とりあえず本編をどうぞ
※一部修正しました
荒野地帯・・・・・・最前線近くにて
そこではフード付きマントの集団・・・・・それも大部隊がそこで味方に指示と支援攻撃を行なっていた
脱落個体ノデータカラ寒冷仕様ノ天候兵器クラスノ攻撃及ビ、敵ノ規格外兵装ノデータヲ確認・・・・・・
・・・・・・敵ノ超常現象ノ攻撃ノ存在モ否定出来ナイデータモ確認
全個体ニ対応指示ヲ送信・・・・・・
一部リミッターヲ解除シ、悪環境ヲ乗リ越エテ戦エル様ニセヨ
リンク機能ノ強化モ開始スル
尚、リミッターノ解除ハ機体ノ損耗具合ガ早イタメ、戦闘可能時間モ設定スル、ソレヲ過ギタラ自壊スルカ撤退ヲ開始セヨ
プラズマカノン部隊、引キ続キ前線ノ装甲部隊ヘノ砲撃ヲ続行・・・・・・
前線部隊ハ規格外ニ注意シツツ戦闘経験ノ蓄積ヲ続ケヨ
対α仕様機ハ近クノ味方ヲ利用シαニ接近、戦闘ヲ開始セヨ
了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解
了解
その場所でその存在は部下達に様々な指示を出し続ける・・・・・・
その存在達の目的が謎のまま、戦いは終盤へと突き進んでいく・・・・・・
その一方別の戦場にて・・・・・・
ギャリギャリギャリギャリギャリギャリ!!
『あがががががががッ!!?右腕切られた!?』
『コンニャロ!!(ドガゴォン!!ズドドドドドドド!!)マントのデカブツ撃破!!正規軍のデカブツのパイロット大丈夫か!?』
『クソ、中は大丈夫だがさっきので駆動系にダメージ入った!!運動性が2割落ちてしまってやがる!!』
『こちらタイタン3!!敵のマントのデカブツの数が減ったが、やけに動きがいいデカブツが2体出てきた!!さらにそいつに俺が持ってたマシンガンとバックパック側面装着武装の一つが的確にやられた!!』
『さっきまであっちの方が急に動きがわるくなったと思ったら突然目が光って急に元の動きに戻りやがって!!まぁその動きが悪くなったときに体勢を整えて、負傷達を後方に遅れたがな!!』
『こちらタロス2!今味方から連絡があった!!あっちこっちで敵のリーダーと思われる存在が撃破してるらしい!!まぁ指揮系統にはあまり影響は見られてないようだがな!!だが、援軍が来る可能性が出てきたな!』
『マジか!それはいい話だ!さっさと援軍を連れてくるように言ってくれ!』
『了解!』
『・・・・・・これ俺ら大丈夫か?一応俺らテロリスト扱いなんだが・・・・・・』
『『『『『『『『あっ』』』』』』』』
『・・・・・・ま、まぁなんとかなるようには・・・・・・してみるさ、うん』
『・・・・正規軍のパイロット、なんかすまん』
その戦場の奇妙さを表すのを代表する共闘はまだ続くようだった・・・・・・
そのまた別の戦場にて
「もうすぐ撤退の目的地点だが・・・・・・思ったよりフードマントのやつら出てこなかったな」
「ああ、他の部隊がうまくやってくれていると思いたいが・・・・・今までの経験上、こうゆう時に嫌なことが何かしらおこるよな・・・・・」
「・・・・・というか嫌なことではないが、その何かしら絶賛今起きてるみたいだしな・・・・・・(なんだこの詩?呪文か祝福系か?他の人には見えてないが、戦場のあっちこっちでフード付きマントになにかしらが張り付いているみたいだしな・・・・・味方のオカルト攻撃って考えると・・・・・迂闊に「アレ」は使えないな・・・・・今使うとその攻撃の邪魔どころかその味方の攻撃を喰らっちまう可能性が高いしな)」
リバイバーと万能者は正規軍と鉄血の装甲部隊を連れて移動を開始して負傷者の救援及び撤退支援を行なっており、その件の目的地点に到着しかかっていた
その会話の通り、それまで道中でフードマントとの遭遇はあれど、想定よりは少なかったのだ
だが、リバイバーと万能者はそのことが逆に何かの前触れと思っていた
その時だった
「ッ!!!俺たちの真後ろから大剣銃槍・盾持ちとライフル・刀持ち、巨人が合わせて50体くらい来やがった!!」
「クソ、言った途端これだ!!」
フード付きマントの部隊が彼らの後ろから接近していたのだ
「(目的地点に敵を連れてきたら厄介なことになる・・・・・)・・・装甲部隊一部は負傷達の護衛を引き続き頼む!残りは俺と万能者で、アイツらを食い止めるぞ!」
「その方が良さそうだな、了解した!」
その言葉通りすぐさま、装甲部隊の大半を負傷者達の護衛、残りを迎撃に当たらせる形で動かし、自分たちも迎撃の構えを取った
戦闘が始まったのはそこからすぐであった
「テュポーン・Behemah・Golom!!アイツらに撃ちまくれ!!」
ドガァーーーン!! ドガァーーーン!! ドガァーーーン!!
