危険指定存在徘徊中   作:試作強化型アサルト

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はい、かなり遅くなりましたがコラボ最終話です

なお焼け野原になる模様、鉄血の皆さん本当に申し訳ない(メタルマン感


※なおこの戦闘でボカスカ被害に遭う異なるのは周りにいる人と土地の所有者です

F05地区 鉄血司令部

そこには地獄が広がっていた。

「ギャ‼︎‼︎」(ドガァーーーン‼︎‼︎)

「くそまた一人吹き飛んだ‼︎一発即死の流れ弾が飛びまくるって恐ろし過ぎるわ‼︎」

「早く、早く撤退するんだ‼︎司令部破棄してでもだ‼︎」

そこではレーザーやミサイル、砲弾、瓦礫、これの種類を数えるだけでも途方もない数のものが飛んで、彼らに無慈悲にも降り注いでいるのだ。

そして、その原因とも言えるのが・・・・・・

 

 

『厄災』ノミサイル発射ヲ確認・・・・・・近距離火器デノ迎撃開始

‼︎‼︎・・・・・・『厄災』未確認兵器ノ使用ノ確認・・・・・・対策及び最適化ヲ開始

 

「くそ‼︎レールガン外したか・・・あまり搦め手使ったことないしな・・・・・これで覚えられてしまったな・・・」

 

 

このコイツら(『厄災(万能者)』と『単眼の怪物(サイクロプス)』)である

 

(あの手この手で攻撃しているがここまでうまくいかないって・・・・・・今日はやっぱり運がなかったな・・・)

ここまでで彼はミサイルの雨で本体から目をそらさせている時にレールガンで攻撃する方法などの搦め手などや強行接近格闘などの手段で「単眼の怪物」に攻撃しているが全てうまくいっていなかった・・・・・・

 

ズドン‼︎ズドン‼︎

 

「っとあっぶな‼︎(しかも相手は多分だが俺の行動を効率良く学んでやがる・・・さっきも二度と同じ手に引っかからなかったからな・・・こりゃジリ貧だぞ・・・)」

 

 

その時

 

 

「うん?なんか声が聞こえる?どこからだ?」

厄災は気づいたかなり微弱ではあるが、されどかなりの速さで近づいてくる誰かの声を

 

「この声の位置は上?」

その声のする方向を見ようとしたその時だ

 

「喰らぇぇぇ!」

 

落ちてきた八割が血まみれの女性が大型の光学ブレードらしきものを単眼の怪物の左肩の装甲の隙間目掛けて突き刺さす光景がそこにはあった

 

「‼︎‼︎⁉︎⁇」

 

DANGER!DANGER!DANGER!DANGER!DANGER!

左肩部ニ大型粒子ブレード直撃‼︎‼︎・・・・・・原因ハ「殺戮者」ト判明‼︎

 

その突然のことに厄災は固まり、単眼の怪物は己に起きた状況を解析するのに精一杯だった・・・・・・

 

 

 

 

「抉ってぶっ壊してあげる♪一つ目小僧♪ホラホラホラホラ!さっさと壊れちゃいなさい♪ヒァハハハハ!」

ギギギギ・・・!ゴゴゴゴゴゴゴ・・・!

 

 

「・・・・うわぁ・・・・・・・・・」(ドン引き

 

 

DANGER!DANGER!DANGER!DANGER!DANGER!

被害拡大‼︎‼︎左肩内蔵格納式三連榴弾発射機ニERRORヲ検知‼︎

使用不能‼︎・・・『殺戮者』ヘノ対処ヲ開始‼︎

 

 

その光景を作り出した犯人『殺戮者』は狂った笑い声をあげながら更に単眼の怪物に追撃、刺さったレーザーブレードを抉り回し鉄の不協和音が辺りに響き渡らせた

その事に厄災はドン引き、単眼の怪物は己の危機に動こうとした。

 

それを嘲笑うかのように更に予想外な事態が発生する

 

 

 

ドォォォォォォォォンッ!

