第FⅦ特異点 片翼の天使   作:陽朧

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番外編その③
前編:セフィロスの絆イベント
後編:夢魔とセトラの密会



閑話
片時の交差③


大体のレイシフトは、体内の内臓がふわりと浮く感覚から始まる。

空高く輝く太陽の光と目が合ってしまい、眩む視界に思わず目を閉じた。

じりじりと肌を焼くその光が遠ざかっていき、身を切る風に魔術礼装が忙しなくはためいた。

 

遠退く太陽、近付く大地、肌に感じる熱……。

それらを感じる度に、とある神話が頭を過る。

『太陽に近付きすぎた者は、蝋で固められた翼を奪われ、大地へと堕とされる』

その度に所詮人間は人間であることを思い知らされる。

れ以上にもそれ以下にもなれない無力でちっぽけな存在でしか、ない筈であった。

 

だけれども、この一年と少しの間に俺は……。

一般人ではあり得ない経験を何度も重ねてきた。

歴戦の英霊たちと共に神に名を連ねるものたちに挑み、何度も膝を折り、何度も心を砕かれた。

それでも、俺は『人類最後』のマスターとして何度も立ち上がって来たのだ。

というと格好が付くだろうけれど、実際は周囲の人間や英霊たちに助けられただけである。

時には無理矢理肩を掴まれ立たされたり、時には一緒にしゃがみ込んでくれたり、それを積み重ねてきただけ。俺は名の知れた魔術師たちとは違う、ただの一般人であり、それ以上でもそれ以下でもない。

 

 

「どうした?早く掴まれ」

 

「……セフィ、ロス」

 

 

それでも何とか人理を修復して、そろそろ俺の役目も終わりかと思った頃に現れたのが、このセフィロスという英霊であって英霊でない存在であった。

凍て付いた瞳と威圧感に初めこそ圧倒されたけれど、気が付けばその裏にある姿を見ることが出来ていた。一つの肉体に二つの自我を宿している、とある英霊にも似た特殊体質らしいが、カルデアという場所に慣れてしまった俺からすれば、特別驚くことではない。

最近では、その二つの自我のどちらが出ているのかを直ぐにわかるようになって来たのが、少しの自慢だ。

どちらも感情の機微があまりはっきりしない面はあるものの、このセフィロスよりも、セトラの方が若干表情豊かで良く話してくれる。

ちなみにセトラというのは、通称らしかったが、皆彼をセトラと呼んでいてそれがいつしか定着していた。

 

――青い空に、黒い翼が広がる。

何処までも透き通るような青に、何処までも不透明な黒は正直アンバランスだ。

でも、手入れを欠かさないというその長い銀髪とか、その瞳が、太陽の光を反射しきらきらと輝くのを見ていると、あの太陽の騎士のようだとも思ってしまう。

夜に輝く星(セフィロス)昼に輝く陽(ガウェイン)では、真逆の存在かもしれないが。

 

 

「どうやら、また逸れたようだな」

 

「うん、そうみたい。皆の魔力が感じられないんだ」

 

「不安か?」

 

「全然」

 

 

表情に乏しく言葉が足らず、そして気紛れな性格故に、誤解されがちだけど、その根本は優しく出来ていることを知ったのは最近のことだ。

ジャックをはじめとした子供の形をしている英霊たちに不思議と懐かれたり、ロボをはじめとした動物にも好かれるセフィロスは、呆れた表情は見せるが拒絶したことは一度たりともなかった。

そして、こうして任務へと同行してもらっているうちに、さりげないフォローを入れてくれることも増えてきた。本人曰く気紛れらしいけれど。

 

 

「何処へ向かう?」

 

「うーんと、まずあっちかな」

 

 

返事代わりに、ばさりと羽搏いた漆黒が俺の指差した方へと方向を変える。

いつも通り6人の英霊を連れて来た筈だけど、セフィロスの魔力しか感じない。

別々に飛ばされてしまったのか、それとも抑々レイシフトが出来なかったのか……。

今まで経験したトラブルが頭に過るけれど、取り敢えず一人ではないのだ。そこは幸運といえよう。

 

 

「降りるぞ」

 

「うん、お願い」

 

 

舞い散る羽と共に、大地へと降り立つ。

きょろりと辺りを見渡すけれど、仲間の魔力は相変わらず感じ取れなかった。

その代わりとでもいうように、何処からともなく闇が沸き立つ。

現れたエネミーたちが視界に入ると同時に、その長い白刃が翻ったのが見えた。

俺を後ろへと下がらせたセフィロスは、あっという間に敵を切り捨てると、再び刀を消した。

 

