うちの客の勘違い度合がもう手遅れレベルなんじゃが⋯   作:セイハラン星人

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いや、まさかね、こんなにも遅れるとはね。
うん、まあ、なんだ、ごめんなさい。

後書き自分でも何書きたいのか分かんね。


『投稿してくれ!』『嫌です、こんな作者も予期していない展開のものを!』『流石にスタプリ最終回が終わってまだ投稿せん事にはいかんのだ!』

普段ならば、その場所には多くの人々が訪れ、蝶が飛び交い、風が吹けば花弁は粉雪となり多く者を魅了する花畑である。しかし、人影は一切なく、虫達は逃げだし、花は枯れ果て朽ちている、そこに美しさなどなく、ただただ絶望が広がっているだけ⋯

 

その中を高速で駆け抜け、幾度となく衝突を繰り返す者たちがいる。

 

「遅い」

 

迫りくる蹴りを躱しながら、仮面の男はどこか呆れたような声色で呟いた。

 

「クッ⋯!」

 

白百合の戦士は全力での攻撃を軽く躱されている現状と、仮面の男との間にある絶対的な技量の差に歯噛みする。

 

「以前戦った時から多少は成長したようだが」

 

「なにを!!」

 

「攻撃が正確過ぎるが故に読みやすい、そして⋯」

 

目の前にいた仮面の男が突然背後に現れ判断が一瞬遅れる

 

「しまっ!?」

 

「とっさの判断が鈍い」

 

手の平から溢れ出るエネルギーの塊を直接押し当て、解き放つ

 

「グゥ、きゃああ!!?」

 

鳴り響く轟音と、地面を抉り取る爆発がその凄まじさを物語り、ゼロ距離で被弾した白百合の戦士は空へ投げ飛ばされた。

 

「ムーンライト!!」

 

戦闘の邪魔にならぬよう、後方に隠れていた精霊が白百合の戦士の名を叫び、仮面の男に構うことなく駆け出した。

 

「ムーライト、ムーンライト!!」

 

「ごめんなさい、コロン⋯でもまだ」

 

「逃げるよムーンライト、今の僕達じゃサバーク博士には」

 

「嫌よ」

 

「サバーク博士との力の差は明らかだ!君のそれは勇気じゃない、ただの蛮勇だよ!」

 

「っ⋯それでもよ」

 

「ムーンライト!!」

 

相棒である精霊のコロンは言葉を否定しない。分かっているからだ、戦ってそれを実感したからだ。今の私では逆立ちしたって彼には、サバーク博士には勝てない⋯これで二度目、サバーク博士が言ったように前回より成長した、だから挑んだ!厳しい戦いになるのが分かっていても、そこに確かな勝算があると確信できた!

 

なのに、また負けてしまう⋯⋯でもね

 

「いい、コロン⋯私はプリキュアなのよ、ここで退いたら誰が戦うというの」

 

「それは⋯」

 

「いないのよ、誰も⋯だから二度と、プリキュアが退いてはいけないの」

 

思わず笑いそうになる強がりね⋯でも、こうでも言わないと足が震えて、立っていることすらままならなくなりそうなのよ⋯

 

 

「茶番は済んだか?」

 

「っ⋯あら、待っていてくれるなんて優しいのね」

 

「例え貴様が策を考えていたとして、結果は変わることはない」

 

瞬間、今までのものとは比べられないオーラが発せられた。抑えたはずの震えが蘇り、冷や汗が流れるを感じる⋯⋯

 

 

 

 

「さて、作業開始だ」

 

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼

 

 

 

 

 

「なぁにが『作業開始だ』だ」

 

「ぶべらっ!!」

 

「あんたマジで何がしたいんだよ、プリキュアがゆりちゃんだって分かった時に説明すりゃすぐに終わって万々歳だったろうが、なに悪役ムーブに徹しってんだよ。しかも割とシャレにならないレベルの悪役じゃねーか、ゆりちゃん怯えてんじゃねーか、軽くトラウマになってんじゃねーか!そこまで徹底して演じなくてもいいだろうが、てかなんでそこまでできんだよ、おかしいだろ!おかしいよな?おかしいんだよ!!」

 

「まそっぷ!?」

 

拳のラッシュでここまで殴ったのは初めてだ、あースッキリしない。

 

「ぐ、ぐむ⋯!いったん、いったん落ち着いてくれ!!」

 

「あ”あ”?」

 

「私とてゆりと戦うことは本望ではない、ないが⋯」

 

「いや言はなくていいから」

 

「なんど敗北をしても諦めずに立ち向かおうとするその姿を見たら、悪を演じるしかないではないか!!」

 

「言はなくていいと言った!」

 

なんでこう歪んじまってんだろうなこいつの思考回路は⋯⋯

 

「いい加減にそのバカな思考はやめろ」

 

「ば、ばか⋯」

 

「小百合ちゃんのことも考えてみろよ」

 

「さゆ⋯ダークプリキュアのことだと?」

 

いちいち言い直すなや、あと思い出したかのように急にキャラを戻しても違和感しかないんだよ

 

「クモジャキー達から話は聞いてんだ、そりゃ小百合ちゃんも愛想尽かすは」

 

「そ、そこまででは「そこまでだよ!?」グッホァ!?」

 

「小百合ちゃん本来なら今頃高校生だぞ、いくらサラマンダー男爵やデューンが教育しているから大丈夫だとか、そういう問題じゃないだろうが!普通に高校生して友達作って遊んだり勉強したいとかそういうごくごく当たり前の欲求だってあんだぞ!!」

 

「あ、はい…スイマセン」

 

「あの子なぁ、この前喫茶店に来て二人から出された宿題を一人でやってたもんだからコーヒーでもサービスしようとしたらよう……」

 

『この問題、前もやったような…』

『ああ、そこはこの公式を使ってだな…』

『そういえばそうだった、ありがとう』

『なに、気にするな私とお前の仲じゃないか』

『ば、ばかもの!恥ずかしいではないか……』

 

「ほう、ダークプリキュアにも友人が出来たのか、実にいいことだ。それを教えてくれなかったことが悲しいが……」

 

「サバーク博士、よく俺の言葉を思い出してみろよ」

 

「何かあったか……」

 

「小百合ちゃんは、『二人から出された宿題を一人でやってた』と、俺は言った筈だ……つまり」

 

「つ、つまり」

 

「あまりストレスから小百合ちゃんはな、頭の中だけにいる『脳内フレンズ』生み出してしまったんだ……』

 

「………」

 

「…………」

 

「……………」

 

「………………」

 

「すまん、ちょっと誤解解いてくる。」

 

「そうしな」

 




女「私だけを弄ぶだけの後書きなんて!」

主「恐らく誰にも需要がない後書きならばこうもなろう!」

主「しかも脳波制御で☆♪¥☆や○☆%○も出来る!」

女「まあ主ったらいけない人!」
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