ごちうさの世界に転生したが転生したせいでごちうさの世界が壊れた…
責任を取ってどうにかこうにかなんやかんやするお話


世界観崩壊、残酷な描写等々ございます、ご注意ください。

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【悲報】ごちうさの世界、壊れる

 「木組みの街……」

 

 「美しい街だ……」

 

 「こんなに素晴らしい街が他にあるかな?」

 

 「まるでピクニックに来ている気分だ……」

 

 俺は俗に言う『転生』という奴をした。

 ちょっとした事故(当然、俺は被害者側だ)によって死んでしまった俺は、何やら意味の分からない形容し難いナニかによって何か一つ願いを叶え、転生することとなった。

 生まれ変わる世界は選べないと言われたが……

 

 望んだ物はただ一つ、『己に相応しい自分だけのスタンド』

 

 スタンドと言うのは、ジョジョの奇妙な冒険というマンガに出てくる超能力だ。

 

 人間の精神エネルギーのヴィジョン、形を持った超能力と言っても良い。

 傍に立つもの(スタンド・バイ・ミー)もしくは、立ち向かうもの(スタンド・アップ・トゥ)から取って、スタンドと呼ぶ。

 

 人によって様々な形があり、ものによっては物理法則に左右されない能力を持つ。

 例えば、時を止めたり、触れたものを爆弾にしたりと様々だ…

 

 昔から、スタンドに憧れを抱いていた……

 夜ベッドの中で、自分にスタンドが発現したらどんなふうなのかな? と想像したものだ。

 そして、願ってもないチャンスによって俺はスタンドを手に入れることが出来た。

 

 憧れに憧れた俺のスタンド能力は……

 

 「おぉい! あきく〜ん!!」

 

 おっと、ココアに呼ばれてしまった。

 

 「あぁ!今そっちに向かうよ!」

 

 改めて、自己紹介をさせてもらおう。

 

 俺の名前は日塔 彰(ひとう あきら)、年齢は今年で16歳、高校生にこれからなる未来溢れる若者というやつだ。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 この世界に来て、物心が着いてきた頃に、一通の手紙が送られてきた。

 差出人が書いておらず、不気味だったが、開くと差出人はすぐにわかった。

 俺をこの世界へと送り込んだ神(仮)からのようだった。

 手紙の内容は、こんなものだった。

 

 

 まずは転生おめでとう、君を送り出した存在だ。

 その世界は『ご注文はうさぎですか』の世界だ。

 だが、世間一般に言われる『ご注文はうさぎですか』の世界とイコールという訳では無い。

 と、いうのも、その世界は少々汚くなってしまったからだ。

 

 いや、当然と言うべきかな?悪いものが一切無い綺麗な世界なんて、創作の中にしかないのだから。

 外側から何かが干渉した時点で穢れていってしまうのは当然……

 っと、話が逸れたな。

 その世界が薄汚いというのは、簡単な話だ。

 君たちの本来の世界をもっと意地悪くした物を考えて貰えればいい。

 

 その世界の主人公達は容姿端麗だ。性格も良い。そして人の悪意を知らない。そんな子達を欲の塊のような連中が居たとして、黙って見ていると思うかい?

 発見されていなければ手を出されないだろうが、発見されてしまえばすぐに群がってくる。

 "そういう"目的の為に売り払えば結構な金額になるだろうしね。

 

 さて、これを読んで君はどうする? 前持って書いておくが、放っておけば彼女達は確実にロクでもない結末に陥る。強姦された後売り払われたり殺されたりするかもしれない。

 救う救わない守る守らないは君の自由だが、やらないというのは余りオススメしないな。

 

 

 同封の鏃は好きに使ってくれたまえ。君の強化に使うも良し。

 戦力を増やすもよし。一か八か彼女達を刺してみるというのも手だよ?保証はしないがね。

 

 君に2度目の人生をあげただけでなく、願いまで叶えてあげたんだ、君の人生で僕を楽しませておくれ?