彼の法具ともいえるその武器は、兎に角長い。

その分攻撃範囲が半端なく広いので、単騎戦向けでもあるだろう、

しかし、女性や子供の英霊が一緒の時は考慮しているようだが、特にクーフーリンやエミヤ、アキレウス、燕青、カルナといった、今まで手合わせをして来たメンバーがいると、その気遣いは塵と消え失せるらしく、容赦なく振り回すので、良くその場で喧嘩になることは多いが、これもまたセフィロスが気を許している証拠である……と思っている。

 

 

「ううーん、どうしよう。

カルデアからの通信もないし、英霊たちの魔力は感じられ……。セフィロス?」

 

「態々此方から赴く必要はないだろう」

 

「え?」

 

「要は居場所を示せば良い話だ」

 

「セフィロス……、まさか」

 

 

レイシフトでは常に通信機を用いたナビゲートが行われているが、それは通信状態に依存するために、今回のように正常に作動しないことも多々あった。樹海の中の方位磁石のように、エラーを起こしたそれと睨めっこをしていると、視界の端で黒いコートが動いた。

嫌な予感を感じて慌てて顔を上げるが、間に合うはずはない。

ランサーたちに比べ敏捷さは劣るものの、英雄の名に相応しい身体能力を持つものに勝てる筈はないのだ。

 

 

「--神の裁きを」

 

 

ぐんと高まった魔力に、息が詰まるのを感じた。

空へと翳されたセフィロスの手から放たれた魔力が、雲を突き抜けて空を貫いたかと思うと、ゴロゴロという低い音を立てて空が唸り始めた。

そして、どおん!という音が大地を波打たせ轟いたかと思うと、周りにいたエネミーたちの気配が雲散霧消し、砕かれた地面と焦げた匂いが辺りに充満したのだ。

 

 

「わっ!!か、かみなり……?」

 

「ふん。大した魔法ではないさ」

 

 

セフィロスが手を下すと、ちゃらりと手首から垂れ下がる青い石のチャームが軽い音を立てる。

思い立ったら即行動するタイプだということは承知していたが、こうも突拍子のない行動をされると心臓がいくつあってももたない。

 

 

「び、びっくりした……!

もう、そういうことは、やる前に言ってよって何度も言っているんだけどなあ、

俺が雷苦手だったら、卒倒してたよ」

 

「別に構わないだろう。餌を撒けば勝手に集まる」

 

「そういう問題じゃなくて、って……ほんとだ」

 

 

唐突に、目の前に数発の雷を落されて平然としていられるほど、俺の心臓は強くはない。

そう訴えても本人は何処吹く風で、しかも至って真面目なのだ。

キャスターなんかは俺を揶揄う為に、偶に魔術を使うことはあるが、あくまでもお遊びである。

涼しい顔をして平然とそう言ったセフィロスに溜息を吐いた時、慣れた魔力が近付いて来るのを感じた。

 

 

「マスター・リツカ、ご無事ですか!」

 

「ガヴェイン!!良かった……」

 

 

太陽の加護を受けしその体が、一段と輝いて見えるのは気の所為ではないだろう。

彼にとって一日の中で最も輝く時間だからこそ、その表情もいつもよりも明るく見えた。

駆け寄ってきたその英霊は端麗な顔をほっと緩めたが、周囲の状態を見て再び表情を引き締める。

 

 

「これは……!」

 

「あ、あー。それは、うん、ちょっとね……」

 

「もしかして貴方じゃないでしょうね、セフィロス。

マスターの御身を守護せし立場である以上、突発的で無茶なことはしないようにとあれほど……!」

 

「効率を選んだだけだ。お前たちが集合するのを待っていると日が暮れそうだったものでな。

ふっ、そうなっては都合が悪いだろう?」

 

「……。はあ、だからと言ってもう少し手段はあった筈ですよ」

 

 

トレーニングルームで一度手合わせをしてから、仲良く……なったらしい二人はどうも気が合わないことが多いらしい。その真逆の性質によるものか、それとも真逆の性格によるものか……。

それはともかくとして、身長180センチと200センチ近く、ガタイの良い英霊に挟まれては息が詰まるというものだ。俺を挟んで口論するのは辞めて欲しい。

 

 

「マスターに免じてお説教は帰った後といたしましょう。

先程の雷により、英霊たちが此方へと向かって来ているようです。

もう間もなく合流と……。おっと、その前に招かざる客が来られたようです」

 

 

甲冑に身を包んだガヴェインが、口元を緩めながらそう言った。

心底面倒だというように溜息を吐いたセフィロスを横目に、俺はやっとそれらの魔力を探知できた。

一般人の域を出ない俺の魔力探知は、大したものではない。

アサシンなどの気配に敏感な英霊たちなどとは、比べものにはならないだろう。

 

風の如く俊敏に近付いてくる気配に、再び暗澹とした闇の気配が混じる。

すると両側から剣を抜く高い音が響いた。

 

 

「日が沈む前に、終わらせてしまいましょう」

 

「星と共に、始めよう」

 

 

