逆転裁判 ~東方法闘録〜   作:タイホくん

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法廷1日目 その9

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 ぼくは、咳払いをすると、説明を始めた。

 「では、最初に、鉄パイプの指紋についてお話ししましょう」

 一息おいて続ける。

 「この鉄パイプは、工事現場から持ちだされたものだと推察されています。またこの鉄パイプには被告人の指紋のみが付着しています」

 「それは、鉄パイプに関する記録にも書かれていましたな」

 裁判長が頷く。

 「ここで、一つ疑問が生じます。なぜ、この鉄パイプには被告人の指紋しか付着していないのでしょう?」

 「被告人が殴ったんだから、そいつの指紋だけが残っている。至極簡単な話だ」

 「ところが、そうもいかないのです。この鉄パイプは、工事現場から持ちだされたと、たった今話したはずです」

 ぼくは裁判長の方を向くと、再び口を開いた。

 「裁判長。工事現場と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?」

 裁判長は腕を組み考える。

 「そうですね……人がたくさん働いているイメージがあります」

 「そのとおりです。工事現場では、多くの人たちが働いています」

 そう言うとぼくは、テーブルの前に移動し、鉄パイプを手に取って、掲げた。

 「この鉄パイプは、恐らく資材として使われていたのでしょう」

 ぼくは鉄パイプを机の上に置き直し、口を開く。

 「多くの人が働く工事現場、資材として使われていた鉄パイプ。ここまで言えばもうお分かりでしょう」

 ぼくは、机を叩く。

 「多くの人が触れているはずの鉄パイプに、被告人の指紋しか付着していない。これは、明らかなムジュンです!」

 

 「異議あり!」

 管さんが異議を唱える。

 「ちょっと待ちな。確かに、あんたの推理はスジが通っている。だが、その鉄パイプが工事現場から持ってこられたかどうかまでは分かっていないよな?」

 「確かにその通りですな。鉄パイプが、工事現場の物だったというのは、弁護人の憶測に過ぎません。これでは推理は成立しませんな」

 裁判長が管さんの意見に頷きながらそう言う。

 「待った! では、証明してみせましょう。この鉄パイプが、工事現場の資材から持ちだされたという証拠を!」

 その声を聞いた裁判長が、木槌を鳴らす。

 「では、弁護側に問います。この鉄パイプが工事現場から持ちだされたことが分かる証拠を提出してください!」

 

 

 

―つきつける― 凶器の鉄パイプが工事現場から持ち出されたことを示す証拠をつきつけろ!

 

【法廷記録】

 

──────────────────

・弁護士バッジ【つきつける】

これがないと、

誰もぼくを弁護士として

みとめてくれない。

──────────────────

 

──────────────────

・被害者の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

下部に詳細あり。

 

※詳細

 被害者 女性(身元不明)

 死因 高所からの転落による脳挫傷

 追記 頭部に鉄パイプのようなもので殴られた形跡を発見。一度だけ殴られた模様。

──────────────────

 

──────────────────

・現場写真【つきつける】

現場の様子を写した写真。

 

※詳細

被害者は、あおむけに倒れている。

被害者の身長は、180~185cmほど。

頭から血が流れているが、髪に隠れて傷跡は見づらい。

校舎によって、影ができており、周囲に飛び散った血も見づらくなっている。

──────────────────

 

──────────────────

・現場の地図【つきつける】

現場となった学校の地図。

監視カメラの設置場所なども記入されている。

 

※作者注…画像を用意できていないため、

この証拠品を使う場面は、答えを掲示します。

──────────────────

 

──────────────────

・ネクタイピン【つきつける】

被害者が所持していた。

数日前に発生した空き巣事件の盗難品。

被害者と空き巣事件の関係は現在不明。

──────────────────

 

──────────────────

・謎の紋章【つきつける】

現場に落ちていた謎の紋章。

金メッキで加工されているようで、

ところどころはがれてしまっている。

──────────────────

 