 

 

 読後、しばし佇んでしまった。

 

 「そう、か……」

 

 「俺のせいって事なのか? 『ご注文はうさぎですか?』って作品はあんまり知らないが…… 俺がそもそも転生したいと思ってしまったばっかりに……」

 

 「それじゃあ、極力責任って奴を取らなくっちゃあな……」

 

 全体を救うことが出来なくても、せめて主人公達と周りの人は守らなくては。

 人に優先順位をつけるなと言われればそれまでだが、限界はある……

 その為には、後顧の憂いは全て絶たなくちゃいけない。

 それに、俺はそういう鬱っぽい話が大嫌いなのだ、誠実な人々は相応に幸せな日々が待っていて然るべきだ。胸糞悪い展開は断固として阻止する。

 

 「確か……ココアって子が主人公だよな……」

 

 「あぁ、そういえば近くのパン屋の娘がココアって名前だったかな……?」

 

 「その子の幼なじみになっておけば、後々役に立つかもしれないな……」

 

 敵対するものに容赦をしてはいけない……

 この世界で彼女達を害するものを生かしてはおけない……!

 最低でも二度と立ち上がれない様に…………!

 

 

 そう考えるとふと、合点がいった。

 

『あぁそうか、俺のスタンド能力はこの為に発現したのか』

 

 と。

 

 

 

 

 

 

 

 「綺麗〜♪可愛い街!」

 

 「ここなら楽しく暮らせそうっ!」

 

 「あぁ、本当に綺麗な街だな」

 

 ココアと共に木組みの街を歩く。

 

 「ここがこうで……あっちがそっちで!」

 

 「分かっているのか?」

 

 「んん〜……まぁいっか!」

 

 「おいおい……」

 

(と、言っても俺自身何処を歩いているのか検討もつかないがな)

 

 観光とついでに土地勘を養う目的で歩き回っていると、突然ココアが立ち止まる。

 

 「喫茶店……」

 

 「ラビットハウス……ラビット……!」

 

 「どうした?ココア?」

 

(一刻も早くココアの下宿先の家を探さなくちゃあいけないんだがな……)

 

 「ねぇ! 入ってみよ!」

 

 「あっ!おいっ!まてっ!」

 

 扉を開けて入って行ったココアを追いその店に入ると、

 

 「いらっしゃいませ」

 

 小さな女の子が声をかけてきた。

 

 「うっさぎ〜♪うっさぎ〜♪」

 

 「おい、ココア?」

 

 「……?」

 

 突然ココアがぶつぶつと何かを呟きながら店中を探り回る。

 店内を一通り見渡し、机の下すら覗いたのち、小さな女の子に向けて、

 

 「うさぎがいないっ!」

 

 と叫ぶのだった。

 

 

 

 

 

 

 「自分の連れが失礼をしました……」

 

 「いえ、それよりお冷です」

 

 「あぁ、ありがとうございます」

 

 メニューを見ているココアを尻目にそんなやり取りをしていると、

 

 「もじゃもじゃ…?」

 

 「……? あ、これですか? これはティッピーです、一応うさぎです。」

 

(あの毛玉みたいなのうさぎだったのか……!)

 

 私が小さく戦慄していると、

 

 「ご注文は?」

 

 と少女が問いかけてきた。

 

 「じゃあ、そのうさぎさん!」

 

(いや、通らないだろ)

 

 「非売品です」

 

(だろうな。)

 

 「うぇぇぇぇ! せめて、せめてもふもふさせて?」

 

 「コーヒー1杯で1回です」

 

(商売上手だな……)

 

 「じゃあ、3杯!」

 

(いや、引っ掛かる客も客か……)

 

 「あ……そちらのお兄さんは?」

 

 「あぁ、エスプレッソを1つ」

 

 「かしこまりました」

 

 少し待つと、3杯のコーヒーとエスプレッソが運ばれて来た。

 

 「コーヒー3杯頼んだし、あきくんの分足して4回触る権利を手に入れたよっ!」

 

