コラボに参加してくれた作者の皆さま
本当にすみません・・・・・・
蹂躙させていただきます
司令部・・・・・・の地下通路にて
「さてと、我が家に帰るぞお前ら」
「「「はい、おやっさん」」」
『ンンンンーーーー!!!??』
それはレギオーナーリウスの生き残り達が味方であるはずの過激派の技術者や司令室にもいた指揮の立場の者などの人間を9人ほど縛って引きずって動いているという異様な光景があった・・・・・・
「すまんなちょっとアンタらをちょっと助けるために縛ってしもうて・・・・・・じゃが、安心しなさいワシらで重要な情報と書類は全て抹消しおいたからの」
「・・・・・・主に大元と俺たち関係などの情報が多かったけどな」
『ンンーー!?』
その感じの会話が少しの間続いた・・・・そして、レギオーナーリウスの目的地である地下倉庫に到着した・・・・・・
地下倉庫は大型ヘリがギリギリに入れるかどうかのスペースしかなく更に言えば逃げ道もない場所であった・・・・・・そんな場所に奇妙なものが存在していた・・・・・・
それは大型の輸送ヘリなどで見るようなハッチが開いて存在していたのだ・・・・・・おかしい事にハッチからは内部の様子は見えてかなり大きい乗り物であることが窺えるのに、ハッチの側面と裏側には何も存在しないのだ・・・・・・
(どこでもドアみたいな感じと想像してもらうと分かりやすい)
「おお時間通りじゃの、それじゃさっさと乗るぞ」
そして地下倉庫から何も存在しなかった・・・・・・
DG小隊のリバイバーが司令部に攻撃受ける前の僅か3分前の出来事であった
大規模拠点から100km以上離れた地点 森林地帯 ???
「さっさと急げ!アレとMLRSの発射と『例の試作機』発進の準備は出来たな⁉︎発射後は早急に例の装置で撤退するからな!!」
そこでは何かの乗り物の天井が開き、そこからミサイルポットのようなもの、そして巡航クラスミサイルの発射器、天井と壁ごと展開されてる場所では6mを超えた大きさの人型がカタパルトのようなものに固定されていた
「『S.W.B.M』とMLRSの発射中完了しました!」
『こちらパイロット!機体の調整完了!発進準備OKだ!!』
それを合図に隊長と思われる男性は指示を出した
「了解した・・・・・・それでは友軍の撤退の援護をコレから開始する!わずかでもいい、一人だけでも多く逃すんだ!」
『大元』に任された過激派の退却援護作戦が開始される事になった・・・・・・
そして、しばらくした後・・・・・・
森林にぽっつりとかなりの広さで広がっていた広場のようなその場所にはまるで何もなかったかのように何も存在しなかった・・・・・・
その作戦の影響はすぐに戦場に現れた・・・・・・
G&K社主力部隊 退却場所
「報告によると過激派の大規模拠点の司令部は陥落、すでに前線などの過激派達は退却しているみたいね・・・・・・コレはもう少ししたら追撃掃討戦が始まるわね・・・・・・」
ヘレン・クローザーは報告と戦況からこれから起こる事を考えていた・・・・・・
その時ふと空の方を見てみた、何気なくの気持ちで見ただけなのだがそれが功を奏した
「・・・・・!?全員逃げて!!多数のミサイルがこっちに飛んで来てる!!」
突然の叫びに人間達は咄嗟には反応できなかったものの戦術人形達が反応しその場の人間を連れて逃げ始めた
そして僅か2分後・・・・・・
クラスターミサイルの雨がその待機地点降り注いだ
結果として、戦力の7分の3の損失で抑えることが出来たもののすぐには行動に移せなくなったのは言うまでもなかった・・・・・・
だが、すぐに第二の不幸は起こる・・・・・・
5分後・・・・・・
過激派の大規模拠点から20km離れた場所 その上空にて・・・・・・
そこではAODの大規模な航空機部隊が爆装をして飛んでいた・・・・・・
「あーあーメリーナ司令も手が出しが早い上に残り物にすら手を出しちゃうんだから・・・・・・」
「まぁ何の出だしもできない敵を一方的にやれるんだからいいんじゃないの?」
「まぁそうだな」
「「「「HAHAHAHAHAHAHA」」」」
そんな感じの会話がされていた・・・・・・
「うん?なんかあそこ飛んでないか?」
誰が所属不明の存在が飛んでいることに気づき、大半のものがその方向に視線を向けた
その瞬間
ズドォオオオオオオオオオオオォンンンンンン!!!!!!!
