後、コラボ先の話でとりあえず言えることは・・・・・・
情報量が・・・・・・情報量が多い・・・・・・ッ!!!
防衛作戦が行われている地点から数キロ先の森にて
ズドォーーーン!
ガゴォン!! ドガァッ!!
ガギィンッ!! ギャリギャリギャリギャリ・・・・・・
ガギィンッ!
そこではバルカンと蛮族戦士による死闘が現在進行形で繰り広げられていた
背中から形成された黄金の拳、強化された雷槌など、錬金兵装アマルガムによって強化されたバルカンの攻撃はどれもこれも非常に強力なものであった
が、それを蛮族戦士は巧みにかわし、大剣で弾き、そしてその隙間を縫うかのように攻撃を加える
そんな形で戦況は進んでいた
蛮族戦士は歓喜していた
目の前の存在、バルカンの戦闘技術を知れたことを
何かに覚醒し強者の域に入ったことを
そして、その存在と戦えることを
蛮族戦士は歓喜していたのだ
(アア ナント スバラシイ コト カ)
その感情によって戦意を更に昂らせながら戦いを続ける
一方のバルカンは焦っていた
(クソ、パワーアップしてるのにこれじゃどっちが追い詰めているのか追い詰められているか分からねえ!)
その考えの通り、錬金兵装アマルガムによって強化されても蛮族戦士の的確な行動によってゆっくりとされど確実に追い詰められていたのだ
(バリアフィールドもあいつが攻撃するたびになんだか揺れがひどくなっているし、黄金の腕の方も的確に関節部を狙うようにやってきてるし、挙げ句の果てにはこっちが放った電撃をあの大剣で受け止めたと思ったらその電撃を出し返してくるし・・・・・・ホントなんなんだよあいつ・・・・・・).
そんな心理状況や激しい攻防が行われつつその戦いの膠着状態は続くと思われた
ガチッ ガチッ
ミシッ ミシッ
(・・・・・・・・・・うん?)
何度目かの鍔迫り合い際にバルカンはあるものを見つけることまでは
(・・・・・・・あの大剣にヒビ?)
それはこの戦いでできたものなのか、長年の酷使によってのダメージによるものなのかは定かではないが、青白い光で見えずらいながらもそれは間違いなくその大剣に存在していた
(・・・・・・・ならかけてみるか!!)
何やら思いついたようですぐさま行動に移した
「オラァッ!!」
ズガァーーーンンッ!!!
雷槌を力一杯に振り下ろし、地面を割りながら揺らす形で
「アマイ」
それを当然と言わんばかりに蛮族戦士は脚力で跳んで避けたのだ
「そこだ!」
ドゴォーーンッ!!
更にそれをまっていたと言わんばかりにバルカンは雷槌を振り下ろした威力で回転しながら蛮族戦士に向かって飛び上がったのだ
蛮族戦士はそれに一瞬驚いたもののすぐさま大剣でその攻撃を弾こうとした
「今だ!」
「!!ッ」
そのバルカンの掛け声と共に雷槌に黄金が纏われ始め、やがて叩く部分に一点に尖った部分、いわばピックと呼ばれるような部分が出来上がった
そしてそれは
ガァンンッ!!
三分の狂いもなくそのヒビがあった部分に物凄い勢いのまま雷槌が叩き込まれることとなった
ビギィッ ビギィッ
雷槌が叩き込まれた部分のヒビがどんどん周りに侵食するように広がっていった
そのことを蛮族戦士は
「・・・・・・・ ミゴト ナリ」
賞賛した
そしてその言葉と同時に
バギィンッ!!
