠慮する彼女に、僕は笑顔で『緊張を解すのに効果的ですよ』とお勧めした。
かぐや嬢が『よく援護したわね岩傘広報』と笑っていたが、……僕は何をしたんだ?
と、まあこんな具合に。
笑いに溢れた交流会は進み、無事に終わりを迎えたのであった。
勿論、最後には全員が集まっての集合写真も撮った。ちょっと顔は小さいが、これでかぐや嬢、御行氏、互いに猫耳の写真をゲットすることには成功した訳だ。計画通りである。
向こう側の副会長に、最後まで恨みがましい目で見られたが、いや本当、僕は何をしたんだ?
◆
「かぐや嬢。折角なので、お茶を
「……良いですよ。皆さん、お疲れのようですし、労う意味も込めて振る舞いましょうか」
無事に社交界が終わり、フランス校の皆さんは宿舎へと戻って行った。
有志による片付けもほぼ終了し、後は生徒会役員だけで何とでもなる。
茶立ての道具は、かぐや嬢の私物だ。かなりの貴重品なので従者(早坂ではないぞ)が裏に控えて運ぶ準備をしている。既に和服から制服に着替えたところで、僕は提案をした。
数分だけ時間を貰っても構うまい。
了承の返事を貰ったところで、僕は千花と御行氏を呼んだ。
「という訳で、お疲れ様でしたと一杯、頂こうかなと」
「そうだな。それも悪くない。作法には詳しくないんだが……」
「気楽にして下さい会長。この面々で格式張る事もありませんから」
「お茶の匂いって良いですよねー、コーヒーや紅茶も良いですけど、これはこれで、なんかふわーってします。しません?」
「言いたいことは分かるかな、と……」
かぐや嬢が、慣れた手つきで抹茶を点てていく。出来る寸前に、僕は「おっとそういえば」と立ち上がった。マナー違反だが、大目に見て貰おう。
「そういえば石上に伝えておく連絡事項があったんでした。千花、ちょっと手伝ってくれる?」
「はい? はいはい。何でしょうか?」
「うん。小さいこと小さいこと。
そうなると必然、かぐや嬢と御行氏の、二人だけになる。
三分。たかが三分。されど三分。光の戦士なら怪獣を倒して帰るのに十分な時間だ。それであの二人の何が進展するとは思わないが――なに、今日まで忙しかったのだ。
去り際に目で二人に合図した。
三分だけですが、ごゆっくり。
二人きりで休憩する時間を作ってあげても、誰も怒りはしないだろうさ。
少しくらい、盛り上げたって良いだろう?
廊下に出ると、千花はにへへと変な笑い声で僕に言う。
「私はそういうところが好きなんですよー」
「何、急に」
「いえいえ。なんでもありません。優しいですねーって話です」
「これくらい、別になんてことはないさ」
三分。たった三分。されど三分。
室内の二人の邪魔をしないように、僕と千花は静かに廊下に並ぶ。
日が落ち、夜空に星が瞬く時間なのに、暖かかな時間だった。
本日の勝敗:日本校の勝利
理由:フランス校との交流会を無事に完遂したため
最大の被害者:ベツィー
1:かぐや嬢から放送禁止コードレベルの罵倒をフランス語で反撃される。
2:その後、ビンコから特賞「かぐやからの手製の茶道体験」を引き当ててしまう。
3:辞退しようとしたが、何も事情を知らない岩傘が親切心で「遠慮せずにどうぞ」と勧められた結果、逃げることも出来ず、笑顔のかぐや嬢を追加で味わう羽目に。
けしかけた校長は盛大に恨み節を聞く羽目になったそうな。
最も校長も、激辛で舌が痛くてそれどころではなかったのだが。