新・問題児と人の神が異世界から来るそうデスヨ   作:行くよ!!!!

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第三章【最強種“巨龍”召喚と北東大戦】
プロローグ


「もうデジャヴじゃないのはわかってるのですよ…………!」

 

 

 

 

 黒ウサギは長机を叩いて立ち上がり、叫ぶ。

 

 

 

 

「どうして──────亜音さんが居ないのですかああああああああ!!」

 

 

 

 

  ──────〝黒死斑の魔王〞との闘いから一ヶ月。

 十六夜達は今後の活動方針を話し合うため、本拠の大広間に集っていた。

 大広間の中心に置かれた長机には上座からジン、十六夜、飛鳥、耀、 黒ウサギ、メイドのレティシア、そして年長組の筆頭に選ばれた狐娘のリリが座っている。

 〝ノーネーム〞では会議の際、コミュニティの席次順に上座から並ぶのが礼式である。

 リーダーであるジンの次席に十六夜が座っているのは、水源の確保に同士の奪還など、様々な戦果を挙げているためだ。

 で、現在、話は中間あたりまで進んでいた。

  ・備蓄が最低限の生活レベルならば、一年は問題ないことになり、その要因は、〝ノーネーム〞が倒した〝黒死斑の魔王〞が推定五桁の魔王に認定されたことにあった。さらに階層支配者に依頼されて戦ったこともあって、規定報酬が一気に跳ね上がったのだ。リリが尻尾をフリフリするほど、いい朗報である。

 そして、さらに五桁の魔王を倒すために依頼以上の成果を上げた〝 ノーネーム〞には、金銭とはまた別に報酬として、新たな恩恵を授かることになった。

 ・次に、農園区の土壌がメルンとディーンの働きにより、全体の約四分の一が使えるようになった。これでコミュニティ内のご飯を確保するには十二分の土地が用意できた。

 そこで、話は今回の本題ーーーーー復興が進んだ農園区に、特殊栽培の特区を設けようという話に移行した。その話に入った瞬間、さすがは問題児なのか、特殊栽培と聞いて、マンドラゴラ、マンドレイク、マンイーター、と物騒な名前ばかりを上 げていく。なので、黒ウサギはしっかりとハリセンを問題児達に向けて、素早く迸らせていた。

 つまりと、レティシアが言うには──────『農園の特区に相応しい牧畜を手にいれて欲しい』ということであった。ちょうどいいことに、南側の〝龍角を持つ鷲獅子〞連盟から〝ノーネーム〞へ収穫祭の招待状が届いている。さらに〝ノーネーム〞が貧乏で名無し風情にもかかわらず、旅費と宿泊費は相手側の〝主催者〞が請け負うという VIP待遇。皆も感じているだろう、今まさに〝ノーネーム〞はビッグウェーヴ を目前にしている。乗らなきゃ損である。

 黒ウサギが嬉々に、収穫祭の会場である南側屈指の景観を持つ〝アンダーウッドの大瀑布〞を問題児達に説明するが、逆に問題児達にいじりネタに利用され、箱庭の貴族である黒ウサギを三人はこう呼んだ。

 

『〝箱庭の貴族(笑)〞』

 

 黒ウサギは自分の貞操を守るため問題児達と悪戦苦闘を繰り広げていると、ジンが苦笑いを浮かべつつ、収穫祭についての問題点を上げた。

 

『この収穫祭なのですが、二十日ほど開催される予定で、前夜祭を入れれば二十五日。この規模のゲームはそう無いですし最後まで参加したいのですが、長期間コミュニティに主力が居ないのはよくありません。そこでレティシアさんと共に一人残って欲し』

『『『嫌だ』』』

 

 まぁ即答ではあったが、こうなることはジンも分かっていた。

 そして、ジンの思考は問題児達のおかげで、まず意見を言う前に論破する素材を明確に用意するという癖を身につけることができた。

 嬉しいことではあったのだが、何故か、ジンは全く嬉しくなかった。

 ジンは問題児達にあらかじめ用意しておいた案を述べようとしたのだが、ようやくそこで黒ウサギは気が付いたのだ。

 

「どうして──────亜音さんが居ないのですかああああああああ!!」

 

 黒ウサギは少しキレ気味で、豪語していた。

 そして、黒ウサギの言葉はそこで終わらなかった。

 

「さらには──────あの箱庭の外へ行ってくると言われた日より今日までの“約 一ヶ月間”、もう一ヶ月なのに黒ウサギは今だに手で数える程しか亜音さんと会ってません!これは一体全体どういうことなのですか……っ!も、もしかして亜音さんは、他のコミュニティに!?そんなの許さないのです!そんな盗っ人猛々しいコミュニティには、今すぐカチコミを入れるべきなのですよッ!!」

 

「え?」

 