その物体が爆発した瞬間僅か1秒にも満たない時間で強烈な衝撃波がAODの飛んでいた航空機全てを巻き込み全てを粉々に破壊していった・・・・・・
文字通りの全滅であった・・・・・・
そして、その衝撃はその100km以上も届き、その圏内の全て無線通信の電波を掻き乱し、長い間過激派、G&Kの通信網を使用不可に陥らせた
もっとも過激派にとっては既に撤退しか方法はなく既に全部隊に撤退の命令が伝わっていたため、その不幸は逆に幸運であったが・・・・・・
そして、三つ目の不幸が訪れる
その5分後・・・・・・
過激派の大規模拠点周辺
そこは焼け野原になっていた・・・・・・あっちこっちガラス化するほどの
「なんだよあのデカいのは!?めちゃくちゃ早い上に武装が多いぞ!?」
「空のあの光の後に通信も使い物にならなくなったしどうすりゃいいんだ!?」
その焼け野原の炭か、無になることを免れたG&KとAODの兵士と戦術人形たちはその存在によってパニックに陥っていた
そんな者達の視線の先には・・・・・・
6mぐらいもある機械の巨人のような存在一機が右肩の上に突き出るような形で搭載されている大砲のようなものに光を溜めながら、右腕に一体化される形で搭載されているグレネードランチャー付きのアサルトライフルを40mm機関砲と100mmクラスの小型のカノン砲にランクアップさせた兵器で蹂躙していた
そして、その光を溜めていた大砲を人数が多く固まっている場所に向けて発射した・・・・・・
それはそれは太く、全て飲み込み焼き尽くす光と言っていいほどに見るだけでも凄まじい威力があるということが実感できるほどの光の線だった
「させるかぁ!!!!」
その光の線とその場所の間をDG小隊の一員であるリバイバーが割って入り、F.E.F.Gを展開し、その光の弾を防ぎ始めた
「うぉおおおおおおお!!!??」
F.E.F.Gでもその光の線は完全に防ぎきれず、弾いた部分の光があっちこっちに降り注ぎ被害を少なからず増やす形となったが・・・・・・それでも最悪の事態を防ぐことに成功した
その光の線が途切れた時
F.E.F.Gは完全に使い物にならないレベルで破壊されながらもリバイバーはV.S.L.Cを最大出力でその存在に向けていた
「今度はこっちの番だ喰らいやがれ、デカブツ」
今度はV.S.L.Cから高出力のレーザーがその存在に放たれその身を貫く・・・・・・ことはなかった
「・・・・・・ハハ、そんな重武装でシールド持ちとか卑怯だろ」
若干のブーメラン発言はあったものの高出力のレーザーその存在の少し手前でシールドのようなもの弾いていた・・・・・・そして、そのままの状態でリバイバーの手前まで凄い勢いで突進するかのように進み
ガゴォン
ズバァ
左腕の盾の先端から赤くなっている剣のようなものを伸ばして、V.S.L.C本体とリバイバーの両手、下半身を丸ごと真っ二つに切り裂いた
その後・・・・・・
その場所で例の存在の攻撃により全員が満身創痍のDG小隊達に手当てを受けているリバイバーが確認され、無事とは行かずとも生還する形となった
20分後・・・・・・
その機械の巨人は目の前の光景を機械の目に焼き付けていた・・・・・・
自らの放ったミサイルとビーム、砲弾を陥落していた大規模基地に向けてその中にいる敵ごと撃ち、爆発炎上していく光景を・・・・・・
それで己に任されていた役目が完了したのか、振り向いてその場を離れようとしたその時
ドガァゴォン!!
