危険指定存在徘徊中   作:試作強化型アサルト

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今回はコラボ前夜の話です。

今回のコラボに参加してくれた

oldsnakeさん
試作型機龍さん

本当にありがとうございます‼︎‼︎(土下座


秘密の話って本当にどこから漏れるか分からない……

前回の会議から数週間後・・・・・・

 

 

正規軍本部 会議室

 

「万能者鹵獲作戦についてだが、準備ができて来てるな」

「えっと何々?・・・・・BLACK WATCH⁉︎かなりなところが協力して来たな⁉︎他にもI.O.P社やH&R社などが協力してくれるみたいだな・・・・H&R社に関してはあまり知らないが・・・・誰か知ってるか?」

「最近できた企業だったかな?なんでもかなり強力な兵器を生産販売を行っているらしい。あと確か社長自ら体当たりに近い方で現地販売を行っているとも聞いたが・・・・」

「・・・・・なんか大変だな・・・」

「(まあ、どこも色々裏があるだろうが・・・・なにもされなければいいが・・・・一応念の為監視放っておくか)」

「・・・・・・なんか携帯核兵器の名が書いてように見えたけど見なかったことにしよう」

「それは流石にまずいから使用禁止だが状況次第ではこっちから連絡して許可するを伝えておいてくれ・・・・もちろんこっちからの許可の連絡なしでの使用や不正な方法で連絡を誤認させての使用などをした場合、色々と追求するがな」

「正気か⁉︎・・・と言いたいがあいつ(万能者)なら普通に耐えそうだよな・・・・・・」

「「「「・・・・それが想像できるのが怖い」」」」

 

「ちくわ大明神」

 

「誰だ今の」

 

その日会議室ではその作戦の準備の最終段階の話し合いがなされていた。その話し合いの様子を聞く限り着実に進んでいるようであった。だが・・・・

 

 

「あとは万能者が通るルートを特定すれば大丈夫だな‼︎」

 

誰かが言ったその一言によってその会議室の空気が凍りついたかのように話が止まった

 

((((そ、そうだったぁぁぁああ‼︎⁉︎))))

 

誰もが抜け落ちていたのだ。万能者が決まったルートを通るはずがないことを、そして大体は予想外のルートを通ることを

 

「そうだったあいつ重度汚染地区とか普通は通れないところを普通に通れるんだった‼︎」

「これじゃ居場所は分かっても戦力を分散せざる得なくなる・・・・かといって戦力を分散すると奴に歯が立たなくなる可能性が高くなる・・・・」

「特殊兵装を装備させた部隊が捕獲の要っていうのに・・・・これではな・・・・」

 

 

 

 

その後結果的に言えば、万能者の行動次第でその後作戦場所と一応の予測ルートを決めるという形になった・・・・

また余談ではあるが万能者の居場所は現在正規軍の特殊部隊による24時間ブラック偵察(通信機傍受防止などの対策も最大限)による方法で分かっていることを伝えておく

 

 

 

 

 

所変わって・・・・

 

????

 

その空間は何か電子的、言わば電脳的な空間が存在していた・・・・

 

『そうか・・・やっぱ軍隊がそうゆうこと考えてたのな・・・最近練度がそれなりに高いなんかがうろちょろしてこっち見てるなとは思ったが・・・まあ俺ほどの不安材料かつ魅力的な技術の塊はいないだろうな・・・そりゃ・・・・』

『こっちに保険送ってて正解だったな、さらにいうとうちの社長もかなり命削って頑張ってたからな・・・・』

『・・・今度なんかお見舞いになんか送っておこうかな・・・・・・・・とりあえずそっちにありがとうと了解って伝えとってくれ』

『分かった』

 

その空間で白いナニカが二つほど何かを話し合っていた。

 

『それじゃそろそろ『エンジェルリング』閉じるからな、ああ忘れてた。社長の方にBLACK WATCHに気をつけてって付け加えてくれ、おそらく色々やってくる可能性あるからな』

『分かった、それじゃな』

 

その言葉と同時にその空間は消え、家具だったものなどの残骸が散乱している廃墟の中の光景がそこには広がっていた。そしてそこには・・・・

 

(さてと・・・・どうやらその作戦はなんか例のきな臭いことを考えてる連中が混ざってるみたいだったな、ならお望み通りその罠にあえてハマってから腑を食い破る方が思い知らせてやれるようだしな・・・・まあそんなことはどうだっていい・・・・)

 

(何より・・・・BLACK WATCHに道徳の『ど』から『く』の全てを身に染みこませることが出来そうだな)

 

黒いオーラで笑っている万能者(厄災)が存在した

 

 

尚、遠くから偵察していた正規軍の特殊部隊は建物の中にいる為に見えないはずの万能者から出てる黒いオーラを感じめちゃくちゃビビっていた模様・・・・

 

 

 

 

 

 

 

数日後・・・・

 

正規軍本部 司令室

 

「む?緑茶なら茶柱が立っているぞ?今日はなにかいいことがあるのかな?」

その司令室では正規軍指揮官は緑茶に立っている茶柱を見てささやかな幸せを感じていた

 

その時

バァン‼︎‼︎

「た、大変です⁉︎て、偵察隊から連絡があって・・・・万能者が予測ルートの近くを通って来ています‼︎‼︎」

「な、なに⁉︎こ、こりゃ千載一遇のチャンスか⁉︎」

 

ドアの開く大きな音とともに入ってきたその報告に司令室は騒然となった、あまりにも希望的予測過ぎるルートを万能者はその近くを沿って行くような感じで進んできたのだ

 

「直ちに協力してくれる勢力と主力部隊、特殊兵装部隊、それと上に連絡しろ!『万能者』が我々のテーブルに乗りに来たとな‼︎‼︎」

 

「り、了解‼︎」

 

何はともあれ作戦は動き出す・・・・それはどのような過程を辿り、どのような結末に辿り着き、どのような結果をもたらすのか・・・・それは誰も分からない・・・

 

 

 

ちなみに・・・・立ってた茶柱については・・・・

 

バタン

 

ドアの開く音とその報告と同時に倒れた(尚誰も気付かず

 

 

※・・・・(色々察して十字架を切ったり、合掌したりしている

 

 




今回出てきた電脳的空間に関してはぶっちゃけていうとエンジェルリングで形成した電脳空間で、この世界の技術では誰にも探知盗聴不能な秘匿回線的なものと思ってもらっていい方がわかりやすいです。

その為その会話と内容は全て近くの偵察隊に聞こえていません。(ついでに万能者が想像していたことも





さてと・・・・ここから本気で頑張らないとな(白目

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