危険指定存在徘徊中   作:試作強化型アサルト

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ハイ、最近忙しくなってきてしまってかなり遅くなってしまいました・・・・・・そのため若干駆け足気味になっております・・・・・・

今回もNTKさん主催の『タリン制圧作戦及びアイソマー救出作戦』のコラボ回となります

そして今回もこれまた更に更にぶっ飛んでおります(遠い目



理不尽には理不尽で打ち消すってかなりゴリ押しだけど効果ある場合が多いよね(コラボ回

タリン 都市部 郊外

 

そこではある出来事によって一時的ではあるものの戦況が止まっていた

 

先程までプラズマカノンで形成した剣とコンクリートハンマーのチャンバラや、連射されたレールガンの弾避け、そして肉弾戦の大規模なプロレスなど豪華大迷惑な巨大ロボ同士のぶつかり合いが起きていたにも関わらずにだ

 

 

《・・・・・・今の見たか?》

《ああ、見たぞ・・・・・・》

 

大型の人型ロボット・・・・・・「アトラス」のパイロットの二人は目の前のモニターに映し出された出来事に最初は驚きはしたものの何が起きたのかを冷静に理解した

 

《突然ヘカトンケイルの六本腕が切り飛ばされた・・・・間もない感じだったな・・・・・・そしたらその後に消えたと思っていたあの嬢ちゃんが出てきたと・・・・・・・カオナシ、『そっち』ので何か観測できなかったか?》

(確)(認)

《なるほど、そっちで確認できたってことは・・・・・・あの空飛ぶ侍?の嬢ちゃんは速さだけで『あっち』に行ったってことか・・・・・・》

《とんでもないことしてんなオイ・・・・・・そんでもってなんとか戻れたのはカオナシがいる、または観測できるあたりぐらいならまだ消滅せずに帰れる深度だから消滅せずにアレができて帰ってこれたってところか・・・・・・命懸けにも程があるぞオイ》

《・・・・・・一応帰ったら大将に伝えておかないとなぁ・・・・・・何はともあれ》

 

そう言いながらパイロットは再び全ての腕を失ったヘカトンケイルの方へと目を向けた

 

《ものの見事に主兵装を失ったもんだなぁ・・・・・・若干可哀想な気もするが、それでもまだ武装を完全に失っているわけでもないし、まだ戦う意思をみせているからやらせてもらうぞ》

 

その後もヘカトンケイルの残った脚部よるキックと身体による体当たりを巧みに攻撃し、アトラスがそれを受けるたり避けたりしながら攻撃を繰り出すプロレスが再び続けられたものの、その後に来た援軍によってヘカトンケイルに残された武装がさらに削られることによってその大規模なプロレスも終わりに向かっていこうとしていた・・・・・

 

 

 

戦闘能力著しく低下・・・・・電子攻撃により通信関係に深刻なダメージが発生、オフラインモードに以降したもののダメージが極めて深刻・・・・空間消滅式攻勢防御システムの精密防衛システムに異常・・・・先程の戦闘にて補助偏向障壁が意味を成してないと判断・・・・レーザー迎撃システムも大半が大破・・・・・・・これ以上の戦闘は不可能、撤退も不可能と判断、これより本機は自爆戦闘プランを採用、今後厄介となる存在を少しでも道連れにする

 

 

大破に近いレベルにダメージを受けたヘカトンケイルがアトラスとその味方達に目もくれず、浮遊(といってもほんの少し)し、地面を削るように周りを消滅させてながら移動を始めるといった形で・・・・・・・

 

 

 

 

《・・・・・・アレ?あいつまさか・・・・・・・・・》

 

アトラスパイロットの一人はすぐにモニターの操作を開始した

 

その結果はすぐに出ることとなった

 

《本体のエネルギー係数上昇・・・・・・・周りには空間消滅のやつが常時展開・・・・・・・どう考えても自爆です、本当にありがとうございました》

《しかも計算によればこのエネルギー量だと・・・・・・爆発の範囲がG&K主力部隊とかが集まってるところとか普通に入ってるじゃねーか、まずいぞこりゃ・・・・かと言って多分迂闊に中枢やったらこの辺吹っ飛んじまう感じだろ?》

