危険指定存在徘徊中   作:試作強化型アサルト

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ハイ、前回の更新から1週間が過ぎてしまいました・・・・・・・・   


 ブス… ∫ ; ∫ ジジ…
ブス… _____ ;  ∫
  ;/   へ \ ∫ ;
∫;(  >-/ /_イ\ ;
;/三>、_\ >)`z,>ミ)ヨ
/三(_rL__>ミ>≦三|
囮ヱヱヱヱヱヱヱヱヱ囮
囮災炎災炎炙災炒炎炭囮
◎┴┴┴┴┴┴┴┴┴◎

本当にすみませんでしたぁ‼︎

今回は万能者がいつも通りプッツンする話です。ただ、その場所が特殊なところのようで・・・・・・・・

尚鉄血はいつも通り被害が被ることが確定してる模様(遠い目


赤の他人の敷地ではあまりはしゃがないようにしましょう、大体えらいことになります

前回の事件『おはよう隣のインスマスさん宅襲撃事件』(作者命名)から1週間後

 

夕方

 

ニュースです。

○月××日に起きた地震によって起きた被害の詳細がわかって来ました。都市部の建物などは耐震対策をされていたために被害は最小限にとどめることができていたもののスラム街や廃墟街などでは甚大な被害が出ているようで、現在復旧作業にあっていますがかなりの時間がかかると予想されていま-プツン-

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん聞かなかったことにしよう」

 

万能者はそう言いつつラジオの電源を切った

 

※前と同じように現実逃避するなよ・・・・・・・・・・

 

「とりあえず今いるところの地図みておこうか・・・・・・・・大体方位やら位置、衛星システムを参考にすると・・・・・・・おっと?なんか結構街の近く来てしまってるみたいだなこりゃ・・・・・・・・」

 

その端末には自分の場所から200km離れたところに街が存在することを示していた

 

「う〜〜ん・・・・・・・・もうこんな時間だし・・・・・・・・・・仕方ないその街から少し離れたところで野営するしかないか・・・・・・・・・・」

 

万能者はそう言いながら野営する場所を曖昧ながらも決めると地図を直しながらその場所に向かっていった・・・・・・・・・・

 

 

 

万能者は知らなかった、自分がいる地区の名前を

地区の名前はS09地区ということを・・・・・・・・・・

万能者は知らなかった、その地区が最前線の激戦区であるということを

 

 

 

 

数時間後・・・・・・・・・・すっかり日が落ちた頃

 

 

 

ババババババババババババババババババババァ‼︎‼︎

 

ドガァーーーン‼︎ ドガァーーーン‼︎ ドガァーーーン‼︎

 

(・・・・・・・・・・oh・・・・賑やかにドンパチしてますな・・・・・・・)

 

万能者は己の置かれた状況に遠い目になっていた・・・・・・・・・・

 

それは万能者か2kmも離れていない地点で戦闘が起きており、いつ戦闘に巻き込まれてもおかしくないような状況であった

 

(状況の整理をしようか・・・・・・・・・えっと?俺がここらで野営の準備をしようとしたら突然戦闘が始まって?今ドンパチしてるのが・・・・・・・・なんか見覚えのある強化外骨格機動兵器を使用してる部隊と鉄血の部隊のようだな・・・・・今のところは全員俺に気づいていないようだが・・・・・・・・って鉄血の方になんか見覚えのないものが出てるな・・・・・おそらくアレは新型か何かで、その新型を実践試験しようと持ってきたのはいいがなんか予想外の部隊と遭遇しちゃった感じかなありゃ・・・・・)

 

どうやら状況を調べれば調べるほどかなりイレギュラーな事態に巻き込まれていることを万能者は更に知ることになった

 

ドガァーーーン‼︎

 

 

(あーー・・・・・・・・・・あの強化外骨格兵器、コンセプトはおそらく対人形をベースに多目的化した人間の手足の延長みたいな感じの兵器として作ってあるのは分かるが・・・・・・・・・・アサルトライフルやらマシンガン、レーザーなどの兵器に結構耐えれるようになってるみたいだし、その上動きや機動性がいいし兵器も様々なものが持てると来た・・・・・・・対して鉄血はあの新型を使って対抗しているみたいだが、運用法とかあの強化外骨格兵器の対応などが未熟だな・・・・・・・こりゃ鉄血が数十分くらいで壊滅するなありゃ・・・・・・ならここから離れる準備をすればいいか)

 

戦況をそう分析して今後の行動をそう決めたその時

 

 

ヒューーーー・・・・・・・・・

 

ズドォーーーン‼︎

 

(ゲッこっちに流れ弾飛んできやがった・・・・・やっぱりここから離れることを早めた方がいいみたいだな・・・・・・・流れ弾がここに落ちないで後ろの方に落ちて助かったよ・・・・・・・うん?後ろの方?)

