今回は万能者本人は話題ぐらいしか出てきません
「え"?」
最後の方にちょっと新しい試みとしてアンケートをとってるのでできれば協力してくれると嬉しいです
G&K社本社 社長室
「ハァ・・・・」
G&K社社長のクルーガーは非常に憂鬱な気分でため息を吐きながら404小隊が手に入れた情報の詳細を見ていた。
「・・・・人類人権団体の情報だけ手に入れる予定だったのだが、万能者に遭遇したという情報のせいで更なる仕事が増えるとはな・・・万能者の情報は目を通したからいいとして・・・・・ここのところ人類人権団体に武装の強化を促している裏の存在がいると思って調べていたが・・・・」
クルーガーはとある男の顔写真を見ながらこう言った
「おそらくこの男が人類人権団体過激派の武装を強化させている元凶だろうな」
その顔写真には40代の白髪が目立つ赤みがかかった茶髪の男性の顔が写っていた
人類人権団体過激派本部 会議室
「またもやグリフィンへの反撃行動はことごとく失敗・・・・・更には資金源の一つの新しい取引先と共に同志の消息が途絶えてるし、挙げ句の果てには例のグリフィンの特殊部隊に情報が盗られてると・・・・・・最悪なことにそれが同志の個人情報や我々の幹部の情報を一部と・・・」
「その新しい取引先・・・なんか黒い噂があったりしたが金回りが良かったのにな・・・・・・なんか悪魔って言うE.L.I.Dみたいな生物兵器?だっけか?それを見たときはゾッとしたけどな」
「でもうまく使えればかなり有効な手が考えられそうだったんだがな・・・」
その会議室は今回も空気が重かった。理由は言うまでもなく戦況の悪化である・・・・
その中で一人その話を聞きながら机に突っ伏しているものがいた・・・・
「(いや知らないうちに何勝手に変な資金源作ってるの⁉︎しかも悪魔って・・・どう考えてもその取引先絶対核地雷源じゃねーか‼︎更には個人情報流出っておま・・・・何してんの⁉︎)」
そう心の中で突っ込んでいたのは◼︎◼︎◼︎であった・・・・・
「(せっかくあれだけやったのにそのアドバンテージを完璧に利用できてないし、更には変な資金源作り始めて失敗するわ、挙げ句の果てにはアドバンテージが消失するって・・・・こっちは時間稼いでなんとか目的は果たして脱出経路の用意はできたからいいけど・・・・・・泣いていいかな?)」
そう思っていると
「あのう・・・◼︎◼︎◼︎さん?」
「・・・・・・うん?」
その名を呼ばれ突っ伏していた状態から顔を上げてみるとそこには何かを懇願する目で見ている幹部達がいた・・・・・・そして
「「「「「すいませんがまたお願いします・・・・・・」」」」」
幹部全員が床に土下座して懇願してきたのだ
「・・・アンタラ俺を22世紀のネコ型ロボットみたいな扱いをするんじゃねーよ!!」
とは言いつつも色々な対策を練っていき、それはまた人類人権団体の戦況を多少よくして行くことになるが、とりあえずは数時間後に会議は無事に終了した。
さらに数時間後・・・・・・
???
「ハァ・・・・またいらないお節介をする羽目になったな・・・・・・」
◼︎◼︎◼︎は恨み言を言っていた。
「まあ、これで準備ができるからいいんだけど・・・・個人情報が取られたのは痛いな・・・その中にはどうも俺の顔写真が入ってたみたいだしな・・・・・こりゃ顔変える必要考えた方がいいな・・・」
そう言いながらとある書類を取り出して目を通した
「・・・で、こっちの方も目に通しておかないとな、何々・・・おお、『フロンティア計画』も結構進んでるな・・・低コスト放射能除去方法も出来上がってきてるし、E.L.I.D除去に光が見えてきてるみたいだな・・・・」
そしてとある一文を見て少し困った表情を顔に出し、ため息をついた
「ありゃ「船」はまだ開発が難航してるか・・・・そりゃ仕方ない・・・前代未聞の大事業だからな・・・・・こればかりは隠しながらやるとかなり時間がかかるのも当たり前か・・・他にも鉄血の大将とか正規軍の怪しいところとかBLACK WATCHとか『万能者』とかいう存在など色々問題が山積みなのも問題だな・・・・・・だがこう言うことをやっておかないとこんな状態の世界で俺ら『人』は「上」を見ずに「下」ばかりを見るだろうしな・・・無理矢理でも上を見させないとな・・・・まあ俺のような馬鹿が最後に行くのは地獄で確定だろうし、ここまでやったんだ。ついてきた奴らのためにもやらんとな」
◼︎◼︎◼︎は覚悟を再度決めると書類を机に置いてその部屋から出て行った
・・・・
その書類についている写真には・・・
『何か巨大な船のようなもの』が建造されている様子が映し出されていた
アレ?◼︎◼︎◼︎さん下手な組織どころか正規軍よりもヤバイ規模のことやってない?というか大陸版の正規軍や第四勢力よりもヤバイ規模の組織だよねこの別団体・・・(滝汗
まあいっか(現実逃避