仕方ないんだ・・・・・ハロウィンな上に他の作品でハロウィンな面白い話が書かれたりしているんだから・・・・・
そのため話の内容としては本筋少々と本編と全く関係ないおまけのようなものが大半と思ってもらっていいです
えっハロウィン終わってる?
気にするな!(とある魔王ボイスで
あと駄文です(遠い目
前回の話から数日後・・・・・
皆さんハロウィンとは何かご存知だろうか?
元々は古代ケルト人が起源の祭りとされており、秋の収穫を祝い、悪霊など人外を追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代になってからはアメリカ合衆国や日本などの国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている・・・・極東の今は亡き国、日本ではハロウィンに仮装することが有名であった・・・・
今宵はそれに少し関係のあるようでないようなとあることを書いた話である・・・・・・・・
破棄された軍事関係の工場の廃墟 整備施設 深夜
ウィーーーン・・・・・
バチバチバチバチ
パキャ ペキャ カチャ
ガシャン‼︎ウィーーーン‼︎
チュイイイイイイイイインン‼︎‼︎
ゴスン‼︎ゴスン‼︎ゴスン‼︎
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
「・・・ここをああして、そこをこうして・・・あそこを間違えないようにして・・・・おっと‼︎ここ間違いかけたな・・・・・・・・う〜〜んどうも休んだ方がいいかな・・・・」
万能者(前回とは違って腕や脚以外のところには装甲がちゃんと貼られている)は己の疲れが作業に影響し出していることに気づき始めていた
「・・・・流石に連徹しすぎたかな・・・・・・・・思考部分に若干だけどエラーが入るようになってるし、頭に熱もかなり溜まっているようだしな・・・・っと格納システムの復旧作業もここまで終わったからそろそろ休むとするか・・・・これ以上支障が出ると色々とまずいしな」
その後万能者はその辺のものをある程度整理したあとにその辺の壁に寄りかかるようにして休み始めた・・・・
とある実験施設にてそれは動き出そうとしていた・・・・・
「ヒッヒッヒッ・・・・・我が夢・・・我が野望・・・我が理想・・・・・今宵ついに動き出すときがきたのだぁ‼︎‼︎」
なにか狂言を言いまくっている狂気のマッドサイエンティストと思われる人物(どうでもいいがアーキテクト似である)の視線の先には・・・・・
2mのツギハギの体に所々金属ようなものや包帯が付いており、背中に二本の腕が生えており、頭部には西洋騎士のヘルムのようなものが被されている機械と生物を融合させた人造の怪物が今にも動かんとばかりに静かに鎮座していた・・・・
バチバチバチバチバチ
マッドサイエンティスト(両手)は両手に電気を放っているコードを持ちその怪物の前に立ち怪物の起動をまさに行おうとしていた
「さて始めるとするか・・・・・さぁ動くのだぁぁぁ‼︎この電撃でぇぇぇぇえええ‼︎‼︎」
ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ‼︎‼︎‼︎
それはその電撃を喰らいしばらく経つと静かに動き出した・・・・・
そのヘルムの目の部分から緑色の光を放ちながら・・・・・
そのまた遠く離れた別の場所にて・・・・・
そこには巨大な墓(蛮族的なものと想像してもらうとわかりやすい)が建てられていた・・・・・そこにはそのものが得たとされる戦利品(獣の頭蓋骨など)、貢物など様々な物が若干風化しながらも大量におかれておりその存在がどれほど恐れられ、憧れられた存在であることが見て分かるほどだった・・・・・
ゴロゴロ・・・・・ピカッ‼︎
ドンガラガッシャーーーン‼︎‼︎
突如としてその墓に雷が直撃し、そこにおかれていたものもろとも崩れ去りそこには瓦礫のみが残った・・・・・その時
ガラガラガラ・・・・・ズゴォン‼︎
その墓があった場所から突如として手が突き出てきたのだ、そして徐々にその手の本体が地面から這い出てくる・・・・・
その姿は体のところどころに筋肉や骨が露出しており、頭部には何かの巨大な爬虫類の頭蓋骨を兜として被っていた。そして一番特徴的な部分としては・・・・・右腕が明らかに生物としてはなってはいけない大剣の形になっており人外である象徴としては十分すぎるほどの存在を放っていた・・・・・
「サァ ・・・・ カリ ノ ジカン ダ ・・・・・」
その存在はその頭蓋骨の目の部分からバチバチと青い電気のようなもの放ちながら強者を求めて歩き始めた・・・・・
この世に二人の存在が電気によって同時に蘇ることによって賽は投げられた・・・・・
似た者同士は惹かれあい、戦うことは免れない・・・・・勝敗が誰に分からない戦いが始まろうとしていた・・・・・
「恐怖‼︎四本腕の人造の怪物VSバーバリアンレブナント」
×月◼︎◼︎日全国公開‼︎
※なんでB級映画の予告風な感じになっているんだよォォオ!!!??
チュン・・・・・チュン・・・・・
万能者は起きていた・・・・だがその顔はどこか呆れ果てているように見えた
「・・・・・・・・・・俺まだメチャクチャ疲れているのかな・・・・・いや一応ちゃんと休めているのか・・・・・・なんかホラーな世界観にB級映画みたいな決闘が起きてる上にその決闘している存在が所々ちがうところがあるけどもどう見ても俺とアイツと似てる存在だったような・・・・・ひょっと別世界でもアイツと戦わないいけない運命でもあるのか?・・・・泣きたい・・・・・・・・本当になんてとんでもない悪夢を見てるんだよ・・・・」
万能者はその運命のようなものに泣かざる得なかった・・・・・
尚蛮族戦士の方も同じ夢を見たようで・・・・・
「ホォウ ・・・・・ ベツセカイ ノ ワレ モ ベツセカイ ノ アノ ツワモノ ト シアウ ウンメイ カ ・・・・・ ジツ ニ タギル モノ ダ」
凄まじくご機嫌だった
余談だがこの悪夢(極一部にはいい夢)を鉄血、人類側、人間や人形問わずに見たものが他にもいたようで・・・・・ある者は胃痛と頭痛を引き起こし、ある者は精神科に直行する者などがいたという・・・・
ちなみに万能者と蛮族戦士のハロウィンスキン(別世界)のようなものに関しては一般的な人間や戦争それなりに場数をこなしている人間などが見ても失禁や失神、発狂状態に陥ることなどのことになってしまうほどにホラー&グロテスクな姿をしています