第FⅦ特異点 片翼の天使   作:陽朧

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2-12 カルデアにて⑥

「ああ、セフィロス。

丁度良かった。今全ての解析が終わったところなんだ」

 

「……そうか」

 

「さ、座って。まず君のことから話そう。

粗方はリツカ君、そして森の賢者(君の友達)から聞いている。

でも本人の口から証言を得ないとね」

 

 

ほんわりとした笑みを浮かべた、ドクターロマニが白衣を揺らして振り返る。

診察室兼彼の仕事場となっている部屋は、本と書類に埋もれていた。

カウンセリングでもするかのように、セフィロスを椅子に座らせて、その向かいに座ったロマニは、まとめあげた資料を引っ張り出す。

 

セフィロスという謎の存在が現れた日から、カルデアの頭脳たちはこぞってその記録をまとめ、分析を行ってきた。

しかし、この場にその頭脳たちの姿はない。

それは、彼らの中でまだ引っ掛かりがあるからであろうか。

 

特にあの探偵を題名する男は、真実と確信のあるもの。即ち証拠があること以外は口にしない男だ。

『次に相見える時は、全てが明らかとなる時』と、何かを見据えた瞳で言った、かの名探偵は今も尚、更なる真実を追い求めているのだろう。

何故そこまであの気紛れな男が興味を示しているのかは、わからない。

だが彼の琴線に触れるだけの何かが、あるに違いはなかった。

 

 

「英霊には様々なタイプがいてね。

復讐者(アヴェンジャー)クラスのヘシアン・ロボを、知っているかい」

 

「いや、あの狼王とは何度か会っているが」

 

「そうか、ヘシアンとはまだ会っていなかったのか。

でも直ぐに会うと思うよ。君は随分彼に懐かれているようだから。

それで話を進めると、彼らは本来英霊には届かない霊基を合体・融合させたもの。

他の英霊とは違って無理やり格を造り上げたんだ。本来は有り得ない方法でね。

まあ、そんな感じでこのカルデアにいる英霊は、一概には言えないつくりをしたものがいる」

 

「……」

 

「君は、二つの魂を持つものだ。

二人が一つの英霊として召喚されるケースもあるけど、一つの体に二つの魂が宿り、それぞれ自我を持っているのは中々に珍しい。

基本的に実体化された英霊や神霊は、霊基と霊核を持っていることは知っているかな?

霊基とは魂の器(カラダ)であり、霊核は魂のこと。

でも、英霊の魂というのは人間のそれとは意味合いが異なるんだ。

英霊の魂とは、情報のことさ。

伝説や神話に基づいて、座に記録された情報が英霊を英霊たらしめるものとなる。

君の体の特殊な部分は、この座を持たないということだ」

 

 

異なる世界の存在であるセフィロスが、英霊として認められることは不可能に近いだろう。

ロマニたちが疑問を抱いたのは、セフィロスの体である。

その体を解析した結果、英霊と同じデータが得られているのだ。

難なくレイシフトを行うことが出来ており、おそらく強化や再臨なども可能であろうことから、彼らは一つ仮説を立てた。

 

 

「セフィロス、そしてセトラ。

君たちにはもう一つ混じっているものがあるんじゃないか?」

 

「……ジェノバか?」

 

「そう思って、君のデータとリツカ君が持ち帰ったものを照合したんだけど、一致しなかったよ。

それにそのもう一つは、神霊適性を示した」

 

「神霊適性……だと」

 

「所謂神性は、そのランクが高いほどより物質的な神霊との混血とされるものさ。

一つの基準として、神話における神霊の息子達は最低でもBランク以上……。死後祀り上げられたり、一体化したり、神霊の分霊だったりするとAランク以上を示す場合が多い」

 

「神と関わった記憶はないな」

 

「うーん。でも、この判定が出ている以上何かあると思うんだけどなあ」

 

 

セフィロスも、セトラも、神と直接関わったことはなかった。

しかしロマニは、何かしらの関わりがあるという。

暫く首を捻っていたロマニであったが、このままでは議論が進まないことに気が付いて、ぱっと顔を上げた。

 

 

「そうそう、リツカ君と君が持ち帰った資料と、エミヤオルタが送信してくれたデータの解析も、終わったんだ。

いやーほんと、大変だったんだからね!徹夜続きで、何人屍と化したことか……」

 

「いつものことだろう」

 

「そ、そうだけどさ!もう少し労ってくれたって良いんだからね」

 

「……」

 

「あーもう、そんな目しないでくれよ。

わかった。続きを話そう。

宝条の目的は、端的にいうと『自らの理論の証明』のために『最強の英霊(かみ)』を作り上げること。

だから既存の英霊や人間にああいった実験を行って、データを集めていたんだ。

……あの場にいた『セフィロス』は、宝条の召喚した英霊で、唯一被検体にはならなかったようだね」

 

「奴からすれば、俺のデータなど見飽きているだろう」

 

「……。そういう、こと……なのかな?

