・・・・・・・・今を思えばこの小説の本編(オリジナル)の話は1ヶ月も止まってたんだなぁ(白目
屍人形の襲撃から2日後 地下遺跡の通路にて・・・・・・・・
人類人権団体過激派の大規模補給路破壊作戦と同じ日
バギャ!!グシャ!!
バシュ!!
ドゴォン!!
「やっぱ数が多いなぉ!!って、すまない!二匹撃ち漏らした奴がそっちに行った!」
「了解です神龍の眷属様!!全員聞いたか!?撃ち漏らした奴をミ=ゴの電撃銃で動きを封じて魔術と重火器でトドメをさせぇ!!」
「「「「了解!!!」」」」
バチバチバチバチバチ
ババババババババババッ
それはまさに過去の大戦で使われた戦術、電撃戦と言っても過言ではないほどの攻撃が地下遺跡内で行われていた・・・・・・・・
「目標の場所まであとどんくらいだ!?」
「まだ半分も行っていません!!」
「くそ、この時点でも数が多いってのに、あっちの方のから戦力をどんだけ引っ張りだして来てるんだか・・・・・・・・」
そんなことを言いながらも万能者と異形達は目の前の侵略して来た異形達を殲滅しながら進んでいった・・・・・・・・
時に
ギャァァァァアアアア!!
「うぉ!?なんだアレ!?どっかの狂った芸術家と開発者に任せたらなんかとんでもないもんなったような物体の生物版は!?」
バシュ バシュ バシュ
「あの大砲のヤツみたいなヤツは仲間の異形を砲弾に!?」
「・・・・・・・・どうゆう発想をすればあんなの考えられるんだか」
発想が狂った形で作られたと思われる新たな形の敵に襲われたり
バギャ ガギィン!! ガゴォン!!
「やっぱ出て来たか・・・・・・・あの屍人形の強いヤツ、しかもさらに強いタイプのやつを数体・・・・・・・すまんが、俺はこれに集中する!!フォローができなくなって周りの雑魚がお前らに襲いかかってくると思うからなんとかそっちの方で頼む!!」
「「「了解です、眷属様!!!」」」
地下遺跡の入り口のバリケードを乗り越えて襲ってきた少女型の屍人形とその上位互換の存在の混合集団などに襲われたりしながらも彼らはそれらを打ち破り、被害も最小限にして進むことに成功した
そして、3時間後・・・・・・・・
「この先の部屋が例のワームホール装置の場所なんだな?」
「はい、部屋が動きでもしない限りは間違いなく」
「ワームホール装置を研究していたヤツと戦力を無事にここまで持ってこれた・・・・・・・・これで作戦の最終段階に移れるな」
万能者達は今回の騒動の元凶であるワームホール装置の設置されている部屋の前まで来ていた
作戦開始前
『第一にワームホール装置の研究してた奴を無事にその装置まで連れて行って止める用意をする、いくら俺でも初見で扱うとなるとエライことになるのは目に見えてる、簡単にでも扱ったことのあるヤツが触ったほうがいいからな・・・・・第二にそれなりの戦力を引っ張って来る、コレはもしも俺が数で押された場合を想定するのと大人数でしか解決が不可能な場合、コレ以外の想定外の事態が起きた場合を想定してる・・・・・・・・この二つの重要な要素の他にも少しあるが、理解できたか?』
『『『了解しました!眷属様!!』』』
そのような感じの作戦が簡単ながらも立てられていた・・・・・・・・
回想終了
「・・・・・・・・よしお前ら一斉にこの部屋に突入するぞ、一部は部屋の外で警戒を頼む」
「「「了解しました」」」
その言葉を聞き、仲間の異形達はその部屋に入る用意をするもの、その部屋の近くに居座って警戒にあたるものに別れて準備を始めた
まもなくして・・・・・・・・
「・・・・・・・・それじゃ行くぞ、1・2の3!!」
万能者の掛け声とともに万能者と彼らはその部屋に突入していった
「「「・・・・・・・・・・・・・・・・」」」
突入した彼らはすぐさま部屋の様子を見回した
その部屋の中は大きく作られており、端の真ん中に位置する場所にその巨大な長方形の形をした穴が印象的な巨大な装置が設置されていた・・・・・・・・
このことから例のワームホール装置であるということが伺えた
だが、そのワームホール装置よりも彼らはその前にある物体に目が止まった・・・・・・否、止まってしまった
「・・・・・・・・・うわぁ・・・・・・・・・・・・・・・・アレ、最初から置いていたやつか?」
「・・・・・・・・いえ、アレは最初から置いていませんでした」
「・・・・・・・・オエエェェェ!!」
「・・・・・・・・うん、ありゃグロいな」
それは文字通りグロテスクなものであった・・・・・・・・
それは少女型の屍人形の手足を切り落とした上で頭に巨大な釘のようなものが刺されているものが立方体の構造をした機械に10体も固定している物体・・・・・・・・否、『装置』が3つほど、ワームホールの前に設置されており、そこから延びたコードのようなものがワームホール装置に接続されていた
「・・・・・・・・恐らくありゃあっち側の移動式のコンピューターの類だな、多分ワームホール装置の解析の為に引っ張り出されたものか」
「あんなものを・・・・・・・・あっちの存在達はどこまで狂ってるんだ」
「・・・・・・・・あんな恐ろしいものを・・・・・・」
その『装置』に様々な感想が出て来るものの万能者は違和感があった
なんでこんなものが放置されているのか?
見る限りまだ『装置』は起動している
ワームホール装置はまだ起動しており何か薄い膜のようなものがシャボン玉のように長方形の穴の中で貼られている
重要なものを放って逃げたか?
それにしてはあまりにも何かおかしすぎる
これらの疑問から答えを導き出しかけたその時
「ようこそ・・・・・・・・いや?この場合はお邪魔しますというべきだったかな?」
その答えとも呼ぶべき存在が『装置』の影から現れた・・・・・・・・
その存在の顔は一般的な人間の感性としては美女にあたるものであり、体のバランスもかなり良いことが窺えた・・・・・・・・
だが、その存在が異形であることがはっきりとさせるかのように腕が6本存在していた・・・・・・・・
「まぁどちらにせよ、その様子だと私の玩具を蹴散らしながらかなり急いで来ているみたいだな、少しここらで話そうじゃないか」
そんな存在が彼らを見ながらニッコリと不気味に笑ってそう言った・・・・・・・・
ハイ、敵の異形達の親玉登場です
ちなみにですが『装置』に関してたぶっちゃけるとスーパーコンピューターみたいなものです・・・・・・・・生体コンピューターの一種という・・・・・・・・
もうコレで色々とヤバいものって分かりますよね・・・・・・・・
今回投稿が少し遅くなってしまってすみませんでした・・・・・・・・
次回はできれば少し早めに投稿できたらなと思ってます