だが各勢力で想定外の事態が起きているようで・・・?
尚万能者はそれを気にせず行ってやらかす模様(白目
◼︎◼︎地区 破棄された都市
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
そこには万能者が静かに何かを待っていた・・・・チェーンソーは機能を停止し背中のバックパックの横になおされ、サブアームも再度格納されていた・・・だが万能者からは黒いオーラが発せられており、その周囲には非常に重い空気が漂っていた
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さすがに遅くないか?一瞬って言った割には」
その重い空気が自ら打ち破るかのように万能者は一言を言って首を傾げた・・・・尚その約束は10分前ぐらいにされたものであると付け加えおく
「ええいじれったい・・・・・まさかアイツあんな大口を叩いて逃げているんじゃ・・・・いや偵察機からもその様子はないしな・・・」
何かを考えているうちに時間は刻々と過ぎていき・・・・
「・・・・・・・・仕方ない様子を見に行くしかないか」
その結論に至ることになった
万能者から100mほど離れたビル
「・・・・さすがに遅くない?」
そこで待機していた特戦隊のグリズリーはその一言を発した
「百式の通信の後からあのビルから銃声が聞こえなくなってから少し経つけど・・・・まさか百式が負けたんじゃ・・・・・どちらにしろ誰か向かわせないと分からないわね・・・」
そして次の方針を考えていると・・・・
「・・・・ッ‼︎‼︎万能者に動きあり‼︎」
万能者を見張っていたドラグノフから万能者が動いたという報告が発せられたのだ
「‼︎⁉︎こんな時に限って⁉︎」
グリズリーはその報告を聞き、万能者の方を見ようとした時だった
ズドドドォーーーン‼︎‼︎
百式のいる階層のビルの壁がとてつもない衝撃と轟音と共に吹き飛び巨大な穴が開いたのだ
特戦隊のいるビルの近くのビル
「さてと・・・・あの黒髪のアイツは何処にいるんだ?」
・・・・そこにはさっきの場所にいたはずの万能者がおり、多少の砂埃が掛かっているが全くの無傷でその砂埃を払いながら砂煙が晴れてきた周りの様子を見回していていた
そして万能者の目に写ったのは・・・・
「・・・・え”?」
待つ約束をしていた黒髪の少女『百式』がスヤスヤと寝ている姿だった
ところ戻って特戦隊のいるビル
「な、なんなのさっきの轟音は⁉︎あのビルで何が起こっているの⁉︎」
「ば、万能者がき、消えました・・・・恐らくあのビルに・・・・」
特戦隊は戸惑いを隠せなかった、あまりにも突然のことだったために冷静さを少し失っていた。その中でグリズリーはすぐに我を取り戻し百式に無線をかけた
『百式‼︎百式⁉︎そっちはどうなってるの‼︎応答して⁉︎』
そう言った更にその時
ズドドォーーーン‼︎‼︎
ズゴゴゴォォォオオオオオ‼︎
ズドォーーーン‼︎‼︎‼︎
再度あの衝撃と轟音が響き、そして二度もその衝撃が喰らい耐えきれなくなったビルが崩れ落ちていった
その光景を見た特戦隊は立ち尽くすしかなかった。誰もが最悪の事態の想像をして重苦しい空気がそこに漂い始めた・・・・
だが、それを畳み掛けるように更なることが起きた
「おい」
その空気を打ち破るかのように近くで声が聞こえ、全員がその方を振り向いた・・・・・
そこには
「すまんが寝てるコイツ、あんたらBLACKWATCHの仲間か?」
『スヤスヤと寝ている百式をお姫様抱っこをしている万能者』が何か白けたような空気を出してそこに立っていた
それを見た特戦隊はさっきの重苦しい雰囲気とは打って変わって更なる混沌具合に驚愕を隠せずに立ち尽くすしかなかった・・・・
※ど う し て こ う な っ た ! ?
どうしてこうなった(真顔
ちなみにですが万能者が何をしたのかを言っておくと・・・・・・
コイツ目で捉えられない速さで百式のいるビルに脚力だけで跳んでその階層の壁に突進、2回目は百式をお姫様抱っこしながら脚力だけで上の方に跳んでビルの天井をぶち破って行き、最後は特戦隊を視認して格納式フライトシステムで静かに着地って感じです・・・・・・
結論 コイツ跳べるし飛べます それもかなりやばい速度と威力で
なお、バルカンたちはビルが崩れるギリギリで脱出しています