 黒ウサギは体全体を使って猛抗議の雄叫びを上げ、どんどん妄想をエスカレートさせていく。

 しかし、何故か黒ウサギの言葉を聞いた十 六夜達が一斉に怪訝な表情を浮かべ、リリが小さく声を漏らしていた。

 

「あの、私………毎朝会ってます、亜音さんと」

「え?」

 

 黒ウサギはキョトンした顔でリリを見つめ、十六夜、飛鳥、耀、レ ティシア、ジンもリリに続くように当然の如く語り始めた。

 

「俺も夜中に書庫で会ったり、昼間散歩してるとその辺歩いてたぜ?」

「私も農園区で亜音と話してるわ、昨夜なんて普通に、廊下ですれ違ったもの」

「私も」

「ふむ、私もよく部屋にコーヒーを運ぶが普通に居るぞ?」

「僕も歴史書でわからない所とか漢字などを教えて貰ってます……けど、」

 

 

  .............................................。

 

 

 大広間が沈黙に支配され、その状態が数分間続いたその時、大広間の扉が数回のノックと共に開かれ、いつもの私服を着た榊原亜音が入室してきた。

 

「遅くなってすまない…………って、どうし」

 

 亜音が大広間の重苦しい状況を察知し、皆にその事を問おうとしたのだが、

 

「亜音さぁあああああああああああん!!」

「うおっ!?」

 

 黒ウサギが眼前まで神速かつ涙目で肉薄してきたせいで、最後まで言えずに少し後ずさった。

 それほどまでに今の黒ウサギは圧倒的な存在感と気迫を放っている。

 黒ウサギは鼻声で、今にも泣きそうな顔 、いやもう半分泣いている顔で亜音に聞いた。

 

「あ、亜音さんは、黒ウサギの事が嫌いなのですかぁ!?」

「ちょっ 、いきなりどうしてそうなる!?」

「だって、亜音さんがぁ…………亜音しゃあんがぁあああ!」

「いっいいい?!えーと、俺が何か悪いことしたの??」

 

 亜音は黒ウサギだけじゃなく長机の席に座ったままのジン達にも同時に聞いた。

 しかし、

 

「はい そうなのですっ!」

「「「いいえ」」」

 

 苦笑するジンを横目に、無表情で返答する問題児達。

 真逆に黒ウサギは誰よりも自信げにウサミミを立てていた。

 

「どっちなんだよ〜……………はぁー」

 

 両方に聞いてしまったせいで余計に亜音は混乱してしまった。

 勘弁してくれと心の中で亜音が思った途端、亜音の精神世界よりーー問題児、来襲。はい、デンジャー。

 

『おうおうおうおうおうおうおうオーイ!亜音!!オマエはマジぃ罪深い男だなぁ?“原初の女神”に、 “女騎士”に、“駄ウサギ”ーーーそしてあの女性店員、アイツは完璧にーー』

 

 亜音は精神世界に耳を傾けるのを辞め、後で〝蚩尤〞にはお説教タイムなのですよ☆と亜音は目の前で泣きじゃくる黒ウサギを見てそう決めた。絶対にだ。

 しかし、問題は一向に解決しない。ふむぅーそれは何故か?と亜音は心の中で呟いてみるが、まぁ当たり前だよなと現実に戻る。

 黒ウサギはシクシクと上目遣いで亜音を見つめていた。亜音は思わず、空を仰ぎたくなったが、そこは堪えた。そんな事をあからさまにすれば、余計に問題は悪化してしまうのは目に見えている。そんな亜音の耳に黒ウサギの鼻声が響く。

 

「あ、亜音さんは、その............ここ最近、黒ウサギとだけ会ってくれていないのです。他の皆様とは会っているのに...............」

「え?...........あ しまっ、」

 

 亜音は思わず口を両手で押さえ、心の中で自分に叱咤した。

 余計にこじらせるような反応をしてしまったと亜音は後悔していた。だが、 そう反応してしまうのも無理はなかった。なぜなら、亜音は黒ウサギが思っているよりも、黒ウサギの事を見ていた、というより見かけていた。ただ、“用が無かった”だけで。

 しかし、やはり今の反応はいけない.........案の上、黒ウサギは邪悪なオーラを放ち始めながら、呟く。

 

「今………え 、と言いました?」

「気のせいじゃないかな?」

「そうですか♪」

「そうだよ♪」

 

 亜音は至って真面目に、少し笑みを交えてそう告げ、それに対して黒ウサギも笑みを返して言った。同時に黒ウサギは分かっていた。わかってしまったのだ。亜音が別に自分を嫌って避けていたわけじゃないことを。

 ただ───────ただ、ただ、である。“自分に何も用が無かっただけ”。自分が会いに行けば良かった事も、亜音は真面目な人であることも。

 だけど、理屈で収まらないのがーーーーー感情である。

 