 「冷める前に飲んでください」

 

 少女の当たり前の一言にあうっ!とリアクションをとるココア、控えめに言っても可愛らしい。

 

 「あれ?あきくんのコーヒーちっちゃいよ?」

 

 「これはこういうもんなんだよ」

 

 運ばれて来たエスプレッソに砂糖を1杯入れ味わう。

 

(美味い……)

 

 その後コーヒーと同じくらいの量の砂糖を入れて、コールタールみたいにドロドロにして味わう。

 エスプレッソを楽しんでいると、ココアがコーヒーを持ち何やら言い始めた。

 

 「この上品な香り……」

 

(お? 分かるのか?)

 

 「これがブルーマウンテンかぁ」

 

 「いいえ、コロンビアです」

 

(ハズレかよ)

 

 「この酸味っ!」

 

(お?)

 

 「キリマンジャロだねっ!」

 

 「それがブルーマウンテンです」

 

(キメ顔で外すのか)

 

 「安心する味〜♪ これインスタントの」

 

 「ウチのオリジナルブレンドです」

 

(流石に失礼だろ……)

 

 「うんっ!全部美味しいっ!」

 

 「自分の連れが本当に申し訳ないっ!」

 

 「いえ……」

 

 とりあえず頭を下げた。

 

 

 

 

 もふもふきもち〜♪なんて言いながら撫でているココアを見て癒されていると、

 

 「あっ、ヨダレが……」

 

 「なんとぉぉぉぉぉ!」

 

(ん!?)

 

 「おいっ…今、そのうさぎ……!」

 

 「今このうさぎ叫ばなかった?」

 

 「気のせいです」

 

 気のせい?気のせいな訳あるか!確実に聞こえた。確実にっ!野太い男の声がっ!

 もしや……

 もしや新手のスタンド攻撃かっ!?

 まずいっ!ココアと少女を守らなければっ!

 

 「ええい! 早く離せ! この小娘がっ!」

 

 また聞こえたっ!

 

 「何か凄くダンディーな声で拒絶されたんだけどっ!」

 

 「私の腹話術です」

 

 ………………何だ腹話術か。

 

 

 

 

 「私、春からこの街の学校に通う事になったの」

 

 「同じく、ま、俺は別の高校なんですがね」

 

 「でも、下宿先探してたら迷子になっちゃって……」

 

 「下宿って……」

 

 「道を聞こうと思ったんだけど……」

 

 「この街で、香風という性の家を知りませんか?」

 

 こいつの下宿先なんですが……と続けると、

 

 「香風はうちです」

 

(何!?)

 

 予想外の返答。

 

 「すっごい! これは偶然を通り越して運命だよっ!」

 

 「本当に、いやすごい偶然だ」

 

 「私はチノです、ここのマスターの孫です」

 

 「私はココアだよ、よろしくね? チノちゃん!」

 

 「俺はアキラです、これからどうぞよろしく」

 

 「はい、ココアさん、アキラさん」

 

 「あ、アキラさん、タメ口でいいですよ。」

 

 「私まだ中学生なので……」

 

 可愛らしい子だな……

 他の従業員が見当たらないが、チノ1人でやっているのだろうか?

 

 「あと、高校の方針でね?下宿させて頂く代わりに、その家でご奉仕しろって言われるんだよぉ 」

 

 「うちで働くということですか?」

 

 「そうそうっ!」

 

 「と、言っても家事は私1人で何とかなってますし……」

 

 「お店も十分人手が足りてますので……」

 

(別の従業員がいるのか……まぁ考えてみれば当然の事なんだがな。)

 

 こんな小さなかわいい女の子が1人でやってるとか色々問題しかないからな。

 変わってしまったこの世界では特に。

 

 なんて考え事をしていると……

 

 「私を姉だと思ってなんでも言ってねっ!」

 

 ココアがチノに抱きついていた。

 なんでそうなった?