一度だけ目を合わせた二人は、それぞれ得物を構える。

静かなその構えを見せた一拍後に、その鋭い切っ先が敵を切り裂いたのであった。

 

 

 

***

 

 

 

目を閉じていても感じる、甘さを含んだ清らかな香り。

そしてその香りを常に纏う英霊の顔が頭に浮かぶ。

徐々に鮮明さを取り戻す思考回路に、漸く目を開けるとそこは果てのない花畑が広がっていた。

 

 

「……此処は」

 

「星の内海。物見の(ウテナ)。楽園の端から君に聞かせよう……。

ようこそ、理想郷へ。似て非なる星の海に漂いし者よ」

 

 

大地に寝転ぶ体の下に感じる柔らかな感触。

頬を擽る小さなそれから発せられる香りは、微睡にも似ていて。

気怠い体を何とか起こすと、視界を『白』が埋め尽くした。

 

 

「マーリン、……ということは」

 

「ふふ。そうご明察の通りさ。

此処はボクの牢獄(理想郷)。うつくしい所だろう?」

 

「……ああ。そう、だな」

 

 

色鮮やかな花たちが風にそよぎ、ふわふわと飛び交う蝶が踊る。

少し離れた所に見える水場には、きらきらと光を散らす妖精たちの姿が。

『神話において常春の国とも、林檎の島とも呼ばれた小世界』であり、かのひとのためにつくられた理想郷(ユートピア)。その場所であった。

 

花のような笑みを湛えた郷主は、男の隣に腰を下ろすと空を仰ぐ。

 

 

「何故、俺を此処に?」

 

「それは、セフィロス(きみ)ではなくセトラ(きみ)を呼んだ理由を問うものかい?」

 

「……わかっているだろうに」

 

「ははっ、そう怒らないでくれよ。

何せ客人を迎えるのは……久しぶりでね。

ついボクもこうテンションが上がってしまうんだ」

 

 

飄々としたその口振りと仕草は、何処か胡散臭さすら感じさせるものである。

それはこの英霊に与えられた定めによるものか、それとも元々のものか。

そのような振舞いを見せるマーリンだが、グランドクラス即ち英霊の頂点に立つ始まりの七つの一角を担うものである。

男も、カルデアにて出会い任務を共にしたこの英霊が、時折垣間見せる『瞳』はずっと気になっていたのだ。

 

 

「最初から知っていたんだろう、マーリン」

 

「さて、何のことだい」

 

「しらばっくれても無駄だ。

初めこそ本当に視えていなかったのかもしれないが、

俺とセフィロスが完全に『分かれた』あたりから、視えていた。違うか?」

 

「……ふ、ふふ、あっははははは!!」

 

 

マーリンが笑い声をあげると、呼応するようにぶわりと舞い上がる花びらを男は呆れた顔で払う。

セフィロスとはまた違った意味で機微の読めない男は、文字通りそのまま笑い転げた。

 

 

「ははははっ!!ごほっ、ごほっ……。

あーあ、こんなに笑ったのは何時振りだろう。

笑い死にをした人間たちは山ほど見て来たけど、その気持ちがわかる日が来るとはねえ」

 

「何がそんなにおかしい?」

 

「気を悪くしないでくれ。ふふ……。

君の言っていることは概ね当たりだ。良く気付いたね」

 

「……静か過ぎたんだよ、ただそれだけだ」

 

「ん?静か過ぎた……?」

 

「あの宝条の研究所で、な。

その時に視たんだろう」

 

「いやあ、照れるね。

そこまで君がボクを見ているとは」

 

「誤解を招く言い方をするな。偶々だ」

 

「ふふ。ボクも同じだよ。偶々視えてしまったのさ。

君の……いや、君たちのことがね」

 

「だが何故、あの場所でそれを視た?」

 

「……そうだね。星の命(ライフストリーム)と言ったかい。

アレには少々興味があるんだ」

 

「なんだと?」

 

「君は、ボクのことを……いや、この世界のことをよーく知っているね。

ああ、そんなに身構えないでくれ。それが何故かはまだ、問わないさ。

君は知っている筈だよ。

このマーリンさんが、何を以てこの幽閉塔でこの世界を見て来たのか。

そして何故カルデアへと至ったのか。

それならば話は早いのさ。

ボクはうつくしい物語が好きだ。

ボクは悲しい別れとか大嫌いだ。

……だからこそ、ボクは君の物語が知りたい」

 

「お前が、視る価値があるということか」

 

「ふふ。そういわれると心外だなあ。まあ事実だけどね。

あの星の流れ(ライフストリーム)は、ボクにも視ることの出来ない世界の記憶が満ちている」

 

「やめておけ。猛毒だぞ」

 

「知っているさ。アレは蝕むものだ。

(ビースト)とはまた違う、愛無き侵略者なのだろう」

 