ギャリギャリギャリ・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・ほおう?最後の最後でこれまたデカいのが出てくるとは・・・・・・それでいてこれに反応できるとは・・・・・・」
BLACK WATCHの幹部ビーストが凄まじい速さでその存在に接近して大鉈で切り掛かってきたのだ、それに反応したその存在が左腕の盾でガードするという光景が僅かの時間で起こっていた・・・・・・
ブゥン!!
「おっと振り払ってきたか・・・・・・装甲も硬いな・・・・・・なかなかに面白くなってきたじゃないか」
そのビーストの獰猛な笑顔にその存在は静かに対抗する体制を取った・・・・・・
今にも想像絶するほどの戦闘が起きかけていた・・・・・・
その時、『最後の不幸』が訪れる
音もなく突然に・・・・・・されど目に見えて起きた・・・・・・
「な、なんなんだこりゃ!!?」
最初にその近くに生き残っていたものが気づいた
それは・・・・・・
目の前の地面が2mぐらいの半分の球体状に『消えていた』のだ・・・・・・まるで空間ごと削り取られたかのように・・・・・・
そして、見渡してみればその周囲にも距離や大きさなどに違いはあれど同じような現象が数多く起きていた・・・・・・それが地面や建物、兵器、残骸、そして戦術人形と人間の身にも・・・・・・
「俺の腕がぁーーー!!?」
「銃が抉り取られている⁉︎これじゃ使い物にならない!?」
「うわぁ!?戦術人形が下半身だけ残ってる!?」
その現象に更にパニックに陥っていった・・・・・・
そして、『その不幸は』・・・・・・
「・・・・・・あ“?」
ビーストの身にも現れた
右腕の膝から手までの部分と下半身、左腕全部、そして大鉈と大楯の大部分が消えるという形で・・・・・・
「・・・・・・!!!??」
その起きたことにビーストは思考が遅れたものの、その部分の中身の崩壊液が跡形もなく無くなっているなどの特徴に気がついた・・・・・・だが、思考ができたのはそこまでだった
「ガァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!??」
ありもしないはずの痛覚が働いたのだ、そしてその思考と精神を上書きして更に蝕んでいく痛みに・・・・・・・・・・・
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」
もがき苦しんだ
そして、その光景を間近で見ていたその存在は、幸運だったのか全くの無傷で、
しばらくの間見ていたが、その光景に興味を失ったようで、周りの様子を確認するような動作をした後に
最初から存在しなかったかのように消えた・・・・・・
アラマキは奇襲してきたその存在が撃ってきたミサイルが近くに着弾し、その爆風に扇がれ地面に強く打ち付けた痛みにより動くことは出来なかったが、それでも先ほどまでいた存在の一部を見ていた、否見逃さなかった・・・・・・
その存在の肩についている盾のような装甲に文字のエンブレムが小さく書かれていたことをアラマキは見逃さなかった・・・・・・
『FANNIES』
そう書かれていた事を
その日、結果的にはG&K社・AOD・BLACK WATCH連合部隊は全戦力の5分の3もの損害を出す形となり僅かに生き残った過激派を逃す形となった・・・・・・
おまけ
あの光景を見ていたデカブツのパイロット
「・・・・・・クソたれ、ビーストにあってしまうとか運がないな・・・・・・・・・なんとかガードはできたがこれじゃ逃げられんぞ・・・・・・」
最後の不幸後・・・・・・
「・・・・・・・・・・・えっと一体何が起こってるんだ・・・・・(周りの様子をキョロキョロ)・・・・・・あっ、今逃げるチャンスじゃねーか!!装置の起動をしねーと!?」