 

 「だからお姉ちゃんって呼んで?」

 

 お?百合か?

 

 「ココアさん」

 

 「お姉ちゃんって呼んで!」

 

 「ココアさん…………早速働いてくださいっ」

 

 「まかせて?」

 

 

 

 

 2人が着替えに行ってしまったので自分はここで待機…………

 着いていく訳にも行かないしな?

 

 

 

 

 ココア達が戻って来た……、と思ったら何か1人増えてる。

 

 「お、ココア、その制服似合ってるじゃん、かわいい」

 

 「ホントっ? ありがとっ!」

 

 「んで、そこの女の子は?」

 

 「あぁ、君がアキラか?」

 「私はリゼ、ここでバイトしているんだ、よろしく。 あ、私もタメ口でいいぞ」

 

 「リゼちゃんか……聞いてると思うが、アキラだ、君の後輩になるココア共々よろしく頼む」

 

 「さて、ココア? 俺も俺の家の方に行かなくちゃあ行けないから、そろそろ俺は失礼する」

 

 「あ、うん! じゃあまた明日ねっ!」

 

 「おう! 皆さんに迷惑かけんじゃ無いぞ?」

 

 「かけないよっ!」

 

 「ははっ! どうだか? それじゃ、また」

 

 

 そう言ってラビットハウスの扉に手をかける。

 

 さて、俺の新しいおうちはどんな場所かなぁ?

 

 「おおっと!」

 

 「チノちゃん! エスプレッソのお代ここに置いておくよっ!」

 

 無銭飲食する所だった……

 

 

 

 

 

 

 

 地図を頼りに街を歩く。

 また迷子になってしまった……

 日も暮れてきたし……

 何か路地裏っぽいとこ来ちゃったし……

 

 でも、見知らぬ風景を見るのは楽しくてしょうがない。

 

 「本当に綺麗な街だな……」

 

 この街はこんなにも美しいのに……

 

 「オイッ! そっち抑えとけっ!」

 

  「大丈夫だよ〜? 直ぐに気持ちよくなれるお薬打って上げるからね〜?」

 

 どうやら、クズってのはどんな所にでもいるものらしい。

 

 怒声が聞こえてきた。

 見てみると、男が数人。

 どうやら少女を襲っているようで……

 

 「おぉい、お兄さん達?」

 

 「あぁ?」

 

 うわガラ悪、この美しいきららがファンタジアなこの街でこんなこと出来るのか。

 カミサマが言ってた影響ってのは案外大きいのかもな……

 綺麗な街ではそれだけで犯罪率が減るらしいって聞いたことあるんだけどなぁ……

 

 「ちょっといいかな? その子……離してやってくれない?」

 

 そこにいたのは金髪の女の子。なるほど、これだけ可愛ければ襲われるのも納得だ。

 

 「ほら、今ならあんまり痛くしないからさ? ここは穏便に一つどうか、頼むよ?」

 

  ま、だからといって見捨てる訳では無いんだけどね?

 

 「へっ!なんだお前? 正義の味方参上ってかんじぃ?」

 

 「男に要は無いっつーの!」

 

 馬鹿じゃねぇのぉ、なんて男がゲラゲラ笑っている。

 そしてーーーーーー

 

 「はぁ、面倒な奴らだ……」

 

 後ろから殴りかかってきた男の顔面にスタンドの拳を叩き込まれた。

 メキゃり、という嫌な音と共に殴られた男が崩れ落ちる。

 

 「さ、今のうちに逃げな……」

 

 少女を押さえつけていた男を殴り飛ばし解放してやる。

 

 「え……? あ、はい! あ、ありがとうございますっ!」

 

 金髪の女の子が走り去ったのを確認してから、クズ共に向き直った。

 

 「さて、」

 

 

 

 

 

 「ゴミ掃除しなくっちゃあな」

 

 瞬間目の前にいた男の顔面がグチャグチャに歪む

 

 「さっさと終わらせなくては……」

 

 そこからはただの虐殺だった。

 