《ああ、アトラスなら移動は止められるが・・・・・・・・今から避難警報出しても間に合わないだろうし・・・・どうするか》

 

アトラスのパイロット達はこの状況をどうするか悩んだ

 

その時だった

 

『そこの黄色の方のデカブツ!!オマエのパワーでそいつを上にぶん投げろ!』

 

それ突然の声(正確には集音機能で聞き取った声)であった

 

その声はパイロット達にとって聞き覚えがあった

 

《万能者か!?》

《・・・・・・・やろう、あいつならなんとかやれる方法を持ってる可能性が高い》

《・・・・・・・ええい、行き当たりばったりの一か八かだがやるしかないか!》

 

そこからは早かった

 

アトラスがヘカトンケイルの足をフォーククローですぐさま掴むと、その両足を両脇でしっかりと抱え、そのまま水平方向にぶるんぶるん振り回して回転し始めたのだ

 

《オラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!》

《・・・・・・・これ俺たちじゃなかったら吐くどころじゃすまなかったなぁ》

 

それはまさしくジャイアントスイング

 

普通と違うところがあるとすれば巨大ロボ同士がやっていることであろう、超重量級の質量と風圧(+空間消滅式防衛システム)が周りの建物とパラデウス兵達を巻き添いにしていきながら回転は更に加速していき・・・・・・・

 

《今だ!ドオリャァァァァアアアアアアッッッ!!!》

 

その回転による加速力のままヘカトンケイルを空に目掛けてぶん投げた

 

 

『上出来だ!!』

 

その光景を見ながら万能者はアトラスに向けてそう言った

 

そして・・・・・・・

 

特殊設定出力0.23% ・・・・目標値チャージ完了・・・・・・・発射

 

ガァオンッ!!

 

ヘカトンケイルは跡形もなく消え去った

 

「・・・・・・・え?」

「き、消えた?」

《あ、ありゃ・・・・・・・》

《・・・・・俺たちから見ても記録を見ても突然消えたようにしかみえねぇなぁ・・・・・》

 

その戦いを見ていたもの達は突然の非現実すぎる出来事に戸惑うしかなかった

 

「・・・・・・・本当にコレを使いたくなかったんだが、アレがヤバいことしようとしてたから仕方ないよなぁ」

 

アタッシュケースに戻るように変形していく巨大な手持ち砲を見ながら万能者はそう呟いた

 

そんなことがありつつも郊外で起きていた巨大ロボ同士のプロレス騒動は収束し、戦いは終わりへと進み始めたのだった・・・・・・・

 

 

 

尚余談であるが・・・・・・・

 

ゾォッ・・・・・・・

 

『!?』

 

その戦場にいた敵味方関係なく一部の強者や規格外など様々な者たちは感覚と本能で理解した

 

どんな力があろうと、どんな存在や概念であろうとも無に返すことが出来る何かが一瞬の間で起きたことを・・・・・・・

 

一部などに至ってはその得体の知れない恐怖で動けなくなる者が現れるほどであった・・・・・

 

 

 

タリン 都市部 あるビルの屋上にて

 

「ミゴト ナリ」

 

蛮族戦士は昂っていた

 

先程のランページゴーストのアナと万能者がやってのけた所業と万能者を見ていたのだ

 

「アレ ハ ハヤサ ノ サキ ニ デキタ モノ ・・・・・・・ モウ ヒトツ ハ 『キョム』 ツカッタ モノ ダナ ・・・・・・・ カンシャ スル サキ ヲ ユキシ ツワモノ ト ワガ シュクテキ ノ ハガネ ノ ツワモノ ヨ ・・・・・・・ ワレ ハマタ タカミ ヘ イタル カギ ヲ エタ」

 

どうやらその所業は彼にとても良い経験を与えたようであった

 

「・・・・・・・ ナラバ ワレ ガ ワザ ヲ ミセナイ ノハ ブサホウ ト イウ モノ」

 

蛮族戦士はそう笑いながらビルの下にいるアブノーマル達の前に降り立ち大剣の如き爪を構えた

 

異変はそこからだった

 

突如蛮族戦士の身体が青白く光り始めたと思ったらだんだん白色に変わってきたのだ

 

特に大剣の如き爪は黒色だったのが見る影もなく真っ白になっていた

 

それを見たアブノーマル達は本能で理解した

 