いや、良いんだ。それについては僕が口を挟むことではない。

君の持ち帰った座標を登録しておいた。

人類史にも存在しない未知の場所だったけど、何とか解読出来たんだ。

宝条博士の潜伏先である可能性が非常に高いね」

 

「ミッドガル……か」

 

「どういう場所なんだい?」

 

「人間の欲が、具現化した……場所さ」

 

 

無感情なその瞳に、一瞬、色が指したのを研究者の目は見逃さなかった。

何かを思い出すような、それにロマニは何も言わずに目を細める。

 

その時であった。

 

廊下から誰かの高い悲鳴が上がり、ばたばたと無数の足音がロマニたちのいる部屋に近づいてきたのは。

 

 

「ドクター!!ドクターロマニ!!大変です!

マスターリツカが、リツカ君が……っ!」

 

 

蹴破る勢いで、部屋に雪崩れ込んできた職員たちは、血相を変えてロマニに詰め寄る。

反射的に椅子から飛び上がったロマニは、小走りで部屋を飛び出した。

一気に騒がしくなったカルデアの気配たちと、職員の言葉から、リツカに何かが起きたことを察する。

 

セフィロスは、誰もいなくなった部屋で静かに瞳を閉じた。

 

 

 

***

 

 

 

故郷も両親も知らぬ男が生まれたのは、世界第一の商業都市であるミッドガルにある、とある会社の研究室であった。冷たい試験管の中で、冷ややかな白衣を纏う研究者たちに観察されながら産声を上げた男は、セフィロスという名を与えられた。

 

ミッドガルという街は、神羅電気動力株式会社(神羅カンパニー)という、言わずと知れた大企業の城下町として、恩恵と支配を受けていた。町の中央に聳え立つ神羅カンパニーの本社ビルを囲む、八つもの巨大なビルがあり、その中に様々な部署が入っている。幅広い事業を手掛ける企業故の、巨大な敷地と建物の中は、社員でも知らぬ部屋がいくつもあり、これが神羅カンパニーの抱える黒い雲の一つでもあった。

 

黒い雲とは、神羅カンパニーの華々しい業績に付随する、悪い噂のことを指す。

噂が噂を呼んでいる部分もあるが、町を牛耳り、非人権的な治安の維持まで手掛ける神羅カンパニーは、誰も非を唱えることは出来ない。もはや国でさえもその存在に畏怖していたのだ。

 

 

『……おい、いるか?』

 

「なんだ、終業時刻はとっくに過ぎているが」

 

『はっ。そんな言葉は知らねえな』

 

「仕事人間なのは勝手だが、それを他人に押し付けるな」

 

『冷たいこというなよ。俺とお前の仲だろ?』

 

「さて、どんな仲だったか」

 

 

眠らない町とは良く言ったもので、深夜を過ぎても煌々とした明かりに満ちる町は、相変わらず人の動きが激しい。

零区を神羅カンパニーとして、壱~八区にわかれているこの町の治安は、区々ではある。

基本的に警備員が配置されているため、女性が一人で出歩けないこともないが、止めて置いた方が身の為だろう。

 

神羅カンパニーの抱える巨大ビルの至る所に明かりが灯っている。

研究部署などを代表に、研究熱心を通り越して、研究中毒者を多く抱えるこの企業は、正月であろうともなんであろうとも、完全に明かりが消えることはない。

ちなみにこれらは全て自由意思で行っているので、本人の趣味の領域である。

 

そんなミッドガルという町を、ビルの屋上から俯瞰する一つの影があった。

吹き荒れる夜風に、纏うコートを揺らしたその影は、行き交う人間たちをただただ見つめていた。

 

 

『お前、また任務放棄しただろう』

 

「気が乗らなかっただけだ」

 

『おいおい、査定に響くぜ?』

 

「……興味ないな」

 

『ははっ。まあ、お前らしいがな』

 

 

ざり、と耳障りな音と共に、装着している通信機から低い男の声が聞こえて来る。

相変わらずの快活の声に挨拶ぐらいしたらどうだと溜息が零れた。

テンポ良く交わされる会話は、その間柄が親しいものであることを表していた。

 

手摺に凭れながら、星を忘れた空を見上げる。

いつからであろうか。この町は星の瞬きも、月の淡い光も、遠いものとなってしまった。

超巨大都市と謳われる町には、風情という言葉が欠けているのだろう。

きらきらと輝くネオンの光は、自然のそれに比べると強すぎるのだ。

それがまた、町の疲れを煽っているのかもしれなかった。

 

 

『……任務(シゴト)だ。新人のお守りという、重大な任務さ』

 