「ぅぅうわああああああああああ%☆○☆@!!」

 

 黒ウサギは途切れを知らない泣き声、途中から言語化不可能な奇声を上げて、大広間より高速で姿を消した。

 亜音はその背を見送りながら、どうしても疑問でならなかった。黒ウサギが自分にこうも感情的になるのが不思議でならない。

 現に黒ウサギはようやく今日、一ヶ月の間に亜音と会った回数を数えて今回の事に気が付いたのだ。亜音の疑問は最もである。

 そんな亜音の心境を見抜いてか、レティシアが亜音の側に歩み寄って小さな声で話し掛ける。

 その時のレティシアの表情は、少し切なげな表情だった。

 

「亜音も黒ウサギには色々と思うことはあるだろう、だが黒ウサギは人一倍に同志を大切に思っている。」

「……………」

 

 ──────同志、か。理解、が少し遠く感じる。

 同志の意とは同じ目的を共有する者達、又は目標を一緒に志している関係、のことを指す。

 同志と聞いて、思い描ける者、は………………どんなに瞼を閉じても視界は暗いままだ。

 だが、そんなことはない、と手に力が入る。…………………自分は、もう“一人”じゃない……………そのはずなのだ。

 レティシアは目を閉じたまま動かない亜音を見て、

 

「黒ウサギは“二度”、地獄を見ている…………少しだけでもいい、察してやってくれ」

「……………わかった」

 

 亜音は無表情で黒ウサギが消えていった大広間の扉を見つめる。

 そんな亜音を見上げるレティシアも同様に視線を扉に移し、口を開く。

 

「しかしまぁ色々言ってしまったが、あまり気にする必要はない。私がフォローしておくから、亜音は会議に参加するといい」

「すまない………俺も後で黒ウサギとしっかり話すよ」

「…………………………そうしてくれると私も嬉しい」

 

 少しの間を開けてレティシアはそう告げて大広間を後にした。

 レティシアは廊下を歩きながら、亜音に対して少なからずの不安を募らせていた。

 そのワケは、少しの間を開けた時のことで、ふと思い出していたのだ。北での〝蚩尤〞が語ったとされる亜音の話を。その話は北の境界壁の街で、黒死斑の魔王とのギフトゲームを終えた後、祭の時にレティシアは黒ウサギから聞いて知っていた。

 そして、レティシアは疑ったのだ。本当に亜音は黒ウサギをフォローする気があるのか。

 自分が見た限りだとおそらく、フォローはするだろうとレティシアは推測していた。しかし、

 

「〝最低限〞………なのだろうな…………」

 

 レティシアは亜音の事を考える度に重くなる足をゆっくりと動かし、逃げ込んだであろう黒ウサギの自室へと向かって歩んで行くのだった。

 

 

 

#####

 

 

 

 とりあえず、亜音はどこまで会議が進んだのか、リリとジンから聞き、ウンウンと頷くと、そこで口を開いた。

 ちなみに亜音はリリの横、 末席に座っている。

 

「残らないといけない日は俺が残るよ」

 

 亜音の言葉に皆が目を見開くも、亜音だったら言いそうなことだったので、すぐに我に帰り、十六夜がケラケラと笑う。

 

「へぇー太っ腹なこったな、だが………いいのか?」

「いいよ…………だけど、前夜祭の一日…………いや三日間は一人残って欲し」

「「「嫌だ」」」

 

 ジンとリリもこれには苦笑いである。

 しかし、問題児達もそこまで馬鹿ではない。

 十六夜がそこで、一つの提案を上げる。

 

「仕方ねー………ならゲームで決めるか?」

「あら、いいわね、それ」

「私も、賛成」

 

 あくまでも全日参加したいのか、十六夜の提案に飛鳥と耀もやる気満々である。

 十六夜は視線を落とし、少し思考すると、何か思いついたように笑みを浮かべた。

 

「前夜祭までの期間で、最も多くの戦果を上げた者が勝者ってのはどうだ?これなら不平不満はないだろ?」

 

 十六夜の提案に飛鳥と耀が顔を見合わせる。

 それなら条件は五分五分である。

 二人は同時に頷きあって承諾した。

 

「わかったわ。それでいきましょう」

「うん、絶対に負けない」

 

 不敵な笑みを見せる飛鳥と、珍しくやる気を見せる耀。

 こうして問題児三人は〝龍角を持つ鷲獅子〞主催の収穫祭、前夜祭の参加を賭けて、ゲームを開始したのだった。

 その隅で亜音はジンとリリに問い詰められていた。

 

「本当にいいんですか?亜音さん」

「亜音さん、お祭りとか嫌いなのですか?」

「そうじゃないよ………今が瀬戸際って所だから、行きたくないのではなくて、“行けないんだ”」

「瀬戸際って、何のことです?」

 

