危険指定存在徘徊中   作:試作強化型アサルト

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今回はコラボ回の最後あたり
万能者が基地から去る過程の話となっています


ちょっと駆け足気味に書いたのでおかしい部分はあると思いますがご容赦を・・・・・・・(土下座


旅行とかでホテルに数日いるとそこに愛着が湧いて離れる時って何か寂しい感じがするよね・・・・・・・

事の真相(というか爆心地の爆発原因)

 

「ヒヒヒィ・・・・・・・まさか最近噂になってるあの正体不明の存在からとんでもないお宝が手に入るとは思わなかったぜ」

 

S13地区の治安の悪い街の夜道も気にしないでその者は走っていた

 

「これさえありゃ俺の人生が明るいってもんよ!!」

 

そう言いながら鞄を大事そうに運びながら彼はそのブツを売るべくマフィアの本拠地・・・・・・・・正確には闇取引施設に向かって行った・・・・・・

 

 

3時間後・・・・・・・・

 

マフィアの闇取引施設・・・・・・巨大な倉庫

 

パパパパパパッ・・・・・・・・

 

それは突然だった

 

「チクショウ!ありゃどっかの特殊部隊かなんかか!?」

「多分軍のとこだありゃ!多分ウチのバカが何も知らずになんかヤバイもん仕入れたか・・・・・それがまたは俺らがウザくなって消しに来たかだな」

「くそったれ!ここで死んでたまるか!!!」

 

どこかの特殊部隊と思われる正体不明の集団に襲撃を受けその場は混沌としていた・・・・・・・・

 

「クソ、これでも喰らいやがれ!」

「!!?おまっ・・・・・・バカァそんなもんこんなとこで使うな!?」

 

バシュ!! シュオォォーーー・・・・・・・・

 

頭に血が昇りすぎて誰かが対戦車ロケットを使い出したのだ

 

その弾頭は事前に発射されることを把握して避けたのか正体不明の集団に当たる事なくそのまま真っ直ぐに飛んでいき・・・・・・・・

 

襲撃で真っ先に蜂の巣にされたであろう亡骸が大事にしていたであろう鞄に絶妙に着弾した

 

ドガァーーン

 

「クソ外した!」

「こんなところで撃つなこのバカァ!」

 

異変はそこで起きた

 

「・・・・・・・・うん?なんかあそこ異様に光ってないか?」

 

誰かが気付いた

 

一部敵味方問わずにその方向を見た

 

その瞬間

 

その場所が光に包まれた

 

 

同時にその日、その場所で『光の柱』が観測された瞬間であった

 

 

 

 

 

 

※ここからは前回と同じように一部万能者の脳内的なとのを日誌風ぽく今回も書かれます・・・・・・・・

 

 

作業13日目

 

昨日と一昨日は自業自得とは言え色々とリホーマーさんの裏の方での協力をするために作業を中止しなければならなかったため、今日から作業の続きを開始した

 

リホーマーさん本当にすみませんでした・・・・・・・・・・

 

 

とりあえずここにいられる時間もそう長くないと判断し、作業のスピードを上げる方針で進めることにした

 

 

作業14日目

 

なんとか新しい装甲の貼り付けと自分の中身の点検が全て完了し、ここでの最低限のノルマを達成に成功したが、これから先様々な事が起こると考えると力不足である事が予測されるため一部の機能の復旧、新機能の搭載、武器の改修及び新兵器開発など重点に置いた作業を今日から開始した

 

ただ昨日言ったように時間が少ないので何処までやれるかが分からないのがちょっと心配だ・・・・・・・できる限りやってみることにする

 

 

作業16日目

 

新機能の搭載と一部機能の復旧、新兵器の開発がひとまずの結果を出せたので武装の改修に入ったがここでリホーマーさんから知らせが入った・・・・・・・

 

数日の内にG&K社本社と正規軍から合同の調査隊が派遣されるらしい・・・・・・・間違いなく例の爆発の件で・・・・・・・

 

 

粘りに粘ったがどうやら時間切れのようだ・・・・・・・

 

 

 

 

「すまんリホーマーさんここまで協力してもらっておいて、かなりデカい迷惑かけてしまって・・・・・・・」

「ええんや、こっちもアンタに同じような迷惑をかけてしもうたからな・・・・・・・これでおあいこってことで」

 

その日万能者はその基地から静かに去って行った・・・・・・・

 

「・・・・まぁそれならいいか・・・・・・・でもなんかあってどうしようもない状態になりかねない時があった俺を頼っていいぞ?」

「・・・・・・・分かった、考えとくわ」

 

そう言い去って・・・・・・・

 

 

しばらくして・・・・・・・

 

「うん?なんやアレ?」

 

リホーマーは万能者が使った資材を確認するため資材置き場に向かったところ、その資材置き場の片隅に人型のロボットが8体鎮座していたのだ

記憶の限りではこのようなものは万能者がいる前には存在してなかった

 

そしてその近くには書き置きが存在し、こう書かれていた

 

 

 

リホーマーさん、アンタ仕事が大変そうだったから8体ほど作業の手伝いができてその辺のロボットとほとんど見た目が変わらないのを作っといたよ、戦闘は銃を持って撃つぐらいの最低限しか出来ないが作業能力は結構色々できるヤツだ

扱いはそっちに任せるよ        by万能者

 

 

 

 

 




ちなみに所属不明の特殊部隊の目的は万能者のバッテリーとは別のあるものの回収が目的で襲撃していました・・・・・・・・

今回の件でその所属不明の特殊部隊丸ごとと特殊高級偵察機2機が蒸発したためその所属先の上層部はしばらくの間腹痛と頭痛に苦しむことになった模様


おまけ

作業ロボット

万能者がその辺の廃材とガラクタ、資材を少々使って作った作業人型ロボット
ロボットの姿自体は市販やその辺の店、闇市などでも結構幅広く普及しているものにそっくりでタナカが作った改造作業用ロボットとは違い戦闘面は銃を持って撃つぐらいしか出来ない(それでも結構正確な射撃だったりするが)
そのかわり万能者の技術と作業用能力がデータとして突っ込まれており、人間の職人技クラスの器用さと技術力を獲得に成功している
無論ブラックボックス化されている

尚、高度な自律能力は搭載されてないはずなのだがなぜかスターウォーズクローンウォーズのバトルドロイドみたいなギャグぽくコミカルな人間みたいな行動を自らするのが確認されている

姿形などはバイナリードメインのAMADA社製2047年モデルの初期型ロボットとほぼ同じものと想像してもらえると分かりやすい

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