月光に導きを求めたのは間違っていたのだろうか   作:いくらう

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ダンまち原作に登場しないキャラの出典等の紹介です。
現在36話分まで。出典元の作品、及び作中のネタバレがあります。


36話の更新に際していろんなとこに更新を行いました。


00:人物紹介

キャラクターについては原作での説明、拙作における設定の順で書かせていただきます。

両原作に関わる部分もありますが基本的に独自設定、独自解釈マシマシとなりますのでご了承ください。

 

36話現在、

 

・【エリス・ファミリア】

・【ゴブニュ・ファミリア】

・【ギルド】

・【鴉の止り木】亭

・【鴉の止り木】亭の常連

・冒険者達

・過去の英雄

・オラリオの人々

・古狩人達

・【上位者】

 

の順で並んでいます。

 

 

 

・【エリス・ファミリア】

女神エリスが運営する探索系ファミリア。ランクは最低のI。15年ほど前までは中堅上位程度のファミリアだったが、【隻眼の竜】討伐の折など近年のオラリオで何かが起きるたびに巻き添えに近い形で団員を減らし続け、5年前にエリス以外の全ての構成員を失いルドウイークの加入まで主神のみを残した名前だけのファミリアとなっていた。

 

 

・ルドウイーク

出典:Bloodborne、Bloodborne The Old Hunters

 

かつてのヤーナムで英雄と呼ばれた教会最初の狩人。<聖剣のルドウイーク>。

彼の使っていた装備は以降の狩人達の装備の基礎となったものも多い。

 

主人公。<最後の狩人>によって葬送された後<月光の聖剣>と共にオラリオで目を覚ました彼は、なし崩し的にその場に居合わせたエリスと約定を結び、【エリス・ファミリア】の一員となった。

その後は他の神に目を付けられないようにと言うエリスの配慮に従い、新参の冒険者を装ってオラリオでヤーナム帰還の為の手がかりを捜している。

 

エリスにはファミリアに入る際ヤーナムについての多くの知識を差し出しているが、自身や<月光>についてや<獣の病>など曖昧な説明で済ませている者もある。

特に<上位者>に関する事は真実の一端すら語っていない。危険だからだ。

 

 

【ステイタス】(17話現在)

 

【名前:ルドウイーク】

【Lv:―(書類上2)】

【二つ名:白装束(ホワイトコート)

【所属:エリス・ファミリア】

【種族:人間】

【職業:冒険者、狩人】

【到達階層:18階層】

 

【スキル(狩人の業)】

・<加速>

 

【装備】

・<月光の聖剣>

 

・<ルドウイークの聖剣>、あるいは【仕掛け大剣(ギミック・ブレイド)

 

<教会>の狩人が用いた<仕掛け武器>の一つ。銀の長剣と長大な金属製の重い鞘で構成されており、状況に応じて使いやすい長剣と威力のある大剣を切り替えて使用される。

 

鍛冶師【エド】の手による<ルドウイークの聖剣>の再現品。オリジナルと同様長剣と大剣の形態を使い分けて使用される武器で、最低品質品は一振り20万ヴァリス(希望小売価格)。

ルドウイークの手に渡った試作第一号はミスリル、アダマンタイト、オリハルコン(エドが倉庫からちょろまかした最上質品)などの上質な素材が惜しげなく使用されており、材質等の違いもあり完全な再現品と言う訳では無いがむしろ基礎的な性能自体は上がっている。

契約上無償でルドウイークの手に渡ったが、素材の品質からその価値を金額に換算すれば一億ヴァリスは下らない。

 

・短刀

 

【防具】

・ルドウイークの狩装束

・ルドウイークの手甲

・ルドウイークのズボン

 

【秘儀】

・<エーブリエタースの先触れ>

・<精霊の抜け殻>

・<夜空の瞳>

・<聖歌の鐘>

・<彼方への呼びかけ>

・<使者の贈り物>(未装備)

・<小さなトニトルス>(未装備)

 

 

 

・エリス

出典:ギリシャ神話

 

ギリシャ神話における争いと不和の女神。トロイア戦争の火種を作った。

 

【エリス・ファミリア】の主神。嘗ては原典に違わぬ争いを嗤いその為に策謀を巡らせる女神であったが、ここ15年ほどで不幸が重なり他者に頭を下げなければならない生活を送り続けたため以前の酷薄さや計算高さなどはすっかり抜け落ち随分と丸くなってしまった。

よく笑い、よく驚き、よく怒る感情豊かな女神。

突如自らの家に現れたルドウイークを即戦力兼最高に珍しいおもちゃとして認識し自らのファミリアに引き入れたが、その常識の差と人間性の違いに振り回されている。

 

最近は如何に彼をエリス・ファミリアに留め置くかについて考えているが、今の所妙案が浮かばずにいる。

 

得意料理は玉葱のスープ。好きな物は甘いもの、嫌いな物は竜とセクハラジジイとエルフ、さらに最近苦手だったナメクジが決定的にダメになった。

苦手な神はヘスティアとフレイヤとヘファイストス。

 

【鴉の止り木】亭における地位は【黒い鳥】と同じくらい低い。

 

 

・<先触れ>

出典:Bloodborne

 

<星の娘>エーブリエタースの先触れたる軟体生物。ヤーナムにおいては精霊と呼ばれた存在。見た目は青白いナメクジ。

資質にもよるが、所有者は<エーブリエタースの先触れ>なる秘儀の使用が可能となる。

 

ルドウイークが所持している<秘儀>の一つ。外見上は体長20センチほどの大ナメクジ。

所有中に触媒の消費を行う事で、<エーブリエタース>の体の一部を顕現させる事が可能。

普段はルドウイークの持つ雑嚢の一つに収まっているが、エリスの家を自身の縄張りであると認識しており時折雑嚢から抜けだして徘徊している。

 

お気に入りの場所はエリスのベッドの横の小棚の上、寝る時に彼女が眼鏡を置く所のそば。

 

 

・【炎剣(ブレイズブレイド)

出典:なし

 

最後のエリス・ファミリア団長。広義の人間(ヒューマン)(ハーフエルフと人間の子)。最終到達レベルは3。最初の二つ名は【卍紅蓮の聖炎剣士(クリムゾンホーリーブレイズナイト)卍】。

炎に関連する魔法を操る魔法剣士であり、現在エリスやルドウイークが暮らす家の本来の持ち主。

 

エリスは彼女を、娘か妹の様に可愛がっていた。

 

 

 

・【ゴブニュ・ファミリア】の鍛冶師たち

 

・アンドレイ

出典:DARK SOULSシリーズ(無印、3)

 

DARK SOULSシリーズにおける鍛冶(装備強化を行う者達)の一人。

無印、3ともに序盤から終盤通して世話になる鍛冶師。

ぶっきらぼうだが、不死者たる主人公に対して確かな信頼とその身を心配する言葉をかける良識人。

 

