NTKさんの人形達を守るモノの盾捨押収作戦の参加コラボとなります
・・・・・・・自分でやっておいてなんだけど二つ同時進行でコラボってヤバいよね(白目
でも楽しそうだから仕方なかったんだ・・・・・・・
I05地区
・・・・・・・・・から80kmほど離れた高所の廃墟の中にて
「ほう・・・・・・なるほどなるほど・・・・・・・アレがコレクターの居場所か・・・・・・・・」
「・・・・・ハ、ハイ・・・・・・・」
万能者は静かにブチ切れながら遠くに存在するその怒りの元凶と言える存在がいる場所を見ていた
尚、その近くにはコレクターの居場所を案内させたリッパー(通信機能や識別信号などの機能を切られた上で手足ぐるぐる巻き)もいることを付け加えておく
どうやら飯を邪魔された恨みをその元凶に味合わせるためにまずはその元凶がいる場所の確認にやってきたようだった
だが、その怒りにさらに燃料にぶち撒けることが眼下に写っていた
「今情報できる限りでは人質を盾に埋め込んでると聞いたが・・・・・・見た限りだとああいうのはその上で何か爆弾のようなもんをその人質の体内に埋め込んでいるのがありえるからな・・・・・・何はともあれ一つ確かなのは、どうやらコレクターとやらは人形とかの理由で人道とかを無視するという効率バカなのかもしれんな・・・・・・・・・まぁ効果的なのは認めるが・・・・」
そう言いつつも冷静に分析をおこなっていた・・・・・・・
だがその声は怒りと狂気などが混在するような感情の声であることが窺えた
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ
その声にリッパーは恐怖に震えるしかなかった
何はともあれ一つ確かなのは・・・・・・・・
「地下であんなものを見せられてて、すこし傷付いた心をちょっと休ませられたなと思ったら・・・・・・・・・2.3歩ぐらいマシだけど似たようなもん見せられるというね・・・・・・・そりゃ五十歩百歩ということで道徳の授業でお話しするしかないな・・・・・・・・・『人』に悪いことをしたら、自分に返ってくる可能性があることをな・・・・・それもたまに最悪な形で起きることをな・・・・」
その戦場に『厄災』が襲来することは間違いなかった
「だったらまずは下準備だ・・・・・・・最近使えるようになったアレが一番だな、あのコレクターとやらの策を的確にめちゃくちゃにできるからな・・・・・まぁその下準備が結構めんどくさい部分が多いけどな・・・・・・・・てな訳で手伝え」(拘束解きながら)
「・・・・・・・わ、私ですか!?」
「ああ、アンタだよ、飯の邪魔をしたのを許すチャンスだぞ?ついでに言っておくと逃げたらすぐに追っ掛けて捕まえてからオハナシだからな?まぁ終わったらすぐに逃げていいけど」
「は、ハイィィ・・・・・・・」
「さてと、久々の『アナザーアイ』と衛星システムを引っ張り出すか・・・・・・・」
(ワタシ オウチ カエリタイ)
※この馬鹿、絶対ロクなことをやりません・・・・・・(真顔) そして巻き添いになったリッパーさんドンマイ・・・・・・・(哀れみの目
そして救援部隊が襲撃した当日・・・・・・I05地区北側にて
鉄血とグリフィン救援部隊の上から万能者が現れることになった・・・・・・・
空に小さい太陽が2つ現れると同時に
「サン1・2『人質兼盾』に当てずに本体とその他の鉄血を確実に無力化しろ、その他の勢力には当てるなよ?」
その言葉の後に上空の小さい太陽から鉄血達に光の雨が降り注いだ
その光は曲線を描くように曲がり的確に盾を避け、盾を本体やその他の鉄血達を蜂の巣にしていった・・・・・・・
それは一方的な蹂躙であった・・・・・・・
近くで見ていた形的には助けられた形になっているはずのグリフィンの救援部隊達はその光景を見て無言で恐怖心で何も言えず動けないか、鉄血に同情するか動けないかの二択で動けないという異常事態が起きていた
鉄血に異常な復讐心を持つあのM16A4ですら一時復讐心を忘れ恐怖を覚えるほどであった・・・・・・・
そして数分後、北側にいた鉄血は壊滅したのはいうまでもなかった・・・・・・・
そんな中で万能者は奇跡的に無事だった『盾』を持っていた鉄血人形を腕から出したプラグのようなもので接続して解析を行なっていた
その近くにはグリフィンの救援部隊も一時的な硬直から解放されてすぐさま一部は盾の回収、他はコレクターがいるとされる場所へ向かうための最終確認をおこなっていた
「やっぱり、人質の人形に爆弾埋めてる前提で動いてるぽいな・・・・・・・やっぱりコレ、起爆される前にどうにかして爆破させないようにするかか、人質から爆弾をさっさと取り出して解除するか、どちらにせよさっさとやる方がいいな」
そう言いながら考えていたその時
ドガァーーーン!!
「うぉっ!?」
万能者のすぐ近くで爆発が起き、その爆風で万能者は少しよろめいた
「うぉっととと・・・・・・こっちを狙って飛んできたミサイルか砲弾をサンライトが迎撃して俺に当たる前に爆発したみたいだな、しかしかなりの火力のある上に速度もかなり速い実弾系の兵器・・・・・・ってことは」
ズドォーン!!
「・・・・・・やっぱり、俺対策の兵器を用意していたってことか」
万能者はそう言いながら轟音と共に何か巨大なものが落ちてきた地点の方に視線を向けた
土煙が晴れるとそこには・・・・・・
それは万能者が以前確認していた存在・・・・・万能者より少し大きく装甲や武装、全て重装備の人型の存在がそこに立っており、その武装は全て万能者を狙って向けられていた
「どうやらコレクターに道徳の授業を受けさせる前に目の前の厄介ごとをどうにかする必要があるみたいだな・・・・・」
更なる戦いがすぐに起きたのは言うまでもなかった
ハイ、また万能者がなんかとんでもないもの引っ張りだしてきて北側の鉄血壊滅させました・・・・・・・(真顔
そして、偶然とは言え救済者本来の役割が今ここで行われることに・・・・・・・
どうなることやら・・・・・・・
おまけ
特殊戦略級兵器 特殊誘導レーザー兵器「サンライト・パラノイア」
万能者の大型バックパックに格納されていた兵器の一つで、専用の発射機から『サンライト・パラノイア』の本体を射出し上空3000mまで上昇した後にホバリング開始し、地上と「アナザーアイ」、衛星などのデータを確認した後にホーミングレーザーの雨を発射で正確かつ無慈悲に蜂の巣にしたり、高出力レーザーで光学シールドごと無に還したりするヤバい兵器である
それでいて撃たない対象と部分も選べるので、かなり有効活用できる兵器なのだが、欠点としては天候や前もって偵察や場所、敵などのデータを回収しておかないと使用が難しいというなど部分が存在する
レーザーを発射する際の様子が太陽が出来上がったかのように見えたこととその光で皆殺しにすることからその名がついている