うん、BLACK WATCHが何かやらかすとは思ってたけどダイナミックお邪魔しますをしでかすとは・・・・・・・過激派と一応味方の位置づけの方たちが少し可哀想に思えてきました(遠い目
人類人権団体過激派 破棄された車両基地
大規模拠点 司令部 司令室
「やっぱ緊急事態じゃねーか!!!」
緊急の通信を聞いた司令は項垂れながら叫びにも等しい嘆きをその部屋で響かせた
「AODのヘリが現れてから巡回から次々に連絡が途絶えているからもしかしてと思ってたら、今度は何かの電撃を放つ怪物とBLACK WATCHのエンブレムの付いた黒くてデカいロボットが基地周辺においている対空兵器を破壊してきたって・・・・・どう考えてもヤバい事態じゃねーか!!各員戦闘配置急げ!!対空兵器の周囲の警戒と空の状況を調べろ!!恐らくというか敵はこの拠点を爆撃するつもり満々だぁ!!大元にも連絡を入れておけ!!」
司令は立ち直った後、すぐさま部下と基地内の兵士達に指令を送るも内心・・・・・
(報告を軽くみるだけでもAODとBLACK WATCHが手を組んできてるも同然な状況だ・・・・・どうすることもできない可能性が高すぎるぞオイ・・・・・・・・・・)
ほぼ諦めに近い感情を抱いていた・・・・・
そんな時
「司令大変です!!」
「・・・・・今度はなんだ!!?またどっかが攻めてきたのか!?」
新たな緊急の報告に司令は目を剥くことになった・・・・・・・・・・
「れ、『レギオーナーリウス』がBLACK WATCH所属と思われるロボットと化け物との交戦を開始しましたぁ!!!」
「・・・・・・・・・・・・ゑ?」
一方その頃・・・・・・・
なんなんだこれは
タイラントとブリッツはその状況にほぼ同時にそう思った・・・・・・
タイラントを通して見ているエルダーブレインもそう思っていたようでしばしば固まっていた
その状況は抵抗してくる過激派を蹴散らしながら目標である対空兵器2機目を破壊した後に起こったのだ・・・・・
「お“お“お"お"お"お"・・・・・・お!!5ヶ月ぐらい続いてた肩こりが治った!!いい電撃だ!!」
「マジか!!あのE.L.I.Dか動物か分からんやつすげぇな!!」
「なんか電撃を放つ害獣扱いで駆除しようと思ってたが・・・・・・こういうことや考えられる限りでも様々なことができて、応用ができそうだな・・・・・・ちょっと捕獲を視野に入れてみるか!!」
「こっちのP.A.C.Sが電気工事対策仕様だったのと避雷針・電気用工事の資材などがあったのが幸いだな、いっちょやってみるか!!」
「あの黒いデカいロボットも凄そうだな・・・・・・さっき戦車の砲喰らって無傷だったみたいだしな」
「あの装甲・・・・・・あとで回収して解析したら建材や機械類とかの発展に使えそうだな・・・・・・よしそこのデカいロボット!!ちょっと解体されろ!」
ブラッツが放った人を軽く黒焦げにするレベルの電撃を喰らって肩こり治ったぐらいの効果しかなかった人を含むS.G.Sのようなものをつけてる以外はただの作業員と思われる人達やなんかその辺の建築機械に使われている黄色と黒の配色が目立つP.A.C.S数機、何やら建築機械と思われるブルドーザーと二本腕ショベルカーが合体したような存在などがタイラント達の目の前でその会話をしてタイラントを見ていた・・・・・・
その光景と会話の内容にタイラント達は自分たちの所属する組織の幹部とボス、技術班達などを想起して恐怖を感じずにはいられなかった・・・・・・
その後すぐに恐怖を想起させた存在達が彼らに襲い掛かったのは言うまでもなかった・・・・・・
「・・・・・・・・どうやら警戒されているようですね」
AODの地上支援部隊の9A-91はそう静かに呟いた
彼女達の目には基地周辺と対空兵器の周りを人類人権団体過激派の兵士達とP.A.C.SやI.A.C.T.、戦車などの強力な兵器群が警戒態勢に入り、周囲の巡回と防衛に当たっていたのだ・・・・・
「やった巡回から連絡が入らないことが怪しまれたのか、BLACK WATCHが派手にやったのか分からないがこりゃ一筋縄では行きそうになさそうね・・・・・・・・・・」
事態は少しずつ・・・・・されど確実に動き出していた・・・・・・・・・・
ハイ、またも久々の謎の作業員集団の部隊『レギオーナーリウス』でございます・・・・・こいつら10ヶ月もこの小説に出てないんだよな・・・・・・・・・
・・・・・一応言っておきますがコイツラは人間の集団です・・・・・・・・・・ただ『銃』を使わない代わりに設定上下手したらケ○イシカワワールドに入って行けそうなヤツらではありますが(遠い目