危険指定存在徘徊中   作:試作強化型アサルト

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今回も大規模コラボ回となっています

あと、話が短めになっています

ついに防衛ライン戦も最終局面!正規軍とグリフィンの混合部隊は突き進む・・・・・・・が、それを妨げるかのように新たな問題が現れる・・・・・・・


最終防衛ラインってロマンがあるよね・・・・・・・現場ではあまり使いたくない言葉だろうけど(大規模コラボ

鉄血最終防衛ライン 廃都市

 

そこは更なる激戦が繰り広げられていた・・・・・・・

 

ドガァーーーーーンン!!!

 

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

 

ヒューーーー・・・・・・・・・・・・・・

 

ズドォォォーーーーーーンンンンンンッ!!!

 

ズドン! ズドン! ズドン! ズドン! ズドン! ズドン!

 

「クソッ!デカい抵抗があると覚悟はしてたが、今度はそれなりにデカいロボットとあんなものが出てくるとは・・・・・・」

「ロボットに関してはアレス改より小さいんだから文句は言うな・・・・まぁ両肩の迫撃砲でこっちの戦術人形が吹っ飛ばされるのは少し腹立つがな」

 

そんな戦場の中でAA-2改のパイロット達は戦いながら通信で愚痴っていた

 

「言ってる場合か!あの謎のパワードスーツと黒服軍団の数は減りはしたけどまだいるし、鉄血の戦術人形と兵器がまだまだすげえ数をいるし、廃都市のあっちこっちから攻撃が飛んでくる上でアレもあるからな・・・・・・・」

「・・・・・・列車砲の砲撃の直撃を何発か喰らっても無傷だったからな・・・・・・・・どんだけ硬いんだアレ」

 

AA-2改のパイロット『タロス2』の視線の先の方には高さ25mもある黒鉄の建造物が存在しており、その建造物からは砲弾、銃弾、レーザーなどの様々な飛来物をばら撒くように飛ばし正規軍とグリフィン混合部隊に被害を与え、逆に正規軍とグリフィンの攻撃はその壁につけられた規格外に分厚い装甲で全て弾き返していた

 

「・・・・・・やむを得ないな、一旦後退して決死隊を編成する」

「へいへい、了解・・・・・・なぁ今考えたんだけどよ?その決死隊、確実性を高めるために砲台陣地を壊滅させた奴らも組み込めばいいじゃないか?」

「その時にデカい働きをしてくれてるところがあるから、正直なところ休ませてあげたいが・・・・・・・・・仕方ない通信で募ってみるか」

 

10分後・・・・・・

 

『・・・・・・こちらタロス1、鉄血の最終防衛ラインに強力な防衛施設があって攻めることができない状態に陥っている・・・・そのためその状況を打開する決死隊を編成を考えている・・・・・そこで腕に自信があるやつに協力を頼みたい・・・・・・無論、腕に自信がない奴は参加しなくていいし、無理して来なくてもいい・・・・・・参加して攻める際は我々の戦術人形を盾にしてもらって構わない・・・・協力を頼む!!あの防衛施設を攻略すれば基地まであと一歩なんだ!!

 

 

その通信は戦場の正規軍とグリフィンの通信網の全て伝えられた・・・・・・

 

 

 

 

 

鉄血防衛ライン ???

 

ズゥゥンンン・・・・・・・

 

ドォォォォォンン・・・・・・・

 

その場所では轟音と振動が響く中でなにやら準備が進められていた・・・・・・・

 

「『behemah』『Golem』及び我らRC大隊の準備が完了しました・・・・・・現在敵は最終防衛ラインに到達、『Hell guard tower』が防衛の要として敵を食い止め、時間稼ぎに成功している模様」

「本拠地からも『Holy Forest』実行実行後すぐに増援を送るとのことです」

「今のところ頑丈に作ったためか通路に崩落はありませんでした!」

 

了解・・・・・・『Holy Forest』実行マデ待機セヨ

 

「「「了解しました!!」」」

 

そういうと鉄血戦術人形「Vespid」と思われる存在3人は自分の持ち場に戻っていった・・・・・・・

 

自機ノ状態ノ再確認ヲ開始・・・・・・・

 

機体状況・・・・・・・・・異常ナシ

各部システム及ビ新規システム・・・・・・・・・異常ナシ

武装・補助モジュール・・・・・・・・・異常ナシ

『アイギスの盾』・・・・・・・・・異常ナシ

 

システム・装備全テ異常ナシト判断

 

当機ノ目標再確認 ・・・・・『Holy Forest』実行マデ待機シ、実行後ニRC大隊ト共ニ出撃シ、敵ニ壊滅的被害ヲ与エルコトガ最優先事項ナリ

 

RC大隊を束ねるその存在は、敵を徹底的に屠る任務を果たすためにその時が来るまで待ち続ける・・・・・

 

『単眼の瞳』を光らせながら

 




ハイ、最終防衛ライン、というか重要拠点の周りになんかドイツの現代まで生きてる執念というか怨念かなにかが感じられる例の建物のようなナニカが建てられてました(真顔

今度はそれを攻略することになりますが・・・・・・・ご覧の通り、メチャクチャ硬い上にメチャクチャ撃ってきますので注意してください



鉄血は反攻準備が完了しているもののまだ動かない模様、そそしてそれに何かヤバいのがついてきている様子・・・・・・・・・・過去の話を見ている人には分かるかもしれませんが・・・・・・・


とりあえず言えることは・・・・・・・どれも絶対にろくなことにならないということですな



おまけ

量産人型自律兵器『Ogre改』
鉄血がP.A.C.Sなどの人型外骨格兵器との戦闘データ、A.D.W.S『単眼の怪物』のデータなどを元に独自で開発した人型兵器『Ogre』の改修型

主に運用面やOS、戦術パターンの強化を行なっており、その結果前の機体と比べて武装や装備に関しては変わらないものの満足のいく動きができるようになっている

だが、それでもなお運用などに難しい部分があったらしく、改修型が百数十機ほど作られたのちに生産は終了・・・・・・・『ogre』のデータを元に新たな新型の開発に移っているとのことである


『Hell guard tower』

鉄血が作り上げた高さ25mの巨大防衛建造物

元々はE.L.I.D対策の最初期の頃に一度設計はされたものの様々な要因により現実に形にはならなかったが、結果的には『隔離壁』と『浄化塔』に繋がることになった

そんな設計図がどういう訳か鉄血に渡ることとなり、それを防衛陣地用として試作的に改修したものが『Hell guard tower』となっている

武装としては屋上にジュピター砲8門、その他箇所に迫撃砲、機銃、ミサイルポット、高出力レーザー砲、大砲などがハリネズミのように搭載されており、対地対空等の攻撃能力が凄まじいものとなっており、防御力・頑丈性も凄まじく、対物理・レーザー、対崩壊液、対電子戦なども対策され難攻不落の要塞といっても良いものとなっている


今回の戦いでは重要拠点を囲むように三箇所配置されており、最終防衛ラインの最後の要として正規軍とグリフィンの連合に立ちはだかっている

元ネタはドイツの高射砲塔をモチーフにしている

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