危険指定存在徘徊中   作:試作強化型アサルト

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ちょっと小説から離れると書くのが本当に遅くなるこの頃・・・・・・・・
また時間をかけてしまって本当にすみませんでした・・・・・・


今回も前回の話の続きになります

尚黒いヤツらが迫ってくるイメージはスターシップトゥルーパーズのバグの大群をちょっとデカめの黒いヤツらに置き換え上で更に大量にした感じです

・・・・・・・・自分で書いておいてゾッてしてきた・・・・・・・・・・・・・・


虫系のクリーチャーの大群に襲われる系の映画を作った人って絶対過去に虫の大群に襲われる経験をしてると思う(真顔

気候不安定地帯 廃墟街

 

イ"ッ"ヤ"ァァァァァァアアアアアアアアア!!!!???

 

ババババババババババババババババババババァ‼︎‼︎

 

ドガァーーーン‼︎ ドガァーーーン‼︎ ドガァーーーン‼︎

 

 

そこでは銃声、爆発音、絶叫などが巨大なスピーカーから一斉に出ているかのように響いていた・・・・・

 

「おい気を付けろ!そっちに一部いるぞ!」

 

「ウォッ!!危な!!??」キュィィィンンン!!

「ウェー・・・・・ゴキブリ気持ち悪い!!」

「「ヒィイイイイイィィィィ!!!??」」

バババババババババババババババ

 

「二人ともしっかりして!!確かにアレは怖いけど・・・・今行動しないと危険なのよ!?」

 

「なんかそっち側も大変な状態みたいだな・・・・(ドガッ!!カサカサカサカサ)・・・・・って危な!?不意打ちでマンホールから出てきやがった!!このやろう!」

 

バシュ  ドガァーーーン!!

 

AR小隊の乗る車に追従する形で万能者、そしてそれを両方とも追いかける存在・・・・・否、存在達が波を打つようにして大群で襲いかかるという光景がそこにはあった

 

「くそったれ・・・・・まさかまたアレらと会うことになるとはな・・・・・・・・・・」

万能者はそう言い遠い目をしながら自身とAR小隊の車に襲いかかってくる存在達をレーザーライフルやミサイルランチャーで纏めて蹴散らしたが、それを気にも止めずにその存在達は襲いかかる

 

「万能者さんアレと戦ったことあるんですか!?」

「ああ、アレらとはちょっと地下におった時に遭遇してな・・・・・えらい目にあったよ・・・・・・・・・・

(ブーンブーンブーン)

・・・・・見た目もアレだがあんな感じで飛んでくるし待ち伏せやら奇襲やらもやってくるからな・・・・・」

「知っているならあいつらからの逃走方法は?」

 

M16はその言葉に解決策があると考え万能者に聞いた

 

その言葉に帰ってきたのは

 

「いや?あの時は地下という逃げにくい場所だからこそ無理やり脱出する方法を使えたから逃げれたってわけであって・・・・・・この地上の廃墟街という場所ではアイツらが足が速く、数が多い上に情報伝達がうまいときてるから逃げる術がほとんどないに等しいんだよ・・・・・」

 

否定的な言葉だった

 

「・・・・・マジか」

「そんな・・・・・・・」

「えーー・・・・・・・」

 

その言葉にAR小隊(発狂状態の二人を除く)は若干絶望味を感じた

 

「まぁ・・・・俺だけの場合で逃げるんであれば無理やり空飛んで逃げるという手段があるが・・・・・・・・・・流石に護衛対象見捨てて逃げるのはな・・・・・・」

 

そんな様子を見た万能者は慰める(慰めになってない)かの様にそんな言葉を発した

 

「・・・・あの・・・・万能者さんその言葉本当ですか?」

 

 

「うん?ああ本当だがそれがどうした?」

 

M4A1はその答えに少し考え・・・・・

 

「私が今から言うことを実行できますか?」

 

 

 

 

その存在は過去に我々に屈辱的敗北を与え、逃げた存在であり、我々が絶対に喰らわねばならない存在であり、今回我々の縄張りに迷い込んできた存在でもあった

 

見つけた 今こそ我々の再興の時 絶対に喰らわねば

 

それは我々全員の総意の決断であった

そしてどうやら例の存在はあの時の存在とは別の獲物を連れており、行動を見る限りそれを守りながら逃げている様であった

 

ならそれを利用して全て捕らえるまで

 

そう思った矢先

 

そこには獲物達と例の存在が奇妙な行動を始めたのだ

 