 そもそもスタンドはスタンド使いにしか見えない、スタンドはスタンドでしか触ることも出来ない。

 一般人がスタンド使いに勝つ事などほぼ不可能だ。

 

 拳で全力で殴れば頭はピンボールのように吹き飛ぶし、腕を透過させて心臓だけを止めることも出来る、首を捻ればそれだけで人は死んでしまう。

 

 「見えるかい? 見えないよなぁ? ま、見えた所でどうとも出来ないんだがな?」

 

 数分経つ頃には、物言わぬ死体がいくつかと、たまたま生き残った男が1人。

 

 「あ……あぁ……! 人殺し……! 人殺しだぁ!」

 

 「おいおい? 人聞きが悪いなぁ?」

 

 「俺はただのボランティアさ…… ゴミ掃除のね? 勘違いしちゃあいけない」

 「ほら、勘違いをしたんだから謝らないとなぁ? えぇ!? 謝るんだよっ!」

 

 「ひっ……! ひぃ!」

 

 男の顔に蹴りを叩き込み、顔面を何度も踏みつける。

 

 「ごめんなさいだろっ! ごめんなさいと言うんだっ!」

 

 「おごっ…! すみませんっ! すみませんっ! すみませんっ!」

 

 「よしよし…… そうやって素直に謝れるのは偉いことだと俺は思うよ…… まだ16歳の若輩者だがね……」

 

 「全く…… 靴が汚れちまったじゃないか……」

 

 靴に着いた血を男の洋服で拭き取る。

 

 「すみませんっ! もう勘弁してくださいっ! 許して下さいっ!」

 

 「許す? 許すだって? 俺がお前の何を許すと言うんだ?」

 

 「いや……ほらっ! 女を襲った事とかっ! 全部謝りますっ! もうしませんっ!」

 

 「おいおいおいおい、それを俺に言うのか? そーゆーことは被害者に言うのが筋ってもんじゃあ無いのか?」

 

 「すみませんっ!もうっ! もう許してくださいっ! これまで襲った女にも、その家族にも謝りますっ! 一生かけて償いますっ!」

「だからっ! だからどうかっ!」

 

 「命だけは……!」

 

 「はぁ………… だめだめだめだめだめだめ、お前は俺の能力を見てしまったんだ、死ななくちゃあいけないんだよ」

 

 「そんなっ……! クソっ! クソっ! クソぉぉ! ふざけんなぁぁぁ!」

 

 男が突然立ち上がって逃げ出してしまった……

 たしかに俺のスタンドは近距離型だから距離をとるのは正しい選択だ……

 見えてないのによくわかったなぁ? 人間のホンノーってやつなのかな?

 

 「ま、関係無いけど」

 

 逃げる男の心臓をめがけて、全力で石を投げる。

 

 「ヒギャッ!」

 

 人間を軽々と凌駕する筋力で投げられた石は、容易く人の肉を貫通する。

 

 「汚い断末魔だ……」

 「まったく、一時の気分で女を襲うなんて、相手の人生ってもんを考えられないのかな? こいつら。

 こういうのなんて言うんだっけか? 下半身直結脳?」

 

 「ま、俺としてはこういう人間の方が遠慮なくやれて気分的に楽なんだけどね」

 

 お、こいつら割と金持ってんな。

 

 「じゃ、さよなら」

 

 

 

 

 「っと、しっかり隠しとかなくちゃあな」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 さて、ココアに呼ばれる前はどこまで話をしたんだったかな?

 

 あ、そうそう、俺のスタンド能力の話だ。

 

 俺のスタンドは近距離パワー型の、割とフツーのスタンドさ。

 

 能力は簡単。

 

『俺の影と、繋がっている影を底なし沼にする』

 

 それだけの能力。

 

 しかし、

 

 「行方不明者数が増えちまうなぁ……」

 

 何かを隠したり消したりするには丁度いい能力さ。

 

 

 

 

 




読了お疲れ様です。
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