ロキ・ファミリアに妹との再会を求めるのは間違っているだろうか 作:非常食の大勝利!!
「忙しい中でどれだけ書けるかな?」なんて甘っちょれたこと考えてましたが、予想以上にキツかったです。
ハイ…すみません…今年こそ頑張ります…。
下から続きですので、お楽しみ頂けると幸いです!
「………先、輩?」
目の前の状況に言葉が出てこなかった。
あの瞬間(とき)桜は兄の意識が置換された人形に殺された。そしてまた会うことが出来てる。
嬉しいはずなのに言葉が出てこない。
暫くの沈黙の後、あの雪の日の様に抱き付いてきた。
「先輩!また…会えましたね」
桜の目には涙が浮かんでいた。
「桜、ゴメンな…」
「先輩が謝る事ではありません」
そんな中「ゴホン!」と大きな咳払い。
咳払いの正体はミアさんだった。
それに周りを見ると、従業員の方々がもの凄く混乱していた。
「全く、うちの店は酒場だ!イチャコラする店じゃないよ!その話は後でにしな!」
「あ、ごめんなさい…ミア母さん」
「すみません…それと、ロキ様からここに泊めて貰うよう言われて来ました。今晩だけ泊めて下さい」
俺はロキ様から貰った恩義を無駄にしないため、頭を下げた。
「はぁ…全く…ロキのところには後で請求書でも送るかな…」
「と言うことは!」
「1泊に見合う皿洗いはして貰ったからね。空き部屋あるから自由に使いな!」
「ありがとうございます!」
なんとか今日の寝泊まりはどうにかなった。
暫くして、部屋にコンコンとノックの音が響いた。
「先輩、入っても大丈夫ですか?」
「良いぞ」
ガチャッとドアが開くと、ワンピース型の寝巻き姿の桜が入ってきた。
「どうしても…先輩とお話がしたくて…」
「…そうか…ほら、隣に座りなよ」
立たせたままだと可哀想なので、俺が座ってるベッドの隣に座らせた。
「先輩…ごめんなさい…あの時守れなくて…」
桜の口から出たのは、謝罪だった。
「どうして桜が謝る…桜が謝る要素は一つも無いだろ?」
「そうじゃないんです!」
声を張り上げた彼女の眼にはうっすらと涙が浮かんでいた。
「私がやらなきゃいけなかった…なのに…なのに!」
桜は自分を攻め続けている。そんな桜を見てると、体は勝手に動いていた。
桜を抱き締め、耳元でこう言った。
「もう…良いんだ…美遊も俺も桜も今ここで生きてる…だから…もう泣くな」
暫くの俺の腕の中で泣いていた。
泣き止んだ桜は俺の目を見て、「先輩、今夜は…一緒に寝ても良いですか?」なんて言うもんだから逆らえる訳もなく、一緒の布団で一夜を過ごした。
~翌日~
目を覚ますと、桜はもう起きていた。
「先輩、おはようございます!」
「おはよう、桜。昨日はよく眠れたか?」
「お陰さまでぐっすり寝れましたよ」
桜の顔色を見ると、昨日よりも明らかに良かった。
俺は昨日布団の中で一つ決心したことがある。
「なぁ、桜…俺、ここからやり直して行こうと思うんだ」
「なんですか?」
いつしか切嗣が語ったことを思い出した。
ー悪いな、切嗣ー
「俺はこの世界で正義の味方になる。皆を救える正義の味方に」
「ふふっ…先輩らしいですね。頑張ってくださいね」
そう…俺の第二の人生はここからだ!
ロキファミリアに入るための入団審査まではあと6時間ほど。
「美遊、もう少し待っててくれよな」
俺は拳を握った。
どうも、非常食です!
年内投稿の予定でしたが、年…空けちゃいましたねw
はい、明けましておめでとうございます!
こんなスローペース投稿ですが、今年も宜しくお願い致します!!