例の存在が獲物達が乗る『走る箱』に近づいて持ち上げ始めたのだ

 

 

 

「本当にこれで飛んでいいんだな!?どうなってもいいんだな!?これガチで安定しないんだが!!」

 

 

「だ、大丈夫です・・・・・・とと、バランスが・・・・・・」

「ウぉ!?しっかりその辺のものに捕まらないと危ないなこりゃ」

「何!?何!?今度はなんなのよ!!」

「う、浮いてる!?って万能者さん!?」

「あ、二人とも元に戻った」

 

「そっちの隊長さんの言う通りとりあえずやっているが、車を四本腕で持って飛ぶが、その間俺自身は最低限しか援護できないからな!一応アンタらがでも使えるやつの俺のレーザーライフルを渡しているが、飛んでいる間は自分の力でアイツらを迎撃してくれよ!!」

 

「「えっ飛ぶってちょっとまっt」」

 

そこから出来事は早かった

 

例の存在が『走る箱』を持ちながら空をゆっくりながらも次第に早く飛んでいったのだ

 

マズイ

 

我々はそう思い慌てて覆いかぶさる様に捕らえようとするも

 

「全員撃って!!」

バババババババババババババババババババババババババ

ドガーン ドガーン ドガァーーーン

 

バァス!バァス!バァス!

 

走る箱に乗る獲物達の攻撃によって取り付けず

 

そのまま例の存在達は空に飛んでいった・・・・・・・・

 

我々はその事に怒り狂ったが、その結果を受け止めるしかなかった

 

 

我々はまた敗北したのだ、例の存在によって

 

 

 

 

 

一方その上空1300m地点

 

 

「うぉ!?めっちゃ強風が煽ってくるなオイ!」

 

「うわぁ落ちる落ちる落ちる!!」

「やっとあのゴキブリから逃げられたのに次はコレって・・・・・・私今度お祓いに行こうかしら・・・・・・・・」

「わぁ遊園地のアトラクションみたい!!」

「すみません万能者さん!!もう少し揺れをなんとか抑えられないですか!?」

 

「無理だ!フライトパックの調子もちょっと悪い、更には急に気候がメチャクチャに不安定になってな・・・・・現状維持が背一杯だコレ」

 

M4

「M16姉さんどうかしま・・・し・・・・た」

・・・・・・・・ちょっとリバースしそう」(顔真っ青

 

「えっちょっおま・・・・・車の外に出すのはいいが俺に当てるなよ!?絶対に当てるなよ!?」

 

 

※何、このカオス(遠い目

 

 

 

 




ハイ、なんとか黒いヤツらの縄張りから脱出の成功です


次回はAR小隊同行編の最後に当たる話になります













???? 室長室のような場所・・・・・・・いつもの場所

「・・・・・・・ハァ・・・・・・・・・・・・・・」
◼︎◼︎◼︎は机に突っ伏しながらため息を吐いていた

「・・・・・・・また過激派の別のところが例の人形の結婚式には反応して自滅したよ・・・・・・どっかからかよくもまぁ持ってきた正規軍の装備ごとな・・・・・・その上その組織で囚われた人物のルートからして考えると俺らの過激派のところに微妙な繋がりがあったところだったみたいだしこりゃ色々調整せなならんな・・・・・・・ついでに人形同士の総合格闘技の件のヤツもやらんとな・・・・・・・・なんで過激派の大半がこうも堪え性のないんだかな・・・・・・・・」

◼︎◼︎◼︎は元の体勢に戻るとこれまで起こった出来事を愚痴りながらこの後やることを整理し始めた

「いやここは逆にポジティブに考えよう・・・・・・話の聞かない奴が消えていったんだと・・・・・・都合いい形で・・・・・・・・・・でも痛いなこりゃ・・・・・・」

※ ・・・・・・・・・・・・お疲れ様です(可哀想なものを見る目

「・・・・・そうなるとまたアレの運行状況のスケジュールを再編したのを立てんとならんなこりゃ」

◼︎◼︎◼︎は何かの端末を動かすとスクリーン状にナニカを映し出した


そのスクリーンには百足を模したような大型の存在が映し出されていた

「運行ルートの調整をこうして、ああやって・・・・・運搬物資の量も調整して・・・・・・・・あそこをこう、ここをこうして・・・・・・・・あ、ついでに『例のアレ』の運用試験の実地試験の方も日程に組み込んでおくか」


それは何かの前触れかは誰も知る由もないが少なくとも間違いなく何かが起こることだけは確かであった・・・・・・・





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