危険指定存在徘徊中   作:試作強化型アサルト

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今回はコラボ回の準備を兼ねた謂わばブリーディングと始まりの部分の話となっております

ちなみに今の参加状況をネタバレしない形で表すならば



   / ̄ ̄ ̄~ヽ
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な、なんだかすごいことになっちゃったぞ コレ

こんな感じです(真顔



とりあえず、まずは説明が重要なのは当たり前だよね?(大規模コラボ

これより本作戦『鉄血重要拠点攻撃及び防衛ライン破壊作戦』についての概要を説明する

 

この作戦はその名の通り鉄血の重要拠点及び防御ラインを破壊することが目的だ

 

それも鉄血の本拠地の近くである防衛ラインを守る拠点をだ

 

現在鉄血は度重なる敗戦と戦力の消耗によって防衛ラインを下げており、今回攻撃する拠点が実質的に鉄血の最終防衛ラインと言える状態となっているというわけだ

 

無論、防御ラインというだけあって固定式と自走式にしたと思われるジュピター砲の対地対空砲台群、地雷原、大量の戦力と防衛に事欠かない要素が満載だ・・・・・更に言えば不確かな情報ではあるが、新型と思われる鉄血戦術人形の確認されたとの報告が入っている

 

だが、我々は今日までにワクチンによる傘ウィルスの克服や傘がワクチンを利用した無力化方法などを手に入れたことからこの作戦の実行が可能と判断し、その上で万全を喫するために今回の君達を協力を要請した上で我々は正規軍に協力を仰いだ

 

その結果主力部隊の一部と大陸横断鉄道の列車の派遣の許可してくれた

 

それぐらいこの作戦は正規軍からも重要視されているというわけだ・・・・・

 

この作戦が成功した場合、鉄血の本拠地の防衛は丸裸も同然の状態となり、鉄血との戦いを終わらせるのも時間の問題となるであろう

 

それは我々人類にとっての問題を一つ終わらせることにも繋がる

 

無論言うまでもないと思うが、攻撃目標が敵の重要拠点であること、正体不明勢力のことを考えると異常事態が起こらないとは限らないと言うことは注意してもらいたい・・・・・

 

そのため報酬が高額であるのは危険手当も含めてのものだ・・・・・そのことを踏まえて作戦に挑んでもらいたい

 

では健闘を祈る!!

 

 

 

 

 

 

正規軍大陸横断鉄道 車両内格納庫

 

「これが例の新型ですか・・・・・」

「新型っていっても・・・・・中身は別物だが側は大体いつもの機体のまんまだな」

「まぁこれで多少の対応策ができたってことだろうな」

 

彼らの視線の先には巨大な鉄の巨人が立っていた

 

それは「Assault Atillery」の強化外骨格兵器「AA-2アレス」と呼ばれる機体にそっくりであり、唯一の違いといえば両腕に一体する形でつけられている機関砲の下部に片刃の大剣がつけられていることぐらいだった

 

「しかし、こんな新型を3機も寄越すってことはこの作戦が改めて重要な物であるってことだな」

「・・・・・・・・・それだけ俺らがかなり頻拍してる状態ってことでもあるがな」

「「・・・・・ああ・・・・・・・・・・」」

 

彼らは思い返した・・・・・

 

今までの正規軍に起きた事件の数々を・・・・・

上層部の会議の混沌具合の噂を・・・・・

正規軍の会計担当の恐怖の表情を・・・・・

正規軍の戦術・戦略家の嘆き・叫びを・・・・・

正規軍の戦力の激減ぷりを・・・・・

 

彼らは思い返したのである・・・・・

 

「・・・・・・・・・・俺らマジで頑張らないとな・・・・主に自分達の命とかの為に」

「「うん」」

 

彼ら『AA-2改』のパイロット達は己の立場の重要さを感じるしかなかった・・・・・・・・・・

 

 

 

 

???? 格納庫

 

「・・・・・はぁ今年も終わりとクリスマスが近いっていってるのにデッカい作戦が来るとはなぁ・・・・・・・・」

「仕方ねぇよ・・・・・これほったからしたら、後々例の白い奴らにひでぇことしでかされるからなぁ」

「・・・・・・・・・・だからといって鉄血の勢力圏内に作るかね、その隠し基地を」

「・・・・・あっちにも男の子のロマンが分かるやつでもいるんかな?」

 

そこでは何やら雑談がされており、ちょっと愚痴ぽくなっていた・・・・・

 

「しっかし、カオナシ共もよく分かったなぁ・・・・・例の白い奴らのステルス基地のことを」

「なんでも根気よく根の根まで調べた結果見つけたらしい・・・・・アイツらの頑張りに答えないとな」

「よし、オマエら!ブリーディングを始めるぞ!」

「「「了解!!」」」

 

 

 

よし、全員集まったな?ブリーディングを始める!

