やっとですが長かったこの戦いに終止符を打てます・・・・・・
尚、若干ダイジェスト気味です
荒野地帯
ドガァーーーン!!
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!
ババババババババババババババッ!
ズドォン!!ズドォン!!
ドガァーーーーーンンン!!
そこは激戦が繰り広げられていた
敵であるフード付きマントの集団はリーダーの撃破により一時的に統制が取れなくなったものの、どういうわけか統制取り戻して再び攻勢を開始、更に言えば先程の通信を聞かれていたのかは不明であるが一切に万能者がいる方向に向かい始めたのだ
そんな中で万能者は・・・・・・・・
「敵の弱点はこことこことここらへんだったからこう設定して・・・・・あとは・・・・・ええい、撃っちゃいけない目標とか部分などの設定が多すぎるわぁ!! 仕方ない『こちら万能者!!正規軍とG&Kの戦術人形に伝達!!目と識別、位置をこちらの方で勝手に接続して調べさせてもらう!!必要な情報が色々と足りん!!後そこの鉄血のデカい蜂か一つ目のデカブツ!そっちのボスか上司に鉄血戦術人形と兵器などの識別、位置の視界データを俺に送ってくれと伝えてくれ!アンタらのあのジャミングは無くなったが、アンタらのネットワークの規格がかなり違うから色々と情報が入らん!!』」
大急ぎで反撃の一手となる過去に使ったある兵器の使用準備を行なっていたのだ
「情報来た!!コレを設定に突っ込んで・・・・・『こちら万能者!!この状況を打開できる兵器の設定は完了した!!後はコイツを上に発射準備をして発射するだけだが、その兵器の発射を邪魔されるか、撃ち落とされてでもしたら終わりだ・・・・・それを迎撃できそうな奴の撃破か妨害、その兵器が発射された後、目的の高度まで上がるまで守るのを頼む!!』」
そこからは魔の10分と言われるほどに更に激しい戦闘が行われた
敵も味方もその目的が理解し、両者が激しくぶつかり合う事態に発展したからだ・・・・・
中には空を飛んでいくその兵器に向かう攻撃を防ごうと自らの身体を盾にするもの、味方をぶん投げるなどの奇想天外な策などを使う者が現れるほどだった・・・・・
そして・・・・・
ボン ボン ボン ボン
空に太陽が4つ出来上がった
「『こちら万能者、お待たせしたな・・・・・あのフード付きマントの集団に一泡吹かせる用意が完了した!!それじゃ攻撃を開始する!!』サンライト・パラノイア攻撃開始!!」
その通信と共にその4つの太陽はフードマントの集団に豪雨のような光の雨を降らした
その光は曲線を描くように曲がり的確に攻撃対象外の存在全てを避け、フード付きマントの集団に降り注ぎ、センサーや関節部などの装甲がない、又は薄い部分から貫き、内部を破壊していった・・・・・・・
そんな恐ろしい光の雨は情け容赦なく10分ほどフード付きマントの集団のみに降り注いだ・・・・・・・
その光の雨がやみ、4つの太陽の光が無くなった頃・・・・・・・
「マジか・・・・・かなり容赦ない攻撃設定にしたはずなんだが・・・・・・ほんの少し生き残ってやがる」
ほんのわずか、殆どが大破している状態・・・・・・・されど少数のフード付きマントの集団が生き残っていたのだ
それは正規軍とG&K社、鉄血、その他に緊張が走った
そんな中でフード付きマントの集団は
コチラ・・・・戦闘継続不可・・・・・・・自壊シマス
コチラ・・・・・損傷大・・・・・・・サレド行動可能
・・・・コチラ無傷ナレド、味方全滅・・・・・・
コチラ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・『knight』『hiro』全滅ヲ確認
全戦力ノ89%損失及ビ戦闘不可ヲ確認・・・・・・・
コレ以上ノ戦闘ハ戦闘経験ノ蓄積ガ不可能、超常現象ナドニヨル自壊不完全ニヨルデータ流出ノ可能性大ト判断・・・・・・・
・・・・・・・全機体ニ伝達
撤退ヲ開始セヨ、繰リ返ス撤退ヲ開始セヨ
撤退ガ困難ナ場合ハ完全ニ自壊セヨ
我々ハコノ戦イデノ目的ヲ果タシタ
コレ以上ノ戦イハ得ラレルモノハナイ
脚部緊急リミッターヲ完全解除シ撤退ヲ開始セヨ
了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解 了解
この戦場からこれ以上得られるものがないと判断し、撤退することを選択し、すぐさま行動に移した