 

 

単眼の怪物の左肩が大爆発を起こしたのだ。

 

「・・・・・・!?」

「・・・え"?」

 ‼︎⁉︎

 

その大爆発に巻き込まれ『殺戮者』はどこかに吹き飛ばされていき、あたりにはその大爆発による煙が充満し見えなくなった・・・・・・

 

 

 

 

当機ノ損害状況ヲ確認・・・・・・『殺戮者』ノ攻撃ニヨリ左肩ノ内蔵格納式三連榴弾発射機ガ誘爆 ソレニヨリ左腕自体ニ深刻ナ損傷ヲ確認

左腕ノ反応速度六割減少・・・・・中破ト断定

煙ニヨル視界悪化ニヨリ『殺戮者』ト『厄災』ノ確認出来ズ

 

単眼の怪物はその時己の状態の確認をしていた。その姿は見るも無残に左肩の一部がえぐれるかのように吹き飛んでおり、中の配線などの中身が見えている状態であった。

そしてこれから続けて『厄災』と戦うか、撤退するか決めようとしたその時だ。

 

 

「・・・・突然の事で戸惑ったが、こりゃこの状況を作り出したさっきの言語からしてあの血濡れサイコキラーな女には感謝をしないとな・・・・・・そして怪物くんにも人の嫌がることをやったらどうなるか分かる道徳の授業を受けさせないとなぁ‼︎‼︎」

 

目の前に拳を握りしめてパンチの空中で体制入ってるヤツがいた

 

‼︎‼︎『厄災』至近距離デ確認‼︎スデニ攻撃体制ニ入ッテイル模様‼︎回h

 

「逃すかってんだオラァ‼︎」

ドゴォン‼︎

 

そのパンチが当たった音があたりに響いた。そこには頭部に大きな凹みができ、『目』がひび割れて、かろうじて首の皮に等しい形で繋がっている単眼の怪物の姿があった。その目の前には『厄災』も・・・

 

頭部ニ深刻ナ損傷ガ発生・・・・・・

 

「これで終わったと思ったか?まだ授業は終わらない・・・いや終わらせない」

殺意に満ちたオーラで立っていた

 

 

 

その姿を見た単眼の怪物は

 

 

WARNING!WARNING!WARNING!WARNING!

 

コレ以上『厄災』トノ戦闘ハ・・・・・・『不可能』ト判断

当機ハ速ヤカニ撤退ヲ開始

 

逃げることを選び、すぐに飛行を開始した

 

 

「空飛んで逃げるみたいだな・・・・・逃すと思っているのか?」

 

 

それを見逃さんとばかりに厄災は接近する。しかし・・・

 

ドガァーーン‼︎ドガァーーン‼︎ドガァーーン‼︎

 

 

「⁉︎アイツ至近距離で自分の周りの地面にボカスカ撃ちやがった⁉︎しかも自爆を考慮せず連続で⁉︎」

撤退を最重要目標にした『単眼の怪物』は自滅を気にしないとばかりに自分の周りに榴弾やミサイルなどを撃ちまくったのだ

 

当然『厄災』はそれに近づくことはできずに・・・・・単眼の怪物の攻撃によって発生した煙が晴れた際にその姿を再確認した時には既にかなり高度と距離が離れていたのだった・・・・

 

 

そしてその場残ったのは厄災以外には鉄血司令部があった形跡すら分からなくなる程に焼け野原と化した大地と瓦礫と亡骸のみであった・・・

 

 

「・・・目的は果たしてるし、生き残れてるからいいんだが・・・・・・多分アイツおそらく俺との戦闘で学んだデータを本拠地に持っていったなありゃ・・・・・ここから先アレみたいな奴が出てくるとなるとなんか辛くなる予感しかしないな・・・・・・ハァ・・・」

 

 

 

厄災は将来起こるであろうことを考え、ため息を吐くしかなかった・・・




oldsnakeさんコラボの機会をくださり本当にありがとうございました‼︎



次回後日談

自分の書く力を向上させたいな・・・

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