その前に一言・・・・・・
ブス… ∫ ; ∫ ジジ…
ブス… _____ ; ∫
;/ へ \ ∫ ;
∫;( >-/ /_イ\ ;
;/三>、_\ >)`z,>ミ)ヨ
/三(_rL__>ミ>≦三|
囮ヱヱヱヱヱヱヱヱヱ囮
囮災炎災炎炙災炒炎炭囮
◎┴┴┴┴┴┴┴┴┴◎
焔薙さんとS09地区のP基地の皆さん
本当にすみませんでしたァァア‼︎
S09地区 平野
そこには地獄絵図が広がっていた・・・・・・・・
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドッ‼︎‼︎
ギャアアアァァァァァァ・・・・・・・・・・・・・・
レーザーとミサイルの雨により無残にも元の姿が分からなくなるほどに砕かれた者たち・・・・・・・・
手足を破壊されたP.A.C.Sという名の棺桶から恐怖に怯えながら命からがら脱出する者たち・・・・・・・・
その中で恐怖によって心を壊して笑いながら呆然とする者たちなど様々な存在がそこにはいた・・・・・・・・
驚くべきことにこの地獄絵図はとある存在が現れてたった10分で作り上げられたものである
その地獄絵図を作り出した存在は今・・・・・・・・
「オ前ラニよッテ無残ニも散ッタ物資と道具・・・・・そシて食料ノ無念・・・・・・・・全員平等ニ物理的ニも精神的にモ刻み込んデヤる・・・・・・・・」
言語がおかしくなるレベルで怒り狂っていた
※鉄血の皆さんとその他勢力の皆さん、馬鹿が本当にすみません
(焼き土下座
ズドォン‼︎ズドォン‼︎ ズドォン‼︎
「この野郎‼‼︎これでも喰らいやがれ‼︎」
その暴虐に対抗しようとP.A.C.Sの一体が手に持っているショットガン型の手持ち砲を存在『
だが・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
そこにはそんなもの効くかとでも言いたげに撃ってきた存在に視線を向けている無傷の
「き、効いてねぇ・・・・・・・これ40mmのスラッグ弾だぞこれ⁉︎普通穴が開くどころじゃ済まない代物だぞ⁉︎」
P.A.C.Sの搭乗者はその様子を見て、取り乱すしかなかった・・・・・・・・
その一瞬だった、万能者がその撃ってきた存在の目の前に立っていたのだ
「‼︎⁉︎」
搭乗者はその出来事について行けずに呆然としてしまった
ガシッ グシャ
その音とともに突然モニターが暗くなり、コクピットが薄暗くなった
「な、モニターがやられた⁉︎くそっ何も見えんぞ⁉︎」
それに答えんとばかりにP.A.C.S自体が揺れ始めた
「な、なんだぁ⁉︎」
ビギビギィ・・・・・・・・・・・ バゴォン‼︎
「え?」
その轟音とともに暗くなっていたコクピットは突然明るくなり・・・・・・・・・・・万能者が何か巨大なものを持って目と鼻の先に立っていた
「え?え?え?・・・・・・・・・・・あっ・・・・」
搭乗者はその何かの正体を少し時間をかけて理解した、理解してしまった・・・・・・・・・・・
それはP.A.C.Sの上半身・・・・・・それも自分が乗っている機体のだ・・・・・
つまりいうと今搭乗者が乗っているP.A.C.Sは下半身と搭乗者だけを残してオープントップ状態になっているのだ
そのことを理解してしまった搭乗者は・・・・
「あ、アハ、アハハ、アハハハハ/\/\/\ノ\/|」
極度の恐怖を抱いてしまい心を壊してしまった・・・・・・・・・・・
その様子を見た万能者は興味を失ったかのように手に持っているP.A.C.Sの上半身をその辺に捨て、次の対象に目を向け、そこに向かっていった・・・・・・・・・・・
「・・・ヒ、ヒィ・・・・・・・・・・・」
そこには最早戦闘不可能の損傷を受けた状態の鉄血新兵器『Ogre』数機と部下達に守られている鉄血ハイエンドモデル『処刑人』の姿があった