その行動は彼らの敵である者達も見ることができた
それはかなりの数を減らし、敗走しているのにもかかわらず、あまりにも綺麗に統制が整っている撤退だったこと、スモークや音響閃光弾、逃げられないものによる決死の足止めなど様々な方法で徹底的なまでの撤退のサポートがあったこと、そしてあり得ないほどの速度での撤退などにより、追撃はほぼ不可能だったという・・・・・・・
結果、ものの数分でその存在達は戦場から姿を消した
その出来事は戦っていた者どころか見えざるもの達にとっても怨嗟を忘れ一種の恐怖を感じるほどだった
その存在達に恐怖はないのかと・・・・
何はともあれ、その戦いは彼らの撤退により、終止符が打たれたことは間違いなかった
(・・・・・アイツらの今回の戦いで行動パターン及び目的、そして過去の出来事と技術系から察するに・・・・・・・非常にまずいな・・・・・・・・・コレが繰り返されたら取り返しのつかない事態に発展しかねない・・・・というかもうその事態かもしれない・・・・・・・こりゃ決断するしかない・・・・・幸い今、鉄血と一時的な同盟を結んでいるから繋がりができたしな)
万能者のとある決断とともに・・・・・・・
数十分後・・・・・
『ええ、こちら万能者だ・・・・突然ではあるがこの作戦に参加した全ての勢力に通信している・・・・・戦いが終わって休んでいるところ悪いがとてつもなく悪い知らせだ・・・・・・・あのフード付きマントのヤツらは完全には使いこなせてはいないが俺の技術・・・・・正確には俺を作り上げた技術が使われていることが間違いないということが判明した・・・・・・・更に言えば、過去に俺を含むこっちの側の戦い方、技術、技、兵器、超常現象などを見て行動して学んでいたらしい・・・・・それもヤツらが動いているのが分かったのが数ヶ月前、それもとある戦いで偶然にだ・・・・・・・・そして今回の戦いではヤツら、それらの経験を活かしてやがった・・・・・俺との戦闘などに関しては一回だけのはずのに対してアレほどの対策が取れていた・・・・・・・・・・・・・・ここまで言えばお分かりだろう・・・・・・・・俺たちはヤツらに新たな成長の糧を与えてしまったらしい・・・・・・・・それも膨大かつ未知と新たな技術などの新たなる経験をかなり活かすのが非常に上手いヤツらにな・・・・・・・・・・下手をすればもう手に負えないモノのようなものがヤツらの手によって作り上げられる可能性が出てきたってことだ・・・・・・今回の戦いに出てきたアレらの更に上のモノがあれ以上の数でな・・・・・・・・・そこで俺は提案したい・・・・正規軍とG&K社、鉄血、なんか巻き込まれていた別勢力・・・・・この件に関してだけでもいいから同盟を結んでもらいたい!!というか協力しないと戦力、手の数とかが全く足りない!!今回の戦いであっちこっちで戦力大幅に減ってるしな!? ・・・・・同盟結んだら、自分がある程度の報酬というかこの件以外にもその他の将来的な問題の解決などに関して手助けをすることを約束する・・・・・というか本当頼む、あんたらでいう世界の輝きを更新する前に世界が色々と更新されてしまう案件だから、割とマジで』
その万能者の言葉はその戦いに参加した全ての勢力に全領域通信によって隔てなく届けられることとなった
それはこの戦いの終わりが、新たな戦いの始まりということを示していた・・・・・・・・
やっと本コラボの戦いが終わりました・・・・・・・
・・・・・・・思ったより長くなっちゃったなぁ・・・・・・・・・・・・・・(白目
ちなみにリーダーが大量にいなくなったフード付きマント達がなぜ統制を取り戻した理由としてはネタバレすると実際のところコイツら上位個体とはある程度劣るものの全員指揮能力があるんですよね・・・・・・そのためリーダーがいなくなってもちょっとした混乱はあれどすぐに立て直すんです・・・・・・
自分で書いておいてなんですが、本当コイツら相当な想定外
か規格外のことに遭遇しない限りほとんど隙がないな(真顔
そして、万能者の衝撃発言でございますが・・・・・・・・ぶっちゃけるとそうしないと今後、フード付きマント関係でやばいことになるってことです(真顔
その問題のヤツらの本拠地どころか目的すら掴めてないしなぁ・・・・・・
とりあえず次回は戦いが終わった直後の話や事後処理とかの後日談になると思います