そしてまたぶっ飛んでおります(遠い目
タリン 都市部にて
「・・・・・・・お前なんでここにいるんだよ!?」
万能者は叫んだ、その疑問に・・・・・
「ツワモノ ニ ナリエル モノ タチ ノ ササイナ ネガイ ヲ カナエル タメ ダ」
その存在は笑顔で答えた
ほんの少し前
「う〜ん・・・・・通信の様子じゃなんか強化型とかアブノーマルなヤツとかが出てるぽいなぁ・・・・・」
防衛線で一番厚い部分の戦力を全て殲滅し終えた万能者はそのまま飛び通信を聞きながら都市部に向かっていた
「・・・・・まぁ、今は俺にできることをするまでだな」
そう決心し、都市部の花畑に近く一番戦力が集まっているところに向かおうとした
「・・・・・・・・・・うん?やけに反応がない?」
それは異常であった
都市部の他のところでは戦闘が起こっているのにも関わらず、その場所は異常なほどまでに反応がない上に静かであった
「・・・・・・降りるしかないか」
そして、降りた万能者が目にしたのは・・・・・・
様々な形で真っ二つに斬られた強化型を含むパラデウス兵や兵器の数多くの残骸
そして・・・・・・・
「ヒサシイ ナ ツワモノ ヨ」
「・・・・・・・お前なんでここにいるんだよ!?」
更に遡ること十数分前
(お父様や【あの花】にも選ばれなかった私・・・今ここを攻撃してる者たちは、私や妹たちを救ってくれるのでしょうか・・・?)
アア スクウ トモ ・・・・・・ アノ モノ タチ ハ ソノ タメ ニ キタノ ダカラ ナ
「・・・・・!!?」
彼女達はその声のした場所の方に視線を向けた
そこには右腕が大剣と一体化しているという
「あなたは・・・・・いいえ、それよりもその話は本当ですか」
「アア ソノ トオリ ダトモ」
彼女の疑問に蛮族戦士はそう答えた
「・・・・・では、あなたはその者達に含まれないような言い方なのは何故でしょうか?」
「アア ワレ ハ ベツ ノ カタチ デ タノマレタ ノヲ ヒキウケタ カラ ダ サラ ニ イエバ アノ モノ タチ ノ コウゲキ ト オナジ トキ ダッタ ノハ マッタク ノ グウゼン ダカラ ダ」
「引き受けた?誰にですか」
「ココカラ ダッシュツ シタ イキル コト ヲ フタタビ メザシ ハジメタ モノ タチ カラ ダ」
「!!!??」
その言葉に彼女は心当たりがあった
数ヶ月前に突如、十数人の姉妹達が一斉に失踪したのだ
「探さないでください」という書き置きを残して
その時はタリンの周りの防衛線による自殺をしたと思っていたのだが
「あの子たち・・・・・生きていたの?」
「アア イキテイル トモ ・・・・・ ゲンキ ニ ワレ ヲ ナンドモ コロシ ニ オッテ キタ ノダ カラ ナ」
「・・・・・え?」
その返しに若干喜びが吹き飛びかけたものの、それでも尚失踪した姉妹達が生きることを望んで脱出していたことに彼女は涙を流した
「サテ リユウ ハ ドウデ アレ ワレ ハ オマエ タチ ト アノ モノ タチ ノ ミチ ヲ キリ ヒラカネ バ ナ」
そう言いながら蛮族戦士はその場から去っていった
回想終了
「・・・・・・・・・・とりあえず、お前とは敵対しない形で進行していいんだよな?」
「アア ソレヨリ モ ウエ ノ ホウ ヲ キニシタラ ドウ ダ」
「上? ・・・・・まさか」
万能者は蛮族戦士が指定した方角の空を見上げた
そこにはなにやら大型飛行機と思われるものの大群が存在していた
「爆撃機の大編隊だと・・・・・・・しかもあのタイプは・・・・・多分核使えるヤツか・・・・・ヤツら丸ごと証拠隠滅する気満々だな・・・・・・・・・クソッ」
