危険指定存在徘徊中   作:試作強化型アサルト

56 / 206
今回は前回の続きである空中の大混戦の話になります

ちなみに各勢力の現在分かってる目的としてはこんな感じ

正規軍・・・大型輸送機の護衛
白い正体不明勢力・・・大型輸送機が目的の攻撃
万能者・・・初日の出を見るのにその戦闘が邪魔という理由での乱入
鉄血のデカいヤツ・・・万能者が目的での乱入

うん、万能者の目的一番ろくでもないな!!(遠い目


余談ですが白い正体不明勢力はネタバレすると大陸版のヤツですがあまり分かっていないことが多いので深くは言いません


この小説を投稿したのが正月とかをかなり過ぎているのはご察しください(遠い目

上空 高度約8000m

 

そこはただでさえ乱戦状態であった戦場に二つのイレギュラーが乱入することで、カオスという言葉が似合う大混戦が起きていた・・・・・・・・・

 

ドガァーーーン!! ドガァーーーン!!

 

《万能者のヤロウがまた小せえヤツを二機叩き落としたぞ!!》

《ハハハ!!小さいヤツら万能者を目の敵にし始めてくれたおかげで俺らに回ってきてるのが減ってるからありがたいねぇ!!まぁアイツのことだからまだまだ安心できんがなぁ!》

 

 

(ウォァ!?白いのこっちに大量にきやがった!!やっぱアレか!?俺が初っ端に三機やっちゃったからか!?)

 

乱入してきたイレギュラーの一つである万能者は最初の先程の出来事が原因か定かではないが正体不明勢力の白い小型可変戦闘機の集団の攻撃の対象として襲われていた・・・・・・・

無論その集団の全てではなく一部は正規軍の大型輸送機や戦闘機の方に攻撃を仕掛けているが

 

 

そしてもう一つのイレギュラーは・・・・・・・・・

 

ズドォン!! ズドォン!!

 

(うおぉう!?あぶねぇ!)

ドガァーン!! ドガァーン!! ドガァーン!!

 

《え、ちょ待っtアッーーーー!・・・・・・・・・》

チュドーーーン!!!

 

 

《ガーゴイル5ロスト!!また守りが減ったぞこんちくしょう!!》

《あの鉄血のデカいやつここにいるやつ巻き添いお構いなしに万能者を狙ってやがる》

 

鉄血に所属しているとされている巨大な蜂のような機動兵器・・・『大雀蜂』は周りのことをお構いなしに被害を出しながら万能者に攻撃を仕掛けていた・・・・・・・・・

 

(あの鉄血のデカいの・・・・・・・ひょっとして前に戦ったあの一つ目のデカいヤツの飛行版の類か?だとしたら厄介だなありゃ・・・・・・・)

 

そんなことを考えていると

 

バシュ バシュ バシュ バシュ

ゴォーーーーーーーー!!!

 

白い小型可変戦闘機の集団が万能者を狙ってミサイルを一斉に発射してきたのだ

 

(ってミサイルの集中攻撃かよ!?そこまでのことやったのか俺!? ・・・・・・やってるよな・・・・・・・・・仕方ない、鉄血のデカいのもミサイル避けている間に攻撃してくる可能性があるからここはプラズマフレアで対処するしかないか・・・・・・・・・)

 

万能者はそう考えて次の行動にうつった

 

《すげぇ数のミサイルが万能者に向かってんぞ!!流石の万能者もこりゃ避けられんか?》

《あのミサイルフレアとかほとんど効果ないしめちゃくちゃ追尾してくるしな・・・・・・・多分避けられんな》

 

バシュ バシュ

 

《っと万能者の背中の固定翼のついたジェットパックのようなものからフレアの発射を確認・・・・・・・・・というかアイツ以外と現代兵器に近いもの付けてるんだな》

《まぁさっきも言ったようにあのミサイルフレア効果ないからな・・・・・・・あまり意味はないさ》

 

正規軍の戦闘機乗り達はそう思っていた・・・・・・・・・だが

 

《アレ?なんか普通のフレアよりなんか数多い上に随分長い時間空中に浮遊してないか?》

 

戦闘機乗りの一人がそのことに気がついたその時

 

ドガァーーン!! ドガァーーン!! ドガァーーン!!