ズドドドドォォーーーーーーーンン!!
正規軍・鉄血の装甲部隊が遠くから接近しているフード付きマントの集団にレーザー、砲弾、ミサイルの雨を撃ち込んだのだ
だが
「クソ、何体か減ったが大半が生きてやがる!!」
「嘘だろ!?あの砲撃を生き残るのかよ!?」
フード付きマントが己の持つ盾や装甲を使い味方の盾となって味方の大半を生き残らせてその砲撃地帯を突破したのだ
無論
「撃てぇ!!アイツら近づかせたらかなり厄介だ!!」
その砲撃地帯を突破したもの達に正規軍と鉄血、万能者、リバイバーは容赦のない銃撃と更なる砲撃で出迎えた
その結果は・・・・・
「クソ、12体ぐらい接近されちまったか!」
「あれだけやっても生き残るのかよ!!ちくしょう!」
巨人は全滅したものの何体かのフード付きマントの存在達が近づくのを許してしまい、更なる激しい戦闘に移行されることになってしまったのだ
その最中で
「リバイバー!そっちに1体行ったぞ!!気をつけろ!」
リバイバーに大剣銃槍と大楯持ちのフード付きマントが襲い掛かった
「分かってる!!これでも喰らいやがれ!」
それを知っていたリバイバーはすぐさまレールガンを撃ち込んだ
その弾丸は寸分の狂いもなくフード付きマントの弱点でもある関節部に吸い込まれていく・・・・・
カッーーン!!
「・・・・・・・・・・えっ」
ズバァッ!!
はずだった
「・・・・・・・・・・ッ!!イッデェッ!!?」
あまりに一瞬の出来事でリバイバーはすぐには理解できなかった・・・・・
弱点に当たったはずのレールガンの弾丸は綺麗に弾かれ、その対象であった存在に目にも止まらぬ速さで接近され、左腕を切り飛ばされたことを理解できなかったのだ
無論、その存在はトドメを刺すべくそのままその武器でリバイバーを突き刺そうとした
「・・・・・・・・・・あっ」
(俺、死んだ)
リバイバーはその攻撃が避けられないことを悟った、その時
「危ねぇ!!」
ドガゴォン!!
万能者がその存在に飛び蹴りしてその攻撃を矛先をずらすことでリバイバーの危機を救った
「す、すまん助かった」
「いやこっちも悪い、アレの偽装と演技が上手くて気がつかなかった」
「・・・・・まさか」
リバイバーが万能者の言葉を理解したとともにその存在は更なる行動を開始した
αノ存在及ビ規格外存在ト戦闘開始、コレヨリ対α武装展開スル
バリッ! バリッ!
マントの背中の一部が破れる音とともに背中から大型のライフルのようなものがついた腕のようなものを二本生やし、偽装状態から戦闘態勢に切り替えたのだ
「・・・・・・・どうやら厄介ごとのようだ・・・・・・それもとびっきりの」
「・・・・・・とりあえず聞こう、多分アレもリーダーユニットだよな?」
「ああ、更に言えば、アイツのあの動きと防御力、そしてあの武装を考えると恐らくだが、対俺専用で特殊なチューンアップしたやつだ・・・・・・・大体他のやつと格好が一緒だからメインの武器も一緒にして偽装しながら味方と共に行動をしていたんだろう・・・・でもって、俺が現れた時にこうやって出てくるようになってたんだろうな」
「・・・・・・・勘弁してくれよ、もう厄介ごとは懲り懲りなんだよ・・・・・」
「・・・・・そうだな、俺もその意見だ・・・・・って避けろ!」
ズドォン!!ズドォン!!ズドォン!!
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!
「・・・・・・・・あの散弾であの貫通力と破壊力って色々と詐欺ってないか?」
「・・・・・技術とかコストを色々突き詰めれば今の技術でもワンチャンできなくはないヤツだから、まだセーフだから・・・・・・・・・それよりも俺はあの補助腕についてる2つデカいライフルのようなのが気になる、銃身若干を切り詰めているが俺の想像が正しければアレは」
ズガァーーーーーーーーン!!
ズドォーーーン!!!
