戦姫絶唱シンフォギア 時の王である兄   作:ボルメテウスさん

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今回のコラボ相手は
ショッカーライダー 作者:はっぴーでぃすとぴあ
https://syosetu.org/novel/212715/
未来掴むミライダー 作者;ガンダムラザーニャ
https://syosetu.org/novel/190668/
が出てきます。
これからもよろしくお願いします。


決戦!ライダーVSライダー

その町に入ると、周りは奇妙な光景が続いていた。

 

どこまで続いているのか分からない暗い街の中で、何時敵に襲われるのか分からない。

 

「とりあえず、別れて探してみるか。

もしかしたら、情報や、仲間がいるかもしれないから」

 

そう言い、ソウゴとウォズ、そして各々が基本的に二人組になると、そのまま別れる事にした。

 

「それにしてもこの町は本当に奇妙です。

未だに謎が多い以上、油断はできません」

 

「ねぇウォズ。

ウォズは何か知らない」

 

「申し訳ございません。

ですが、ライドウォッチを奪った以上、その価値を知っている奴ら、つまりは」

 

「タイムジャッカーの可能性があるんだよな」

 

その言葉と共に二人は歩いていると

 

「偉大なるショッカーに栄光あれぇ!!」

 

「「・・・」」

 

同時に聞こえてきたのはタイムジャッカーの声ではなく、似たような名前のショッカーが聞こえてきた。

 

「ねぇ、ショッカーって」

 

「仮面ライダーが戦っていた組織だが、なぜここに」

 

「とにかく行こう」

 

そう言い、ソウゴ達は声がした方向へ向かうと、一人の男が仮面ライダーに襲われていた。

 

「あれって、どういう事?」

 

「あれは、ショッカーライダー」

 

「ショッカーライダー?」

 

「最初の仮面ライダー1号と2号を元に作られたライダーだ」

 

「とにかく助けないと」

 

「ショッカーミサイル」

 

「危なっ!!」

 

そう言いソウゴはすぐにミサイルを撃った相手を助け、転がる。

 

「お前はっ?」

 

「俺、俺は立花ソウゴ?

君は?」

 

「俺は未来掴。

ここは一体」

 

「ホキョキョキョ!!」

 

そう自己紹介している間にショッカーライダーはこちらに迫っていた。

 

「話している場合じゃない。

ここは俺がなんとかする」

 

そう言い、ソウゴはジクウドライバーを取り出すと

 

「お前、まさか同じ」

 

「えっ?」

 

その言葉に疑問に掴が取り出したのは、ソウゴの持つジクウドライバーと似た物だった。

 

「嘘ぉ!!」

 

それを見ると、思わず叫んでしまったが、そうしている間にも、ショッカーライダーは迫っていた。

 

同時に互いに覚悟を決めたように、頷くと共に、腰に各々のベルトを巻き、ソウゴはジオウライドウォッチを取り出し、掴は手に持った?マークをベルトに装填する。

 

「「変身!!」」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ】

 

【ファッション!パッション!クエスチョン! クイズ!】

 

その音声と共にソウゴはジオウに、掴は仮面ライダークイズへと姿し、構える。

 

「ショッカー殴!」

 

変身を終えると共に、ショッカーライダーは地面を砕くその拳で二人に対して次々と攻撃を仕掛けていく。

 

【ジカンギレード】

 

同時にジオウはその手に持ったジカンギレードでショッカーライダーの攻撃を受け止め、クイズは構える。

 

「ショッカーに逆らう者は処刑あるのみ!!」

 

「「だから知らねぇよ!!」

 

そう言い、二人は同時にショッカーライダーを蹴り上げるが、まるでダメージを受けていない様子だった。

 

「あいつには物理的な攻撃はあまり効かないかもしれない。

だったら、問題!」

 

「んっ?」

 

そうしていると、何か疑問に思ったのか、ショッカーライダーは首を傾げる。

 

「ここはショッカーが支配する町なのか。

〇か✖か」

 

「そんなの、〇に決まっているだろ!!」

 

突然のクイズからの言葉に何の躊躇もなく言い放つショッカーライダー。

 

だが、放たれたのは不正解を示す音だった。

 

「なにっぐわぁ!!」

 

同時にショッカーライダーはそのまま身体を痺れさせる。

 

「どういう事だ!!」

 

「不正解だからな。

次の問題だ、ここはお前の世界か?