それは大きな音を立てて砕けた
(ヨッシャッ!このままその身体を貫いて)
バルカンはそのままの勢いで雷槌を振ろす
「・・・・・・・!?ッ」
・・・・・・・ことができなかった
このまま攻撃をしたらやられる
そんな恐怖とも感ともいえる何かを感じ取って無理矢理後ろに下がったのだ
そして、再び蛮族戦士の方を確認した
「カンシャ スル バルカン ト ヨバレシ ツワモノ ヨ」
それは起こった
あまりにも非現実的に
『・・・・・え?』
バルカン、そしてその戦いを見ていた面々はその非現実的な光景にそう言うしかなかった
蛮族戦士の右腕・・・・・・砕けて無くなったはずの大剣がそこに存在していたのだ
先ほどよりは少し小さくなったなどの違いはあるものの間違いなくそれは存在していたのだ
真っ白に耀く大剣として・・・・・・
不思議なことに砕けた際に散ったと思われる破片は蛮族戦士の周りには存在すらしていなかった
そして蛮族戦士はその新たな大剣を試すかのように上の方に向けて薙ぎ払った
その結果
ズバァッ
ソホォスが周りに被害を増やさないように念の為に貼っていた結界ごとどんよりとしてた空模様を作っていた原因である雲を真っ二つにしたのだ・・・・・・・
「・・・・・・うそぉん」
その光景にバルカンは呆然とするしかなかった
「コノ タタカイ デ ワレ モ マタ ヒトツ タカミ ニ イタレタ ナラバ」
蛮族戦士はそう言うと瞬時にバルカンに詰め寄った
「ッ!?マズッ」
反応が遅れながらもバルカンはなんとか後ろに飛びながら黄金のバリアフィールドを展開した
ズバァッ
「・・・・・・・えっ」
・・・・・・・結果、黄金のバリアフィールドは三分の狂いもなく同時に数多の方向からきた斬撃によって見るも無惨にズタズタに切り裂かれた
後ろに跳んでいたのが幸いしたのかバルカン自体は無傷であったが
「ヤハリ マダ ナレテ ナイ ナ バルカン ト ヨバレシ ツワモノ ヨ コノ タタカイ デ オノレ ニ メザメタ チカラ ヲ ゾンブン ニ タメシ アイ アラタナ タカミ ニ イタロウ」(オリジナル笑顔
「・・・・・・・コイツに絡まれてる万能者の気持ちが理解できたよ」
どこまでも戦闘狂である蛮族戦士にバルカンはこの存在に絡まれている万能者を憐れむしかなかった
何はともあれ戦いは新たなる展開を迎えることとなった
一方、その様子を見ていた者たち
「・・・・・・あまりにも想定外なんだけど?」
「・・・・・・・それはいつもことと言いたいけどホントそれな」
予想外すぎることにソホォスは滝のような汗をかきながら思わずそう言うしかなく、いつのまにか合流してた万能者は情報量の多さで色々と諦めたような声でそう言うしかなかった・・・・・・・
「・・・・・・・これ止めた方がいいやつなのでは?」
「・・・・・・・ホントどうしましょうこれ」
ハイ、蛮族戦士まさかの覚醒返しをしやがりました(真顔
戦えば戦うほど学んで強くなるってホントコイツは・・・・・・
※こっちが情報量増やしてどうする(真顔
ちなみに蛮族戦士の強化内容ですが
多重次元屈折現象すら引き起こして並列世界から呼び込んでいくつもの異なる剣筋(Fateの小次郎の宝具とほぼ一緒)が同時に出せたり、あの大剣の爪が概念兵装顔負けレベルでほぼなんでも切れるレベルで切れ味と強度が上がったなど(他にも色々できる)です
・・・・・・ホントこいつ生まれる世界間違えてないかな?(真顔
おまけ
蛮族戦士の爪の秘密
蛮族戦士の最大の武器である大剣の形をした爪は様々な鉱石や資材、生物の血や皮、骨などを崩壊液で崩壊ギリギリにして大剣と一体化する形でくっ付けて叩いてして『固めながら融合させる』ことによってあの規格外な強度を、そして加工することによって桁違いな切れ味を手に入れることができる模様
某呪術世界では特級呪物扱いされそうな代物である
それでも爪の中で完全に融合できず若干中途半端な形に仕上がってしまう時があった模様
尚、今回の話でその問題が解決してしまったようだが(遠い目