 

俺たちの目標は白い奴らの基地の破壊だ!!

 

それも結構な戦力を蓄えてやがる上で隠れている基地をな!!

どうやら連中はそう遠くない日に行われる正規軍とG&Kなどの勢力鉄血本拠地の攻撃に漁夫の利をするつもりのようだ

 

無論、それをやられたらろくな事が起きないのは目に見えているから今回の作戦が立てられた

 

今回のことを聞いた大将も色々思うところがあるのか、H.A.G.SとS.A.C.Sの使用許可をしてくれたからな

 

それだけこの作戦は重要ってことだ

 

肝心の作戦内容だが・・・・・内容は簡単だ

 

H.A.G.S2機編成の部隊2つで基地をめちゃくちゃに壊滅させて来いって事で、S.A.C.S部隊は空中からH.A.G.S部隊の支援が任務って事だ、念のため大元からも砲撃の用意をしているが、本当に念のためってことを忘れるなよ

 

ちなみにその基地に関しては大小二つあるらしく今回は大の方を先にやって小の方を連続して叩く形で進める

 

任務完了後はすぐさま離脱することでこの作戦は終了だ

 

言うだけなら簡単なんだが、今回の作戦、情報によるとどうやらG&K社と正規軍が鉄血の防衛ラインを叩く作戦と日が被っちまってるらしい・・・・・・・・・・

 

「「「「えっ?」」」」

 

場所も鉄血の防衛ラインを形成していると思われる拠点からそれなりに離れてはいるが・・・・・何かの拍子にその勢力と遭遇する可能性が否定できない、その点は注意してくれ

 

「「「「・・・・・oh ・・」」」」

 

作戦は5時間後開始!!各員準備を急げよ!

 

「「「「了解!!」」」」

 

 

 

IOP社 特殊開発室

 

「・・・・・なんとか作戦開始前にできたな・・・・・・・・・・」

 

万能者は己が作り出した成果を見て肩の荷を下ろしていた・・・・・

 

「・・・・・けどこの時間だ、作戦に参加する部隊に今から投入ってのは不可能だろうな・・・・・・・が、この状況下だ・・・・本当に何が起こるか分からんから出撃準備はしておいた方がいいだろうな」

 

万能者は考える最悪な事態が起きた際に自分に何ができるのかを・・・・・・・・・万能者は考えた・・・・・

 

「・・・・・・・・・・願わくばこの作戦でコイツらが役に立つ状況が出来なきゃいいんだがな・・・・・」

 

同時にこの作戦で自分の考えが無駄になってほしいと言う願望を抱えながら・・・・・

 

 

 

 

・・・・・もはやどこにどう終着するかは誰にも分からない新たなる狂乱混沌の宴が始まろうとしていた・・・・・

 

 

 




ハイ、今回の大規模コラボ、いつも通りカオスの気配が見え隠れ・・・・・・・・いや、隠れすらしておりません(真顔

正規軍も色々と遅れてはいたもののパワーバランス崩壊対策の新型の投入でございます
尚、今現在の正規軍の状態が様々な要因で若干の火の車の状況なのでこの作戦失敗したら正規軍が割とマジでえらいことになる模様・・・・・・・・

ファニーズに関しては今回の作戦の道筋次第で行動が変わってくる予定でございます

そして、万能者の準備・・・・・・本人はこれらが必要とならないことを願ってますが・・・・・・・・

※どう考えても必要になる展開です・・・・・・・・ほんとにありがたくありませんでした(白目

さてどうなることやら・・・・・・・・

※つまりカオスとカオスが惹かれあって事故るんですね、分かりたくありません(真顔


おまけ

強化外骨格機動兵器「AA-2 アレス改」

万能者や、鉄血の新兵器や正体不明勢力などにより被害が増加していることに危機感を抱いた正規軍が急遽「Assault Atillery」の強化外骨格兵器「AA-2 アレス」火力制圧型を強化・改造・再設計を行なった機体

中身の設計を一度再構築し直し再設計を行なった結果、運動性と機動性が飛躍的に向上させることに成功した上でシールドや装甲などの防御力の強化にも成功しており、また戦術人形の指揮機能なども搭載されている

武装面では一部を除けばほとんど変わってないものの唯一両腕部武装である機関砲の下部に片刃の大剣が装着されており格闘能力の強化が行われている

総合的な性能向上には成功したものの欠点としては元の機体よりコストが4割近く上がってしまったことだろう、そのため現在は試験的な少数生産の形でとどまっている






次回『◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎』開幕

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