 

万能者は嫌な予感をしながら後ろの方を振り向いた

 

そこには・・・・・・・

 

野営する際に置いていた食料や機器、道具などが木っ端微塵に吹き飛んでいたのだ

 

※あっ(察し

 

ブチッ

 

 

糸が切れる音がその場所で響いたのは数秒もかからなかったのはいうまでもなかった

 

 

 

 

「クソ・・・・・・・まさかこんなところでP.A.C.Sの部隊と遭遇するとか運がないにもほどがあるだろ・・・・・・・まだこっちの新型は不安定だっていうのによ」

 

鉄血の部隊を指揮していたハイエンドモデル「処刑人」はその事態に愚痴りながら指揮を行なっていた

 

 

「クソたれ‼︎こんな時に鉄血の部隊と遭遇するとかないだろう‼︎」

一方P.A.C.Sを運用している部隊の隊長と思われる存在もその事態に愚痴っていた

「こちとら例の基地に無理難題な奇襲攻撃しろって言われて断ろうにも断れなくてする羽目になってんのになんでこうも厄介ごとが起こるんだよ⁉︎」

どうやらこちらも処刑人と同じように運が悪いようだった

 

そんな戦闘が続いていたその時

 

ズドォーーーン‼︎‼︎

 

「「「「「「「「‼︎‼︎‼︎⁉︎⁇⁇」」」」」」」」

 

 

轟音と共にその戦場のど真ん中が何かが着弾し、かなりの土煙をあげたのだ

 

「なっなんだぁ‼︎⁉︎」

「まさか鉄血のあのジュピターって言う大砲による爆撃か⁉︎」

「いや我々も知らない⁉︎そもそもジュピター持ってきてない‼︎」

「・・・・なんか前にも似たようなことがあったような・・・・・・・・・・・・」

 

※オイそこ普通に敵味方で会話するなよ・・・・・・

 

それにより戦場は一時的に動きを止めることになった

 

しばらくして土煙が晴れていき、その何かの正体はあらわになった

 

「「「・・・oh・・・・・・・・・」」」

「・・・・ヒィ・・・・・・」

「「「「ば、万能者かよ・・・・・・」」」」

 

それぞれ違った感想はあるもののどれもその正体が良くない印象を持っていることをあらわしていた

 

敵味方関係なくその場にいる全員の視線の先にはその何かの正体である『万能者(厄災)』が存在していた

 

 

「なあ、そこらの鉄血の皆さんとどっかの勢力の皆さん達よぉ・・・・・・ちょっと精神的にも物理的にもおはなしをしようか・・・・・・道徳の授業という形でな・・・・・・」

 

それは間違いなくこの場にとてつもない被害が被ることが確定した瞬間であった・・・・・・・・

 

 

 




ハイ、色々あることで有名なあのS09地区です。さらに言うとP.A.C.Sを運用している部隊はその地区のとある基地に奇襲攻撃しようとしていたと言う・・・・・・・・かなりヤバイことになるのは確定ですね(白目

おまけ
鉄血の新兵器と敵対してる勢力の兵器

試作量産人型自律兵器『Ogre』
鉄血がP.A.C.Sなどの人型外骨格兵器との戦闘データ、A.D.W.S『単眼の怪物』のデータなどを元に独自で開発した人型兵器
装甲人形『Aegis』を2.5m級に大きくしたような外見と重装甲を持っており人間が乗るタイプのとは違い自動自律システムで動いている
性能としては戦術人形などと戦うものとしては申し分がなく、戦闘力が高いもののまだまだ運用法などのノウハウが無いため同格とそれ以上の存在と戦う際はどうしても性能を活かしきれてないことが多い
武装は大型装甲シールドに大型レーザーマシンガン、両肩部にJaguarの迫撃砲を搭載している


P.A.C.S. 改
文字通りP.A.C.Sの改良型
人類人権団体過激派がこれまでに戦闘で得たデータとノウハウを元に様々な条件でも最適な動きが出来るように設計を根本から見直しており、コストがほんの少し上がっただけで総合性能を六割も向上させることに成功している
追加機能としては脚部にホバーパーツやホイールパーツなどを装着をすることや背中に作戦に応じたバックパックを装備することが可能となっておりそれにより運用法などが幅広くなっている
現在は前のP.A.C.Sに比べるとまだ少数しか生産されていないが次期主力生産機にすることが決定されている

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