「やれやれ、何でも屋になった憶えはないのだが」

 

『ま、何事も始まりは肝心ってことだ。

良いじゃないか、夢を持つ若者の道標だぜ。

うってつけのお仕事だろうよ、英雄さん』

 

「ふん、下らんな。

お前が行けば良いだろう」

 

『おっと、残念だがそいつは無理なのさ』

 

「……」

 

『大御所からの直々の指定だ。お前さんに拒否権があると思うか?』

 

「それは査定に響くな」

 

『少しは、興味が沸いただろう』

 

「……ああ、そうだな」

 

 

超高層ビルの屋上に吹く強い風に、ふわりと銀の髪が揺れる。

長い長いその糸は、まるで蜘蛛の糸の如く空を舞う。

低く喉を鳴らして笑うと、その男もまた明るく笑い声を零した。

 

 

『戻ってきたらいつものトコで奢ってやっから、今度はサボるんじゃねえぞ……親友(あいぼう)

 

 

ぷつりと音を立てて切れたそれに溜息を吐くと、迷いなく歩き出す。

外と中を繋ぐ重厚な扉を開き、室内へと姿を消したその背を、焼け付くような光が照らしていた。

 

 

 

***

 

 

 

「セフィロス……!」

 

 

聞こえた声に、悪い予感がしたのは、いつもの余裕をかなぐり捨てたそれが、かつてない焦燥を滲ませているからであろうか。らしくもなく、追憶に意識を沈めていたセフィロスは、扉を張り倒す勢いで侵入してきた英霊に肩を掴まれた。

先ほどの職員たちと同様の顔色をした英霊の、下ろされた青い髪が視界を横切る。

 

 

「なんの騒ぎだ」

 

「マスターが、倒れた。良いから早く来い!」

 

 

ぐいと腕を掴まれ、強制的に立ち上がらされ、部屋の外へと出された。

態々自分を呼びに来たということは、何かしらの関わりがあるのだろうとセフィロスは、キャスターの背中を追った。

 

 

「先輩……!せん……ぱい!」

 

 

辿り着いた医務室には、彼の相棒であるマシュをはじめ数多の英霊が顔を揃えていた。

どの顔もキャスターと同じように心配に翳っており、泣き叫ぶようなマシュの声が部屋に響いていた。

リツカを囲むように、女性の英霊たちが瞳を潤ませている。

彼女らは確かあらゆる意味で、リツカに懐いている英霊たちであったのを男は記憶していた。

そのうちの一人である、黒髪の英霊が顔を上げた途端に、男は背中から冷や汗が滲むのを感じたのだ。

 

 

「あら?貴方は……!」

 

 

良くも悪くも、母性溢れる彼女は、前からセフィロスに対して熱い視線を送っていたのである。

そのことに気が付いたリツカによって、何とか遭遇することなく過ごしていたが、こうなってしまった以上逃げ道はないらしい。

また『面倒ごと』を察してか、強制的にチェンジさせられた男にとっては堪ったものではなかった。

 

 

「おいおい、頼光さんよ。

今はそんな状況じゃねえだろ」

 

「まあ……私としたことが、恥ずかしい。

さあさあ此方へ、マスターを診て差し上げて下さいませ」

 

 

艶やかな垂れ目がきらりと光ったかと思うと、何とも優雅に立ち上がったその英霊に、キャスターが呆れた顔で制した。

バーサーカークラスでありながらも、一応は言葉の通じる彼女はスイッチが入らない限りは、暴走をすることはない。

急に連れて来られた男はいまいち現状が理解していなかったが、頼光に手招かれ、ベッドに眠るリツカを覗き込んだ時、やっと意味がわかった。

 

 

「これは、星痕……?」

 

「せいこん?それは、なんですの?

もしかして旦那様に、どこぞの馬の骨やも知れぬ汚らわしい輩の(マーキング)が付けられたというのですか!ああ、許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない……」

 

 

風貌を怒りに染めた一見すると幼い少女は、長い緑髪を逆立てて男を見上げる。

開かれた瞳孔は狂気が滲み、その少女のクラスに似合いの表情に、男は只管嫌な予感を噛み締めていた。

白拍子のようなふわふわとした着物は優雅なものだが、本人の表情がどうもいただけないのだ。ミスマッチともいう。

 

 

「……言わば、毒を受けた状態だ。

このままでは全身に回り死に至る」

 

「なっ!!」

 

「毒……?でも、マスターは……」

 

「この毒は心の衰弱に比例する。

……何か抱えるものがあったのだろう」

 

 

令呪を宿す腕が黒く染まっており、不気味な靄を漂わせていた。

それは、セフィロスの世界で流行った病であり、星痕症候群と呼ばれるものであったのだ。

ライフストリームを浴びた人間が発症するその病は、黒い膿が患部から、末期には穴という穴から吹き出し、苦痛を伴い死に至る。

 