そういうと万能者は再び空に舞い上がった
「オイ、お前の目的もあの子達を守ることだったのなら本隊とあの子達の道を切り開け」
「ムロン ソノ ツモリ ダ」
「・・・・・頼んだぞ」
そして万能者はそのまま飛んでいった・・・・・全てを焼き尽くそうとするパラデウスの爆撃機の大編隊の元へ
「アア ソノ ツモリ ダトモ ハガネ ノ ツワモノ ヨ」
蛮族戦士は笑った
自分が心から一番挑みたい戦士に頼まれたのだから
「ナラバ サラ ニ ホンキ デ ヤラネバ シツレイ ダナ」
蛮族戦士はそういった瞬間
音もなく消えた
そしてまもなくして都市部全域で
ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ ズバッ
「な、なに!?目の前のパラデウスの戦術人形の首が突然飛んだんだけれど!?」
「戦車やガン○ムモドキも真っ二つになってる!?」
「こっちでは血塗れの大男がダルマにされてる・・・・・」
「・・・・・ものの見事に手足斬り飛ばされて無力化されてるなぁ・・・・・・・・・・」
パラデウスとアブノーマル限定で辻斬り現象が起こることとなった
『こちら万能者!!パラデウスのやつらの爆撃機の大編隊を確認した!!あろうことか大編隊を3方向から飛ばしてな!!今俺は迎撃にあたろうとしているが、数が多い・・・・・幸いまだ遠い位置だからすぐに空を飛べるやつは迎撃に当たってくれ! 他はさっさと目的の少女と合流して備えとけ!!・・・・・え?辻斬りが起きてる?敵限定のやつだから気にするな!!』
爆撃部隊到着まで残りわずか、『アリオール』『スプリガン』起動開始・・・・・『ヘカトンケイル』作戦地点到着まで後・・・・・
《あ、万能者が飛び去った・・・・・ってことはあの方向には・・・・・あー・・・・・めっちゃ遠くだけど航空機的にはそれなりな位置に爆撃機らしき群れができますなぁ・・・・・》
《ってことはアイツら、証拠隠滅も兼ねて大規模殲滅に踏み切ったってことだな・・・・・やるとは思ってたが、切り替え早いな》
《感心してる場合じゃないぞ、恐らくあれらは本気ではあるだろうが本命ではないからな・・・・・》
《とりあえず例のアレのパイロットに通達しておけ、『あの兵器が出てくる可能性が高くなったからアレの起動していつでも投入できるようにしとけ』とな・・・・・カオナシはアブノーマルの連絡線だっけ?それらしきものの捜索を頼む、それと俺達も動く準備をするぞ、パラデウスが彼らを逃げられないように囲んでくる可能性があるからな・・・・・今証拠を持って証明できる立場にあるG&Kがここでやられたらアイツらを社会的に抹殺などの弱体化できるチャンスがいつ回ってくるか分かったモンじゃないからな》
《了解!!》
(了)(了)
パラデウスが証拠隠滅兼殲滅のために爆撃機大編隊3つや航空戦力と新型を出しやがりました(真顔
まだヘカトンケイル出してないのにね?(遠い目
そしてハイ、蛮族戦士大ハッスルして都市部全域でパラデウスやアブノーマル限定の超高速のステルス辻斬り回りでございまする(更に遠い目
更にいえば花畑周辺のパラデウスも全滅でございまする(白目
え?蛮族戦士が心の声を聞いたような描写がある?
・・・・・・多分、顔の様子とかからの読心術で持ち合わせているんでしょう(白目
ちなみに脱出した者達は過去話で蛮族戦士と会った子達のことです
そして、どうやら隠れている勢力も動き出すようです・・・・・本当どうなることやら・・・・・・・・・・