【ゴブニュ・ファミリア】頭領。二つ名は【薪の鍛冶(シンダー・スミス)】。年齢不詳。

かつては名実ともにオラリオ最高の鍛冶師だったが、近年は【ヘファイストス・ファミリア】の【単眼の巨師(キュクロプス)】にその座を譲り、半引退状態にある。

しかしその腕前はいまだ健在で、後進の指導に当たりながら時折専属契約を結んでいる冒険者に対して武器を提供している。

現在オラリオに居るファミリア構成員の中でも最年長であると専らの噂。

 

 

・エド・ワイズ

出典:ARMORED CORE LAST RAVEN、Demon's Souls

 

ARMORED CORE LAST RAVENにおいては主人公らの雇った辛辣な語り口が特徴の諜報屋(リサーチャー)として、Demon's Soulsにおいては最後まで世話になる凄腕の鍛冶師として登場。

 

【ゴブニュ・ファミリア】構成員。二つ名は【ひねくれ(シニカル)】。三十代前半の人間(ヒューマン)

常に黒いグラスで目元を隠した男。その皮膚は所々が鱗じみた硬質化現象を見せている。

鍛冶師としての腕は確かだが口が悪い上性格に問題があり、弱みを握ったうえで直接契約を結んでいる数名の冒険者以外の為に装備を作る事は無い。

 

主な顧客は【黒い鳥】。

 

 

・リッケルト

出典:DARK SOULS

 

ヴィンハイムのリッケルト。不死となったのち小ロンド遺跡の檻の中に閉じこもって鍛冶を行っている青年。鍛冶は脳にいいとしており、武器に魔法属性を付与する強化などを行っている。

 

【ゴブニュ・ファミリア】構成員。【魔剣屋】の二つ名を持つ魔剣専門の鍛冶師。黒い鍛冶衣に身を包んだ、黒いポニーテールの青年。低威力ではあるが、均一の品質の魔剣を量産して市場へと卸しており、一時期魔剣自体の平均価格を大きく下落させた。その事でギルドからは要注意人物と見做されている。

その魔剣は何よりも使用回数が明記されているのが特徴で、上位下位を問わず幅広い層の冒険者の人気を得ている。

 

 

・真改

出典:ARMORED CORE 4、ARMORED CORE for Answer

 

レイレナード社所属のリンクス。<スプリットムーン>と言う名の機動力特化の格闘機を操り単語のみを話す寡黙な男。

アンジェの死後、その代名詞とも言えるレーザーブレードを受け継いだ。

 

【ゴブニュ・ファミリア】構成員。二つ名は【刀匠(サムライスミス)】。刀を専門に製造する鍛冶師で、腕前はオラリオでも最上級のもの。寡黙で人との関わりを殆ど持たないが、仕事には誠実でありオラリオの刀使いの多くが彼の元へと通っている。

主な専属顧客はアンジェ。

 

 

・シーラ・コードウェル

出典:ARMORED CORE LAST RAVEN

 

ACLRにおける主人公のオペレータ。元ミラージュ社所属でそちらでもオペレータ業に携わっていた。

何かと賞金や報酬を気にする守銭奴じみたセリフが多いものの、一方で主人公を親身に心配する一面も見せる。

 

【ゴブニュ・ファミリア】経理担当の女人間(ヒューマン)。元ギルド職員であり、恩恵を持たぬ一般人。

悪人ではないが非常に金の管理に厳しく、彼女が来てからゴブニュ・ファミリアの財政状況は一気に改善された。

エド、そして【黒い鳥】とは浅からぬ因縁を持ち、二人の現在の借金総額を把握、管理している。

 

 

 

・【ギルド】

 

・ラナ・ニールセン

出典:ARMORED CORE MASTER OF ARENA

 

ACMoAにおいて主人公を傭兵(レイヴン)へと誘い、そのマネージャーとなった女性。

作中ではメールや通信でのやり取りのみで姿を見せる事は無い。

 

ギルドの職員の一人。30歳過ぎ。人間(ヒューマン)秩序(ルール)に厳格でそれを破る者には容赦しない苛烈な性格の為、担当の冒険者や同じギルドの後輩職員からも恐れられている。

 

 

・ジャック

出典:ARMORED CORE NEXUS、LAST RAVEN

 

ジャック・O。ACNX及び、ACLRに登場するレイヴン。

NXではトップランカーと言えレイヴンの一人でありながら所属する傭兵斡旋組織の態勢を変革させるなど政治面での辣腕を見せ、LRにおいては『傭兵による新たな秩序の創出』を掲げ<バーテックス>を結成。企業連合である<アライアンス>を相手に、例のない大戦争を仕掛けるに至った。

 

ギルドの職員の一人。40代の狐人(ルナール)。特に恩恵を持たぬ身でありながら、その卓越した危機管理能力と傑出した観察力、知の神にさえ比肩する知性を備え一部では【黒幕(フィクサー)】とも呼ばれる男。建前上は一般職員ではあるがその影響力はギルドだけに留まらない。嘗ては【黒い鳥】の担当アドバイザーでもあった。

 

 

 

・オニール、ネイサン、マリー

 

出典:ARMORED CORE for Answer

 

管理機構カラードを通し企業からのミッションを仲介する仲介人たち。

それぞれGAグループ、オーメルグループ、インテリオルグループを担当する。

フルネームは【ジョージ・オニール】、【アディ・ネイサン】、【マリー=セシール=キャンデロロ】。

 

ギルド業務に従事する職員達。受付業務、書類・資料整理、担当ファミリアとの折衝などを行っている。

オニールは三十代の人間(ヒューマン)の男性。気さくで人当たりも良く、配慮も行き届いているが書類仕事や情報の整理は苦手。担当は【ガネーシャ・ファミリア】。

ネイサンは若いエルフの男性。基本的に慇懃無礼で事あるごとにギルドのオラリオにおける役割の大きさをアピールしてくるなどあまり性格が良いとは言えないが、仕事の優秀さは高い評価を得ておりギルド長からの覚えも良く出世は間違いない。担当は【ヘファイストス・ファミリア】。

マリーは妙齢の狐人(ルナール)の女性。可愛いもの好き。担当は【ゴブニュ・ファミリア】であるがむさ苦しい男ばかりのファミリアに内心辟易しており、駆け出しの少年冒険者に世話を焼くエイナを羨望の眼差しで見つめている。

 

 

・メルツェル

出典:ARMORED CORE for Answer

 

<ORCA旅団>の所属メンバーであり、結団時メンバーである『最初の五人』の一角。

実力は旅団内でも中堅と云った所であるが、その智謀と交渉力を以って旅団の行動を大いに助けた。

 

【アテナ・ファミリア】を担当するギルド職員。同時にコロッセオ興行の司会も任されている。

素晴らしい声の持ち主でコロッセオに通うものの中には彼のファンであるというものも少なくない。

 

