危険指定存在徘徊中   作:試作強化型アサルト

44 / 205
リアルの方がちょっと忙しくなった為に気づいたら1週間過ぎてるとは・・・・・・・・油断したなと思わざる得ない今日この頃・・・・

今回は主人公不在の話になります

万能者「ま た か」



主人公の話より裏方の話の方がめちゃくちゃ人気な場合って結構あるよね

???? 室長室のような場所

 

「ハァ・・・・・・・・」

 

◼︎◼︎◼︎は机に肘をついてデカイため息を吐いていた・・・・・・

(わかりやすく言うと碇ゲンドウスタイル風

 

そして、机には様々な資料や書類が山のように積まれていた・・・・・・

 

「あいつら・・・・・・絶対俺のことを困った時の22世紀猫型ロボットみたいな存在やら相談窓口みたいな感じに思ってるだろ・・・・受けてしまった俺も俺だがな・・・・・・・・」

 

それは愚痴のようなものだった・・・・・・

最近人類人権団体の戦線が安定しているのだが、その安定している時の方針が定まらず、このままだと前と同じように逆戻りする可能性があると判断した◼︎◼︎◼︎を除く上層部が◼︎◼︎◼︎に方針を決めてもらうということになってしまったのだ

 

尚、その時は上層部男女問わずに全裸土下座(しかも脱いだ服はきちんと畳んで置いている)をされて、呆れる果てて逆に感心するレベルに真顔になるという変な光景が広がっていたことを書き加えておく

 

 

「・・・・・・えっと?新たな資金源の確保先?・・・・・・却下だなココは、明らかに核地雷源的な空気が出てるしな・・・・・一応探りは突っ込ませるとして、え?何?IOP社にサイバーテロ攻撃?これ人類人権団体の攻撃とされている?・・・・・・たぶんこりゃBLACK WATCHか正規軍あたりがなんかやって目を逸らさせるためにやった感じかなにかな・・・・・・・・・・あっとこれはあかんヤツだ、この運び屋って絶対あかんヤツだ・・・・・・これはノーコメントで何もしない、関わらない方針で進めとこう・・・・」

 

◼︎◼︎◼︎はその資料や書類の山を削ろうと作業を進めるも、どれもこれも自身の精神を削るものばかりな上にその山はなかなか減らずに、ただ時間だけが過ぎていった・・・・・・・

 

 

数時間後・・・・・・・

 

 

「・・・ちょっと休憩がてら、こっちの方の資料読んどくか・・・・・・・」

 

 

 

◼︎◼︎◼︎は現実逃避気味に軽食を食べながら人類人権団体から出されたものとは別の書類を取り出し読み始めた

 

 

「なになに・・・・・・・「船」はまだまだ開発はあまり進んでいないが、同時並行で作ってた例のあの装置を活用したヤツは完成・・・・・これでどこにでも簡単に奇襲が可能・・・・・・・俺それする気ないんだがな・・・・・・・まあこれで結構なことに対処できるようにはなったな・・・・・・」

 

さっきの書類と資料とは違い少し明るい情報などが書かれており、少なからずもその疲弊していた精神を癒していた

 

「まあ、対処できるようになっただけだからな・・・・・・・何よりBLACK WATCHや正規軍以外にもいろいろやばいヤツがおるし、何より・・・・あの「白い奴ら」がなんか動いているみたいだしな・・・・・・・心当たりが多すぎるから逆に何をする為に行動してるのかちょっと調べないといけないなこりゃ・・・・」

 

同時に別の問題に関してのことも思い出して胃を痛めながら・・・・・・・

 

「さてと元の作業に戻らないとな・・・・期限もちょっと近づいてるしな・・・・・・・・」

 

 

◼︎◼︎◼︎は作業を続きを始めた・・・・それが己の思い描く理想に少しでも近づけられるように願いながら・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

重度汚染地域 人類未踏領域

 

 

カァン・・・・・・・カァン・・・・・・・・カァン・・・・・・・・

 

 

そこでは何か金属を叩く音が響いていた・・・・それも何度も何度も

 

 

カァン・・・・・・・カァン・・・・・・・・カァン・・・・・・・・

 

「ムゥ ・・・・・・・ ヤハリ ジカン ガ カカル カ」

 

音の発信源の正体である蛮族戦士は右腕の大剣を見ながら唸っていた・・・・・・・・

 

 

その大剣は以前と比べると何やらゴツゴツとした感じになっており、大きさも重さもかなりあるように見えた・・・・・・・・

 

 

「ヤハリ アノ ツワモノ ノ タテ ハ スベテ ヲ クズツ ミズ ヲ リヨウ シテ ツクラレタ モノ カ ・・・・・・・・ ジカン ガ カカル ガ オノレ ノ ツメ ガ サラ ニ トガレル ト カンガエル ト ヤハリ ヒツヨウ ナ コト ダナ ・・・・・・・・ 」

 

それもそのはず・・・・・・・・その大剣にはタイラントの楯の一部が融合するかのように引っ付いているのだ、今は不完全ながらも徐々に自分の体の一部になっていくかのように

 

「スベテ ハ アノ ツワモノ ヲ カル タメ ニ ヤラネバ」

 

蛮族戦士はそう言うと手元にあった水のようなもので大剣を濡らすと再びその辺の鋼材の破片で叩き始めた・・・・・・・・

 

 

カァン・・・・・・・カァン・・・・・・・・カァン・・・・・・・・

 

 

全てはあの強者・・・・・・『万能者』に挑む為に・・・・・・・・

 

 




ハイ、◼︎◼︎◼︎さん『白いの奴ら』と敵対している模様・・・・・・・
この人本当に敵が多いな・・・・・・・

そして蛮族戦士の秘密である大剣の鍛え直し・・・・・・・実は使っている水、『もろ崩壊液に重度に汚染された水』です・・・・・・・

ほんとこいつとんでもない生態してるな本当に・・・・・・・

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。