苦しげに呻くリツカの薄っすら開かれた瞳を見て、男は確信した。

セフィロスと同じように、その瞳孔は縦に裂けていたのだ。

 

 

「……そうか、迂闊だった」

 

「どういうことだ、セフィロス」

 

「あの宝条の研究所に、満ちていた星の命(ライフストリーム)()てられ、発症したのだろう」

 

「ライフストリーム……。あの緑の液体か?」

 

「あれは、人体には有害だ。だが通常この病を起こす程ではない。

おそらくマスターの浴びたものの中に、ジェノバの思念が混入されていたのだ」

 

「……っ!!じゃあ、マスターは」

 

「ジェノバの思念に打ち勝つだけの精神力が必要となる。

でないと、待つのは惨たらしい死のみだ」

 

「そ、んな……。マスター……。何故、私の毒にだって耐えた貴方が……」

 

 

均等の取れた褐色の体にフィットする、黒い衣。

マスターに想いを募らせ始めた頃から露わにした顔を悲痛に歪めたのは、静謐のハサンである。

数ある掟に忠実で、徹底した暗殺者(アサシン)である彼女もまた、悲しみに瞳を染めていた。

彼女らの様子を冷静に見つめた男は、静かに溜息を吐いた。

 

これらは全て、あの宝条が描いた絵図なのだろう。

彼はきっとこの時を待っていたのだ。

カルデアにちょっかいを出せば、報復としてカルデアは宝条を調べ始めるだろう。

そしてあわよくば、研究所へと誘き寄せることが出来る。

しかしその場で捉えることはしない。

何故ならば、そう……ジェノバの思念が入ったライフストリームを浴びさせることが目的であるからだ。

 

 

「…ちっ、踊らされてたってワケか」

 

「アレは狡猾な男だと言っただろう」

 

「マスターを治す方法は、あるのでしょうか?」

 

「……ないことは、ない」

 

「本当に……?私嘘は、大嫌いですの。

本当に、あるというのですね?」

 

「確実ではないがな。

本人の意志の強さも、大きく関わる」

 

「それなら…!マスターは、大丈夫。

ええ、ええきっと……」

 

 

男の言葉に、頼光、清姫、ハサンの瞳がきらりと輝いた。

同時に向けられた鋭くも期待を含んだ視線に、男は内心で頬を引き攣らせる。

万が一、この場で曖昧なことを言ったのならば、焼き殺される運命が待っているのだろう。

なまじ再生能力の高い体であるが故に、死ぬことも出来ず、ただ焼かれ続けることなど考えたくもない。

そんな男の肩に、ぽんと乗せられたキャスターの手には、同情が込められていた。

 

 

「だが、そのためにはレイシフトを行う必要がある。

例えそれが、あの宝条の張り巡らせた罠に飛び込むことになろうが……な」

 

 

内側から細胞を蝕まれていく痛みとは、どれ程のものか。

全身から汗を拭きだして、苦しみもがくリツカを、泣きそうな顔で見つめた三人の英霊はゆっくりとその顔を上げる。

その表情に、隣に佇むキャスターが乾いた笑いを零したのであった。

 

 

 

***

 

 

 

「あれは、星痕症候群。

お前の……いや、厳密にいうと向こうのセフィロスが放ったメテオと、ホーリーがぶつかり合った末の弊害だ」

 

 

人気のない暗い廊下の片隅は、最早定位置となっている場所である。

窓枠に腰掛けて窓を見ると、鏡状となったガラスに自分の顔が映し出された。

先ほど見たリツカのそれと同じような瞳は、無感情のように見えて、そうではない。

 

 

「癒しの水が、変わらずに湧いていると良いが……」

 

 

あの三人娘、特に清姫にああ言ってしまった以上、男の記憶と異なっていた時の代償が大き過ぎることに、今更ながら冷や汗が零れる。このタイミングで、あの場所へレイシフトが行えるようになったことは僥倖だが、そこがセフィロスや男の記憶と全く同じである保証は何処にもないのだ。

セフィロスという男の表情は変わりはなかっただろうが、男自身は相当動揺していたらしい。

もう少し考えてから、発言すれば良かったと後悔しても、後の祭りであろう。

 

 

「ミッドガル、か。とんだ里帰りだな」

 

 

ぽつりと落とされた、その言葉は誰のものであったか。

特筆して感じるものもない帰郷の時は、きっと動乱で終わるであろうことは何となく想像が付いた。

それよりも、脳裏に蘇る記憶の場所(ミッドガル)に、自分たちがこの世界に呼ばれた理由があるのだろう。

そんな直感を感じていたのである。

 

 

 

 

 

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