──────────────────

・鉄パイプ【つきつける】

被害者を死に至らしめた凶器。

殴った衝撃で、一部が曲がってしまっている。

被告人の指紋と、被害者の血液が付着。

──────────────────

 

──────────────────

・工事現場の写真【つきつける】

イトノコ刑事が、現場近辺で撮影してきた写真。

全部で二枚ある。

 

※詳細

一枚目…地上から撮られた写真。足場を覆うように向こう側の見えない白色の幕が張られている。一見するとなんてことの無いただの工事現場。

二枚目…屋上から取られた写真。鉄パイプで作られた足場が写っている。

一か所、鉄パイプが抜けている部分がある。

──────────────────

 

《人物ファイル》

──────────────────

・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

──────────────────

 

──────────────────

・岡瑠波(17)【つきつける】

今回の事件の被告人。

事件の起こった学校の生徒。

隠れオカルトマニアのようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・八雲紫(??)【つきつける】

弁護の依頼人。

瑠波さんの学校の先生らしいが

どこか怪しげな雰囲気がある。

──────────────────

 

──────────────────

・亜内武文(54)【つきつける】

どこかさえない中年検事。

昔は凄腕だったとかなんとか。

──────────────────

 

──────────────────

・糸鋸圭介(32)【つきつける】

おなじみイトノコ刑事。

相変わらずビンボーで、

そうめんばかりすすっているらしい。

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───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「これこそが、鉄パイプが工事現場から持ち出されたことを示しているのです!」

 ぼくは証拠をつきつけた。

 

 「……それ、鉄パイプに関係ある?」

 横から呆れた声で真宵ちゃんが言った。

 

 「あれ、関係あると思うんだけど……。ほら、こことか」

 「違うと思うよ……ほら、裁判長さんに見つかる前に、つきつけるもの、変えようよ」

 「そ、そうだね、お騒がせしまし……」

 「見逃しませんぞ」

 「うぎゃ!」

 ……変なところで目ざといな、このおじいさん……。

 

 「お、おほん! では、今度こそ証明して見せましょう。この鉄パイプが工事現場の資材から持ち出されたという証拠を!」

 その声を聴いた裁判長が木槌を鳴らす。

 「では、弁護側に問います。この鉄パイプが工事現場から持ち出されたことが分かる証拠を提出してください!」

 

 

 ―つきつける― 凶器の鉄パイプが工事現場から持ち出されたことを示す証拠をつきつけろ!

 

【法廷記録】

 

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・弁護士バッジ【つきつける】

これがないと、

誰もぼくを弁護士として

みとめてくれない。

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・被害者の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

下部に詳細あり。

 

※詳細

 被害者 女性(身元不明)

 死因 高所からの転落による脳挫傷

 追記 頭部に鉄パイプのようなもので殴られた形跡を発見。一度だけ殴られた模様。

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──────────────────

・現場写真【つきつける】

現場の様子を写した写真。

 

※詳細

被害者は、あおむけに倒れている。

被害者の身長は、180~185cmほど。

頭から血が流れているが、髪に隠れて傷跡は見づらい。

校舎によって、影ができており、周囲に飛び散った血も見づらくなっている。

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・現場の地図【つきつける】

現場となった学校の地図。

監視カメラの設置場所なども記入されている。

 

※作者注…画像を用意できていないため、

この証拠品を使う場面は、答えを掲示します。

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・ネクタイピン【つきつける】

被害者が所持していた。

数日前に発生した空き巣事件の盗難品。

被害者と空き巣事件の関係は現在不明。

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・謎の紋章【つきつける】

現場に落ちていた謎の紋章。

金メッキで加工されているようで、

ところどころはがれてしまっている。

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・鉄パイプ【つきつける】

被害者を死に至らしめた凶器。

殴った衝撃で、一部が曲がってしまっている。

被告人の指紋と、被害者の血液が付着。

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・工事現場の写真【つきつける】

イトノコ刑事が、現場近辺で撮影してきた写真。

全部で二枚ある。

 