 

 

 

・【鴉の止り木】亭

出典:強いて言えばARMORED COREにおける傭兵斡旋組織《レイヴンズ・ネスト》。

 

オラリオの西大通りから少し入った場所に居を構える酒場兼宿屋。あるファミリアによって運営されており、店員は皆そのファミリアの所属で殆どが冒険者か元冒険者。

程々の価格と大食いの者も満足させる食事の量、悪く無い味の料理を出し、独特の雰囲気を持つため冒険者が良く集まる。

現在は店主が滅多に姿を現さないため、マギーと店主代理が店を管理している。

 

 

・マグノリア・カーチス(マギー)

出典:ARMORED CORE VERDICT DAY

 

ACVDにおける主人公の仲間の一人。他の作品におけるオペレータに相当する。

一見冷静に見えるが割と短気で喧嘩っ早い。過去の出来事によって左腕を欠損している。

 

【鴉の止り木】亭の店員。元冒険者。人間(ヒューマン)。年齢は二十代中盤。

かつては【青木蓮(ブルー・マグノリア)】の二つ名を取った新進気鋭の冒険者だったが、ダンジョンで左腕を失う大怪我を負って以前所属していたファミリアを脱退。その後【鴉の止り木】亭を運営するファミリアに拾われ今に至る。

店では店主に次ぐ権限を振りかざし、出禁の判断も任されているため常連達には手を出してはいけない相手と認知されている。

 

 

・フレーキ

出典:Demon's Souls

 

Demon's Soulsにおいて魔術を伝授してくれるNPC。

最初はある場所に囚われているが、救出後は特別なアイテムと引き換えに魔術を教えてくれる。

 

冒険者。狼人(ウェアウルフ)。現在の二つ名は【啓くもの】。嘗ての二つ名は【書庫(ライブラリー)】。一応【鴉の止り木】亭の店員ではあるが、人手が足りないなどの非常時以外はダンジョンか部屋に籠って【神秘】アビリティの研鑽を行っている。術師の少ない狼人の生まれでありながら魔術師としては凄腕で、主な仕事は暴走しがちな【彼】のお目付け役。

魔導書(グリモア)を作れると噂されている他、魔導書を読んでスロット増加の判定に成功した際、限界数の3を越えてスロットを増やす事の出来るスキルを保有している。

 

 

【魔法】

・【ヤーン(望郷)】出典:DARK SOULSⅡ

 

波紋を放つ球を打ち出し、着弾点に敵を惹きつける魔術。

直接的な殺傷力は無いが、使い方次第では下手な攻撃魔法など及びもつかぬ効力を発揮する。

 

魔力を発散させモンスターを惹きつける球を生み出す魔法。

それが生み出す波紋はあたたかく、人が触れた場合、どこか懐かしさを感じさせる。

主にモンスターを集め、そこを一網打尽にするのに使われるが、逃走時の陽動や前方の安全確認など用途は幅広い。

高い知性を持つ相手には基本的に通じるものではないが、場合によっては何よりもよく効く技となりえる。

 

 

・【ソウル・ストリーム(ソウルの奔流)】出典:DARK SOULSⅢ

 

凄まじいソウルの奔流を放つ魔術。

長い射程と即座に着弾する攻撃速度、何より高い威力と長い攻撃判定を誇る魔術であり、

魔術師ビルドの不死人達の切り札の一つとして認知される大技。

 

魔力を収束させ、轟音と共に光線として打ち放つフレーキの魔法。

彼の持つ魔法の中でも最大の威力を誇り、切り札として幾度と無く彼の窮地を救っている。

部屋同士が通路で繋がるダンジョンの構造上、非常に有効な場面の多い魔法だが、負荷が大きいため彼は安易に放ちたがらない。

 

 

・【プロテクション(防護)】出典:Demon's Souls

 

物理攻撃のダメージを半分近く削減する防護魔術。上位種に『完全なる防護』がある。

 

泡状の形を成す魔力を付与し、物理防御力を飛躍的に高める魔法。領域系の防御魔法とは違い、付与した相手にしか効果が無いものの対象は自由に動けるという利点がある。

 

・【トゥランキル・ピースウォーカー(穏やかなる平和の歩み)】出典:DARK SOULS

 

一定時間、周囲の相手にダッシュ、ローリングを禁止する(歩行以外の移動方法を封印する)奇跡。歩み寄らねば平和は訪れぬと言うが、その凶悪な性能が飛び道具による一方的な蹂躙などに使われたシリーズ中でも特に悪名高い奇跡。

 

フレーキの使用する中では数少ない呪詛(カース)の一つ。

周囲一定範囲内の相手に歩行以外の移動行動が行えなくなる特殊な状態異常を付与する。呪詛の代償は『自身の移動禁止』だが、術者であるフレーキが多彩な遠距離攻撃の使い手であるため代償としてはあまり意味を成していない。

 

・【スナップ・フリーズ(瞬間冷凍)】出典:DARK SOULSⅢ

 

<絵画世界>を去った若き魔術師がその前に残した魔術の一つ。

極低温の霧によって、相手に冷気の状態異常を与える。

 

狙った方向に強力な冷気の霧を放ち、射線上の相手を凍結させる魔術。

殺傷性は低いものの拘束、妨害に向く。

 

・【ファイアーストーム(炎の嵐)】出典:ソウルシリーズ

 

各作品によって由来は違うものの、自身の周囲に火柱を発生させ相手を吹き飛ばす魔術、あるいは呪術。

炎に関連する術技の中でも特に強力な一つ。

 

自身の周囲に強力な火炎を発生させる、フレーキの操る魔法の中で特に強大な魔法。だが、それは精霊の使うそれと酷似しながら、威力は精霊のものには遠く及ばない。

しかしフレーキはこの超長文魔法を高速で移動しながら扱うほどに熟達しており、如何なる状況でも安定して発動する事が出来る。

 

 

・【彼】

出典:ARMORED COREシリーズ

 

ARMORED COREシリーズの主人公。拙作においては「彼」だが、殆どの作品で性別も年齢も人種も決まっていない。

 

年齢二十代(マギーより年下、ベート・ローガと同世代)。【黒い鳥】の二つ名を取る冒険者であり【鴉の止り木】亭の用心棒。身内からは【フギン】あるいは【ムニン】と呼ばれ、それ以外にも過去の実績から【闘技場の覇者(マスターオブアリーナ)】、【沈黙させるもの(サイレントライン)】、【九頭竜破り(ナインブレイカー)】などと呼ばれており、創作じみた逸話に事欠かない。

あらゆる武具に適性があり、状況に応じて幾種もの武器を使い分ける事で有名だが、真に頼る得物は盟友の一人であるエドの手による【闇屠り】と銘打たれた一振りの剣。

 

