危険指定存在徘徊中   作:試作強化型アサルト

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今回は万能者強化イベントで、実質的には敗北に近い形になった万能者がどんな強化をしているのかの話の最後の部分になります

その為話がかなり短くなっています・・・・・・


ロマンって色々な形や種類などがあるな・・・・・って思う今日この頃

破棄された軍事関係の工場の廃墟 整備施設

 

 

バチバチバチバチ

 

パキャ ペキャ カチャ

 

ガシャン‼︎ウィーーーン‼︎

 

チュイイイイイイイイインン‼︎‼︎

 

ゴスン‼︎ゴスン‼︎ゴスン‼︎

 

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

 

ガァゴン‼︎ウィーーーーン・・・・カッシャーン‼︎

 

 

 

「あと一息だ・・・・・もう少しで俺の身体の改造が済む・・・・・」

 

 

万能者は疲れながらも作業を進め、全ての作業を完全に終わらせるあと一歩のところまで来ていた・・・・・

 

「しかし・・・・・やっと分かったな・・・格納システムの不具合の原因・・・・・まさかの開発者達が意図的に多重ロックがかかるようにしてやがったとはな・・・・・それも自らが戦闘や作業などを経験していくことや格納システムの解析を行うことでロックが解除されてその中身の一部が使えるようになっていく方式にな・・・・・・・・冗談じゃねーぞ‼︎格納システムの解析ってメチャクチャ大変なんだぞ⁉︎・・・・アイツらが人生になデカイ試練が一つや二つあった方がいいでしょ?って言ってくるのが目に見えるのが腹立たしいな・・・・・仕方ない今回は格納システムの一部の復旧と『出入り口』を増やすことができただけでも上々とするか・・・・・」

 

なにやら愚痴のようなこと、技術的なことなどを言いながらも作業は進んでいく・・・・・

 

 

そして数時間後・・・・・

 

 

万能者は工場の中で一番広いところの真ん中に立っていた

 

「これより『バトルウェポンガレージシステム』のテストを開始する」

 

そういうと万能者は手を前に伸ばした

 

「じゃあまずはレーザーアサルトライフルからだな」

 

そう言ったその瞬間、伸ばした手にはレーザーアサルトライフルがまるで最初からそこにあったかのように握られていた

 

「よし次はレーザーアサルトライフル格納してからチェーンソーだ」

 

そう言ったその瞬間、今度はレーザーアサルトライフルが握られていたその手にはレーザーアサルトライフルではなくチェーンソーが存在していた

 

「最後はチェーンソーを格納してから特殊大型ライフルだ」

そして、その言葉通りにその手からはチェーンソーが消え代わりに大型特殊ライフルが握られていた

 

「う〜〜〜ん・・・・・誤差+0.0002秒と-0.0003秒の間ってところか・・・・・一応合格ってところか」

 

大型特殊ライフルを手から消しながら万能者は『バトルガレージシステム』テストの結果を解析していた

 

「まあとりあえずこれで武器の取り替え中のタイムラグやその途中での武器破壊などを最低限に抑えれるようにはなったってことだ・・・・・まあ、あらかじめ設定したもののみしか出来ないのが欠点で、ないとは思いたいが取り替え中の隙をついてくることなどを想定しておかないとな・・・・次は自分の新しい身体の動きを見てみないとな・・・・リミッター解除なしの状態でもあの黒髪女のどんな動きにも普通に対処できるようになってたらいいのだが・・・・・・・」

 

使えるようになった利点と欠点をしっかり考えながらその後も自身の状態を万全にする為に様々なテストを行なっていき、時間が経過していった・・・・・・

 

そしてさらに数時間後・・・・・・

 

カァー・・・・・・カァー・・・・・・

 

「・・・ハァ・・・・・・やっと全部の作業が終わったな・・・・・・」

 

流石に万能者も限界まで動いたのか床に突っ伏しており、外の様子もすっかり日が暮れていた・・・・・・

 

 

「まあ、ここで一旦休むが休んだその後もやることが色々あるからな・・・・・・最終目的の調整などもあるし・・・・・・なんかBLACK WATCHの目がちょっとどこまであるかと気になってハッキング(何気にサイバーブレインが感知・探知不可能なレベルでやっている)してみたらまさか独自の衛星を持っていたとはな・・・・・・電波障害やら汚染状態がひどい中でも使えるやつな上に衛星兵器などを持っているのはかなりヤバイな・・・・・・」

 

 

休みながらも万能者は考え続ける・・・・・・己の目的を果たす為・・・・・・己の目的を邪魔するものを排除する為に・・・・・・

 

 

「よし次の方針決めた、宇宙に行ってみるか」

 

 

※お前は何を言っているんだ?

 

 

 

その為に自身が現状で出来る限りの準備をしながら・・・・・・

なお自重や常識内の、行動などはあまりしない模様(遠い目




万能者の改造内容

格納システムの一部の復旧
格納システム内のシステム『バトルガレージシステム』の復旧
武器の修理・整備・強化
自身の身体のフレーム・装甲を性能が良いものへの換装・強化
その為対策の追加など


『バトルウェポンガレージシステム』
万能者のチートシステムである格納システム内のシステムの一つで、簡単に言うと宇宙刑事ギャ○ンのコンバットスーツの電送システムの兵器・兵装版のさらに速度の速いやつみたいなものを想像してもらえるとわかりやすい
これにより格納システムに収納していながらでも兵器の戦闘時での変更がとても簡単になる上に本体の兵装や装甲の瞬時の取り替えなどが可能になった
あらかじめ設定しておかないと格納システム内への出し入れができないと言うことやあくまで取り替えであるために壊されたものの修理などはそのあとにやらなければならないなどの欠点があるもののそれを差し引いてもかなり凶悪とも言えるシステムである

なお逆崩壊技術にかなり似ているとされているが本人曰く似てるけどちょっと違うものだそう


武器の強化内容
レーザーアサルトライフルやレーザーサブマシンガン、ミサイルランチャー、レールガンは修理・整備した以外はそのままだが「バトルガレージシステム」の復旧に伴いまさかの予備品としておなじものがいくつか量産化されている。その為武器が破壊されてもすぐに同じものに取り替えるという戦術が可能となった。なおミサイルランチャーに関してはとある問題により量産化していない
大型特殊ライフルはレーザー兵器の部分の威力向上を行なっておりもはやその威力は人どころか生物全般に向ける兵器ではなくなっている。こちらも色々と問題があり量産化されなかった
他にも武装や装備は追加されているが詳細は使われた時に書く予定である


自分の体と中身の強化

自分の体のフレームと装甲を変えて、中身のセンサーなどの再調整などで自身の強化を行なっている
装甲に関してはこれまで以上に硬くなっており、クラサリスのレールガンやあの刀、あの龍のような存在の超音波攻撃を食らっても損傷軽微になるようになっている上に自身の動きやバーニアなどのシステムや機能の阻害されないようになった為に運動性と機能性の確保が成功している。フレームに関してはこれまで以上に動きが格段に向上し、パワーと耐久性などの向上にも成功し、黒髪の女(BLACK WATCHの百式)の本気の動きにもリミッター解除なしの状態で対処が可能になるほどの機体性能を獲得することができた。
その代わり欠点として整備性が前の装甲とフレームと比べると少し難しくなっている
他にも装甲とフレーム自体に機能があるようだがこちらも使う時が来たら書く予定である。


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