今回初投稿です、暖かい目でみていただけたら幸いです。
「オリオン」は私を護ると言ってくれた。どんなモンスターが現れても絶対に護ると、私はその時その言葉をあまり信じていなかった、いや信じていないと言ったら嘘になるが私は諦めていた。アンタレスを倒すには「私」を殺すしかないと、ずっとそう思っていた。
だが彼は救ってくれた。自分の身を犠牲にしてでも助けようとしてくれた。その時に私は助けを求めてしまった、私はまだ生きていたいと、この下界をまだ「ベル」と共に暮らしたいと思ってしまった。わたしが生きていたらアンタレスも生き続ける、だから私は生きていたらいけないとずっと思っていた、けどベルに護るって言われてから私は生きていいと、ヘスティアにも言われた。弓に残っていた私の意識を通して「助けて!」とベルに言った。
そしたら彼は
当たり前です、護るって決めましたから。
と言ってくれた。その時私は涙が止まらなかった。
いつも私に寄り添ってくれた者たちにも「護る」と言われたことがなかった私はこれが恋などだと初めてわかった。そしてこの気持ちは彼に、ベル・クラネルにあった時から私の胸の中にあった気持ちなのだと私は改めて実感した。そして納得した、今ここにはいない昔の眷族たちに言われたことは本当のことだったんだと。そして決めた、私の偏見によって報われなかった彼女たちの分まで恋をしようと。
彼は自分の全ての力を身に纏い私の人柱になった、
彼が死んだと聞いた時は、ただただ絶望した、やっとこの気持ちに気づくことができたのにもう二度と伝えることはできないんだと。
その日私は夢をみた、夢と言うには都合が良すぎて、現実と言うには不可解な点があった、だがその事はどうでもよかった、そこには一人の人間がいた真っ白の髪と赤い目をもっている、私が愛したベル・クラネルがそこにいた、そのベルに言われた、前に進んでくださいと、あなたなら前に進める、僕が愛したアルテミス様はこんなところで止まっている神様ではないと、
夢から目を覚ました私は決意した、彼の隣に立てるふさわしい神様になろうと、そして彼のことを聞かれたら迷わずに愛しているといつか言えるようになろうと、彼のためにも私は進み続ける、三大処女神でありある一人の英雄に恋をしたアルテミスは…
この物語は神を殺す物語じゃない、この物語は、一人の女の子と一人の英雄の恋物語である
読んで頂きありがとうございます、
これから投稿するか分かりませんが評価だけでもして頂けると幸いです。