ギルドや他のファミリアからの依頼を受けてダンジョンに潜る事もあるが、仕事の無い日は基本的には気ままにダンジョンを探索しており、単独での到達階数はオラリオ最強の冒険者である【フレイヤ・ファミリア】の【猛者(おうじゃ)】に匹敵する。

 

フレイヤからはたびたび誘いをかけられているが、本人は『【猛者】と戦えなくなりそうだから』とその誘いを固辞している。

 

店主とマギーには頭が上がらない。

 

【装備】

・【引き合う石の剣】出典:DARK SOULSⅡ

刀身が幾つにも割れた石の剣。

振った勢いを利用して刀身が分離する特殊な長剣で、モーションの優秀さが光る武器。

 

【黒い鳥】が愛用する得物の一つ。

ダンジョンの特定階層の更に特定の場所で採取できる特殊な鉱石をエドが加工した逸品。

磁力に似た力で引きつけ合っており、腕の振り具合を使って刀身を分離させて剣としては考えられない程の広範囲を攻撃できる。

 

・【バスタードソード】

一般的な扱いやすい大剣。ただし、アンドレイの手によって偏執的なまでに強化が施されており数打ちの品とはもはや別物の切れ味と強度を誇る。

 

・【ミルド・ハンマー】出典:Demon's Souls

硬い嘴を持つ竿状武器。打撃属性を持ち、盾などの防御に長けた敵に対して有効。竜ミルドと呼ばれる火炎属性を付与した物が多くの悪魔殺し達の手で猛威を振るった。

 

2M(メドル)近い長さを持つ、長柄の戦鎚。

普段は【黒い鳥】のサポーターを務める【古き王】が携行しているが、彼が背負う大型の背嚢にさえ明らかにしまい込めるサイズでは無い。

 

・【黄金の残光】出典:DARK SOULS

グウィン王の四騎士が一人、<王の刃>キアランの用いた黄金の曲剣。

振るわれた軌跡に金色の残光を残す美しさと高い攻撃力を持ち合わせ、数多の不死人に愛用された。

 

【古き王】が持つ数多の武具の一つ。伝説的な名剣であり、相手を幻惑する残像とたとえようも無いほどの恐るべき切れ味を誇る。普段は【黒い鳥】では無く【古き王】が携えており、【仮面巨人】としての彼が愛用する得物でもあった。

 

 

・【闇屠り(ダークスレイヤー)】出典:KING'S FIELDシリーズ 

キングスフィールドシリーズにおいて<ムーンライトソード>に並ぶもう一つの聖剣。光の力を宿すムーンライトに対し、それ以外の火、土、風、水の全ての属性を秘める。

 

世界中を飛翔する【黒竜】が各地に残した鱗などの素材。その内の一つをエドが加工し作られた大剣。元となった素材同様他のモンスターを威圧する力を持ち、武器としても超級の力を秘める。

 

・【戦神力帯(メギンギョルズ)】出典:北欧神話

トール神の力帯。腹に巻かれ、彼の力を倍にまで引き上げた。

 

【黒い鳥】が主神より借り受け、片手の二の腕に結びつけている帯。絞った力に比例して力のアビリティを大きく向上させるが、効果を強め過ぎた場合後々酷い後遺症に苛まれる。

本来の使い手――――雷を司る戦神その人であれば腹に巻き、全身を強化する事で途方もない力を引き出す事が出来たと言う。

 

 

【スキル】

・【戦天適性(ドミナント)】:戦闘ごとのステイタスの自動更新。ただしこのスキルによる更新ではスキル、魔法の発現やレベルアップは発生しないため主神の手による正規の更新が別途必要。

 

 

【魔法】

・【バニシング(Vanishing)】出典:ARMORED CORE V

ACVのPVに使用されたFrequency(フリーケンシー)の楽曲。

 

詠唱完了と同時に一秒にも満たない僅かな時間の間自身の『当たり判定』を喪失させる。

以前アンジェと戦い、彼女の居合で斬り殺されかけた後の更新で発現した。

 

・【スターダスト(Stardust)】出典:ARMORED CORE for Answer

ACfAのPVに使用されたFrequency(フリーケンシー)の楽曲。

 

展開した魔法円から小さな魔力弾を無数に打ち出す魔法。

一つ一つの威力は小さく相手を倒すには向かないが、衝撃力は高く妨害、格下の掃討に向く。

 

 

・ジジイ

出典:ARMORED CORE VERDICT DAY

 

ファットマン。主人公、マギーとコンビを組む伝説の運び屋(ストーカー)。

現役最年長でありながら幸運を呼ぶ男としてその腕前の高さは広く知られ、彼と組んだものはまず大成するとも言われている。

基本的には気楽でフレンドリーな男でどこかいい加減で軽薄そうな言動が目立つものの、経験から来る洞察力や判断力は確かな物。

自らの信念に基づき、マギーや主人公と共に在り続ける。

 

【鴉の止り木】の店主にして主神である隻眼の老神。ウラノスとそう変わらない時期からオラリオに在った最古参の超越存在(デウスデア)であり、数多の英雄達を目にしてきた。

好奇心旺盛で様々な事業に手を出してきた変わり者であり、嘗てはゼウスやヘラに匹敵する大勢力を率いていた時期もあったが現在は表舞台に立つことは殆ど無い。【鴉の止り木】も嘗ての好奇心から始めた店。

ファミリアの団員たちに対しては基本的に放任主義で、それぞれが『好きなようにする』事を楽しんでいるが、それとは別に時折店を離れ情報収集に精を出している。

 

 

 

・【古き王(オールドキング)

出典:ARMORED CORE for Answer

 

武装勢力『リリアナ』を率いる危険思想の持ち主。普遍的な罪悪感どころか他者はもちろん自身の命にさえ葛藤を抱く事も無い異常者。

原作では主人公に一つの道を提示し、主人公の選択如何によっては億単位の死人を出した。

 

【鴉の止り木】店主代理。【黒い鳥】を相棒と呼ぶ素顔を隠した身長2M(メドル)を超える偉丈夫。

ギルドの『危険人物一覧(レッドリスト)』にも大きく名前が乗せられている危険人物で、『摩天楼(バベル)爆破未遂』、『前々リヴィラ殲滅』、『超越存在(デウスデア)連続殺害』、『海竜の封印(リヴァイアサン・シール)破壊画策』など関わったとされる罪状の規模はオラリオ史上でも類を見ない。

自身を匿う代わりに主神らに協力しており、フレーキの作った魔道具で姿を変え【鴉の止り木】の店主代理として料理担当を務め、同時に個人的な思惑もあって【黒い鳥】のサポーターとして共にダンジョンに潜っている。

 

【黒い鳥】との付き合いは主神やマギーよりも長く、彼が冒険者になる前からの知り合いだった。

 

 

・ロスヴァイセ

出典:ARMORED CORE

 