この後無事に今回の話通りにその場から消えて、所属先の拠点に帰還することに成功した模様・・・・・・・・・
つまり言いますと・・・・・・・・・この怪奇現象の正体、■■■の組織の攻撃でなく、それどころか知りもしないものだったりします・・・・・・・・・・・
更にその正体のヤバさ的に言うと崩壊液どころの話じゃないほどにやばかったりします・・・・・それでいて感知不可能解析不可能というね・・・・・・
怪奇現象の正体に関してはまた後日・・・・・・
レギオーナーリウスの拉致行動に関しては引き抜きとだけ言っておきます
尚こちらも無事に所属先の拠点に帰還できた模様・・・・・・
おまけ2
今回◼︎◼︎◼︎の組織が使った兵器
S.W.B.M( ショック.ウェーブ.ブラスト.ミサイル)
日本名で言えば衝撃波弾道弾という変わった名前を持ち、燃料気化爆弾をミサイルと悪魔合体させた兵器である、
射程は約半径1000km以上で、爆発により発生した衝撃波は横方向に100km以上にもなり、その空域または地域を破壊の風で壊滅させると言ったヤバい代物であり、それに加えその場所一帯の無線通信網を掻き乱して壊滅させると言った効果もおまけでついてくる
欠点としては衝撃波が指向性があり主に横方向に行く為、対空用として使った場合は対地が出来ず、対地として使った場合は対空が出来ないといった融通の効かなさがある、まぁそもそも一つのミサイルで二つの用途があって、破壊力がとてつもない時点で規格外と言ってもいいのだが
現在は二発が念のために大規模の部隊に襲われた時の自衛用として『大元』に搭載されている
元ネタはまんまエースコンバットXの兵器
H.A.G.S試作型
ヘビー・アーマー・ギア・スーツ
◼︎◼︎◼︎の組織が開発したP.A.C.Sとはまた違った試作型の人型強化外骨格機動兵器
大きさはP.A.C.Sと比べると倍以上も大きくなり(6.2m)、重装甲重装備になっているのが目に見えて分かるほどになっている
この機体の開発目的は重装甲かつ重武装、高機動・運動性の更なる獲得を目標として作られており、現在の限界の技術や遺跡の技術を模倣したものなど様々な技術を詰め込んだ結果、超高コストかつ試作機ではあるものの性能としては正規軍の兵器を軽く凌駕する規格外の兵器となった
武装としては右腕には100mmマシンカノン付き40mm機関突撃砲「アサルトカノン」が一体化する形で搭載、左腕にはシールドと伸縮式ヒートブレード、頭部側面にに12.7mm対空・補助攻撃用バルカン一機
左肩に10連式40mm小型ミサイルボックス、右肩にには220mm高出力ビームキャノン『トレシュビット』背中には特殊核融合炉内蔵型高出力ジェットパック、脚部などに汎用スラスターが搭載されているためこれほどの重武装にも関わらず凄まじい水準の機動力と運動性を獲得に成功しており更には耐衝撃性・対物理・爆発・レーザー、崩壊液性などが非常に高い複合装甲と試作型の対弾・エネルギー・崩壊液兵器等の高エネルギーシールドを採用しており防御力も凄まじく桁が外れている
この異常でもあり過剰とも呼べる高性能ぷりから◼︎◼︎◼︎の組織の中ではこの機体を「gray joker」と呼ぶか、◼︎◼︎◼︎の組織版乗れるタイプの万能者と呼ばれるほどだった・・・・・・
尚今回出て来た機体は運用試験の途中の為『大元』で輸送されていて、ある特殊な装置が搭載している特殊仕様になっている
見た目はHALOのミョルニルアーマーの前身であるアーマースーツをベースに様々な武装や装備、要素が合体し、更に着るから乗るレベルにデカくなったモノと想像してもらうと分かりやすい
次回はあと少しだけ書いてから後日談の形になるかな?