 亜音は大広間の扉に向かって歩みながら、ジンの問いに対して言い残す。

 

「秘密♪」

 

 

 

#####

 

 

 

 

『亜音の悪い癖だ、仲間や同志と聞けばすぐに遠い目をしやがる』

『そんなことはない、さ』

 

 バツが悪そうな顔で返答する亜音。

 自室で蚩尤と対話をしながら、これからのことを考えていたのだが、

 

『説教はもういいだろ?蚩尤、正直もう耳が痛い』

『オレもそんなつもりはねぇんだが、…………そう聞こえんのはオマエも少しは悪いと思ってる所があるんだろ?』

 

 これまでのことを総括すれば、亜音の存在は大きな混迷をノーネーム全体にもたらしてしまっている、といえなくもない。

 特にペストの件に関してはかなりの迷惑を掛けてしまった。一歩間違えれば、“全滅”していた、ほどなのだから。

 

『…………あまり背負いすぎるな、亜音。“救世”がオマエの使命だとしても、出来“そう”にねぇことを出来ないと言ってもいいんだ。』

『ありがとう、でも大丈夫だ。…………みんなが居るからな』

 

 日が落ちていく景色を窓際から見つめる亜音。

 蚩尤は嘆息を溢しながら、内の奥へと引っ込んでいく。

 このやりとりも何回目だろうな、と亜音は苦笑する。

 

(………………胸が少し苦しい、)

 

 亜音は胸に手を置きながら、己に問いかける。

 ──────黒ウサギのことに罪の意識が芽生えたのか?

 ──────蚩尤に対しておもうところがあるのか?

 ──────問題児達の無邪気さに嫉妬しているのか?

 

 

 わからない。

 大人になれば様々なことに触れることができ、色々なことが理解できるようになる。

 なのに、自分のことは大人になればなるほど、“わからないモノ”になっていく。

 “ペスト”のことだってそうだ、──────実際己の命や救世の使命を捨ててまでなんで助けた?

 一歩間違えていれば、本当に死んでいたかもしれない。

 だが、あの局面であっても、自分が死ぬことを寸分も想像していなかった、絶対にうまくいくとそう確信していた。

 理由もなく確信していた──────そう思い描いたときが、一番己の中でストンと落ちた。

 背筋が少しゾクッとしたのか、左肩をぎゅっと強く握りしめる。

 

(馬鹿か、俺は人間だ、……………盲信もほどほどにしろっ、)

 

 もう失うのは、御免だ。

 そう強く己の中で吐き捨てる。

 世界を守るんだ、選ばれた救世としての使命を果たすんだ、ノーネームの旗を、名を取り戻し、十六夜、春日部、飛鳥、ジン、リリ、子供達、……………黒ウサギを守る。

 亜音はそう己を奮い立たせ、トレーニングの支度を済ませると部屋の扉に手をかけた。

 その時である、そんな亜音を見かねたような、そんな囁きがこぼれ落ちた。

 

『──────オマエハ、コノトキもヒトリだ。ソレデ?ナニヲマモルんだ?』

 

 その囁きを切り裂くように亜音は神速で抜いた刀の切先を自室の奥へ向ける。

 だが、それ以降、不協和音のような甲高い声は聞こえなくなった。

 刀を霧散させ、再度ドアに手を掛ける亜音は少し唇を噛んで、何かに耐えるように部屋を出っていったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ─────────モウスグ、ダ。

 ─────スグ?───スグゥ!

 ─────ヤミをテラス、王ガオチル。

 

 ─────ワレラノヤミガテラサレタトキ、ソレハトジタセカイの再建ッ!!

 

 

 ─────キュウセイノ、ヒカリの王号ではデキナイ?

 

 

 ─────────ヤミをテラセルノハ、ヤミノ央に座シテクダサル者ダケ。

 ─────ヒカリの王デハ孤独ハタエラレナイネー!!

 

 

 

 ─────ナラバソノママツヅケテ、ステネバナルマイ?王ノクルシミ、イタミ、ソノヒカリヲ。

 

 ─────────王ノクルシミ、イタミ、ソノ罪ハ─────王ノ“願いヲモッテ”、ワレラガモラオウ。

 

 

 

 少年の心の奥より聞こえる音なき声。

 子供達や蚩尤のいる閉ざされた世界よりさらにその最下層。

 誰にも見えない場所で、王を待つ“精霊”。

 しかし群体と認識できることはできず、精霊ごとの境界線は未だ照らされることなく、黒く塗りつぶされている。

 形なき黒き精霊。

 いや、かろうじて見えるその姿は、漆黒の大海のようだっだ。

 彼らは己を照らし、形作ってくれる、その時をただただ待ち焦がれている。

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