初代ARMORED COREにおける最上位ランカーレイヴンの一人。

スナイパーライフルとスラッグガンを装備した白い軽量機体を操る強化人間。

他の上位ランカーに比べ明らかに早い時期のミッションに登場し、余りにも無法すぎる違法改造スラッグガンによって数多のレイヴンにトラウマを刻みつけた。

 

戦乙女(ヴァルキュリア)】のロスヴァイセ。【黒い鳥】やマギーらと同じファミリアに所属する第一級冒険者。

エルフの女性であるがあまりエルフらしい感性は持っておらず、エルフ特有の横のつながりも薄い。それ以前にそもそもとしてエルフが嫌い。実年齢はフレーキよりもずっと上。

基本的には弓矢による狙撃を主にしたスタイルを取り、それだけでも第一級冒険者に相応しい実力を持つが、更に何らかの魔法を切り札として持つ。

主神の傍仕えを自認しており、依頼時を除いて彼と行動を共にしているためしばらく【鴉の止り木】には顔を出していない。

 

まだ無名だったころの【黒い鳥】を死の一歩直前になるまで叩き潰した事があり、性格的にも反りが合わないため彼との仲はあまり良くない。

 

 

 

 

・【鴉の止り木】亭の常連たち

 

・ハベル

出典:DARK SOULSシリーズ

 

<太陽の光の王>グウィンの盟友である大戦士。

作中には名前のみで本人は登場せず、その信奉者である<ハベルの戦士>達が登場する。

彼らは信奉対象であるハベルの二つ名に違わぬ作中最重クラスの鎧を装備しており、その防御力と高い攻撃力で数多の不死人を葬って来た。

 

岩のような(ザ・ロック)】ハベルと呼ばれる第一級冒険者。『【アンフィス・バエナ】の【焼夷蒼炎(ブルーナパーム)】を浴びて無事だった』、『【ブラッド・サウルス】に噛み付かれたが相手の歯の方が砕け散った』と言われるほど異常に防御力が高く、モンスターの攻勢をものともせず竜の牙を加工した大槌【大竜牙】で真正面から相手を叩き潰す戦闘スタイルの持ち主。

最近はギルドからの依頼で単独で深層に出向いており、マッピングに勤しんでいる。

 

 

・ジークバルト

出典:DARK SOULSⅢ

 

主人公と同じくロスリックを旅し<薪の王>を連れ戻す使命を負った<火の無い灰>の一人。

前々作に登場していた<ジークマイヤー>あるいは<ジークリンデ>と同じく全身を<カタリナ一式>で固めており、その見た目や作中での行動から人気の高いキャラクター。

火の無い灰としての使命とは別に、ある約束の為に動く。

 

嵐の剣(ストームルーラー)】と呼ばれる第一級冒険者。その肩書きに似合わぬ陽気な男で、ファミリアの垣根を越えて敬愛するものの多い人格者。昼寝と宴が大好き。主に両手遣いの特大剣と棘付きの盾を操るが、切り札として嵐を放つ旧い魔剣を持つ。

 

何かと巨人と因縁があるほか、彼と同じ鎧を身に付けた破天荒なパーティが目撃されている。

 

 

 

・冒険者達

 

・アンリとホレイス

出典:DARK SOULSⅢ

 

主人公の行く先々に現れる二人組の騎士。アンリは人当たりが良い一方、ホレイスは終始無口。ある<薪の王>と因縁を持つ。

アンリは主人公の性別によって性別が変化する。

 

ルドウイークと行動を共にした二人組の冒険者。アンリはエルフ、ホレイスはドワーフであるが特に仲が悪い様子は見受けられない。

双方ともにレベル1だが、素質はある。

 

 

・心折れた戦士

出典:DARK SOULS

 

物語の拠点となる<火継ぎの祭祀場>で座り込み、試練に挑む事を諦めた戦士。

皮肉めいた言葉を主人公に掛けて来る。

彼の装備するチェインメイルは本来鉄色であるが、青空の色を映し出していて青く見える。

 

ある零細ファミリアに所属する専業サポーター。他の冒険者達との実力差に心折れ冒険者としては廃業しているが、アンリとホレイスの専属となりサポーターとして冒険を続けている。

 

 

・ロザリィ、RD

出典:ARMORED CORE V

 

主人公と同様に雇われ、彼の輸送や弾薬の補給を行う運び屋の女性とその部下である臆病者の男。

ロザリィは金にがめつく明るい。対してRDは危険を本能的に察知する才能の持ち主で、わざわざ危険に飛び込んでいく周囲に置いてきぼりにされがち。

 

冒険者のアマゾネスとサポーターの小人(パルゥム)の二人組。それぞれレベルは2と1。

主に地上からリヴィラに対して物資を運ぶことで生計を立てている。

RDは冒険者達の間でもビビリとして有名であり、余りのビビりっぷりに【ビビリ(チキンハート)】なるあだ名さえ付けられている稀有な存在。彼の恐れ具合でその時々の危険度が分かる、とさえ言われ逆に恐れられている。

 

 

・パッチ

出典:ARMORED CORE for Answer、Demon's Souls、Bloodborne、DARK SOULSシリーズ

 

【ハイエナ】【不屈】など幾つかの異名を持ち、ACfA以降多くのフロム作品に出演するキャラクター。

ソウルシリーズでは共通したビジュアルと性格の持ち主で、いいも悪いも多くの感情をプレイヤーたちから受けている。

 

【黒い鳥】の専属サポーター、【ハイエナ】のパッチ。オラリオの専業サポーターの中では

最強の一角と称されながらもその素行から評判は非常に悪い。

専属と言えば聞こえはいいが、彼を喜んで雇用するのが【黒い鳥】のみと言うだけ。ただ、【黒い鳥】自身は彼との間柄を【腐れ縁】と評するなど関係はそれほど悪く無いらしい。

 

 

・アンジェ

出典:ARMORED CORE 4

 

<国家解体戦争>で多大なる戦果を上げたレイレナード社所属のリンクスNo.3。多くの<レイヴン>を討ち取ったことから<烏殺し>とも呼ばれる。

愛機<オルレア>は専用装備を多数装備した高機動格闘戦仕様。

AC4では珍しい登場時演出持ちで、戦闘シチュエーションも相まって多くの傭兵の心にその姿を刻みこんだ。

 

かつて【黒い鳥】に勝利した経験から<烏殺し(レイヴンキラー)>の異名を取る女傑。抜刀術の使い手で、その剣速は【剣姫】に並んでオラリオ最速とも。強者に挑む黒い鳥に逆に挑む命知らずとしても知られている。

【ゴブニュ・ファミリア】の【真改】と専属契約を結んでいる。

 

 

・フォグシャドウ

出典:ARMORED CORE 3 SILENT LINE

 

AC3SLにおけるランク3レイヴン。アリーナ上位に見られる特別な措置を受けた強化人間では無いにも拘らずその圧倒的な操縦技術でそのランクに相応しい能力を見せる超実力者。

