かねてより発売を待っていたが、続報がない。
それが私には待ちきれない!!
最近ACFA買ったので投稿
インフィニット・ストラトスが発表され、世界各国の防衛機として従来のACからISに順次置き換わっていってから10年。
企業連によってACが発表されてから数えると20年。
世界の軍事力は誰もが乗れる量産型のACよりも、絶対数が限られるがACよりも性能が高いISに置き換わり、世間の風潮は女性しか乗れないISに釣られるように女尊男卑となった。
IS神話
たった10年ではあるものの、ISこそが絶対強者だという風潮であり各国も国家代表を選出するなど完全にISを盲信していた。
そんななか行われた企業連によるACシリーズの新機体発表記者会見。
今までの量産型を完全に一新し、生まれ持った適性に依存する乗る人間を選ぶそれは
公開された標準スペックは、従来のACどころかISすらも凌駕していた。
それはIS神話を盲信していた女性権利団体や各国政府の琴線に触れる事になる。
幾度訂正を申し入れようとも企業連がそれに応じるはずもなく、女性権利団体は遂に強硬手段として4機のISを企業連へと差し向けた。
『こちらホワイト・グリント、オペレーターです。貴女方は企業連の主権領域を侵犯しています。速やかに退去してください、さもなければ…』
「煩いわね!あんた達があんな物公表するから悪いのよ、あれを撤回して謝罪するというなら考えてあげなくも無いけど?」
『……そうですか、それが貴女方の答えと言うわけですね。』
その通信の直後、彼女達のハイパーセンサーが高速接近する機影を捉えた。
だがその速度を見て驚く事になる。
ISの最高速度を優に超える、時速1500オーバー。
機影を確認してから彼女達の戦闘可能範囲に入るまでがほぼ一瞬であった。
ホワイト・グリントが彼女達の10メートル手前で静止すると、これ幸いと彼女達は手に持ったマシンガンやライフル等を撃ちまくった。
当然普通のACや戦車等であれば一瞬で大破炎上する火力であったのだが、その銃弾は全て当たる前に消失した。
「うそ…」
「あれだけ撃ち込んで無傷?」
ホワイト・グリントの周囲を取り囲むように展開された緑色の球体、
『再三警告しましょう。速やかに退去してください。貴女方では彼には勝てません。』
目の前の不明機のオペレーターが、彼と言った事により彼女達は秘蔵品をぶっ放した。
ドイツで開発されたレールキャノン、その威力は折り紙付きで大体のISの装甲を破壊する威力がある。
それを使えばネクストにもダメージが入るだろうと思考した結果だが、そう簡単に当たってくれるほどネクストは優しくは無かった。
当たる直前に右にクイックブースト、そのまま前、左、ターン。
たったそれだけで彼女達の背後を取ったのだった。
「速っ!」
『せめてもの情けで、一撃で葬ってあげましょう。さようなら。』
その通信の直後、ホワイト・グリントの各部パーツがせり上がりモノアイにシャッターが降りる。
そして彼女達が最後に見たのは、緑色の閃光だった。
企業連へISが強襲したことは瞬く間に世界に知れ渡り、世間は歓声に湧いた。
IS神話を揺るがす危険思想がこれで潰えると、ISを盲信する各国も企業連がこれで終わると確信していた。
送り込んだ4機のコア反応が操縦者諸共消失したと知るまでは。
企業連は歓声に湧く世間に対してたった1文のメッセージを拡散した。
【我々へと侵攻してきた敵の排除に成功した。】
動画付きで全世界のメディア、SNS、動画投稿サイト等々。
企業連の名で広まったそれには、IS4機掛かりですら倒すことが出来ず、ましてやたった1回の攻撃でコア毎ISが消滅しているのだ。
当然世間は騒いだ。
最強だと思っていたISがなすすべもなく負けているのだから。
各国は嘆いた。
ACにはまだまだ最強の座が相応しかったと。
故に企業連に戦力としてネクストの提供を打診した、だがその要求に対する返答はNoだった。
曰く、適性が無い者は乗ることが出来ず、乗れたとしても満足に扱えるか分からない奴らには渡せない。それにネクストは彼ら専用のワンオフ機だ、彼らの分しかない。
こう返ってきたという。
この極秘のやり取りの後、企業連はCOLLAREDと呼ばれる組織を発表。
そしてそこに所属するネクスト機の数と名前だけを公表した。
たった1機で4機のISを羽虫を払うかのように消滅させたネクスト機が30機以上。
それはIS神話を信じる者達にとっては絶望だった。