ただ守り通すだけの物語   作:寝る練る錬るね

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花の魔術師による次作予告

 突然こっちを更新してしまって申し訳ない!!置き場が!!見つからなかった!!

 

 という初手安定の謝罪。

 

 まさか次回作があんな長編になるとは作者自身も想定しておらず、以前の次回予告が完全に詐欺と化してしまったことをここに謝罪します。(その分大好きを詰め込んだので、面白くはなっている、はず)

 

 つきましては、新たな次回作(前半分)の予告をば。これはもう決定してるので、流石に覆しません。

 

 全十六節。ラブコメに見せかけたドシリアス作品です。何卒、応援の程をよろしくお願いいたします。

 

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 やぁ。もう、話は決まったんだったね。

 

 第五次聖杯戦争が終わり、そして2016年。

 

 地球は全てを置き去りに消滅する。

 

 そんな中、六つの特異点を修復し最後の特異点に挑む、とある天文台の話さ。

 

 

 地は冥界。幾多の魂の集まる化野で、彼は何を思い、そして、導いていくのだろうね。

 

 

「私は人を滅ぼすことに躊躇なんて無い。結局、あの愚かな人間共に価値なんて……」「エレシュキガル様〜!お〜や〜つ〜だ〜よ〜!

 

 

「……失礼したわ。早速続きを……「エレシュキガル様、お砂糖は〜?」…………2つ!!」

 

 

うう……名前以外で自分のこと(・・・・・)知れると思った(・・・・・・・)んだけどなぁ

 

 

「デートを、しましょう!」

 

 

「僕が、エレシュキガル様にひざまくらしてあげたいって言ってるの!!」

 

 

 

 コホン。なんだかんだ、大変な事態になっているが……それはそれとして、もう一人の主人公。ボクが大ファンである、人類最後のマスターとなった少年。藤丸立香。

 

 彼もまた、このバビロニアでさまざまな特異に巻き込まれていく。

 

 

「お、落ちてるぅぅぅ!?」

 

「きゃあああ!?お、落ちてます!バンジーです!先輩!」

 

 そしてそれを助けた、たった一人の謎に包まれた少年(少女)

 

「……ったく。生き残ることすらまともにできねぇのか、カルデアの奴らってのは。です」

 

「……き、君が、助けてくれたの……?」

 

「……みっつ、忠告してやる、です」

 

 

 そしてボク、登場!……事情があって若干小さいのだけれど。

 

「……いやはや。見苦しい姿を見せたね、藤丸君、マシュ嬢。ボクはマーリン。人呼んで花の魔術師さ…………若干小さいけど。早速、感謝の嵐とか、羨望の眼差しとか、遠慮なく浴びせて欲しい!」

 

「最低です。マーリンは死んでください」

 

 そしてその夜。少年は、本来出会うことのない運命と出会う。そう。今流行りの異星界(いせいかい)ファンタジーというやつだね。

 

 

「サーヴァント、フォー……リナー。真名を、ハーメルン、です。親様、アナタはボクを、赦してくれますか……?」

 

 

「…………親、様?ボク……上手く、できたよ。褒め、て?」

 

「………親様は、色んなことを、知ってる……ね。……凄い…………」

 

「ね、親様……」

 

 

 彼との生活は、少年の運命を大きく変えることとなる。良くも悪くも、ね。

 

 そして、ウルクを取り巻く異変。

 

 

「…なんなんだよ、これ……」

 

「……ひ、……ぁ…」

 

「……本日より半月ほど。私共ウルクに、真実を話すための時間をいただくことはできるでしょうか?」

 

 

「この国を、三つの復讐が襲う」

 

 

「大切なものを傷つけられた者に、同調を示してはならぬ。他者からの仕打ちを返そうとするものに、望みを与えてはならぬ。そして……何かを恨み続ける者に、真実があると考えてはならぬ。……努、忘れるな。これらは全て鍵である。一つでも喪えば、その扉は永遠に開くことはないと知れ」

 

 

「さようなら、見知らぬサーヴァント。まずは君からだ。せめて、身体の中をぐちゃぐちゃにして、一瞬で殺してあげよう」

 

「やめろぉぉぉっ!!」

 

「………ッ!?親様、ダメぇぇっ!」

 

「聖槍よ、果てを語れっ!」

 

 そして。困難を乗り越えた彼は、運命の出会いを果たす。

 

 

「………こんな寂れた辺境…じゃなく、地下深くに。生きたお客さんなんて、珍しい。えっと、なんの御用かな」

 

 

「君騙されてる!絶っ対その神様に騙されてる!!絶対何かしらで嘘つかれてるから!!」

 

「えぇ……そんなことないって。……多分」

 

「君は、覚えているか!?ギルガメッシュと、エルキドゥのことを!!」

 

……ギル……?王……?…………何、え?……いや。……違う。……そんな…………しん…ゆう……(しん)……(しん)…………で…………?……心……でも。………やく、そく……して

 

 

 

 次に彼を襲うのは、残酷な真実。

 

 

そこで祀られているアンヘルとやらが、元凶だからだ!!

 

殺さなくちゃ。殺さなくちゃ。日常を壊す人は殺さなくちゃ。殺さなくちゃ。人を傷つける人は殺さなくちゃ。みんなみんな、殺さなくっちゃ!!

 

 

「知っていたんです!彼が毎夜泣き続けていたことも!ずっと、寂しいと嘆いていたことも!私たちは、全部全部!知っていました!」

 

 

「………気持ち悪い、でしょう?」

 

「違う!……違うよ、ハーメルン!!」

 

「……親様?………なんで、泣いてるの?……どこか……いたいの?……苦しいの……?」

 

 

「……親様。ボクは、ヒトゴロシ、なんです。だから……近寄っちゃ、ダメ……不幸に、なる」

 

「そんな……そんな、ことって……」

 

 

 そして、冥界の彼らもまた。すれ違う。すれ違っていく。

 

「帰り、たいんだ……」

 

「返せよっ!僕の記憶を返せっ!!」

 

「──ぁ─────く、ぅ──」

 

「………何、やってるんだろう、私……」

 

 

 そして。運命は、捻じ曲がる。

 

 

「北壁が……突破されました!!」

 

「『……'後に出でて先に断つもの(アンサラー)'』

 

「マシュっ!?」

 

炎門の守護者(テルモピュライ・エノモタイア)!!」

 

「アナタは……悲しいね……」

 

「全て、アナタのために。愛してくれた、アナタのために」

 

「溶け落ちるがいいっ!!」

 

「だから、だからね────」

 

「ハーメルンッッ!!」

 

 

 ………さて。ひとまずはここまでだ。彼らの話の続きは、また後ですることにしよう。

 

 何。ここから先は、苛烈を極めるのでね。その前の一休みというやつだ。時間はじっくりある。存分に、後日譚であるこの物語を楽しんでくれたまえ。

 

 

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てなわけでこちらが次回作になっております。長々になってしまって申し訳ない……ない………

次回作、作品は?

  • SN(弓王&イリヤ)
  • FGO(術王&エレシュキガル)
  • プリヤ(腐女子の餌&子ギル)
  • そんなことよりショタを出せ(迫真)

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