これは自分達を本当の意味で殺せるモノだと

 

そう思ったアブノーマル達はすぐに一斉に襲いかかる行動に移した

 

だが遅かった

 

「マダ 『キョム』 ヲ キル ノニ ハ マダ イタラヌ ガ オマエ タチ ヲ カル ノニ ハ ジュウブン ダ」

 

蛮族戦士がそう言った瞬間

 

消えた

 

襲い掛かろうとしたアブノーマル達と近くで見ていたパラデウス達の視界から完全に消え去ったのだ

 

それはどんなスローカメラにも映らず、解析も出来ない消え方をしたのだ

 

そして

 

その場の全員が倒れ伏した、その身体には切り傷もなくにも関わらず・・・・・・

 

そんな中でアブノーマル達は間違いなく斬られたのだと、それも己達が存在することができる連絡線との繋がりごと斬られたのだと理解した

 

 

ありえない こんなことはありえない 連絡線が破壊されていないのに 咎人に断罪に与えられずに消え去るなどありえない

 

 

そう嘆きながらアブノーマル達は意識を失っていきながらその身が消え去っていった

 

「ザンネン ダッタ ナ  オマエ タチ ノ ホウ ハ タチキラセテ モラッタ」

 

アブノーマル達が消え去っていく姿を見ながらいつの間にか再び姿を現した蛮族戦士はそう笑いながら言ったのだった・・・・・・・

 

 

少なくとも言えることはこの戦場はアブノーマル「ブラッディマン」達にとって、ここは断罪の場ではなく・・・・・・

 

己らの理を砕き消す災害の前であることぐらいだった・・・・・・

 

 

 

 

 




ハイ、FANNIESの皆さんどうやら『世界と世界の狭間』を知っているようです・・・・・・

これを意味するのはまたいつかで・・・・・・


そして万能者・・・・・・・過去に使ったヤバいヤツを使いやがりました・・・・・・・
まぁそうしないとヤバかったので本当に仕方なかったのですが・・・・・

ちなみにこの武器、このコラボ参加者の武器の中でおそらくダントツの危険兵器だと思ってます

・・・・・・・過去話で星を滅ぼした兵器がヤバくないわけがないって話ですが


そしてハイ、蛮族戦士がなんかヤバいの会得しやがりました(白目

詳しく言うと連絡線の本体は破壊されていないのですが、その場にブラッディマン達が連絡線の破壊とは関係なしに復活不可能な形で消されていっている感じです

多分概念とか因果とかを断ち切ってる感じでしょうね・・・・・(白目




実を言うとネタバレになってしまうので簡単にしか言えませんが・・・・・・

『世界と世界の狭間』・・・・・・正確には『世界と世界の狭間の世界』が自分の小説でとてつもなく重大なポイントとなっています

それも作中の重要な部分の多くがこれに関わってくるレベルの・・・・・・



おまけ

ヘカトンケイル 自爆戦闘プラン

勝ち目がないと判断したヘカトンケイルが選んだ手段

空間消滅式攻勢防御システムを常時全方位全体展開しホバー移動とレーザー乱射(レーザーのとある位置と防御システムの間には隙間が全くない)による突撃しながら爆破目標地点に移動し、そして最後には空間消滅式攻勢防御システムを暴走させて本体を中心に広範囲を大規模空間消滅を行うといったもの

簡単に言えば亜空の使者の亜空間爆弾の消滅版と思ってもらうと分かりやすい

爆破される前に倒さなければ想像を絶する被害が出るが、倒すには近寄ればあの消滅する絶対防御を全体的に常時出している状態をどうにか突破しない不可能な状態であり、迂闊に破壊すれば広範囲空間消滅が起きてしまう状況になってしまっている

だったのだが、アトラスや万能者などのパラデウスにとっての規格外なイレギュラーによってそれを完遂する前にその身を消されてしまった



???「深淵を覗く時深淵もまたこちらを覗いているのだ・・・・・・・いい言葉だ、確かに海や宇宙は奥深くそこが見えないが故に深淵と言われているほどだ・・・・・そんなところから覗き返されたら恐怖に煽られるのも無理はない・・・・・・・だがあえて言おう・・・・・その覗き返すものがいる場所が本当に『深淵』なのか?」

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