※詳細

一枚目…地上から撮られた写真。足場を覆うように向こう側の見えない白色の幕が張られている。一見するとなんてことの無いただの工事現場。

二枚目…屋上から取られた写真。鉄パイプで作られた足場が写っている。

一か所、鉄パイプが抜けている部分がある。

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《人物ファイル》

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・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

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・岡瑠波(17)【つきつける】

今回の事件の被告人。

事件の起こった学校の生徒。

隠れオカルトマニアのようだ。

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・八雲紫(??)【つきつける】

弁護の依頼人。

瑠波さんの学校の先生らしいが

どこか怪しげな雰囲気がある。

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・亜内武文(54)【つきつける】

どこかさえない中年検事。

昔は凄腕だったとかなんとか。

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・糸鋸圭介(32)【つきつける】

おなじみイトノコ刑事。

相変わらずビンボーで、

そうめんばかりすすっているらしい。

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───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「その証拠品は、イトノコ刑事が提出した写真です!」

 ぼくは、屋上から撮られた写真を突きつけた。

 「この写真は、屋上から撮られた足場の写真です。何本もの鉄パイプで足場が組まれていることが分かります。では、この写真の真ん中あたりに注目してください」

 「……一か所だけ、抜けている部分がありますな」

 「そのとおりです。この鉄パイプは、その抜けているところから取られたものだと、弁護側は主張します!」

 ぼくはそういうと、亜内検事の方を向く。

 「亜内検事、現場に警察関係者はいますか?」

 ぼくの問いかけに亜内検事は、力の抜けた声で「はい、現場に数人ほど……」と言った。

 裁判長が木槌を打ち鳴らした。

 「係官、この鉄パイプを現場に! すぐに調べて来てください!」

 裁判長に促され係官さんは、鉄パイプを手に取ると、慌ただしく法廷を後にした。

 法廷から東深見高校までは、十分もかからない。すぐに結果が返ってくるはずだ。

 

 数十分後。法廷の扉が開き鉄パイプを持っていた係官とは別の人が、裁判長の元に現れた。

 「どうやら、結果が出たようです」

 裁判長は係官さんから、結果が書かれた紙を手渡された。

 「調査の結果……鉄パイプは、抜けていた場所に、ピッタリとはまったそうです!」

 「なあ!」

 管さんが絶叫する。

 「これで証明されました。鉄パイプはやはり工事現場から取られたものだったのです。このことからこの鉄パイプには、被告人以外の第三者も触れていたことが分かります。しかし、鉄パイプには被告人の指紋しか付着していなかった。これは大きなムジュンです!」

 

 「待った!」

 管さんが、負けじと反論する。

 「その鉄パイプが工事現場の物だったことは認める。だが、被告人の指紋が鉄パイプについていることには変わりない。その前提が残っている以上、俺が犯人だとは言い切れないはずだ!」

 いや、違う。今分かったことを踏まえて考えると、鉄パイプに瑠波さんの指紋だけが付いているのはおかしい!

 

 「それは違います。鉄パイプが、工事現場から持ちだされたと分かった以上、被告人の指紋のみが鉄パイプについているのはおかしいのです。なぜ被告人の指紋のみが付着していたか、その理由は一つです。被告人が鉄パイプに触れるよりも前に、鉄パイプの指紋を拭ったからです。被告人が鉄パイプに触れるよりも前、つまり真犯人は犯行後に鉄パイプの指紋を拭いました。この時に、工事現場の人たちの指紋も一緒に拭われたのです。その後、被告人が鉄パイプに触ることによって、被告人の指紋のみが鉄パイプに付着したのです!」

 管さんが顔をしかめた。

 

 「まだだ、まだ甘い!」

 が、負けじと食い下がってくる。

 「お前の言い分はわかった。でも待て、現場は工事現場だったんだぞ?