〇か✖か?」

 

「ここが?」

 

そう言いショッカーライダーは周りを見渡す。

 

そして

 

「✖?」

 

「正解だ」

 

その言葉と共に驚きの様子だった。

 

「やっぱり、利用するのは無理があったようだな」

 

そう言いながら、建物の物陰から現れたのはウォズと似た格好をした青年だった。

 

「お前は?」

 

「さぁな。

だが、おれを見れば、分かるだろ」

 

その言葉と共に男が取り出したのはザナモスライドウォッチだった。

 

【ザナモス】

 

「っ!!」

 

「変身」

 

【ライダータイム!仮面ライダーザナモス】

 

その音声と共に現れたのは、男の身体は蒸気が発され、現れたのは仮面ライダーザナモスだった。

 

「お前は確か」

 

「その通りだ。

そして、本来の力が使えないジオウなら、ここで始末できる」

 

そう言ったザナモスの力はソウゴが戦ったエルザよりも、その迫力は強烈だった。

 

「だからって、負けるつもりはない」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!

アーマータイム!N・E・O!アマゾンネオ!】

 

その音声と共にジオウの身体にアマゾンネオアーマーが装着されると共にザナモスと激突する。

 

「シャアァ!!」

 

「ハァ!」

 

互いに装着されている爪で牽制を行いながら、攻撃を仕掛け、火花を散らしながら戦っていく。

 

互いに仮面ライダーアマゾンの力を持つ者同士の戦いはまるで、獣同士が争う姿になっており、近くの壁を蹴り上げる。

 

そうしていると共に、攻撃を仕掛けたジオウはそのまま後ろへと飛ぶと同時にザナモスはその手に持つボウガンで攻撃を仕掛ける。

 

【デカイ!ハカイ!ゴーカイ!仮面ライダーキカイ!】

 

その音声と共に迫りくるボウガンの攻撃を、現れたキカイがその攻撃を軽々と受け止める。

 

「ショッカーファイヤー!」

 

同時にショッカーライダーが放った炎がザナモスへと牽制するように放たれた。

 

「いや、掴は分かるけど、お前はなんで?」

 

助けに入ったショッカーライダーに疑問が思ってしまうが

 

「ショッカーを利用する愚か者に鉄槌を与える為にお前達に力を貸す事にした!!」

 

「・・・うん、なんだかいける気がする!!」

 

ショッカーライダーの主張にどう反応すれば良いか分からなくなったソウゴはそのまま戦いに挑む為に構える。

 

「まさか、お前まで敵に行くとはな、だが!!」

 

【アマゾンオメガ!】【アマゾンアルファ!】【アマゾンシグマ!】

 

その音声と共に、ザナモスに装着されているライドウォッチが光始め、その姿は巨大な蜥蜴を思わせる怪物へと変わると共に襲い掛かる。

 

「アマゾン達の力が暴走したのか」

 

「とにかく、止めないといけない!!」

 

「ショッカーを脅かす怪物を、今こそ駆逐してやる!!」

 

その言葉と共にアマゾンの力を暴走させた姿、アマゾンザナモスはその巨大な爪で襲い掛かるが、アマゾンネオアーマーから形成されたワイヤーでその場を避ける。

 

――ガアアァァ

 

「ふんっ!!」

 

キカイは瞬時にその攻撃を受け止め

 

「ショッカー殴!!」

 

同時にショッカーライダーの拳がアマゾンザナモスを殴る。

 

だが、まるでダメージを受けた様子は見られず、尻尾を使い、ショッカーライダーを襲う。

 

 

そうしている間にワイヤーで宙を飛び、瞬時にマシンガンとジカンギレードを銃モードに変形させ、両手でアマゾンザナモスに向けて放つ。

 

――キシャアアァ

 

まるでダメージを受けていないように叫ぶと同時に身体から生える無数の棘が3人のライダー達に襲い掛かる。

 

「まだ、終わってたまるかぁ!!」

 

その言葉と共に後ろへと飛び上がると同時に、ソウゴが取り出したのは一つのライドウォッチだった。

 

【ゼロワン】

 

――ゼロワァンッ!!