すでに彼女自身も損傷が酷く抵抗の意思すら砕け散り、いつもの姿とはかけ離れているレベルでの怯えている状態であった
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ズシィ ズシィ ズシィ ズシィ ズシィ
それにも御構い無しに万能者はゆっくりと近づいていた
「こ、こっち来るな・・・・・・・」
ズシィ ズシィ
「謝るからこっちこないでぇぇぇええええ‼︎‼︎」
その一言が発せられた瞬間
ピタァ
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?・・・・・」
その万能者が突然動きを止めたことにその場の全ての存在が困惑した
そして万能者から言葉が発せられた
「謝るんだったら早く謝れよ・・・・・・・こちらは色々吹っ飛ばされてイライラしているんでなぁ・・・・・・・」
それを聞いた僅か20秒後・・・・・
「「「「「「「「すみませんでしたァァアアアア‼︎‼︎」」」」」」」」」
処刑人やその部下、なぜか『Ogre』も混ざり、そしてP.A.C.Sを運用していた部隊もP.A.C.Sに乗った状態のものも混ざって全員綺麗に整った土下座を行ったのだった
S09地区 上空
「なんだこりゃ・・・・・」
その地獄絵図の一部始終を見ていたものがいた・・・・・・・
その存在は何か飛行ユニットのようなもので浮遊しており、その見た目は髪が茶髪のショートヘアで瞳はゴールド、プロポーションもボンキュボンを物の見事に実現している少女ということが見て取れた・・・・・・
そんな少女は目に入った光景に鳩が豆鉄砲を食らったような顔という表現がぴったりに合うような顔で呆然としていた・・・・・・
「・・・・・・あっ、鉄血と人類人権団体の部隊が一目散に散って行ったな・・・・・・どうやらアイツが許したみたいだが・・・・・・・・・・・・こんな馬鹿げた光景があるのか・・・・・・?」
その万能者が許した存在達が逃げるかのように一目散に散っていく姿を見て我を取り戻して状況を再確認するが、その状況を確認するたびに呆れるしかなかった・・・・・・
「まぁこれでこっちの基地に襲撃とかはなさそうだし、長居は無用だな・・・・・・ならさっさと帰還すr」
その独り言を言い切ってその場から離れようとしたその時
ギロリ
万能者がこちらを向いて睨んできたのだ、地上からかなり離れた位置にいるその少女に
「‼︎‼︎⁉︎⁇」
その行動に少女は驚きを隠せなかった
更に驚くべきことが10秒足らずで起きた
万能者がこっちに向かって飛んできたのだ、それも丁寧に少女の目の前をホバリングをしながら彼女を睨んでいた・・・・・・・・
「‼︎‼︎‼︎⁉︎⁇」
その光景に少女はコレまでにないほどの恐怖を感じることになった・・・・・・何をやっても目の前の存在に数秒もかからずに殺されるという恐怖を・・・・・・
だが、万能者が次に取った行動は・・・・・・・・
「ああ、なんだあの戦闘に全く無関係の人か・・・・こりゃ睨んですまなかったな・・・・・・すまないが君の仲間で別のところでさっきの戦闘を監視している人達にもあとですいませんって謝ってくれ、それじゃ」
その言葉を発し、その場をすぐに去っていたのだ
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」
少女『ノア』は先程感じた恐怖を忘れて、また鳩が豆鉄砲を食らったような顔をして呆然と立ち止まるしかなかった・・・・・・
意図もせず書いていたら、なんか鉄血と人類(人類人権団体という人形嫌い過激派の集まり御用の部隊)が仲良く土下座するという異常事態が起きたでござる・・・・・・・・本当にどうしてこうなった?
そしてノアちゃんに恐怖を与えちゃったよコイツ・・・・・・・・・
(遠い目