その紳士的なメールのやり取りやミッションに同行した際の口調も相まってファンの多いレイヴンの一人。

 

霧影(フォグシャドウ)】の異名を取る第一級冒険者。本名不詳。男性。

所属は【ホルス・ファミリア】。主神よりファミリア最強の証たる『目』の(エンブレム)を身に付ける事を許されているが、気質からか団長の座には無く、徹底して一戦闘員としての立場を堅持している。

相手の死角に回り込み一方的に撃破する戦闘スタイルで対人戦の名手として恐れられており、ダンジョン探索よりも賞金首の確保でその名を挙げて来た。

近年はギルドの依頼を積極的に受け、その存在をアピールしている。

 

 

・【仮面巨人】

出典:DARK SOULS

 

DARK SOULSにおいて流行った装備の組み合わせの一つ。

対人戦に興じるプレイヤーの多くに愛用されたこの装備は、仮面を被り重厚な鎧を着てバック転や側転を繰り返しその姿は多くのプレイヤーから親しみと憎しみを持たれている。

 

オラリオの上級冒険者達の前に姿を現す正体不明の冒険者。

大抵出会った相手を挑発して戦闘に持ち込み、その実力を計るような戦い方をする事で知られている。

ギルドからも追われる危険人物ではあるが、出没の度に違う得物を操る事からその姿を装う人物は一人ではなく、数人の第一級冒険者による愉快犯だとされている。

 

その正体はオールドキング、フレーキ、【黒い鳥】の三人が正体を隠して活動するために作ったある冒険者をモデルとした架空の人物。

最も初期にはオールドキングがその姿を装っていることが多かったため、彼の大柄さから巨人と呼ばれるようになった。

 

 

・ロートレク

出典:DARK SOULS

 

黄金の鎧に身を包んだ騎士。ただその言動は騎士らしい物では無く、持っている武器もショーテルとDemon's Soulsの<沈黙の長、ユルト>を思わせる。

最初は道中で捕まっており、解放することで祭祀場の火守女の元へと移動する。

 

【フレイヤ・ファミリア】に所属する冒険者。二つ名は【女神の騎士】。

フレイヤからの寵愛を受けるためならば汚れ仕事も辞さない過激派で、ショーテルを使った幻惑的な太刀筋を持ち味とし対人を得手とする。

同ファミリアの第二級冒険者である術師と戦士とパーティを組みダンジョンに潜っていることもあると言う。

 

 

・バンホルト

出典:DARK SOULSⅡ

 

ウーゴのバンホルト。各地を遍歴し己を鍛える騎士であり、言葉遣いは堅いものの、気さくな武人。

蒼く輝く美しい刀身の大剣を持ち、それとともに各地を放浪しているため共闘の機会も多い。

 

蒼大剣士(ブルーブレイダー)】の二つ名を持つ【ガネーシャ・ファミリア】所属のレベル4冒険者。その二つ名の由来となった家に伝わる蒼い大剣を武器にした豪快な戦闘スタイルを持つ。

気さくな人柄から交友関係も広く、良くジークバルトと酒を交わしているのを目撃される。

ただ、余り装備を脱がないため彼の防具は少し臭うらしい。

 

 

・トーマス

出典:DARK SOULSⅡ

 

道化師の格好をした呪術使い。特定の場所で助っ人として召喚可能であるが、その余りの強さにダークソウル2のNPCの中では最強との呼び声も高い。

 

道化(ピエロ)】のトーマス。状況に応じて大きさを変える火球投擲の魔法と周囲に火柱を生み出す範囲攻撃魔法など、炎の魔法に特化した人間の魔法使い。時間当たりの火力に関してはオラリオでも最高の魔法使いとも呼ばれている。

その余りの火力にモンスターの魔石やドロップアイテムも焼却してしまうらしく。ダンジョンに潜っていない時、特に祭りが開催されている時期などは観光客の前で大道芸人として芸を披露して日銭を稼いでいる。

 

 

・チェスター

出典:DARK SOULS

 

過去のウーラシールで主人公の前に姿を現した黒づくめの男。

主人公同様の過程を経てこの時代に現れたらしく、主人公を私と同じと評する。

多少割高ではあるがアイテムの売買を行ってくれるNPCであると同時に、道中敵として襲い掛かってくることもある特殊なNPC。その際に倒しても特に敵対せず、引き続き物の売買は行ってくれる。

クロスボウと体術を組み合わせて戦う、一般のNPCとは一味違う戦闘スタイルを持つ。

 

素晴らしい(マーヴェラス)】チェスター。所属不明、出自不明の冒険者。

二つ名も自称ではあるが、その実力に疑いの余地はない。

ダンジョン内でふらりと現れ、消耗したパーティにアイテムを割高で販売したり高額で護衛を買って出るなど、そのがめつさは良く知られている。

専用のクロスボウでの射撃は正確無比。攻撃力に関して実力での補正が効かない武器でありながら、体術を組み合わせたその独特の戦闘スタイルで戦う。

 

 

・グレイラット

出典:DARK SOULSⅢ

 

<高壁>に盗みに入ったが、牢に囚われていた老いた義賊。

頼みを聞き牢から助け出す事で、彼が収集していた品をソウルと引き換えに譲ってくれる。

物語の進行とともに幾度か盗みに出かけ、その度に新たな商品を入荷して戻ってくる。

 

【リヴィラ】を拠点に活動する老いた冒険者。本名、年齢不詳。二つ名は【灰鼠(グレイラット)】。

主に地上では出回らない非合法な品を扱っているが、それに反し筋を通す性質から意外な人物にまで一目置かれている腕利き。

オラリオで妻が暮らしているが、しばらく顔を合わせていない。

 

 

・ミヒャエル

出典:ARMORED CORE 4

 

リンクスナンバーNo.27。元レイヴンであり、ネクストACの実験部隊にも在籍した経験を持つ準オリジナルと呼ぶべき存在。冷静沈着な男で、トラブルにも動じず安定した戦果を挙げる。

 

爆散(イクスプロード)】のミヒャエル。攻撃した相手に魔力を付与し、蓄積された魔力量が一定を超えると爆発を発生させる特殊な付与魔法の使い手。周囲に被害を与えかねない魔法を的確に使いこなす冷静沈着さを持つ。父親は発泡酒の職人。

 

 

・タルカス

出典:DARK SOULS

 

黒鉄のタルカス。大力で知られた重装の騎士。DARK SOULSで召喚可能な味方NPCの中では屈指の能力を誇り、凄まじい攻撃力で多くの不死に頼られた。

 

黒鉄(ブラックアイアン)】のタルカス。オラリオの重装前衛の中でも五本の指に入るとされる実力者。敏捷には劣るものの圧倒的な筋力と頑強を誇る重装騎士のお手本のような戦士であり、巨大な特大剣と大盾、そして二つ名の由来となる黒鉄製の鎧で身を固めている。

 

 