工事現場にいる人間なら、怪我をしないように手袋をつけるはずだ。これなら指紋はつかないはずだ!」

 菅さんは、証言台を叩きながら叫ぶ。

 「しかし工事現場にいた人間が手袋をつけていたという証拠はどこにもない!」

 「ぐうう……!」

 法廷が少しざわめく。すると裁判長が木槌を鳴らし、それを制止する。

 「静粛に! ……ここで私の考えを述べます。確かに証人の言う通り工事現場で働いている人は安全上の観点から手袋を身に着けていたでしょう。しかし、それだから鉄パイプに工事現場の人の指紋がついていなかったと言われると……私としては少し疑問が残ります。鉄パイプが製造された工場から工事現場に運び込まれ、凶器として使われるまでの間に誰一人素手でその鉄パイプを触っていなかったというのは、私には考えられません。……双方の主張にそれを裏付ける証拠品がないので絶対にこうだと断言することはできません。しかし……こんなことを言っては裁判長としていけないのかもしれませんが、私個人の主観としては、弁護人の言うことが正しいと思います」

 「ぐ……ぐそう!」

 裁判長の言葉を聞き、菅さんは思わず突っ伏せる。

 

 

 「……これでやや不十分ではありますが、指紋の謎は解けたといえるでしょう。では、次に動機について説明します」

 ぼくがそういうと、裁判長は、顔を少し歪めた。

 「しかし……被害者と証人の間には、接点はないはずですが?」

 「確かに、この二人には何の接点もありません。しかし、証人には被害者を殺害しなければならない理由があったのです。弁護側は、それを証明する証拠品を提示します」

 その言葉に頷いた裁判長は、木槌を何度か鳴らす。

 「では、弁護人に証拠を提出していただきましょう。証人が被害者を殺害しなければならなかった理由……それを示す証拠を!」

 

―つきつける― 菅椎名の動機を示す証拠をつきつけろ!

 

【法廷記録】

 

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・弁護士バッジ【つきつける】

これがないと、

誰もぼくを弁護士として

みとめてくれない。

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・被害者の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

下部に詳細あり。

 

※詳細

 被害者 女性(身元不明)

 死因 高所からの転落による脳挫傷

 追記 頭部に鉄パイプのようなもので殴られた形跡を発見。一度だけ殴られた模様。

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・現場写真【つきつける】

現場の様子を写した写真。

 

※詳細

被害者は、あおむけに倒れている。

被害者の身長は、180~185cmほど。

頭から血が流れているが、髪に隠れて傷跡は見づらい。

校舎によって、影ができており、周囲に飛び散った血も見づらくなっている。

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・現場の地図【つきつける】

現場となった学校の地図。

監視カメラの設置場所なども記入されている。

 

※作者注…画像を用意できていないため、

この証拠品を使う場面は、答えを掲示します。

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・ネクタイピン【つきつける】

被害者が所持していた。

数日前に発生した空き巣事件の盗難品。

被害者と空き巣事件の関係は現在不明。

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・謎の紋章【つきつける】

現場に落ちていた謎の紋章。

金メッキで加工されているようで、

ところどころはがれてしまっている。

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・鉄パイプ【つきつける】

被害者を死に至らしめた凶器。

殴った衝撃で、一部が曲がってしまっている。

被告人の指紋と、被害者の血液が付着。

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・工事現場の写真【つきつける】

イトノコ刑事が、現場近辺で撮影してきた写真。

全部で二枚ある。

 

※詳細

一枚目…地上から撮られた写真。足場を覆うように向こう側の見えない白色の幕が張られている。一見するとなんてことの無いただの工事現場。

二枚目…屋上から取られた写真。鉄パイプで作られた足場が写っている。

一か所、鉄パイプが抜けている部分がある。

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《人物ファイル》

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・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