「……」

 

「アレに融けているもの。それが君の追い求めるもの。

この世界に来た意味であり、この世界で成すべきことの正体」

 

「ああ。そうだ。

俺は……アレを、ジェノバを再び封じなければならない。

それが俺に任された使命だ」

 

「……押し付けられた、の間違いじゃないかい」

 

「いいや、違うさ。

俺は自ら、それを望んだ」

 

「そうか。君もまた……」

 

 

奥深い光を宿して、男を見るマーリンは静かに瞳を伏せる。

永い刻を生きるマーリンがこれまで視て来たものたちの中にも、

この男と同じような目をしていた者がいた。

彼らは決まって、戦地を駆け名を馳せる運命にあったが、そんな栄光の果てには茨の海が必ず待ち受けていたことを、マーリンは知っていたのだ。

 

それでも彼は傍観者であり、読者で在らねばならない。

隣に座る男が、例えかつての王のような道を歩むことになろうとも、その背中に手を伸ばすことは許されないのだ。本来であれば。

 

だが男は、この世界に来た。そしてこのカルデアに来た。

そして……。マスター・リツカの辿る物語と、男の追い求める物語が交差した。

 

 

「運命の出会い、か。中々ロマンティックで綺麗なものだ」

 

「……?」

 

 

マスター・リツカの物語に魅せられたマーリンは、いつかそれが完結するまではカルデアに在ろうとしていた。だからこそ、この男の物語にリツカが介入するのであれば、己もそれに従うだろう。

これもまた、大いなる運命の流れの一部というわけである。

 

 

「星を詠み、星と語り、星と生きる。

古代種よ。異世界の星の民よ。

一時の間、ボクと友達にならないかい」

 

「……とも、だち……だと?」

 

「ボクにはもう友と呼べるものがいないんだ。

寂しい男だろう?そうなんだ、でも寂しいという感情も知らなかった。

ボクもまた、あのマスターから感情を教えられた一人なのさ」

 

「……まあ、構わないが」

 

「本当かい!」

 

「お前のその声は、嫌いではない」

 

「うん?声……?」

 

「いや、なんでもないさ。気にするな」

 

「そう言われると、おにーさん気になっちゃうぞ!」

 

「若作りも大概にしておけ」

 

「あっ、酷いじゃないか……。

僕の心は聖剣のように繊細なんだからね」

 

「……。何も問題ないだろ」

 

 

突発的なその発言に、男は考え込もうとして止めた。

このマーリンがマスターであるリツカのファンを名乗っていることを知っていたから。

男が、そしてセフィロスがリツカに仇をなさない限り、敵となることはないだろうし、マーリンが『あちら側』に堕ちることはないだろう。

 

一つ頷いた男に、マーリンは花咲くような微笑みを見せたのである。

 

 

「そういえば、君……。キング君に会ったかい?」

 

「……キング君?」

 

山の翁(ハサン・サッバーハ)の初代統領と言えばわかるだろう」

 

「ああ、名は知っているが……。

会ったことはないな」

 

「ふふ。なら……今度会ってみると良いよ」

 

「……。何故?」

 

「それはお楽しみさ。別に彼が君の羽に興味を示していたとか、そういう理由ではないんだからね」

 

「……遠慮しておく」

 

 

山の翁。確かグランドクラスの一人であり、暗殺教団の頭領として暗躍した男だったか。

頭の中に蘇った記憶に、男は背中に何か冷たいものを感じた気がして、首を横に振った。

 

 

「そんな緊張することはないさ

寧ろ……。天使同士、気が合うんじゃないかい」

 

「お前、面白がっているだろ」

 

「ははっ、そんなことあるわけないじゃないか……友よ」

 

「……取って付けたようにいうなら、辞めるぞ」

 

「おお!友ヤメというヤツだね!

でもそれは駄目だ。ちゃんと契約しちゃったんだから」

 

「……契約?」

 

「ふふ。おにーさんとの契約は絶対なんだぞ。

口約束だけじゃ、不十分だって今まで何度も視て来たからねえ」

 

「待て、お前……。何を」

 

「おっと。そろそろ目覚めの時間だ、マイ・フレンド。

楽しい時間だったよ。また明日ね」

 

 

ばいばーい、という気の抜けるような声に伴うように遠くなっていく意識を感じる。

だが頭の中はそれどころではなかった。

山の翁だの、契約だの、そして『また明日』だの。

最後の最後で言いたいことを言って、容赦なく爆弾を落としてくれた。

 

やはり、気安くあのマーリンの友達になると言うんじゃなかった。

そう後悔しても全ては、後の祭りだ。

おそらくだが、後でセフィロスに呆れた表情で嫌味の一つや二つ言われるだろう。

男は頭を抱えながら、夢から目覚めへと続く渡殿を進んでいったのである。

 

 

 

 

 

*終わり*


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