・・・・なお、どこかがうまい汁を吸うところ、そのまたどこかが悲しい目にあったりしているところがある模様
万能者捕獲・討伐作戦から2週間後・・・・・
正規軍本拠地 会議室
ズーーーーーーーーーーーーーーーーン
そこは上記の効果音が目に見えるほど空気が重く、一言で表すならお通夜状態であった・・・・・
「・・・・・・被害の状況は?」
「えっと言いますね・・・・・万能者による被害は人間を除く先鋭部隊と増援に行かせていた全ての戦力、BLACK WATCHが動かしていた戦車10両、廃都市の一部などが壊滅・・・・・・正体不明の敵に関しては生存者30名を除けば基地にいた戦力ほぼ全てが壊滅しました・・・・情報によればあの『蛮族戦士』が確認されたという情報が入っています」
ゴン ゴン
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「アハ、アハハハ、アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
「ワァイ予算がキレイに飛んでいく〜〜どこに飛んでいくんだろうねぇ〜〜」
「・・・・・・胃と頭が痛い・・・」
「・・・・・・誰かメディックを呼んでこい」
その被害の情報がその会議の空気を更に重くさせ、一部が気絶、気が触れるもの、または机に頭を打ち付けるものなどを増やした・・・
「・・・・・・不幸中の幸いと言ってはなんですが・・・特殊兵装装備部隊が完全に無傷の状態な上に独断でですが通信不可能の状態でも動いて先鋭部隊と作戦本部から脱出してきた生存部隊の保護及び退却を行なったお陰で少ないですが・・・万能者の情報や基地を襲ったとされる正体不明の敵の情報を入手することが出来ました。これらに関しては後ほどデータを送ります」
「・・・・分かった、その特殊兵装装備部隊には休暇などをくれてやれ」
(おそらく正体不明の敵に関してはBLACK WATCHの仕業と思った方がいいみたいだな・・・おそらくカーターのヤツが入手したというあのデータの奪還などの為にやったのだろうが・・・・なにもこんな時にやらなくてもな・・・・・・いやこんな時だからこそやったのだろうが・・・・)
そのかなり年老いた正規軍の幹部と思われる人物はため息を吐きながらその報告に答えた
「・・・・今回の件については色々と不確定要素などが多すぎるがそれ以上に被害が多すぎる、あの地区の治安を維持することがかなり難しいと考えるとこのことは作戦に協力してくれたBLACK WATCHとH&R社などと共同で被害の修復した方がいいだろうな・・・」
「・・・・・・またBLACK WATCHに頼り切りになってしまうか・・・これ以上頼り過ぎると正規軍としても面目が保てなくなってしまう可能性があるが・・・・・・致し方なしか・・・」
「まあ、今回の件で万能者のことが少し分かったからな・・・」
その最後の言葉に彼らの心は一つになった
『『『『『今後アイツは様子見だけにしておいてあまり関わらないでおこう』』』』』
その会議はこの後も被害の修復や情報整理などでまだまだてんやわんやになりながらも無事?に終わることになるのだが別の話である
???? 室長室のような場所
そこでは大柄の男と白髪が目立つ赤みがかかった茶髪の男性・・・・◼︎◼︎◼︎が何やら話し合っていた・・・・・・
「・・・・・・ガチで危険な任務をやってもらうだけでも本当にすまないっていうのに、まさかあのBLACK WATCHの幹部「ジョーカー」の肉片まで回収してそれを解析するとはな・・・何というか本当にすごいな・・・」
「そりゃ大将に頼まれたら仕方ないですよ‼︎俺らはその為に集った部隊ですから!それにあの装置のおかげで達成できましたから!あっ肉片に関しては解析後は厳重な形で破棄しましたから大丈夫です」
「うん、でもね・・・・・・下手したらガチで色々ヤバイかったからね⁉︎無理って分かったら素直に退却しようね⁉︎・・・・・・まあ君たちの部隊にとりあえず休暇とか褒美とかを取り計らう様にはしとくよ・・・」
「おう⁉︎そりゃありがたい!うちの部下にいい報告が出来る‼︎それじゃ俺はこれで失礼します‼︎今後とも頼みたいことがありましたら俺らに是非とも頼んでください‼︎」
大柄の男はそういうとその部屋から退出して行った・・・・・・
ハァ・・・・・・
◼︎◼︎◼︎は退出していくのを確認すると溜め息を吐いた
「悪い奴らではないんだなぁ・・・・・・まぁそのおかげでE.I.L.Dの治療法の確立と鉄血の総大将の解析・対策などが進みそうだな・・・」
◼︎◼︎◼︎は目の前に置いてある電子チップを手に取った・・・
「しかし来るとは思ってたけど、こんなに早くにBLACK WATCHの襲撃が来てものの見事に作戦決行時と襲撃が被っちまうとはな・・・・・まぁそのおかげであのチップに入ってた鉄血の総大将の初期データなどの完全コピーとジョーカーの肉片の解析ができたから良しとはするが・・・・・・本当に綱渡りだったなオイ・・・・・・しかし」
