戦場の裏の方で動く者達・・・・・・・だが別の方でも動いているようで・・・・・・・?
そして、戦場に最初の異常事態が起きる・・・・・・・
戦場から70kmほど離れた地点 森林地帯
((oh・・・・・・・・))
S.A.C.Sのパイロットの二人はその状況と自分の行動がパンドラの箱を開けてしまった感に嘆いていた・・・・・・・
なぜなら・・・・・・・
視線の先で白い戦術人形とその集団の大将格と思われる黒い少女と白い少女が・・・・・・
バギャ ゴギャ グシャ バギバギバキバギ バギャッ!!
ズドォン!! ズドォン!!
ドスッ ドスッ グシャ
バチバチバチバチバチバチ
「い、いややめt(バチィッ!!)アアアアアアアアアアぁぁぁ・・・・・・・」
フード付きマントの集団により蹂躙されていたのだから
それも一方的に・・・・・・・
(・・・・・・・というか隊長こっちの方が小って言ってたけどどう見てもこっちの方が明らかに白い奴らの数が多いのだが?過去形だけど・・・・・・・)
(・・・・・多分大の方からこっちに移動してたか、それかまたは氷山の一角みたいに地下とかにうまく隠れていて本当はこっちが規模的に大だったとか・・・・・・・まぁそれはともかく・・・・・)
((これはアカンな))(真顔
彼らは理解した・・・・・・・
その集団が非常に危険な存在であることを・・・・・・・
現状、自分達ではその集団をどうすることもできないことを・・・・・・・
むしろ、部隊の全滅の危機的状況であることを・・・・・・・
彼らは理解したのである
(・・・・・・・とりあえずバレないうちにここを離れて味方に伝えないとな・・・・・・・通信は傍受される可能性があるから直だ)
(・・・・・・・了解です)
その言葉通りにすぐにS.A.C.S二機はフード付きマントの集団に気付かれないように離れていった
目標拠点ノ制圧及ビ敵殲滅、上位モデル戦術人形ノ鹵獲完了・・・・・・・
・・・・・・・拠点内データ解析完了
・・・・・・22km離レタ地点ニ同勢力ノ中規模拠点ノ存在ヲ確認・・・・・・・
実践試験予定ノ戦場ニ向カウ際ノ第二中継拠点トシテ最適ト判断・・・・・・・
25分後ニ到着予定ノ部隊ト合流後、ソノ拠点ノ攻撃ヲ開始スル
了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解
・・・・・・・一部を除き誰も知らないところで戦場に更なる新たな混沌が迫りつつあった
鉄血防衛ライン 荒野地帯
鉄血の防御の要であった砲台陣地群は壊滅状態となり、第一防衛ラインの部隊も軒並み壊滅状態となったため戦況は攻撃側である正規軍とG&K社に好転・・・・・・・
「ヒャッハーー!!戦いじゃーー!!」
「ドーモ、正規軍=サン、グリフィン=サン コロスベシ慈悲ハ無イ」
「エリちゃんを泣かすやつは明日を生きる資格はねぇ!!!」
「リバイバーは何処じゃぁあああ!!」
・・・・・・したかと思いきや全身装甲姿の集団とスーツに黒手袋と換気孔付きマスクを着た中肉中背の同じ顔をした男達が正規軍とG&K社の混合部隊に襲いかかってきたのだ
それも音沙汰もなく突然に・・・・・・
(メタを言うならガン○ムUCのジェス○をパワードスーツにしたようなものを着てる一万の集団と「逃走○」のハンター(コロナ対策仕様)のような存在複数が襲ってきているのを想像してもらうとわかりやすい)
「オラオラ!!鉛弾とビームのプレゼントだ!」
「ついでにグレネードとロケット弾のサービスだ!」
ババババババババババババババババババババ
ドガァーーーン!!ドガァーーーン!ドガァーーーン!!
