危険指定存在徘徊中   作:試作強化型アサルト

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今回は oldsnake さんのコラボ後の日常となっています

尚かなり不穏な部分が出ている模様(真顔


トラブルって想定された範囲内でくるとは限らないので大体想定外になることを想定した方が良かったりする

某所 鉄血中規模基地

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

 

パシュッ!! ドガァーーン!!

パシュッ!!  ドガァーーン!!

 

バスッ!!バスッ!! バスッ!! バスッ!! バスッ!! バスッ!!

 

ズドォーーーン!!

 

そこでは新たに開発された戦術人形と兵器の試験が行われていた

 

「これほどまでに練度をあるとはな・・・・・・・」

「あの連携攻撃と行動をやられたら手の出しようがなくやられるな・・・・・・・」

「ああ、私でもテレポートで一時体制を立て直すしかないな・・・・・・・」

 

ハンターとアルケミストの二人はその試験の成果に若干の恐怖と感心を抱いていた

 

「それにしても『傘』ワクチン対策をまさか我々戦術人形の利点を捨て去る方法で解決するとはな・・・・・・・」

「・・・・だが、効果的ではあるな・・・・・・・」

「ああ、ある意味一番効果的な案だな・・・・・・・」

 

 

『傘ワクチン対策の新型戦術人形はネットワークから独立させる』

 

他にもそれに合わせたものなどの詳細があれど、たったそれだけのことであった

 

 

だが、それと同時に目から鱗という言葉がピッタリ当てはまるような提案であった

 

無論欠点がないわけではない、その案は戦術人形の強み大半を捨て去るものであり、普通であればデメリットが大きくその案は却下されるはずであったが、敵の傘ウィルスワクチン及びそれを利用したウィルスの対策が見つからないことと戦況の悪化などもあり、その一時的な打開策としてその案を改善をすることを条件に受け入れることとなった

 

その結果、開発された戦術人形と兵器の試験テストの結果は、鉄血ハイエンドモデルの二人を驚かせるほどの代物となっていた

 

「これである程度の戦力回復につながれば良いんだがなぁ・・・・・・・」

「そこに関しては期待しすぎてもしなさすぎても駄目だな・・・・・・・私達がうまく彼らを役に立てられる戦場を用意しないとな」

 

そんな新兵器と戦術人形達には共通してある文字のエンブレムが貼られていた

 

「RC」と・・・・・・・

 

 

これらがどんな影響をもたらすのかまだ分からない・・・・・・・

 

 

 

IOP社 研究施設

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

ジーーーーーーーーーーーーーーッ・・・・・・・・・・

 

そんな擬音が聞こえると幻聴するほどに万能者とペルシカは黙ってあるものを見ていた

 

そのあるものは資源地帯攻略作戦に乱入してきた正規軍の戦術人形・・・・・・・・否、偽装された正体不明の戦術人形の戦闘データをまとめた映像(編集:万能者)だった

 

無言の空気のまま映像は終わりを迎えた

 

「・・・・・間違いなく正規軍の戦術人形じゃないわね・・・・・・・・・・」

「ああ、明らかに動きとか違うだろ?更にいえば何機か腕とか損失した際に見えた中身の部分のパーツがこっち関係のヤツだったからなぁ・・・・・・その上で俺が倒したのは身体が瞬間的に崩壊するように崩れて証拠隠滅しやがったからな、それも損失した部位ごとも全部・・・・・・・・ちなみに正規軍からは?」

「『所在不明の個体はあるが、我々からは何も行っていない』って返答よ・・・・・・・・で、その正体不明の存在達の目的はなんだったのかしら?」

 

万能者の疑問に返答したペルシカは逆にこちらから疑問を万能者に投げかけた・・・・・・・

 

「・・・・・・・あくまで推測だが、多分IOP製と鉄血の戦術人形の戦闘データが欲しかったんじゃないだろうか?恐らく中身と実践の両方とも・・・・・・正規軍の戦術人形の偽装に関してはそれに都合が良かったからじゃないだろうか・・・・・・どこであんな数の偽装の装備を揃えたのかは知らないが」

「・・・・・・・それだけのためにアレだけのことをやったの?」

 

その返答はペルシカに更なる疑問を生み出す形となったが

 

「分からんよ・・・・・・・あくまで推測だし、アレらを使ってるヤツらの目的がわからないしな・・・・・・・更にいえば今後アレらと遭遇しても多分俺じゃないと鹵獲は確実に不可能だから情報が手に入るのは限りなく少ないのは確定だろうな・・・・・・・」

 

万能者は現状お手上げといった感じでそう言った

 

「とりあえず現状はそちらの戦術人形がアレら・・・・・次は正規軍の偽装を使ってくるかどうかはわからんが、とりあえずそれらしき存在と遭遇したらまず逃げる、これが基本だな・・・・・・・」

「ええ、そうした方がいいわね」

 

その後もその正体不明の存在達に対応するための対策を二人でなっていくことになった

 

「そういえば話が変わるのだけれど、取り外した死神のパーツを何やら弄っていたけど・・・・・・・」

「うん?アレ?ああ、簡単に言えば・・・・・・まぁあの子がもし力を欲した時の場合を想定したものって言ったほうがいいかな?型はできてるから後はそっちでも改修やら改造ができるようになってるはずだ」

「・・・・・・・なんかとてつもない無茶振りが来たわね」

「それは言わないお約束だ」

 

 

 

 

重度汚染地域 『人類未踏領域』 ???

 

 

データ解析完了・・・・・・・経験データベースニインプット開始

 

インプット完了・・・・・・・アウトプット完了

鉄血戦術人形ヘノ対策プロトコル構築完了

 

pawn本体性能ニ5%ノ性能向上ヲ確認

knight本体性能ニ1.4%ノ性能向上ヲ確認

 

 

そこではナニカが今回の戦いの戦利品を使って己らの駒の強化を行なっていた・・・・・・

 

 

次ノステップ・・・・・・ unknown3体トノ交戦データ解析開始・・・・・・

 

unknown「demon」

unknown「reaper」

unknown「α」

共ニ交戦データ解析完了・・・・・・データ反映機体ノ開発ヲ開始

 

 

そのナニカは備える・・・・・・次なる戦い・・・・・・そして、unknownとの戦いに備えて・・・・・・

 

 

 




鉄血の新型のワクチン対策法に関してですが戦術人形をネットワークから独立させることを例えると従来の戦術人形は人間とコンピュータと通信機などの機械が一体化しているものだったのに対して『Raincoat』計画で作られた戦術人形は「人間とパソコン」というような立ち位置に戻っているといった形になっています

現実でわかりやすくいうとオフライン状態の独立稼働のア○モが手動でパソコンや通信機を操作する感じと言った方が想像しやすいと思います

尚それでいて高い練度がある上で更なる対策がされている模様



死神ちゃんの武装に関してもぶん投げです・・・・・・・ただ万能者が手伝ったということにより制約が結構取れたという感じでよろしくお願いします(焼き土下座

※また馬鹿作者がすみません・・・・・・

最後にナニカに関してですが・・・・・・

今回の作戦で偽装戦術人形に使った皆さんの攻撃方法と技を覚えやがりました(真顔

なので次出てくる時は・・・・・・どうなることやら・・・・・・・・・・(遠い目


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