「・・・・・・艦砲顔負けの貫通力と破壊力、弾速などを持つやつだったと思うんだ・・・・・戦車どころか戦艦の装甲や、電磁バリア系も簡単に貫けるクラスの実弾兵器・・・・・・無論、俺の今の装甲も破壊できるやつ」
「・・・・・・・・・・・・・・・oh・・・・」
それらのことから言えることは簡単なことだった・・・・・・
万能者とリバイバーはこれまで以上に最悪の事態に対面することになったのだ
ハイ、終盤になっての厄介ごとのオンパレードでございます(白目
例のオカルトデバフの対抗法に関しててですが、ストレートに言うとリミッター一部解除と機体間制御強化によってゴリ押しで動けるのようにした感じです
まぁ今も尚絶賛デバフ喰らっている状態なため、同士討ちなどはしなくなっているが動きは前と比べると少し鈍っている感じですな・・・・・・
あと、機体に凄まじく負担をかけているので・・・・・・・
つまりいうと、ラストスパートですな
そして、ハイ、雑魚(強敵)に紛れて今回のラスボス集団のラスボス相当の強敵とフード付きマントを指揮している上位個体の登場でございます
コイツらを倒せば、フード付きマント達に少なからずとも指揮系統に影響を及ぼすことができ、撤退してくれるかもしれません・・・・・・
尚、例によってコイツらもかなり強いのでご注意を・・・・・・
おまけ1
『ユグドラシル』
『Raincoat』計画の最終目的であり、鉄血の窮地を救う鍵となっているシステム
その正体は半径600km圏に特殊なネットワークを構築し、特殊なプログラムを搭載した鉄血戦術人形と兵器を強化・保護・電子支援などを行うシステムでありながら、敵には強力な電子攻撃・電波妨害・性能低下など支援攻撃をするシステムでもあり、対傘ウィルスワクチンとレインコートウィルスなどの電子攻撃を無力化し、治療するシステムでもある
起動時に人の目には見えないものの電脳的にはまるで巨大な木ができたかのような形でネットワークを形成しているのでその名が使われている
まさに味方を癒し祝福を与え、敵には恐ろしい災いをもらす兵器と言っても過言ではない
エースコンバットの電子戦の効果を凶悪化かつ最悪にしたものと想像してもらうと分かりやすい
欠点としては事前に戦術人形に特殊なプログラムを読み込ませないといけないところで、そのプログラムがない戦術人形はその恩恵を受けられないところとかなりじゃじゃ馬なところがあり、起動・整備・調整などが非常に時間がかかるところなどである(ちなみにユグドラシルに使われているコンピューターに関しては「あるもの」のコピーである)
尚、そのプログラムも敵の手に絶対に渡らせないと言う意思が感じるレベルの対策がされており、仮に手に入ったとしても逆に酷い目に遭う可能性が非常に高い
おまけ2
??????(上位個体版)
フード付きマントの巨人上位個体
武装などは他の巨人と変わらないものの機動性と運動性、反応力が他の巨人よりも高く、その巨大からありえないような動きをしてくる
動きに関しては簡単に言えば、ガン○ムのグレ○ズ・アイ○みたいな感じである
この戦場では3体ほど確認されている
????(銃剣付きショットガン二丁持ち)
この戦場でのフード付きマントの集団の本隊の中心にいることから最上位個体の指揮型と思われる存在
銃剣付きのショットガンと思われる武器を二丁持ちと少し変わっているが、その戦い方はガン=カタであり、近中遠距離、接近戦などの様々な戦いでも対応ができるようになっている模様
また、ショットガンの弾も特殊なものを撃てるようで正規軍の戦車が一瞬で灰になるドラゴンブレス弾らしきもの、着弾点から30m周囲に電撃を放つ電撃弾、超遠距離の鉄血のBehemahを一撃で撃破できるグレネード弾らしきものなどを使うのを確認されている
この戦場では1体のみ確認されている
????(対万能者仕様?)
この戦場でのフード付きマント集団の上位個体と思われる存在
他の存在と比べると度を越した頑丈さと機動性、運動性、反応性などがあり、万能者の兵器や攻撃を耐え、避けれることなどが確認されていることから、かなり強化が行われていると推測されている
武装に関しては、メインとして大型剣銃槍と大楯(外見は他のと一緒だが中身は別物)を装備しており、万能者との遭遇時には背中から様々な武装した2本の補助腕が背中からマントを突き破って武装展開を行う
補助腕武装は両方にアンチマテリアルキャノンカスタム(わかりやすく言えばEDFのライサンダーの銃身を少し切り詰めて徹甲榴弾仕様にしたようなもの、射程は本来よりは若干落ちたもののそれでもかなり長く、威力や貫通力などもこの戦場でこれに耐えられるものは存在しないと考えていいほどの凶悪な火力を持つ実弾武器である)とその武器の下方にアクセサリーのように20mmオートショットガンを装備されており、万能者の装甲や武器、機能を確実にダメージを与えるか破壊できると想定されている
その戦闘力はまさしく対万能者として作り出された戦闘マシーンと言っても過言ではない
そのことから防御力も特殊な兵器も含めてかなりの対策がされていることが予想されている
尚、この戦場では1体のみ確認されている