 

ミサイルの群れがそのフレアの数に避けきれずにぶつかっていき爆発していった・・・・・・・・・

 

《・・・・・・・・・数のゴリ押しかよ》

 

更には

 

ドガァーーーーン!!! ドガァーーーーン!!!

 

万能者の後を追っていた小型戦闘機の集団もそのばら撒かれたフレアを避け切れずに接触していき、その機体(からだ)を燃やし、あるいは溶かしながら爆散していた・・・・・・・・・

 

《・・・・・・・・・前言撤回、あれあかんヤツだわ・・・・・・・・・ミサイルどころか戦闘機の天敵の兵器だアレ》

 

その光景にその場にいた正規軍全員が恐怖を隠せなかった・・・・・・・・・

 

(とりあえずこれであの白いのの群れの大半は倒せたな・・・・・・・周りで飛んでる正規軍?の戦闘機は現状俺を襲う様子はなさそうだな・・・・・となると一番の問題であるデカいのは・・・・・・・・・ありゃ何やってるんだ?)

 

万能者が視線を向けた先には大雀蜂がその場にホバリングしたまま万能者の方を向いて待機している姿があった・・・・・・・・・

 

(棒立ち?いや?なんか羽の前面部分が光ってる?エネルギーでも貯めているのか?・・・・・・・・・あっこれ嫌な予感がする)

 

そう考えた瞬間万能者はすぐさま『大雀蜂』の正面から逃げようとした

 

《おい、あの鉄血のデカいヤツなんかしようとしてないか?》

《万能者がアイツの正面から離れていってる?・・・・・・・・・いかん!!総員急いであのデカいヤツの正面から離れるんだ!!》

 

大雀蜂の様子と万能者の行動のことから大雀蜂の正面にいるとヤバいことが起こると気付いた正規軍もそこから離れようとしたが少し遅かった・・・・・・・・・

 

大雀蜂の巨大な翼の前面部分から大量のレーザーがまるで横から来る雨のように襲ってきたからだ

 

 

ドガァーーーン!!ドゴォーーーン!!チュドーーーン!!ドガァーーーン!!

 

《ギャッ!!?》

ドガァーーーン!!

 

《イ″ェ″ア″ア″ア″ァァァ!!》

チュドーーーーーン!!

 

《イジェーークトォ!!!》

バシュ ドゴォーーーン!!

 

《うわぁ掠った!!ヒエェェェーーー!!》

《そんなもん大型機に撃つんじゃねよぉぉ!?(ドゴォン!!)うわぁまた機体に被弾した!ダメコン急げ!!》

《全機気合と根性で避けろォオオ!!》

《無茶言うな!?》

 

その横から来るレーザーの雨は正規軍、正体不明勢力、万能者に襲いかかって来る形となり、大半はその雨に貫かれて爆発四散、又は堕ちていき、僅か少数は掠りながらもその雨を避けていった・・・・・・・・・

 

その地獄絵の中万能者はレーザーを避けるあるいは自らの装甲で弾いていた

 

(どわぁーー!!!?多すぎるわぁぁ!!?これだと装甲がないフライトパックの部分に当たってエライことになる可能性があるから避けるしかねぇ!!)

 

そんなことを考えたがふと思った

 

(・・・・・・・・・そういえばあのデカいヤツは?)

 

その方向を向いた・・・・・・・・・そこには『大雀蜂』が蜂の尻尾の針にあたる部分に存在する砲・・・・レールガンの砲身を万能者に向けていた

 

(ヤバい!!)

