| 『離散』のサラディア | ||
|---|---|---|
| 名前 | サラディア | |
| 性別 | 女 | |
| 設定 | 『離散』の属性を持つ無敵の女殺し屋。 『離散』のサラディアは無敵だ、なんて言葉が裏社会の合言葉になるほどその悪名は広まっており、彼女と敵対した者はどんな形であれ必ず『離散』するとして、殆ど疫病神のように扱われている。 ただしこれらの情報はサラディアが意図的に流したブラフであり、本当の彼女は とはいえ元々の属性は本当に『離散』であり、彼女は呪術によって後天的に | |
| 性格 | 筋金入りの享楽主義者。 その場での感情を優先して動き、利害で敵を躊躇なく殺すこともあれば、自分が気に入れば悪人だろうと敵対者だろうと手心を加える一面もある。 己の自由が束縛されることを何よりも厭うが、それは他者からの束縛というよりも『思い込み』や『拘り』というような『己がかける束縛』。ゆえに、享楽主義者であると同時に、柔軟な思考能力を持ち合わせている。 | |
| 生い立ち | 元は『騎士領』と呼ばれる、いわゆる地元の名主の家系の令嬢。 生まれ持った『離散』の属性によるサラディアの破滅を回避する為、カースド系結社と関係を持ったことで父親は権力的に孤立し、それが原因で冤罪をかけられ破滅し、ほどなく死亡。一家離散状態となる。 その後拾われたカースド系結社で数年を過ごして呪術を学ぶも、サラディアには呪術の才能が有りすぎてしまった為、対外的に問題となる。結社は敵対組織からの一斉攻撃を受け、サラディアは何とか逃がされるものの、結社自体はほぼ全滅してしまう。 その後は当時騎士団に所属していたのちの相棒・便利屋の男に後見人を引き受けてもらい、裏社会で仕事をこなすようになる。 持前の才能によって裏社会に『離散』のサラディアの名が轟くまで、そう時間はかからなかった。 | |
| 能力 | ||
| 己の血を七日七晩火にかけて作った炭の筆を媒介にした呪術。 血炭筆によって描いた陣から、『力』を放つことができる。『力』のありようは陣の描き方によって精密に調整することができ、圧殺から斬殺まで自由自在。陣は複雑になるが、光を捻じ曲げることによる幻影や、高熱のプラズマの生成も可能。 発動した陣に使用した血炭は焼け焦げて消滅してしまい、再利用は不可能。 本来であれば陣を描くことによる『力』の行使は即応性に欠けるが、サラディアは超人的な読みの鋭さと臨機応変さによって、まるで起こった事象に対処するかのように『力』を取り回すことができる。
また、サラディアは胸元に血炭筆による刺青を仕込んでいる。この陣は頭上に掲げた血炭筆を削り、上空に血炭粉による二対の翼のような陣を展開する。 この陣は翼のように展開した血炭粉の陣を超高速で前方の対象に撃ち込み、プラズマの刃として放つようプログラムされている。そしてこのプラズマの刃は、サラディアの死体を偽装する陣を刻む下準備としても機能する。 これはサラディアの奥の手でもあると同時に、奥の手を切るということはほぼ負けているということなので、逃げの一手や不意打ちを食らわせる前振りとしての役割も持つ。 | ||
| 近況 | ||
| なお、ブラグハート卿との一戦のあと、知らないうちに『離散』の属性珠は手元に戻ってきていた。 | ||
| 周辺人物 | ||
| 便利屋の男 | サラディアの相棒。年齢は三〇台中盤。元騎士団所属だが、怪我をきっかけに引退し、便利屋となる。サラディアとは付き合いが長く、裏社会で活動し始めの頃は彼女の後見人でもあった。 | |
| 情報屋の男 | 彼女の仇であるブラグハート卿にまつわる事件の中で巻き込まれた情報屋。針の穴を通すようなサラディアとの交渉で無事に彼女に気に入られ、命拾いする。情報屋としては無名だが、有能。 | |
| ブラグハート卿 | かつて騎士領の名主を謀殺した男。国の大臣をやっていた。『調和』の属性を使った多属性使いを量産しようと試みたが、サラディアと敵対した為に殺害される。 | |
なお、作者マイページにてあとがきも掲載してあります。