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・岡瑠波(17)【つきつける】

今回の事件の被告人。

事件の起こった学校の生徒。

隠れオカルトマニアのようだ。

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・八雲紫(??)【つきつける】

弁護の依頼人。

瑠波さんの学校の先生らしいが

どこか怪しげな雰囲気がある。

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・亜内武文(54)【つきつける】

どこかさえない中年検事。

昔は凄腕だったとかなんとか。

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・糸鋸圭介(32)【つきつける】

おなじみイトノコ刑事。

相変わらずビンボーで、

そうめんばかりすすっているらしい。

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───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「これが証人の動機を示しているのです!」

 「……そうなのでしょうか。私にはそうは思えません」

 「え、そうですかね?」

 「もう一度考え直しなさい!」

 ……裁判長の心証が悪くなったようだ。

 

 ……証人の動機……もしかしたら、この殺人事件が起こったあたりで発生したあの事件が関係しているかもな……。

 

 「被害者と証人の間に接点はない……やはり、私には証人の動機が分かりません」

 裁判長が言った。

  「確かに、この二人には何の接点もありません。しかし、証人には被害者を殺害しなければならない理由があったのです。弁護側は、それを証明する証拠品を提示します」

 その言葉に頷いた裁判長は、木槌を何度か鳴らす。

 「では、弁護人に証拠を提出していただきましょう。証人が被害者を殺害しなければならなかった理由……それを示す証拠を!」

 

 

 ―つきつける― 菅椎名の動機を示す証拠をつきつけろ!

 

【法廷記録】

 

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・弁護士バッジ【つきつける】

これがないと、

誰もぼくを弁護士として

みとめてくれない。

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──────────────────

・被害者の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

下部に詳細あり。

 

※詳細

 被害者 女性(身元不明)

 死因 高所からの転落による脳挫傷

 追記 頭部に鉄パイプのようなもので殴られた形跡を発見。一度だけ殴られた模様。

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──────────────────

・現場写真【つきつける】

現場の様子を写した写真。

 

※詳細

被害者は、あおむけに倒れている。

被害者の身長は、180~185cmほど。

頭から血が流れているが、髪に隠れて傷跡は見づらい。

校舎によって、影ができており、周囲に飛び散った血も見づらくなっている。

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──────────────────

・現場の地図【つきつける】

現場となった学校の地図。

監視カメラの設置場所なども記入されている。

 

※作者注…画像を用意できていないため、

この証拠品を使う場面は、答えを掲示します。

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・ネクタイピン【つきつける】

被害者が所持していた。

数日前に発生した空き巣事件の盗難品。

被害者と空き巣事件の関係は現在不明。

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・謎の紋章【つきつける】

現場に落ちていた謎の紋章。

金メッキで加工されているようで、

ところどころはがれてしまっている。

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・鉄パイプ【つきつける】

被害者を死に至らしめた凶器。

殴った衝撃で、一部が曲がってしまっている。

被告人の指紋と、被害者の血液が付着。

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──────────────────

・工事現場の写真【つきつける】

イトノコ刑事が、現場近辺で撮影してきた写真。

全部で二枚ある。

 

※詳細

一枚目…地上から撮られた写真。足場を覆うように向こう側の見えない白色の幕が張られている。一見するとなんてことの無いただの工事現場。

二枚目…屋上から取られた写真。鉄パイプで作られた足場が写っている。

一か所、鉄パイプが抜けている部分がある。

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《人物ファイル》

──────────────────

・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

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・岡瑠波(17)【つきつける】

今回の事件の被告人。

事件の起こった学校の生徒。

隠れオカルトマニアのようだ。

──────────────────

 

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・八雲紫(??)【つきつける】

弁護の依頼人。

瑠波さんの学校の先生らしいが

どこか怪しげな雰囲気がある。

──────────────────

 

──────────────────

・亜内武文(54)【つきつける】

どこかさえない中年検事。

昔は凄腕だったとかなんとか。

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・糸鋸圭介(32)【つきつける】

おなじみイトノコ刑事。

相変わらずビンボーで、

そうめんばかりすすっているらしい。

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