・ジョシュア・オブライエン

出典:ARMORED CORE 4

 

AC4の主人公と同様、ネクストACを駆る傭兵として自らの故郷であるコロニーの為戦い続ける男。天才アーキテクト『アブ・マーシュ』の携わった高速機『ホワイト・グリント』を駆り、人の域を越えた機動を見せる。

 

閃光(グリント)】ジョシュア・オブライエン。壮年も近い、人間の男冒険者。レベルは6。ギルドからオラリオ外での活動を特別に許可され、【ゼウス・ファミリア】や【ヘラ・ファミリア】の後を継ぐ任務――――【黒竜追跡】の特別重要任務(エクストラ・ミッション)を請けて、十年以上オラリオを離れている。

 

 

・ラップ

出典:DARK SOULSⅢ

 

記憶を無くしたラップ。時代の果てに現れた吹き溜まりに辿り着いた不死人であるが、余りに長い時間の経過に自らの記憶を失い、それを取り戻す旅を続けて来た。

自らと同様に果てに辿り着いた<灰>に親し気に対応する気のいい男。

その実力は作中のNPCの中でも相当な物であり、呼び出す事の出来る戦いでは凄まじいタフネスと攻撃力によって八面六臂の活躍を見せる。

 

不屈(アンブレイカブル)】のラップ。レベル6。オラリオ最高の重装前衛の一人であり、どれほどの攻撃を受けても立ち上がるその耐久はオラリオでも一二を争う。

人当たりの良い対応を行う事で知られるが、意外と金にはシビア。

 

 

 

 

・アルフレッド、メタス、ウーラン

出典:Demon's Souls

 

ボーレタリアの王に仕えた三人の騎士、塔の騎士アルフレッド、つらぬきの騎士メタス、長弓のウーラン。この三人の内アルフレッドとメタスはその生きざまを体現したデーモンがボスとして立ち塞がり、王城の最深部では三人のファントムが揃って現れ、主人公に襲い掛かってくる。

 

塔の(ジ・タワー)】アルフレッド、【つらぬき(スティンガー)】メタス、【白弓(ホワイトボウ)】ウーラン。同じファミリアに所属し、パーティを組む三人組で、メタスのみレベル6、他の二人はレベル5だが、得意分野においてはレベル6にも十分通じる。

アルフレッドはレベル5でありながらオラリオ屈指の重装前衛として名を知られ、二つ名の元となったオラリオで最も巨大とされる大盾、そしてその陰に隠れて目立たないが、不壊属性(デュランダル)の武具を破壊したとも噂される刃の部分がノコギリ状になった槍を操る。

メタスは他の二人に比べて面倒事を嫌う言動が目立つが、自身の騎士としてのルールを厳格に定めており、非道な行いをする相手をその長大な刃を持つ長剣で串刺しにして放り投げ叩きつけることからその二つ名を付けられた。

ウーランは三人の中で唯一中遠距離戦を旨とする弓使い。彼女の持つ白木の弓は生半可な腕力では引く事は出来ず、その速度と威力はオラリオの弓使いの中でも【ロスヴァイセ】や【ファリス】に迫る。更には、近接された際の為の剣術や魔法も習得しており、三人の中では最も戦力的に隙がない。

 

 

 

 

・カニス、ダン・モロ

出典:ARMORED CORE for Answer

 

企業に所属しない独立傭兵のリンクス。カニスがランク22、ダン・モロはランク28。

カニスは自信過剰で自惚れが強く自信を疑わないタイプ。企業らからは扱いづらいリンクスとされており評判は良くない。

ただし、実力は大言ほどでは無いがそれなりにあり雇用した場合普通に活躍する事も多い。

ダン・モロは一見真っ当な言動でこちらを気遣うようなセリフを口にする物の、自身に実力が無いことを自覚している臆病な性質であり、ダメージを受けたり常識を超えるような敵と相対すると盛大にビビリ散らしてしまう。

 

さるファミリアに所属する男冒険者の二人組。

カニスは【猛獣(サベージビースト)】の二つ名を持つレベル2の犬人(シアンスロープ)。ハッキリ言って実力は名前負けしているが、レベル2としては弱い訳では無い。

ダン・モロは人間(ヒューマン)のレベル1で、殆ど活躍の無い凡百の冒険者の一人。RDに並ぶと称される臆病者で、ダンジョン探索に向かう度に廃業するべきか否かを真剣に考えている。

 

正反対の性格だが仲は存外に良く、別ファミリアのレベル3、【ダリオ・エンピオ】と組んで探索に向かったり、RDと三人で高レベル冒険者が寄り付かないような安酒場で飲んだくれていたりする。

 

 

・エイ=プール

出典:ARMORED CORE 4、ARMORED CORE for Answer

 

インテリオル社所属の女性リンクス。自動追尾ミサイルを全身に装備した支援機を操る。

fAでは僚機として雇う事が可能だが、戦法の特性上弾薬費が嵩み収支が大赤字になりかねない。

 

ハーフエルフの女性冒険者。標的を自動追尾する矢を開発し己で扱うアイテムメイカー兼射手なのだが、矢を作るのに必要なコストが尋常では無く、実力の割にひもじい生活を送っている。

 

 

・リリウム・ウォルコット

出典:ARMORED CORE for Answer

 

BFF社所属のカラードNo.2リンクス。王女と称され、狙撃を主とする同社のスタイルとは異なる前衛での戦闘を旨とする機体<アンビエント>を駆る。

名門たるウォルコット家の出身であり、戦闘従事者とは思えぬ程に礼儀正しい。

 

ベル・クラネルが現れるまでのオラリオで特に際立った成長速度を見せた冒険者の少女。

十代半ばでありながら既にレベル5目前とされ、その才は【剣姫】に並ぶとも称される。

代々優秀な冒険者を輩出してきた名門ウォルコット家の最高傑作と呼ばれ、その名声に違わぬ戦闘能力と他者を指揮するカリスマを発揮する【王女】。

ファミリアでは自身の親衛隊でもある射手隊【サイレント・アバランチ】を率いるが、彼女自身の戦闘スタイルが前衛であるため彼らからは大いに心配されている。

 

 

 

 

・過去の英雄

 

・【最初の賢者(ファースト・セイジ)

出典:DARK SOULSⅢ

 

原作には名前のみの登場。<ロスリック>の王家を支えた三つの柱「賢者」「騎士」「祭儀長」の内「賢者」の創始者。<火継ぎ>の懐疑者であったとされる。

 

まだ神の居ない時代、世界で初めて魔法を学問として体系化し、エルフや人間と言った種族の隔てなく数多の魔導士達を教え導いた伝説的な術師。

3つと言う魔法の習得限界を遥かに超えてあらゆる魔法を操ったとされる。

【学区】や【魔導大国】では未だに彼(男性であったとされる)の名が歴史書に残っており、一部のエルフの里ではその教えを未だに引き継いでいる場所もあるという。

遥か昔の人間であるはずだが、数年おきに目撃証言が噂される。

 