すぐさま万能者は両手に持つレーザーアサルトライフルを乱射するが

 

その攻撃をもろともせずただレールガンを砲身を万能者に向けていた・・・・・・・・・

 

(あ、コレ喰らうやつだ)

 

その瞬間

 

ズドオォォーーーーーン!!!!

 

レールガンからとてつもない速度の砲弾が万能者に目掛けて放たれた

 

 

 

 

 

 

10分後・・・・・・・・・

 

大混戦から離れた空域にて・・・・・・・・・

 

そこではわずかに生き残った正規軍空軍が編隊飛行で自軍の損害の確認を行なっていた・・・・・・・

 

《生存しているガーゴイル1・3・4・9のみで後は撃墜されたってことでいいよな?緊急脱出したヤツは回収部隊に任せるしかないな・・・・・・・・・》

《こっちの方は重要防衛対象が2機落とされて1機が損傷がひどいものの生き残って飛んでるから・・・・・・・・・一応任務達成だがあまりにも辛勝すぎるだろ・・・・・・・・・》

 

生き残った戦闘機乗りの一人はその状況にため息を吐くしかなかった

 

《いや、まだ分からんぞ?重要防衛対象の輸送機の3機のうちのどれか1機に入っている機密物資を運ぶことが任務だったからな?それが落とされてたら任務失敗だからな?》

《うへぇ・・・・・・・・最悪だ》

《マジかよ・・・・・・・・・》

《お前ら万能者にある意味感謝しなければならんぞ?アイツが乱入しなければ俺らはあの正体不明勢力に殲滅されてたからな》

《とんだ疫病神な恩人がいたもんだ・・・・・・・・・》

《それプラスあんなのも来たしな・・・・・・》

《二度とこんな任務はやりたくないもんだ》

 

そんなこと会話がされつつも彼らはその任務を成し遂げる為に自軍の空軍基地に帰還していた・・・・・・・・・

 

 

余談ではあるがその大型輸送機の護衛任務は成功していたことが分かり、生き残り全員が報酬として特別ボーナスと1週間の休暇をもらうことになったの別の話である・・・・・・・・・

 

 

 

大混戦のあった空域にて・・・・・・・・・

 

(めちゃくちゃいてぇ・・・・・・・・・思いっきり土手っ腹にデッカいレールガンの弾がガツンと喰らったなオイ・・・・・・)

 

そこで万能者はホバリングをしながら自身の状態の確認をしていた・・・・・・

その視線の先である万能者の胴体には追加装甲が粉々に砕け本体の装甲は大きくヒビ割れながら凹んでいた・・・・

 

(アイツ、俺にダメージを与えてから反撃を恐れたのかすぐに撤退していったみたいだが・・・・・・鉄血も本当に厄介なヤツ作ってきてるな・・・・・・・こりゃ色々対策を練っておかないと後々まずいことになるな・・・・・・・・・)

 

そう考えていると目に明るい光が刺してきて、その光源の方に目を向けてた

 

(・・・・・・・・・年明け早々幸先の悪いことが起こったもんだが、まぁとりあえず当初の目的は達成できたな)

 

そこには眩しい光を発しながら太陽が地平線から顔を覗かせ始めていた・・・・・・

 

(まぁとりあえず正月らしいこともできたし、ついでに願っとくか・・・・・・・・・今年もなんだかんだで結果的にはいい年を過ごせますように)

.

そう思いながら万能者は太陽に向かって手を合わせて願った

 

※この為に不幸な目にあったものに幸運がありますように・・・・・・・・

(遠い目

 

 

 

 

そのまた別の空域にて・・・・・・・・・

 

 

機体状況・・・・・・・・・良好

各部システム・・・・・・・・・良好

武装・補助モジュール・・・・・・・・・良好

システム異常ナシ

 

目標:今回ノ戦闘デ得タデータヲ持チ帰ル

 

本機ハ進路ヲコノママ △△地区ニ帰還

 

