ちょっと大事(コラボ)をやる前の少しの生き抜きみたいな感じでございます
そのため今回も短めでございます
尚、今回大陸版のネタバレを含んでいるので注意してください
コラボの詳細や参加などに関してはこちらの活動報告でお願いします
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=251752&uid=193601
??? ??? ◼︎◼︎◼︎◼︎
「はぁ・・・・・・・・・・」
どことも知れない空間で、その存在はテーブルにもたれかかるように項垂れていた
「・・・・・・・・・・なんなのあの存在、この間もせっかく進行を合わせてやった遊戯を何も知らずに的確に潰すってなんなの?馬鹿なの?阿呆なの?」
どうやらある存在がその存在の目的と行動を阻害又は阻止していることに愚痴っているようだった
「おまけに調べても調べてもヒットしないってどうゆうことなの・・・・・・・このままじゃ遊戯が出来ないし・・・・・・・仕方ない、邪魔だから」
潰すか
・・・・・・・・・どうやら近い将来ろくでもないことが起きることが確定したようである
「まぁそのために色々と用意をしないとねぇ・・・・・・・面白く愉快にするのもいいかな?でもあの存在の部分だけは真剣に確実にやらないとね」
廃都◼︎◼︎◼︎ 重度汚染地帯
そこは崩壊液汚染が酷く、草木も生えない不毛の地であった・・・・・・・はずだった
だが、そこにはなんの間違いか「白い」花畑があたり一面に存在しており、崩壊液汚染がされているとは思えないような奇妙な場所であった・・・・・・・
そんな地で・・・・・・・
「・・・・・・・ ミステラレ イキル コト ヲ アキラメタ モノ タチ カ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
蛮族戦士がフードを被った少女達の前に立っていた
少女達の様子はあっちこっちに骨が折れているわかるほどの打撲痕などの怪我があり、生きていながら無力化されているようで、そのことからすでに戦闘が終わっているとうかがえた
「ナニヤラ ショクブツ ノ カオリ ガ シテ キテミレバ ・・・・・・・ コウモ アワレナ モノ ガ イタ トハナ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
蛮族戦士の言葉を肯定するかのように少女達は虚ろな目で蛮族戦士を見ていた・・・・・・・
蛮族戦士は気になったことを口に出した
「・・・・・・・・・ キコウ ナゼ オマエ タチ ハ ミズカラ イノチ ヲ タトウ ト スル」
その言葉に少女達は答えた
「この苦しみから楽になるため・・・・・・そしてお父様のため・・・・・」
「もう二度と・・・・・捨てられたくない」
それは悲痛な回答だった・・・・・・・
少女達は『父親』に捨てられたにも関わらず、未だ尚その『父親』に縋り付こうとしているのだ・・・・・・・全ては『父親』に愛されたいが為だけに・・・・・・・
その言葉に蛮族戦士は・・・・・・・・・
「ナルホド ・・・・・・・・・ ナラバ ワレ ハ ソノ オトウサマ トヤラ ヲ コロソウ」
そのことを聞いていながらその少女達が愛する存在を殺す宣言というどストレートな外道発言を笑いながら言った
※オイ!?
その言葉に少女達は目を見開いた、いや驚愕したとも言ってよかった・・・・・・・・・
そして、
「さ、させない・・・・・・・・」
「お父様を殺させない・・・・・・・殺させはしない」
「・・・・・あなたを止める、殺してでも止める」
「私の・・・・・私達のお父様を・・・・・・コロス?・・・・・させない」
「コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス」
先程までの無気力な雰囲気、生気のなさは何処へやら・・・・・・少女達からは殺意が溢れ、すでに無力化されているにも関わらず蛮族戦士を這いずってまで止めようとしていた
そのことに蛮族戦士は笑った
「ナラバ ワレ ヲ トメ ニ クル ガ イイ チョウセン ヲ イツデモ ウケヨウ ・・・・・・・・・ ソレマデ イキテ オノレ ヲ キタエル ガ イイ」
その言葉を最後に蛮族戦士はこの地を去った・・・・・・・
後日、稀にあっちこっちの戦場で白いフードを被った少女らしき存在が見かけるようになるのだが・・・・・・・・・また別の話である
一体ニャルでホテップな存在なんだ・・・・・・・・・?
・・・・・・・・・ハイ、そんな存在から万能者恨み買っちゃいました(真顔
そして久しぶりの蛮族戦士に関してですが・・・・・・・オマエ何してるんだ?(真顔
ちなみに少女達の行動に関して見ただけで自殺しようとしていることを理解した模様・・・・・・・
うん、どいつもこいつも後々にろくでもないことが起こる時限爆弾を作りまくってんなオイ(白目