危険指定存在徘徊中   作:試作強化型アサルト

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今回もブラッド・ドールコラボ回の続きとなっています

最近投稿が遅れ気味なのは本当にすみません・・・・・・・・


巨大な存在同士の戦いってロマンがあるよね・・・・・・・・周りに与える被害に関してはノーコメントで(コラボ回

S14地区にて・・・・・・

 

 

『な、なんなんだこれは・・・・・!?』

『・・・・・・・・・・俺たち映画でも見ているのか?』

 

それを見ていた、人類人権団体過激派の負傷し、一時安全な場所に移された者達は様々な感想を言いつつ呆然としていた・・・・・

 

『・・・・・「丸頭」のパイロットなんであんな戦いをしているんだ?』

『男の子の悪い癖なんなんだろうよ・・・・・・・・アイツ、アレのパイロットになれてめちゃくちゃはしゃいでたからな・・・・・』

『・・・・・それはそれとして、下手な怪獣映画より迫力があるな・・・・・・・・・・』

 

その一方で正体不明勢力のP.A.C.Sのパイロット達はそう言い呆れながらも目の前のE.L.I.Dの大群の対処にあたっていた

 

 

そして、彼らの言っていたそれは・・・・・・・・

 

 

『オラァ!!』

 

ドゴォン!!

 

ガァァァア!!

 

ガゴォン!!

 

『グォ!?見た目骨の癖になかなかいいパンチをしやがるじゃねーか・・・・・ならもう一発おまけだ!!』

 

ドガゴォン!!

 

グォオオオォォ!?

 

『うぉ!?今度は電撃!?だが、「こいつ」には効かねぇ!!』

 

ドゴォン!!ガゴォン!!

 

グギャオオオォォォォォォ!?

 

そこでは人類人権団体過激派のP.A.C.Sと正体不明勢力の灰色のP.A.C.Sと思わしき機体達がE.L.I.Dの大群の迎撃に当たっているのを背景に、全身が全て骨だけで構成され、そこから黒く長い毛が特徴的な4本足の存在『黒獣パール』と正体不明勢力所属と思わしき灰色の塗装がされた鋼の巨人が殴り合いをしていた・・・・・

 

 

『・・・・・・・・これパイロットは整備の連中にはリンチにされて、データに関したは開発のところとか一部のマニアでは感涙されるの確定だな』

『・・・・・・・・だな』

 

そんなことがありつつもその後、彼らに襲いかかっていたE.L.I.Dの大群は徐々に数を減らし、しばらくすればその数もほんのわずかにまで減ることになり

 

そして・・・・・・・

 

 

『いい戦いだったが、ここで終わらせてもらうぞ?』

 

ガシッ

 

グォ!?

 

ガゴォン

 

『トドメはコイツで切り刻んでやる!!』

 

ギュイイイイインンンン!!

 

ギャリギャリギャリ!!

 

灰色の巨人が右手で殴り合いで弱った状態の黒獣パールの頭部を掴んで動きを封じ込め、そこに左腕の盾から出てきた光の刃のようなものが回転しているチェーンソーと思われるもので頭部に焼き切り刻ざみながら差し込んでいくことによって巨大な存在達の闘争に終止符を打つことになった・・・・・・・・

 

 

グギャアァァァァァァ・・・・・・・・

 

 

黒獣パールは頭蓋骨が焼き切り刻まれる痛みにもがき苦しみながら倒れ伏した・・・・・・・・

 

不思議なことにその亡骸は倒れ伏して砂埃を撒き散らしたと同時にその場から消滅させて・・・・・・・・

 

 

『『『『『え?』』』』』

 

その突然起きた不思議な出来事に人類人権団体過激派と正体不明勢力全員は戸惑いを隠せなかった

 

 

『え?なに?消えた?』

『・・・・・・・ひょっとしてE.L.I.Dじゃなくて、オカルトとかその関係の化け物の類だった?』

『・・・・・・・・最後の最後で下手なホラーよりホラーな出来事が起きたな・・・・・・・「丸頭」のパイロット突然の出来事に呆然としてるみたいのは無理もないか』

 

 

そんなことがありつつ偶然ではあるもののその異常事態に遭遇した人類人権団体過激派と正体不明勢力によりS14から出ようとしているE.L.I.Dの大群の大部分の行動を阻止することに成功する形となった・・・・・・・

 

 

 

 

 

異空間にて・・・・・・

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

蛮族戦士は狩ったものたちによってできた血と肉の大きい水たまりの真ん中でとある方向を見てニヤついていた・・・・・・まるで新たな『強者』を感じ取ったかのように

 

「・・・・・・・・・・・ ドウヤラ マエ ニ カンジトッタ アノ ソンザイ ノ アラタナ カンケイシャ ノ ヨウダナ ・・・・・・ イチド ハイケン ニ ウカガウ カ  ウン ガ ヨケレバ ソノモノ ノ タタカイ ヲ ミルコト ガ デキル カモ シレンナ」

 

そう言いながら蛮族戦士は狩ったものから血肉や武器の残骸、何かの道具などをほんの少し回収し、その場所に向かって行った・・・・・・

 

 

 

無論、その表情は満面の笑顔(オリジナル笑顔)であった・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ハイ、正体不明勢力『ファニーズ』と人類人権団体過激派、黒獣パールに勝っちゃいました・・・・・・・・

そして、蛮族戦士の方は何かを嗅ぎつけてその場所に向かった模様

うん大惨事が起こる気満々だな(真顔


おまけ

H.A.G.S正式量産型

◼︎◼︎◼︎が開発した文字通りH.A.G.Sの正式量産機

重大な戦果を挙げたH.A.G.S試作型の訓練と実践戦闘データとP.A.C.Sのデータや『黒い金属』などを参考に開発した新型装甲などを盛り込んだ上にコストダウンや整備性の向上、改良などを測った結果・・・・・

技術者達「直すとこ直したり、色々してたらなんか物理的にも理論的にも丸くなって、外見がかなり別物になった」

・・・・・・・そんなわけで試作型の方と比べると中身はあまり変わってないものの姿形が全くの別物となっており、大きさもほんの少し大きくなっている(6.6m)

それでも試作型並の性能を維持できており、整備性も向上、装甲と頑丈さもかなり向上しており、肩部に搭載していた大型武装は大型ブースターパックの両側面に接続部をつけることより武装の選択の幅も多く汎用性を上げる形となり、それでいてコストも試作型の7分の5に抑えることに成功しているため、結果的には大傑作と言っても過言ではない


固定兵装としては12.7mm固定式機銃を頭部(?)に当たる部分に、左腕の盾に格納式プラズマチェーンソーを搭載、また試作機で右腕の固定武装だった『アサルトカノン』は手持ち式に変更されている

姿形と機能などはロストプラネットのハードボイラーに近く機動性と運動性を高くしたものと想像してもらうと分かりやすい


尚今回出てきたのは◼︎◼︎◼︎の組織の『ファニーズ』に先行試験機として配備されているものである

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