 

「変身!」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!

アーマータイム! プログライズ! ゼロワーン!】

 

その音声と共に、ジオウの目の前に現れたのは飛蝗を思わせるアーマーが現れ、それを身に纏ったジオウの肩には巨大なプログライズキー型のアーマーが装着される。

 

それと同時だった。

 

「祝え!!」

 

――ウォズゥウ!!

 

ウォズはそのアーマーを身に纏うのを見つめると共に、本を開く。

 

「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしらしめす時の王者。

その名も仮面ライダージオウゼロワンアーマー。

また一つ、ライダーの力が継承した瞬間である!」

 

ゼロワンアーマーを身に纏うと共に、ウォズ自身もキカイの隣に立つ。

 

「それでは、君も一緒にどうだ?」

 

「えっどういう事?」

 

「合わせたまえ。

私の力と合わせれば、自在に姿が変わるはずだ」

 

「えっ、そう言えばいつの間にキカイに」

 

「行くぞ」

 

その言葉と共にウォズはシノビミライドウォッチを取り出す。

 

【投影! フューチャータイム! 誰じゃ?俺じゃ?忍者! フューチャーリングシノビ!シノビ!】

 

【誰じゃ?俺じゃ?忍者!仮面ライダーシノビ!】

 

「うわぁ」

 

「ついてきたまえ」

 

「分かっている」

 

その言葉と共にウォズは走り出し、それに合わせるようにシノビも走り出す。

 

二人のライダーは何十と分身すると共に手裏剣を次々とアマゾンザナモスへと放たれる。

 

それに対して怯んでいる間にウォズは

 

【フューチャータイム!

ファッション!パッション!クエスチョン! フューチャーリングクイズ!クイズ! 】

 

【ファッション!パッション!クエスチョン! クイズ!】

 

その音声と共に、ウォズはフューチャリングクイズに、シノビはクイズへと変わり、アマゾンザナモスに対して、発生させた大量の?マークで相手を拘束する。

 

「これでとどめだ」

 

【フューチャータイム! デカイ!ハカイ!ゴーカイ!フューチャーリングキカイ!キカイ!】

 

【デカイ!ハカイ!ゴーカイ!仮面ライダーキカイ!】

 

「「はぁ!!」」

 

同時に二人はアマゾンザナモスに向けて蹴り上げると、その身体は完全に凍らせる。

 

「我が魔王!!」

 

「分かった、行くよ!」

 

「分かったっキィー!」

 

【フィニッシュタイム!】

 

その音声と共にショッカーライダーは走り出し、周りを縦横無尽に走りながら、ジオウはそのまま真っすぐとアマゾンザナモスに向かう。

 

【ライジング!タイムブレーク!】

 

「ショッカーキック!」

 

その声と共に二人のライダーキックがアマゾンザナモスに向けて放たれ、その一撃はアマゾンザナモスの胴体を貫く。

 

――――ガアアァァ!!

 

貫かれたアマゾンザナモスはそのまま?マークが次々と爆発し、完全に消滅する。

 

「なんとか、倒せた」

 

「悪は滅びた、キイイィィー!!」

 

「う~ん」

 

隣で勝利の宣言をするショッカーライダーに少し首を傾げてしまう。

 

「とりあえずは、他の皆と合流しないと」

 

そう言い、ソウゴが動き出そうとした時、聞こえてきた地響き。

 

そこを見つめると、そこには巨大なライダーがこちらを見つめていた。

 

「ジオウ、貴様をここで倒す!!」

 

「えぇ、まだ来るのぉ!?」

 

その言葉に思わずソウゴは呟いてしまう。

オーマフォームに使用するシンフォギアウォッチは

  • 天羽々斬
  • イチイバル
  • シュルシャガナ
  • イガリマ
  • アガートラーム

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