その空域で大雀蜂は自軍の基地に向かって飛んでいた・・・・・・・・・今回の戦闘で得たデータを今後に活かし、いつの日か万能者を倒す、その目的を達成するために・・・・・・・・・

 

 

後日そのデータで良くも悪くも鉄血に影響をもたらすことになるのだが別の話である・・・・・・・

 




ハイ、今回色々条件が重なったとは言え鉄血が初めて万能者に勝利した形になりました
尚コレによって鉄血の本拠地で大歓喜+号泣する形で宴会などがあった模様

・・・・・色々溜まってたんだろうな・・・・・・・・・恨みとかそんなのが(遠い目


尚今回新年早々お通夜状態だったのは白い正体不明勢力で本編に書いてませんでしたがあの戦場にいた小型可変戦闘機全て撃墜された模様・・・・・・・大体大雀蜂と万能者が原因で・・・・・・

運がなかったな・・・・・・・・・(白目


おまけ1 今回出た正体不明勢力・鉄血の兵器

正体不明勢力

特殊可変人型機動航空兵器「アリオール」
正体不明勢力が開発して量産した可変式の人型航空兵器、
戦闘機形態と人型形態に瞬時に変形できるようになっており、人型形態の際は戦闘機形態と比べると機動性が少し落ちるものの運動性と自由性が上がるため、二つの形態を使った戦術が可能となっている
それにより今回の戦闘では正規軍の空軍が一方的に撃墜されていた
武装として確認されているのが高火力のレーザー・実弾の機銃、特殊環境下でも使用可能のミサイルなどで人型形態では素手格闘能力もあり、また防御兵装としてもバリアのようなものも確認されている
姿形はNier:Automataの飛行ユニットを無人機にしたものと想像してもらうと分かりやすい

今回の戦闘ではそれぐらいしか情報が入っていないものの他に特出すべき点としてはその戦闘に出ていた機体全ての大部分が『白い』塗装であったということぐらいである・・・・・・・


鉄血

A.D.W.S試作自立思考巨大蜂型機動飛行兵器『大雀蜂』
『厄災』対策AI『◼︎◼︎◼︎◼︎』サイクロプスの戦闘データ・万能者の新たなデータなどを参考に作り上げた『アンチディザスターウェポンズ』の試作第2号。
万能者の地上戦の動きを参考にした結果、ヘリなどの自由性のある機動力を持った航空兵器として戦わせると言うことになり蜂の構造を参考に開発されており、巡航飛行形態・空中戦闘機動形態・対地攻撃機動形態の三つの形態変形することでそれに合わせた行動ができるようになっている
尚それにより羽の方は蜂のように羽ばたく形にはなっておらず可変式固定翼が四つ付いている形になっておりそれにジェットエンジンが大小合わせて4つ搭載、ホバリング用のローターが内部格納されている
その結果大きさが現代戦闘機よりも大きくなり、コストもサイクロプス並みに高くなっているものの戦闘機や戦闘ヘリとしても運動性、機動性、火力が異常なほど高い形になっている

武装としては固定翼の前部分にミサイルなどの迎撃システムとしても使える高出力広域レーザー兵器(レーザーの発射イメージとしてはG-アルケイン フルドレスのフルドレスユニットの独立可動式レーザービーム兵器に近い)、頭部に30mm機関砲、そして蜂の針の部分が高出力高射程の強力なレールガン、その他多数の装備が搭載されており、火力の面においてはかなり高くなっている
装甲に関しては流石にサイクロプスの装甲をそのまま使うわけには行かず大雀蜂用に開発された専用の装甲を使用、その結果航空機としてはかなりの硬さと高い水準の対物理・レーザー・爆性などを持つが万能者の攻撃には若干の不安が残る形となってしまった

余談だが今回の戦闘の前は実戦飛行として出されていたが、その際に偶然万能者を確認してしまい、対万能者戦闘システムが作動して追いかけることになってしまい今回の戦闘に乱入する形となってしまった

つまり言うと万能者が悪い
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。