 

・【混沌の魔女(イザリス)

出典:DARK SOULS

 

作中世界において、<王のソウル>を見出した呪術の祖。古竜を殲滅するほどの火力を持つ炎の魔術を自在に操ったが、やがて炎への畏敬を忘れ、陰り始めた<はじめての火>の代用品を生み出そうとした結果、多くの娘たちと自らの都共々滅びた。

 

神の降り立つ以前の時代に活躍した術師。『空を焼く』と称されるほどの圧倒的な炎の魔術を操り、混沌の娘と呼ばれる魔女たちを率いて世界に跋扈する怪物たちと戦った。

 

 

 

・オラリオの人々

 

・狼、竜胤の御子

出典:SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE

 

隻狼と呼ばれる義手の忍びと、彼の仕える特別な血筋の御子。

 

極東から渡って来た少年とそれに仕える隻腕義手の男。

茶屋を開くため、まずは屋台で故郷の甘味を売り資金を稼いでいる。

 

 

・ンジャムジ

出典:ARMORED CORE NEXUS、LAST RAVEN

 

NXにおいてはアリーナに登録しているレイヴンらが戦死した際、補充として追加されるレイヴンの一人。LRにおいてはジャック・Oの率いる武装組織『バーテックス』の一員であり、彼とは強い友情で結ばれているとされる男。

 

ジャックの経営する酒場【箱舟(アーク)】唯一の店員。元は非常に低い身分の出ではあったがジャックに見出されオラリオへとやって来た。その為、彼への忠誠にも似た強い友情を持つ。

店員としてちゃんと客達に酒を供しては居るものの、そもそも共通語(コイネー)が良く分かっていないため、何か難しい話をしていると言った程度しか理解できていない。

 

 

・絵描きの少女と赤衣の老従者

出典:DARK SOULSⅢ

 

世界を描く少女と、彼女の絵に使われるべきものを探し求める従者。

 

さる都から出奔してきた少女とその従者。少女はいつもオラリオのどこかで新たな絵を描いており、その絵を老従者がファミリアや上流階級に売り込んで生計を立てている。

 

 

 

・古狩人達

ルドウイークのかつての同輩達。全員出典はBloodborne。

 

 

・ゲールマン

 

<最初の狩人>。多くの狩人達に教えを授けた狩人達の祖。

既に年老いて一線を退いており、作中では助言者として時折主人公の前に姿を現す。

 

ルドウイークら最初期の狩人達を鍛えた狩人達の祖。

ある時期を境に失踪するが、その時まで最初にして最強の狩人であり続けた。

 

 

・マリア

 

ゲールマンの弟子の一人。卓越した技量を誇る双刀使いの女狩人。とても美しい容姿を持ち、時計塔の最上階である秘密を守っている。

 

ゲールマンの元へと身を寄せた女傑。その美しさと強さはあらゆる狩人の尊敬と畏怖の対象だった。しかし獣と化した初代教区長を狩った後に失踪したゲールマンを追い姿を消す。

その後死んだと思われていたが、獣の病の根源を暴くために悪夢に挑んだルドウイークと対峙し、友に対して月光を抜けぬ彼の首を抉り殺害した。

その生まれから、ゲールマンの直弟子たちの中では特に舌が肥えていて料理が上手い。

 

 

・<加速>

 

<古い狩人の遺骨>の主。作中には登場しない。

 

自身の速度を大幅に上昇させる<加速>という業を編み出したゲールマンの高弟。

その後一部の古狩人達にこの業は広まり、獣狩りの大きな助けとなった。

<銃槍>の卓越した使い手で、それと加速を組み合わせた多彩な技を持っていた。

最後は<カインハースト>においてカインハースト最強の騎士<流血鴉>との一騎打ちを演じるが腕を切り落とされて敗北。しかしその間に<殉教者ローゲリウス>率いる<処刑隊>が血族の殲滅には成功した。

 

その骨の大きな部分はそのまま流血鴉が後の時代まで受け継ぎ、残りの一部は彼自身がゲールマン派の拠点である古工房へと持ち帰る。その後しばらくして、流血鴉の武器に含まれていた毒によって世を去った。

 

口の上手い男で、良くも悪くも個性的だったゲールマンの弟子たちの間を良く取り持っていた。数多のヤーナムの女性に声をかけていた軟派者で、口の上手さはそこから培ったもの。

 

 

・<烏>

 

血に酔った狩人を狩る<狩人狩り>最初の一人。異邦人。作中には登場せず。

 

ゲールマンの弟子の一人。何を考えているのか良く分からないと評される自由人で、狩人達の中ではトラブルメーカーとして知られていた。ただその実力はゲールマンに迫る物があり、それ故に<慈悲の刃>を手にして血に酔った狩人達を狩る狩人狩りの祖となった。

 

その後しばらくは狩人狩りとしての役目を良くこなしたが、元々ある時期に故郷へと帰ると決めており、その予定通りにヤーナムを去った。その帰郷の道中カインハーストに立ち寄り、一人の騎士を指導して<流血鴉>へと成長させてしまうなどヤーナムを去ってなお幾つかの騒動の種を残している。

 

 

・シモン

 

市井に紛れ、獣の兆候をいち早く見つけ出す任を負った<やつし>と呼ばれる<教会>最初期の狩人。

銃では無く弓矢を得物として用いることから、その特異さを嘲笑の的にされていた。

 

嘗ての教会における数少ないルドウイークの友の一人。常識的な人物で、ルドウイークの事を英雄と称した。ルドウイークが悪夢に消えた後、彼もまた悪夢に挑んでいる。

 

 

・<狩人>

Bloodborneの主人公。病の治療の為にヤーナムを訪れ、それに寄ってこの街の悪夢に巻き込まれる事になった。その結末はプレイヤー次第。

 

醜い獣と化したルドウイークを狩り、葬送した狩人。自身を狂っていると嘯くが、人間性を強く残している。ルドウイークは<最後の狩人>と呼んではいるが、実際に最後の狩人となるのかは定かではない。

 

 

 

・【上位者】

 

・<大いなる上位者の獣>

出典:Bloodborne

 

Bloodborne本編には登場する事無く、没になったボスモンスター。

麒麟の様な体格に<銀獣>同様の毛皮を持つ怪物。

特定の聖杯文字の入力で戦う事が出来るが、自己責任の面が幾つかあるので注意。

 

<銀の獣>。<深きローラン>の更に奥、<ローランの果ての大聖杯>の最深に座していたローランの獣たちの王。獣としての身体能力と啓蒙無くしては視認する事も叶わぬ炎や雷撃を操り、物理攻撃を通さぬ<銀獣>と同様の毛皮の下に竜の如き異形の素肌を隠している。

 

 

 




新話の投稿と同時に追記を行います。
気まぐれに追記したりもします。

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