「なんなのアイツら!?なんで私達を襲ってくるの!?」
「しかも出鱈目に強い!?どうすればいいの!?」
パワードスーツの集団は銃器も実弾からビームまで様々で、更にはバックパックに一対のロボットアームに搭載された大型の盾やマシンガン、グレネードランチャー、ロケットランチャーなどバリエーションが豊富に個別でつけられた武装を、正規軍とG&Kの混合部隊に撃ち込んでいき
「!!?後ろ!!」
「え?(ガシッ バチバチバチバチバチバチバチ) アアアアアアアアアァァァ・・・・・・・・・」
中肉中背の同じ顔をした男達は目視した者を追跡し、高い脚力を活かして銃撃戦を巧みに避けていき、目標とした存在を両手を触れて高い電圧を流して感電死させていった
その犠牲になるものは多く、戦場はまた膠着状態に入ることとなった・・・・・・・・
「ところである黒服のスーツの奴らって誰だ?」
「さぁ?エリちゃんの味方の味方をしてくれるみたいだしいいだろ?」
「それもそうか!それよりも・・・・・・・・」
「「「リバイバーはどこじゃァァァアアアアア!!!!」」」
による収容違反が観測されました
「こちらスカウト3・・・・・・・ナニアレ?」
『・・・・緊急プランの結果です、事態は好転したようですね・・・・・・・』
「そのようですね・・・・・・・本音は?」
『・・・・・・・・・・・・・・変態、非リア充怖い』
「・・・・・・・うん」
戦場はより混沌としていた
一方IOP本社 作戦室にて
万能者は目の前の存在に恐怖していた・・・・・・・否、せざる得なかった
その存在は外見年齢は18歳ほどの少女の姿をしており、髪は黒のセミロングで正面から見て右前髪一部を黄緑色に染めておりヘッドセットを装着し、首元はスカルスカーフを巻いており、リブ生地の衣装と左腕にはグリフィンの紋章入りスカーフでペンらしきものを巻き付けていると言う衣装を纏っていた
・・・・・簡単に言うと、見るものの大半が美少女と評価するであろうその少女・・・・・・M4A1が万能者の前に笑顔で立っているのだ
だが、万能者は理解していた・・・・・
その少女の笑顔を作る感情の正体を
万能者は見逃さなかった
笑顔で綺麗に隠されてはいるものの、その目に宿るものを
(目が・・・・・目が笑ってねぇ・・・・・)
それは怒りであった・・・・・それも全てを焼き尽くさんとするほどの熱量の炎を目に宿していたのだ・・・・・
「万能者さんに頼みがあるんです」
「えっと・・・・・・なんだい、M4A1さん?」
万能者は恐怖を押し殺して返答した・・・・・・
だが、その頼みは・・・・・・
「今すぐ戦場に行ってきてM16姉さんとSOPを連れ戻してきてもらえますか?あ、過程はどんな形でも構いません♪姉さん達を連れ戻して来てくれればいいです」
どストレートにアウト発言だった
無論、万能者もそれに反論すべく解答するが・・・・・・
「・・・・・あ、あのねM4A1さん?俺一応今回の作戦中、待機命令が出てるのよ?相当切羽詰まった状態やそれ並みの緊急事態でも無い限り、戦場に行ったらそりゃ」「じゃあその緊急事態になったら行ってくれますよね?」
「・・・・・え?、あ?・・・「ね?」・・・う、うん、そうだな」
「分かりました・・・・・・その時が来たら・・・・・・」
お 願 い し ま す ね ?
「・・・・・・・・・・・・ハイ、ソノトキガキタラ、フタリヲツレテキマス」
言い負かされてその頼みを聞くこととなった・・・・・・
その時に、万能者は緊急事態が起こらないことを願う気持ちがより一層強くなったのは言うまでもなかった・・・・・・
ちなみに余談ではあるが・・・・・
(((((よし、見なかったことにして仕事に専念しよう)))))
作戦室でそのやりとりを見ていた者達は皆、見ざる言わざる聞かざるの精神で見て見ぬふりをしていた・・・・・
それにペルシカも混ざっていたことも付け加えておく・・・・・
ハイ・・・・・どうしようコレ?思ったより混沌すぎるんだが(真顔
正体不明勢力がもうちょっと後で戦場に乱入するようで、その前準備で白い勢力退場でございます・・・・・・・マジで退場でございます(大切なことなので二度言いました
そして、更なる乱入者・・・・・アブノーマルが鉄血の味方して乱入でございます(真顔
ハイ、ガンアーク弍式さんとこの案件でございます
ちなみに強さはイベントの難易度EX級のボスユニットクラスらしいですよ?
尚、祈祷者の軍隊に関しては1万のうち3割をリバイバー絶殺要員として出してるようですよ?リバイバーさん気をつけてね?(遠い目
最後に万能者・・・・・・
うん、これはあえてノーコメントで(真顔
少しだけ言うならこのM4A1とAR小隊は過去の話で万能者にあっているのと同一の存在ということにしています
信じられるか?これまだちょっと進んだくらいの序盤なんだぜ・・・・・・(白目