第五特異点・アメリカ大陸。
魔術王は討たれ、人理修復を終えたはずのこの歴史。
招かれざる復讐の残り火たる魔の手によって、再び人理が覆される。
「ゴブリンだ」
突如としてカルデアに鳴り響く緊急事態。
「みんな聞いてほしい、第五特異点アメリカに再び異常事態が起きた」
起こるはずの無い歴史に再び特異点が現れた。
「ゴブリンスレイヤーさん、詳細を」
カルデアに激震が走るなか、小鬼殺しは分かっていた。
「ゴブリンの群れが来る。数はわからん」
敵の正体も、その目的も明白だ。
「だが斥候の数の多さ、確認できる地点、地形の規模から見て、ロードがいるはずだ」
奪い、増やし、殺し、また奪う。飽くなき魔の欲望。
「つまり百万はくだらんだろう」
大地を覆う緑の大群、ロードに率いられた小鬼の軍隊。
「そのロードも俺と同じサーヴァントだろう」
前代未聞の大規模戦争を前にカルデアは。
「これは俺の務めだ、来るのか、来ないのか、好きにしろ」
そしてゴブリンスレイヤーに、勝機はあるか?
「行くよ、助けを求めてる人がいるなら、放っておけないから」
「汚物は消毒するに限るぜ!
「貴様達に殺された子供達の怒りを、その無念を、死をもって償え!
「醜く、浅ましく、救いがたき獣どもよ。貴様らの血を主に捧げることこそおこがましい。自らの血と罪に喉を潤しながら、徹頭徹尾死ぬがよい。
「いい度胸してんじゃないの小鬼共、私の前で悪魔を呼び出すなんて、纏めて面倒見てやろうじゃない。行くわよ
「小鬼と言えども手加減は不要、貴方がたに比べれば、ブリテンを侵略してきた者達の方が礼儀を弁えていたぐらいです。猛省して、一から出直してきなさい!
百万の小鬼の軍勢と戦うサーヴァント達。
「一万程度なぞ恐れるに値せず、十万程度ではスパルタは死なん!たかだか百万程度、我らの未来を奪われることなし!我が首を取りたければ、その三倍を率いて挑むがいい!
「小鬼共よ、貴様らの敗因はただひとつ。夜の刻を選んだことだ。
「はははははは!小さくも強欲なる圧政者よ!女達を奴隷と蔑み、自由を、尊厳を奪う圧政者よ!反逆の刻来たれり!我が名はスパルタクス!貴様らの傲慢が潰える刻だ!」
「すげえ数だな。百万匹と聞いたが本当に居るかもな。マスターの方も心配だが、俺のやるべき事をやるのが英雄ってことなのかもな。さて、マスターでも見えるくらいの流星を見せてやるぜ!」
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず。兵法の基本ではあるが、あっさり罠に掛かりすぎるな。間抜けではないが馬鹿の類いということか、諸葛亮の力を使うまでもなく決着が着きそうだ」
小鬼の軍勢から住民を守るサーヴァント達。
「さて、こっからは早さがと慎重さが肝心っと。チンタラしてると人質が危ないからな。アンタらオレの
「無論だとも、君の宝具はこの作戦の要と言える。臭い消しも済ませているが、コヨーテの真似事をするにはキャスタークラスでは劣ってしまう。ロビンフッド、君の先導に任せることにしよう」
「人質を救出するために忍び込む。僕は見たことはないのですが、時代劇でよくある展開だそうですね。我が主に託された任務、命落としても必ず果たしましょう。いざとなれば、
「百の貌のハサンの中でも罠と治療をやらせれば最優の者もいる、不足の事態があっても我らで補なえよう」
「頭角がいれば私が暗殺をする。彼がくれた敵の情報を元に戦い方が解っていれば苦戦はしないだろう。私の
小鬼の軍勢に拐われた者を助けに行くサーヴァント達。
そして。
「俺はヤツを、ゴブリンをもう一度殺す」
ゴブリンスレイヤーは独り、
「⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛!!!!」
かつて打ち倒したゴブリンの王。
かの魔物が復讐の鬼と化し、ゴブリンスレイヤーに
「いと慈悲深き地母神よ、か弱き我らを、どうか大地の御力でお守りください」
Fate/GrandOrder Godurin the Revenge
小鬼王の復讐劇
投稿未定(エイプリルフール)