◼︎◼︎◼︎はチップから一つの写真に目を移す
「こいつもこいつで俺ら人類に何をもたらし、何をさせるのか・・・・・・これまた分からん奴だな・・・・まぁ俺らは俺らで出来ることをするしかないか・・・・・・」
その写真に映る万能者の姿を見ながら、そう呟いた・・・・・・
彼ら◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎も事を進める・・・・・・それが人類に良き結果をもたらすことを信じて・・・
鉄血最重要大規模基地 司令部
「正義が・・・・・・我々の正義が・・・・・・正義が・・・・・・我々の正義が・・・・・・」
そこには鉄血のハイエンドモデル「ジャッジ」が体育座りで何かをブツブツと繰り返し呟きながら落ち込んでいた・・・
「・・・・・起きてからもう3日経つけどまだ立ち直りそうにないね・・・・・・・・・」
「まぁ仕方ない・・・我々もまだまだ爪を見誤ったからな・・・・・・手負いの獣は恐ろしいとはいうが、あの状態でも厄災があんな化け物じみていたとはな・・・」
デストロイヤーとハンターはその様子を心配そうに見ていた・・・・・
なお、その時を簡単に言うとこんな感じである
10日前に損傷が酷い状態の厄災が歩いているところを発見
↓
鉄血の上層部「これひょっとしていけるんじゃね?」
その発見現場から近い場所にいたジャッジに万能者に攻撃を要請し、仕掛けさせる(A.D.W.Sはとある理由でその時は使用不可だった)
↓
そして遭遇し、ジャッジが正義や悪(今回は厄災が悪)などのことを言いながら攻撃を開始しようとする
↓
その時、厄災は機嫌が悪く(だいたいBLACK WATCHのせい)ジャッジの話がうるさいことがきっかけでブチギレて初手でバリアをぶち破りながらジャッジの顔面に飛び膝蹴りぶちかまし、ジャッジが倒れたところで両手両脚を踏み潰した後に武装をもぎ取り完全に無力化(その時ジャッジは気絶)
↓
そして、ジャッジ部下達に
「なあ、お前達はこうなりたくないだろ?だったら、このリーダーを連れ帰ることを選ぶのを進めるぞ・・・・・」
という脅しを行い、それにより部下達は戦意喪失しジャッジを連れて逃げるように撤退し、その後治療によって目を覚ましたジャッジがあの時のことを思い出し今の状態にいたる・・・・・・
※どう見ても下手な悪役よりヤバイ行動をしてる悪役です。本当にありがとうございました
その後、ジャッジが立ち直るのに5日かかり、その後は厄災へ立ち向かえるようにシミュレーターを使用しているのを確認された
余談ではあるが、代理人が胃痛と頭痛で苦しむ姿も確認されたことも付け加えておく・・・・・
破棄された軍事関係の工場の廃墟 整備施設
ウィーーーン・・・・・
バチバチバチバチ
ガシャン‼︎ウィーーーン‼︎
「・・・・・・・・・・う〜んまさか骨格などを全て取り替える必要が出てくるとは思わなかったな・・・・まぁおかげで色々と整備する理由ができたからいいんだがな・・・」
そこには装甲のない状態の万能者が新しくなった身体を見回しながら何かの作業をやっている姿があった・・・・・
「リミッター解除によって体に溜まってた熱の排出と冷却や、中身に異常がないかの点検や確認、修理だけでも結構手間がかかるからな・・・・・手動だと本当に」
そして、自分の身体の融通が効かない部分に嘆くようにため息を吐いた・・・・
「・・・・・・・・まぁそれはともかくそろそろこっちの方にも色々着手しないとな・・・・」
万能者が向きなおした先には・・・・ダメージが酷く使えなくなった武器や装備、何やら見慣れない機器やパーツ・・・・
そして万能者が今までつけていたものとはどこか違う感じのある装甲のようなものなどがあった・・・・
「では俺の装備の修理兼現地改修、強化をおこなうとするか‼︎」
失敗や敗北を経験し、生き残ったものがその経験を糧にし進む時・・・・時として更なる力を手にすることがある・・・・・・それが善悪である場合でもそうではない場合でも・・・・・・・
ハイ、色々突っ込みどころがありますが、一言でまとめると・・・・・・・・
コラボが終わってもまだまだ混沌が渦巻いている上にさらに力を溜めてますね、コレは(白目
なお、◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎に関してはBLACK WATCHの情報戦全力の状態でも今だに把握不可能な組織という定義で書いてあります・・・・彼らがもし表舞台に立つ時はどうなることやら・・・・
あの装置
ゴーストやジョーカー、蛮族戦士という存在がいたにも関わらずに気付かれずに◼︎◼︎◼︎の部隊が例のチップのデータのコピーとジョーカーの肉片の回収と解析を隠れながら行うことができた理由の一つであるヤバイ装置
崩壊液の崩壊の法則とか色々研究して作り上げたヤバイ何かで、なんでも瞬間移動に似ている動きができるというが詳細は不明